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第47回日本看護学会-在宅看護-学術集会 企画 2016.5.13
7月22日(金)・23日(土) 高知県/高知市文化プラザかるぽーと
人・ケア・地域を創る在宅看護 ~一人ひとりが輝いていきるために~
メインテーマ 今こそ、看護のチカラ~人が人生をよりよく生きるために~
メインテーマ
基調講演
在宅看護の未来と可能性を語る
7月22日(金)
2025年に向けて、誰もが住み慣れた地域で安心して暮らしていくために、地域包括ケアや訪問看護を
含めて在宅看護がどのように機能するかにかかっています。在宅看護においては、社会の変化や住
民のニーズの多様化に対応したケアやサービスを創造していく役割がますます重要となります。在宅
ケアにおいて先駆的な活動を展開されている講師より、豊富な知識と経験を踏まえて、在宅看護の未
来と可能性についてご講演いただき、看護職がどのような未来を描き進んでいけばよいかについて考
える機会にします。
10:45~12:15
秋山正子 (株式会社ケアーズ代表取締役、NPO法人白十字在宅ボランティアの会
統括所長)
座長:宮井千惠 (高知県看護協会会長)
特別講演
7月23日(土)
9:00~10:00
小児から高齢者まで共に生きるケアの創造
在宅ケアにおいては、あらゆるライフサイクル、あらゆる健康レベルの人々がそれぞれに役割を持っ
て、共に生活する社会を創造することが求められています。
小児から高齢者まで、世代を超えて、地域で共に生活するために、様々な立場や職種が協働して、ど
のようなケアを創りだしていけばよいかご講演いただき、看護職の役割について考える機会にします。
惣万佳代子 (NPO法人デイサービスこのゆびとーまれ理事長)
座長:森下安子 (高知県立大学看護学部教授)
シンポジウムⅠ地域・多職種チームで創る在宅移行支援
7月22日(金)
13:45~15:45
超高齢化社会の到来にともない、慢性疾患とともに生きる人々が増加しています。医療・介護が必要
な状態となっても、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを継続するために、病院から在宅へのスムー
スな移行支援が必要となります。
ここでは、在宅療養者とその家族を中心として、病院・地域で活動するさまざまな職種がチームとして
協働し、一歩進んだ在宅移行支援を創っていく方法についてさまざまな立場からディスカッションしま
す。
三輪恭子
(よどきり医療と介護のまちづくり株式会社取締役・まちケア事業部部長 地域看護専門看護師)
吉田美由紀
(聖愛会在宅診療部ベテル在宅療養支援センター所長・訪問看護ステーションベテル所長
地域看護専門看護師)
川崎節子 (有限会社ハウスリフォーム取締役 ケアプランセンターハッピーハウス)
横山のえ子 (高知県地域福祉部児童家庭課チーフ(児童福祉担当))
座長:関根光枝 (日本赤十字広尾訪問看護ステーション所長 家族支援専門看護師)
山本詩帆 (近森病院看護師長 在宅看護専門看護師)
シンポジウムⅡ中山間地域の高齢者のいのちとくらしを支える
7月23日(土)
10:15~12:15
高知県の中山間地域では、多様なニーズがありながら、過疎化や高齢化の進行に伴い、医療や在宅
介護サービスが十分提供されていないという課題があります。このため、当県では、医療や介護が必
要になっても、住み慣れた地域で安心した生活が送れるよう中山間地域の実情に応じて、訪問看護
サービスや介護サービスを確保する事業を推進しています。
ここでは、中山間地域の在宅療養支援を担う方々にご講演いただき、高齢者のいのちとくらしを支え
るための課題やあり方についてディスカッションします。
武内千枝美 (くぼかわ病院訪問看護ステーションくぼかわ所長)
岡村吏香 (訪問看護ステーションおち利用者家族)
白川光雄 (徳島県海陽町宍喰診療所所長)
森下幸子 (高知県立大学健康長寿センター特任准教授)
座長:谷聡子 (高知県健康政策部健康長寿政策課企画監)
齋藤訓子 (日本看護協会常任理事)
交流集会
さまざまな課題を抱える療養者と家族ケア
~制度のはざまの中にある療養者・家族の支援を考える~
7月23日(土)
6割以上の国民の「自宅で療養したい」という希望に応えるために、ケア提供のみならず支援体制や
制度の整備・構築は、看護が取り組むべき重要な役割です。産前産後ケアの必要な母子の支援、NI
CUに長期的に入院している子どもの在宅移行支援、一人暮らしの高齢者の看取り、精神障害者の
地域での生活支援など、支援体制や制度が未整備の中で、さまざまな課題を抱えて生活をしている
人々がいます。
『看護力が在宅医療の鍵』と言われる中、上記のような制度のはざまの中で多様な課題を抱えている
療養者と家族の現状と課題を整理することとともに、私たち看護はどのような可能性を見出すことが
できるのか、母子保健の立場、がん看護の立場、精神看護の立場から、参加者とともに考えます。
10:15~11:45
廣末ゆか (中芸広域連合保健福祉課課長)
宇野さつき (新国内科医院看護師長 がん看護専門看護師)
東美奈子 (訪問看護ステーションRelisa所長)
座長:安岡しずか (愛宕病院在宅ケアセンター所長・訪問看護ステーションあたご所長)
中板育美 (日本看護協会常任理事)
市民公開講座 自然な死を支える~今こそ、市民に伝えたいメッセージ~
【一般公開】
7月23日(土)
13:30~15:00
医療と介護の連携強化により、今後、医療ニーズの高い在宅療養者がさらに増加することが予測され
ています。住み慣れた地域で安心して最期のときを過ごせるように、訪問看護や多職種連携、社会制
度・資源の整備が進められています。在宅での看取りを希望する人が増加はしていますが、まだま
だ、病院を中心とした施設内で人生の最期を過ごす人も多いのが現状です。講師は、社会福祉法人
同和園附属診療所所長として、自然な死を支えることの重要性について、長年訴え続けてこられてい
ます。
市民を対象として、自然な死とはなにか、そしてその死を支える家族や看護職の役割についてご講演
いただき、これからの生き方について考える講座とします。
中村仁一 (社会福祉法人同和園附属診療所所長)
司会:藤田佐和 (高知県立大学看護学部教授)
論文作成
支援講座
7月23日(土)
10:15~11:15
論文作成のポイントと倫理的配慮/文献検索の基礎知識
日本看護学会学術集会で発表した演題は、論文としてまとめ『日本看護学会論文集』に投稿ができま
す。本講座では、論文作成における基本的事項と倫理的配慮などの解説を行います。さらに各種文
献検索データベースと文献検索方法・正確な書誌情報にもふれ、論文投稿に役立つ講座とします。
梶井文子 (日本看護協会学会委員) 今泉千代 (日本看護協会図書館司書)
司会:橋目智子 (日本看護協会教育研究部学会企画課)
高知駅より
○電車: とさでん交通 はりまや橋下車 徒歩5分 / 菜園場町下車 徒歩3分
○バス: とさでん交通 はりまや橋下車 徒歩5分
○車: 5分
高知インターチェンジより
○車で10分
高知龍馬空港より
○車で30分
○空港連絡バスで30分 はりまや橋観光バスターミナル下車 徒歩1分