山村境界基本調査作業規程準則運用基準（別表）新旧対照表新旧

山村境界基本調査作業規程準則運用基準（別表）新旧対照表
新
旧
別表第１山村境界基本測量に用いる器械及び器材の性能又は規格〔第十条〕
別表第１山村境界基本測量に用いる器械及び器材の性能又は規格〔第十条〕
（１）測量機器
種
（１）測量機器
類
適
用範囲
備
考
１級トータルステーション（注１）
２級トータルステーション（注１）
３級トータルステーション（注１）
１級ＧＮＳＳ測量機（注１）
２級ＧＮＳＳ測量機（注１）
山村境界基本三角測量・山村境界基本多角測量
山村境界基本細部測量・山村境界基本調査点測量
山村境界基本細部測量・山村境界基本調査点測量
ＤＧＰＳ測量機
山村境界基本調査点測量
乙二、乙三地区に適用可
デジタル方位距離計
山村境界基本調査点測量
乙二、乙三地区に適用可
山村境界基本三角測量・山村境界基本多角測量
山村境界基本細部測量・山村境界基本調査点測量
種
類
適
用範囲
山村境界基本三角測量・山村境界基本多角測量
山村境界基本細部測量・山村境界基本調査点測量
ＤＧＰＳ測量機
山村境界基本調査点測量
乙二、乙三地区に適用
可
山村境界基本細部測量
乙三地区に適用可
山村境界基本調査点測量
乙二、乙三地区に適用
可
デジタル方位距離計
山村境界基本三角測量・山村境界基本多角測量
山村境界基本細部測量・山村境界基本調査点測量
山村境界基本三角測量・山村境界基本多角測量
山村境界基本細部測量・山村境界基本調査点測量
２級セオドライト（注１）
山村境界基本三角測量・山村境界基本多角測量
３級セオドライト（注１）
山村境界基本細部測量・山村境界基本調査点測量
３級セオドライト（注１）
山村境界基本細部測量・山村境界基本調査点測量
２級レベル（注１）
２級標尺（注１）
山村境界基本三角測量・山村境界基本多角測量
山村境界基本細部測量・山村境界基本調査点測量
鋼巻尺（注１）
中距離型とする。
自動レベル又は電子レベ
ルとする。
２級測距儀（注１）
２級レベル（注１）
２級標尺（注１）
JIS1級とする。
考
２級トータルステーション（注１）
３級トータルステーション（注１）
１級ＧＮＳＳ測量機（注１）
２級ＧＮＳＳ測量機（注１）
１級セオドライト（注１）
２級セオドライト（注１）
２級測距儀（注１）
備
山村境界基本三角測量・山村境界基本多角測量
山村境界基本細部測量・山村境界基本調査点測量
鋼巻尺（注１）
中距離型とする。
自動レベル又は電子
レベルとする。
JIS1級とする。
注１．測量機器の性能は、公共測量作業規程準則の別表１「測量機器級別性能分類表」によるものとする。
注１．測量機器の性能は、公共測量作業規程準則の別表１「測量機器級別性能分類表」によるものとする。
注２．ＤＧＰＳ測量機、デジタル方位距離計の性能は、下表のとおりとする。
注２．ＤＧＰＳ測量機、デジタル方位距離計の性能は、下表のとおりとする。
ＤＧＰＳ測量機
公称測定精度
ＤＧＰＳ測量機
ＧＰＳ衛星の同時信号
チャンネル受信数
監視機能
公称測定精度
ＧＰＳ衛星の同時信号
チャンネル受信数
電波受信状態
±１m 以内
１２チャンネル以上
ＤＧＰＳ補正情報
ＤＧＰＳ記録状態
監視機能
電波受信状態
±１m 以内
１２チャンネル以上
ＤＧＰＳ補正情報
ＤＧＰＳ記録状態
デジタル方位距離計
デジタル方位距離計
①地球磁場に基づいて、電気的に磁方位角の測定を行う角度測定
器と鉛直角を自動計測する傾斜計を備えた光波測距計とが接
続されていること。
②計測データを自動記録する PDA 等の記録装置を有すること。
機器構成
光波距離計性能
機器構成
±0.30ｍ
傾斜計の性能
±0.25 度以内
① 球磁場に基づいて、電気的に磁方位角の測定を行う角度測定
器と鉛直角を自動計測する傾斜計を備えた光波測距計とが接
続されていること。
②計測データを自動記録する PDA 等の記録装置を有すること。
光波距離計性能
分解能±0.01ｍ以上
傾斜計の性能
分解能±0.1 度以上
磁方位角計測の再現性
±１度以内
磁方位角計測の再現性
±0.5 度以上
磁方位角計測の分解能
±0.05 度以内
磁方位角計測の分解能
