(1)‘16/5/17 かながわ子ども教室ニュース<第66号> 発行責任者 鳥居 圭市 ℡045-955-4436 かながわ子ども教室 ニ ュ ー ス 第66号 川崎市青少年フェスティバルに参加して 大竹 壽利 川崎市主催(共催は同教育委員会)の川崎市青少年フェスティバルが、3月20日(日)に川崎 市とどろきアリーナで開催され、川崎市市民・こども局の要請に応じて本年も「かながわ子ども教 室」より23名が参加致しました。 平成22年に川崎市ガールスカウト連盟の要請に応じて参加、翌年は東日本大震災のため中止で したが、その後ずっと「おもしろ科学実験教室」と名打って参加し、大人気を博してきたところで す。今では、かながわ子ども教室におけるメインイベントの 一つです。 今年は、 「海洋」 「環境」 「光学」 「電気」の4本立て興行で、 会場アリーナのエントランス部分に陣取っての展開です。親 子連れやら子ども同士やら引きも切らさぬ来場に応対の担 当が悲鳴を上げるほど。終了時間の3時半になってもまだ帰 らぬ「お客」、曰く「先にここへ来れば良かったなあ。」我々 の疲れも吹っ飛ぶ名言でした。 市民・こども局の小池本部長は、この教室活動に関心をお持ちのようでしたので、「福田市長に 科学実験をトライして頂きたい。」と述べると、僅かの時間ですが割いてもらいますという。しか し、実際には結構長い時間、体験をされました。 4~5年前に同教育委員会ルートで、小学校クラブ活動時間(正規の授業時間)での理科実験教 室を受け持ち、好評を得てきたものの、学校側は経費負担がどんどん難しくなってきているようで 漸減の状態となり危機状態にまで落ち込んできている。市民・こども局青少年育成課課長にこの辺 りを伝えると、教育委員会の中に生涯学習推進課という組織ができ、 「地域教育・寺子屋事業推進」 担当がいるという。早速紹介してもらい、訪問する。 寺子屋事業は、平成26年度にスタート、数十の協力企業・団体の登録があり、小学校の活動室 を利用して月1回、土曜日に実施している。ねらいは、「学ぶ意欲の向上と豊かな人間性の形成を 図る。」「地域ぐるみでサポートする仕組づくり」「シニア世代等地域人材の知識と経験を活かす。」 という。現在実施しているのは17ヶ所の小学校とのこと。 1 (1)‘16/5/17 かながわ子ども教室ニュース<第66号> 発行責任者 鳥居 圭市 ℡045-955-4436 今回の川崎フェスタでも、来場者による人気アンケートで当方は従来にも増して高く評価されて いた。このフェスタの中心的な役割を果たしていると言える。そして「寺子屋事業」に関与できる ようになれば川崎市との協働が目に見えた形となってくる。幹事役の松下恵委員及び小島委員並び に参加各委員の並々ならぬ尽力の成果であることそして大成功であったことを報告致します。 <こどもの科学・暮らしの教室>(勝浦) 平成27年度(27年4月―28年3月)の教室活動の要旨は以下の通りです。 ① 教室開催回数と参加者(カッコ内は平成26年度データ) 以下の通り、27年度は前年度に比べ開催回数は若干減少いたしましたが、参加者数は、教室が ほぼ横ばい、フェスタは大幅増となっています。 子ども科学教室が121回(124回)、子ども暮らしの教室が11回(19回)、合計132回(143 回)でした。この他に各地で開催されたフェスタに7回(8回)参加しました。これを加えると 139回(151回)になります。参加者は当会員が延938人(1,063人)、小中学生参加者が延 5,633人(5, 457人)《内教室が3,688人(3,770人)、フェスタが1,945人(1,687人)》、 その他参加者(保護者等)が3,613人(903人)でした。27年度ねんりんピックは、久々に天 候に恵まれ3日間フルに開催されました。 27年度特記すべき事項としては、鳥が丘小学校で正規授業として10コマの授業を担当したこと です。4年生、5年生、6年生の全クラスに、それぞれ「宇宙教室」、「環境教室」、「電気教室」 を3日間にわたって行いました。 2 (1)‘16/5/17 かながわ子ども教室ニュース<第66号> 発行責任者 鳥居 圭市 ℡045-955-4436 ●新しい教室(教科) 平成27年度は「気象教室」が新たに開設され、順調に展開されています。新しい教科の開設は、 当かながわ子ども教室のエネルギーの維持・向上に大きく貢献するものです。28年度は休止中 の2教室の復活「まわれ!浮沈子(子ども水族館を改称)」及び「私たちと水」、また休止中の 3教室「ミクロの世界」、「ロボットハンド」、「世界の食べ物」の廃止を行い、現時点では科 学教室16教室、暮らしの教室5教室、合わせて21教室体制となっています。 ●教室充実プロジェクト 既存の教室の充実・活性化を目的にプロジェクトを行い、プロジェクター資料の改善、説明の改 善等の方策を答申した。今後成果が上がることを期待している。 ② 委員会 実行委員会及び予算委員会をそれぞれ毎月開催した他、ホームページ検討会、上記プロジェクト 打合せ等をかながわ県民サポートセンターの会議室で開催しました。 ③ 外部への展開 NPO法人きらめきライフ多摩との連携は順調に推移しています。下記の「ねんりんピック山口 2015」では当教室のブース内に「水族館」の出展協力を頂きました。 また、平成27年10月に開催の「ねんりんピック山口2015」に参加しました。 28年10月開 催予定の「ねんりんピック長崎2016」にも、同様の体制で参加する計画です。 ④ 基金21からの補助金 かながわボランタリー活動推進基金21(略称基金21)の補助金の申請が平成25年度に採用され、 当教室の活動への支えになってきましたが、本年3月で3年の支援期間が満了しました。 ⑤ 表彰等 平成27年9月に内閣府から平成27年度社会参加活動事例に選定され、内閣府特命担当大臣から の「社会参加章」の書状と記念の楯を頂きました。 3
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