ニ ュ ー ス - かながわ子ども教室

(1)‘15/9/24
かながわ子ども教室ニュース<第63号>
発行責任者
鳥居
圭市
℡045-955-4436
かながわ子ども教室
ニ
ュ
ー
ス
第63号
代表就任のご挨拶
大竹
壽利
このたび代表を仰せつかりました大竹です。森哲代表の後任としてご推挙頂きたいへん光栄に存
じますが、少々荷が重く感じられます。そしてどういう訳か、各活動グループの集合体であるDA
Aにおいては、そろそろダイヤかながわ交流会が運営委員長就任の時期とのことで、運が悪いと思
いましたが、誰かがやらねばならないことなので、清水の舞台から飛び降りる心境でお引き受けい
たしました。当会では望月委員長に次いでの就任ですが、第10代となるそうです。
幸いにも当会運営委員諸氏は、能力豊かな方が多く、本年5月の総会にて私が代表に就任して以
来4ヶ月が経過いたしましたが、この運営委員皆様方のご尽力・ご努力により誠に順調に推移して
おります。ありがたいことです。
ところがDAAの方は、ダイヤ財団の公益財団法人化に伴い「公益性」という尺度から、従来と
は異なる型が一層強く求められるようになってきているようです。つまり公平が基本であるため、
これまでは各活動グループの育成に力を入れてきましたが、今後は財団の研究対象に合致するかど
うかが重要な要因になるということです。本年までは従来の踏襲で良いのですが、来年からは、
「D
AAと財団の関係」を基本的に見直すことになります。双方で知恵を出さねば、この関係は弱体化
していくように思われます。
次に「ダイヤかながわ」だけではなく、DAA全体の大きな問題として会員数の減少が問われて
います。何か方法を講じなければジリジリ貧に陥ること明白です。DAAとして策を考える事以外
に自分達で打つべき手はないでしょうか。勧誘を強化することそして魅力のある交流会へと常に心
がけることが大事かと思います。今まさに分科会や同好会が大活躍をし、総会や定例会での盛り上
がりで会員諸氏には喜んで頂いているかと思います。しかし魅力あふれる交流会へと一層研鑽を積
みたいと思います。
ところで昨今「健康長寿」とか「QOL」(クオリティオブライフ)とかいう言葉を耳にします
が、<出来るだけ元気で生き生きとしたライフスタイルを送りたい>と願う気持ちの現れと感じて
います。
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発行責任者
鳥居
圭市
℡045-955-4436
私ごとですが、4年前にふとしたことからトランプゲームの一つである「コントラクトブリッジ」
を始める破目に陥りました。迂闊にも「セブンブリッジ」と勘違いしてのことです。大変に難儀な
ゲームで記憶力・推理力がものを言います。サマセットモームやアガサクリスティやサンドイッチ
伯爵それに山本五十六連合艦隊司令長官も造詣が深かったようですが、最近でもどんどん進化して
いて高齢者には辛いところです。
七十の手習いで始めたものですから、他人の倍もかかってようやく「初心者」を脱し、初級に食
らいついたところです。折角ここまできたのだから今更やめる訳にはいかない。踏んづけられ蹴っ
跳ばされながらも歯を食いしばって少しでも強くなりたいという夢を持つ。希望の光がある。この
夢・光が老化を防いでくれると思うと一歩でも前進しようという気になる。とは言えあまりに惨め
な負け方をすると試合場の四谷ブリッジセンターからの帰路、JRの線路に飛び込みたくなること
しばしばです。余裕ができればなあの思いです。
平成 27 年度社会参加活動事例一覧(内閣府)に採用
かながわ子ども教室
鳥居 圭市
内閣府政策統括官(共生社会政策担当)高齢社会対策担当が実施した平成 27 年度社会参加活動事
例の選定に、公益財団法人ダイヤ高齢社会研究財団(ダイヤ財団)の推薦で、NPO 法人かながわ子
ども教室が応募し、選定作業の結果、内閣府特命担当大臣有村治子様から添付のような書状と、記
念の楯(社会参加章)を頂きました。
書状には「あなた方は主体的に社会とかかわりを持ち積極的な社会参加活動を通じ生き生きと充
実した生活を送られています。これは長寿社会における高齢者の社会参加活動の模範であります」
と記述頂いています。
内閣府ホームページには、自治体推薦の40事例(関東・甲信越ブロックなど 6 ブロック)と関
連団体推薦の 10 事例(当 NPO は 4 番目の事例)が掲載されています。
http://www8.cao.go.jp/kourei/kou-kei/h27ageless/jirei.html
2004 年 8 月に「かながわ子ども教室」スタートして以来、2009 年 4 月の NPO 法人化を経
て本年 2 月の 10 周年記念事業実施等々を、平均年齢 73 歳の高齢者集団が、「理科好きの子ども
の育成及び子どもの健全な人格形成を目指して、年間 130 回程度の出前教室を地区担当、先生、
サポーターの役割分担で全員が協力して実践してきたことが今回評価されたものと考えます。
また、これまでの諸先輩方のご努力及び、ダイヤ財団、長寿社会開発センター等の皆様のご指導
の賜物と、ここに改めて心から御礼申し上げます。
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かながわ子ども教室ニュース<第63号>
発行責任者
鳥居
圭市
℡045-955-4436
<こどもの科学・暮らしの教室>(勝浦)
教室活動の要旨は以下の通りです。
① 教室開催順調に推移
平成27年4月から8月までの教室開催回数は、「たのしい科学教室」が44回(昨年は53回)、
「たのしい暮らしの教室」が6回(昨年は6回)、フェスタ参加が1回(昨年は0回)、合計51回
(昨年は59回)でした。新学期に入ってから学童教室などが落ち着きを迎える6月以降では3ケ
月で46回、月間15回になりました。特にこの8月は月間で20回開催と、猛暑の中でお盆の時期を
除いて殆ど連日開催されました。
昨年に比べますと若干減少していますが、一昨年よりは増えています。これは、昨年は同じ日に
複数の教室開催がありサポーターの確保に苦労した反省から今年度は、極力重複開催を避けたこと
などが影響していると思われます。
本年8月から新たに「気象」教室が加わり、教室拡充は順調に進んでいます。
② 全国展開
山口ねんりんピックが本年10月17日~19日に山口市で開催されますが、かながわ子ども教室
からも環境(空気)教室、光学教室、電気教室の3教室が参加するとともに、協力関係にある「き
らめきライフ多摩」にもブースの一部を提供し水族館教室を展開して貰うこととなっています。
③ ホームページ http://kanagawakodomo.com/
ホームページ委員会が毎月のように開催され、ホームページの更新をタイムリーに行っています。
トップページも見やすくなっています。このホームページで当教室の活動のアウトライン(教室毎
の概要、教室への参加児童数の年次ごとのデータ等々)が判りやすく把握できます。
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