「平成28年度みやざきビジネスアカデミー運営業務」業務委託仕様書 みやざきビジネスアカデミーとは 本県の産業をけん引する中核人材を育成するため、共通の理念のもと、県並びに経済団体及び金融機関等 (以下「外部機関」という。 )が実施している産業人材を育成するための取組の総称。 県以外の者が取り組む人材育成プログラムについても、 「みやざきビジネスアカデミー認定プログラム(以 下「認定プログラム」という。 ) 」として認定し、多様な時代の中でどの業種においても特に求められる力(コ ミュニケーション、課題解決能力、リーダーシップ、マネジメント等)の修得に向け、産学金労官が連携し 産業人材の育成に取り組む。 1 委託業務名 平成28年度みやざきビジネスアカデミー運営業務 2 業務の目的 本事業では、本県の地域の強みを生かした基幹産業として、今後の成長が期待できる4分野(フードビ ジネス、医療機器、輸送機器、木材・バイオマス)をはじめとする県内の中小企業を対象に、若手から中 堅・経営幹部社員等までの切れ目のない人材育成研修プログラムを企画・運営し、本県の産業をけん引す る中核人材を育成することと、事業の継続・拡大と雇用の創出を図ることを目的とする。 3 委託業務の内容 委託する業務の内容は、次の(1)から(6)とする。 (1)キックオフセミナーの実施 本事業で県が実施する研修プログラム(以下「県実施プログラム」という。 )及び外部機関において 実施する認定プログラム等に係る説明会並びに講師を招いたセミナーを3(2)の実施前に開催するこ と。 (2)人材育成プログラムの実施 次の①から③の3つのプログラムを実施すること。また、実施に当たっては、県北・県央・県南な どの県内複数地区での開催やICTを利用したコンテンツ配信等により、広く多くの方が受講できる ようにすること。 ①ビジネスの基礎となるヒューマンスキル(コミュニケーション、課題解決能力等)を修得できるプ ログラム ②テクニカルスキル(市場調査、マーケティング等)を修得できるプログラム ③リーダー等に求められるマネジメントスキル(会社経営力、戦略策定等)を修得できるプログラム ※実施に当たっては、次の例を標準的な開催形態とするが、これを踏まえた上で、取組内容について 多少の変更・修正を加えても差し支えないものとする。 <標準的な開催形態の例> ・ 対象者 若手社員から中堅社員 ・ 開催日数 2日以上 ・ 参加人数 最少 10 名最大 30 名程度 ・ 実施会場 県北・県央・県南の3会場 ・ 受講料 無料 (3) 「みやざきビジネスアカデミー認定プログラム修了証(以下「修了証」という。 ) 」の授与、交付 ①修了証のデザイン作成 ②本業務の研修受講者への修了証授与 ※外部機関が実施するプログラムについては、県が各外部実施機関からの認定申請をもとに認定プログラ ムとして認定する。 なお、この認定プログラムの受講者に対しても、本事業で作成する修了証を交付する。 (4)ホームページの作成及び広報・周知等 ①本事業のホームページ作成、更新等 ホームページに掲載する内容は次のとおり。 ア 県実施プログラムや外部認定プログラムの日程、カリキュラム、講師情報等の一覧 イ 県実施プログラムや外部認定プログラムの広報宣伝及び実施報告等(写真を含む) 、配信等 ②バナーの作成 本事業については、宮崎県のホームページにバナーを掲載する。このバナーのデザインを行うこと。 また、本事業のホームページには、関連事業のバナーを随時掲載することとする。 ③県内企業や社員等への広報・周知等 本事業で実施するプログラム及び外部認定プログラムについて、広報活動を行い、広く周知すること。 また、ホームページの作成だけにとどまらず、SNS等を活用した効果的な周知を行うこと。 (5)本事業全体の運営マネジメント (1)から(4)に掲げる事業を運営するために必要な次の業務を実施する。 ①研修等の実施会場確保 ②研修等の開催日程調整 ③研修等の広報及び受講者等募集 ④受講申込受付、受講者管理(出欠、遅刻、早退、中座等も含む。 ) ⑤受講者への連絡調整 ⑥講師確保・手配、日程調整、謝金及び会場費等の支払い ⑦テキスト等の事前作成・購入、配付 ⑧研修会場設営、撤収 ⑨研修進行 ⑩研修終了後の受講者へのアンケート作成、配付、回収、分析等 ⑪研修参加者や企業等からの人材育成に関する相談等への対応等 ⑫その他研修等を運営する上で必要な業務 (6)受講に係る成果測定・分析調査の実施 受講者を対象に、各プログラムの実施効果を測るため、受講者が属する企業のその後の状況(経営状況・雇 用状況等)の追跡調査を行い、各プログラムの成果測定及びその分析を実施する。 4 委託期間 業務委託契約締結の日から平成29年3月31日まで 5 その他の要件 (1)企画提案書作成上の留意事項 ①提案書は日本語で作成すること。 ②事業費の積算は、3に掲げる各プログラムの企画・運営に要する経費と本事業全体を運営するための経 費とに分けて行い、それぞれの経費を明示すること。なお、研修プログラムが複数ある場合は、各プログ ラムにかかる経費を明示すること。 ③3の(2)に掲げる各プログラムの企画案については、想定する講師の経歴等を明示すること。また、 講師が複数いる場合は、全て明示すること。 (2)委託業務実施上の留意事項 当委託業務は、国(厚生労働省)の「戦略産業雇用創造プロジェクト」を活用するものであるため、業 務委託契約書及び仕様書に定めるもののほか、 「戦略産業雇用創造プロジェクト実施要領」及び県の指示に 基づき、誠実に委託業務を履行すること。 (3)その他 ①受託者は、業務を企画・運営するに当たり、県と十分な調整を行うこと。なお、各プログラムを実施す る中で、カリキュラムや講師等の追加や変更等について県から指示等があった場合は、県及び受託者が協 議の上、委託契約の内容を変更することができる。 ②委託業務を円滑に遂行するため、県は受託者に対して業務の進捗状況について報告を求めることができ る。 ③この仕様書に定める事項について疑義が生じた場合又はこの仕様書に定めのない事項については、必要 に応じて県と受託者が協議の上、定めるものとする。 ④受託者は委託業務内容について、県に成果報告及び電子データを提出すること。 ⑤委託業務の実施に当たっては、県民やサービス利用者等の第三者からいささかも批判を受けることがな いよう十分配慮すること。 なお、委託業務の執行に当たり第三者との間に問題が生じた場合は、県と事前に協議の上、速やかに問 題の解決を図ること。 6 委託業務に係る支払い方法及び経費について (1)委託料は、3の各事項の経費について概算払いにより支払い、各事項の進捗及び実績に基づき精算する。 その結果、委託業務の実施に要する経費に変更が生じる場合は、委託契約の額を変更するものとする。 (2)次の各号に係る経費は、支出対象外経費とする。 ア 会議等での食糧費(茶菓代を除く) イ 租税公課(消費税及び地方消費税は除く) ウ 設備等の設置又は回収に要する費用 7 委託業務終了後の報告について 委託業務を完了したときは、業務委託契約書第10条に基づき、直ちに成果品、業務の成果に関する報告書 (別記様式第1号)及び収支精算書(別記様式第2号)を作成し、委託者に2部及び電子データで提出するこ と。
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