面瀬だより 2011年8月27日 日本ホスピス在宅ケア:黒田裕子 発行責任者:中川愛子 ―東日本大震災日本ホスピス在宅ケアボランティア活動報告― 5月に出来上がっていた『面瀬中学校仮設住宅 集会場』で 日ホス主催のイベントをやっと開催することができました! (2011年8月25日・26日開催) 154戸の仮設住宅の住民の皆さんの健康調査を6月からスタートして、多くの意見 や要望をお聞きしながら「お茶っこしようよ!!」という多くの願いに、やっとこぎつけたと いう思いです。(のべ54名参加) 雨に濡れた電信柱をタオルで拭きながらポスターを貼り、役割分担や必要物品をボ ランティアスタッフ6名で綿密な打ち合わせをして当日を迎えました。「震災以来、初め て心から笑えた人」「90歳の女性が、学生時代の同級生と会えた」「手遊びの中で日 ホスのスタッフの両手を握りしめていた86歳の男性」「歌が大好きで大きないい声で 歌ってくださった人」様々なシーンがありました。 震災後、5ヶ月も過ぎ、今もなお涙あり怒りありそしてありの皆さんとともに歩み続け ている、私たち『日ホスボランティア活動』に多くの方々が賛同し、支持して下さってい ることを強く実感できるイベントになりました。 【スタッフ紹介】 中川愛子:日ホス 面瀬中学校避難所・仮設住宅地域担当責任者 藤田アイ子:気仙沼在住 7/5より日参加 小野寺幸子:市役所委託友愛会支援隊見守り隊 7/25より面瀬地区を日ホスと共同で巡回 三浦潤子 黒川雅代子 岡崎敦子 古賀美代子
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