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第65回全国農業コンクール全国大会「視察研修」のご案内 毎日新聞社全国農業コンクール事務局 (有)しものファーム こまつな =大阪府堺市
小松菜と菊菜を減農薬減化学肥料栽培(大阪エコ農産物、堺のめぐみ)。
作業効率や負担軽減した合理化を進め、軟弱野菜類では府内トップクラスの規模を誇る農業経営が特色です。
地下天然水を使ったり、肥料やたい肥は有機成分を使用したりと、こだわりをお持ちです。環境保全型農業により、甘
みがあり柔らかで味が濃いのが特徴です。
地元大手スーパーとの直接契約栽培で鮮度の高い軟弱野菜類を提供しています。
(株)JAファームいずみの 水なす栽培ハウス =大阪府岸和田市
農業の担い手育成などを目的に設立した「JAいずみの」の出資農業生産法人である(株)JA ファームいずみのの、水なす
栽培ハウスを外から見学します。
水なすは泉州地域の伝統野菜です。
水なすは鮮度がすぐ落ちるため、ほとんど地元で消費されていましたが、漬物店が「浅漬け」として全国発送を始めた
のを契機に、全国的に知られるようになりました。
愛彩ランド =直売所、レストラン、加工施設、交流施設 =大阪府岸和田市
「愛彩ランド」はJAいずみのの農産物直売所です。泉州野菜などを食材にしたバイキング形式のレストランも人気で
す。
JAいずみのは、愛彩ランドを核にして、「愛彩キッズスクール」や地元野菜を使った子ども向けの野菜レシピコンクー
ルなど、食育ソムリエによる多様な食育活動を展開しています。
昼食は、「愛彩弁当」をご用意いたします。 ☆昼食後、「南河内グリーンロード」を走って「カタシモワインフード」に向かいます。
南河内グリーンロードは、金剛山系の裾野を走る広域農道です。車窓から畑を眺めながら、カタシモワインフードに到
着です。
カタシモワインフード ぶどうとワイン視察 =大阪府柏原市
実は大阪はぶどう栽培が盛んな所で、全国7位の収穫量(平成 25 年産、5,140 トン)を誇っています。
カタシモワインフードは 1914(大正3)年、西日本で初めて設立された歴史あるワイナリーです。堅下(カタシモ)地
域は、明治初期からワイナリー創業者の父親をはじめ、多くの農業者が開墾し、昭和初期には全国一のぶどう産地となり
ました。その後、急激な都市化の進展により、ワインやぶどうの生産が激減しました。このような地域の状況を打破する
ため、自社で積極的に農地を借り入れ、労力確保のため始まった活動がボランティアから企業にまで広がり、歴史ある大
阪のぶどう畑を守っていく取り組みを行っています。