±0.01 度以上
磁方位角計測部センサー
その他
デジタルコンパス
磁方位角計測部センサー
キャリブレーション機能を有すること。
（２）製図機器等
種
キャリブレーション機能を有すること。
（２）製図機器等
類
性
能
又
は
規
種
格
自動製図機（プリンタ等）描画精度：0.1㎜以内・位置精度：0.2㎜以内
原図用紙
その他
デジタルコンパス
大きさ：A3 (JIS規格)
伸縮率：１／2,000以下
アルミケント紙の場合には、500g／㎡以上であること。
ポリエステルベースの場合には、＃300以上、かつ、熱処理済みであること。
類
性
能
又
は
規
格
自動製図機（プリンタ等）
描画精度：0.1㎜以内・位置精度：0.2㎜以内
原図用紙
大きさ：A3 (JIS規格)
伸縮率：１／2,000以下
アルミケント紙の場合には、500g／㎡以上であること。
ポリエステルベースの場合には、＃300以上、かつ、熱処理済みであること。
備考プリンタ等にはラスタプロッタを含む。なお、ラスタプロッタの性能又は規格は解像度 300dpi 以上、距離精度
備考プリンタ等にはラスタプロッタを含む。なお、ラスタプロッタの性能又は規格は解像度 300dpi 以上、距離
±0.2%以内とする。なおラスタプロッタを使用した場合で、かつ、ポリエステルベースの原図用紙を使用する場
精度±0.2%以内とする。なおラスタプロッタを使用した場合で、かつ、ポリエステルベースの原図用紙を使用
合は当該機種専用紙を使用すること。
する場合は当該機種専用紙を使用すること。
別表第２山村境界基本測量における作業の記録及び成果〔第十一条〕
単位作業
記録及び
１．各単位作業共通
（１）山村境界基本三角測量
（３）山村境界基本細部測量
単位作業
成果
①工程表
②検査成績表
③その他測量工程上必要な資料
①基準点等成果簿写
②山村境界基本三角点選点手簿
③山村境界基本三角点選点図〔準則第二十四条〕
④山村境界基本三角測量観測計算諸簿
⑤山村境界基本三角点網図〔準則第二十六条〕
⑥山村境界基本三角点成果簿〔準則第二十六条〕
⑦精度管理表
⑧測量標の設置状況写真
①山村境界基本多角点選点図〔準則第三十条〕
②山村境界基本多角測量観測計算諸簿
③山村境界基本多角点網図〔準則第三十二条〕
④山村境界基本多角点成果簿〔準則第三十二条〕
⑤精度管理表
⑥測量標の設置状況写真
①山村境界基本細部点選点図〔準則第三十五条〕
②山村境界基本細部測量観測計算諸簿
③山村境界基本細部点網図〔準則第三十九条〕
④山村境界基本細部点成果簿〔準則第三十九条〕
⑤精度管理表
（１）山村境界基本三角測量
①山村境界基本調査点測量観測計算諸簿
②山村境界基本調査点測量図〔準則第四十六条〕
（４）山村境界基本調査点測量
③山村境界基本調査点成果簿〔準則第四十六条〕
④精度管理表
備考
１．観測計算諸簿とは、観測手簿、観測記簿、計算簿並びに平均図及び観測図である。ただし、基本調査点測
記録及び
１．各単位作業共通
２．地上法による山村境界基本測量
２．地上法による山村境界基本測量
（２）山村境界基本多角測量
別表第２山村境界基本測量における作業の記録及び成果〔第十一条〕
（２）山村境界基本多角測量
（３）山村境界基本細部測量
（４）山村境界基本調査点測量
成果
①工程表
② 査成績表
③その他測量工程上必要な資料
①基準点等成果簿写
②山村境界基本三角点選点手簿
③山村境界基本三角点選点図〔準則第二十四条〕
④山村境界基本三角測量観測計算諸簿
⑤山村境界基本三角点網図〔準則第二十六条〕
⑥山村境界基本三角点成果簿〔準則第二十六条〕
⑦精度管理表
⑧測量標の設置状況写真
①山村境界基本多角点選点手簿
②山村境界基本多角点選点図〔準則第三十条〕
③山村境界基本多角測量観測計算諸簿
④山村境界基本多角点網図〔準則第三十二条〕
⑤山村境界基本多角点成果簿〔準則第三十二条〕
⑥精度管理表
⑦測量標の設置状況写真
①山村境界基本細部点選点図〔準則第三十五条〕
②山村境界基本細部測量観測計算諸簿
③山村境界基本細部点網図〔準則第三十九条〕
③ 村境界基本細部点成果簿〔準則第三十九条〕
⑤精度管理表
①山村境界基本調査点測量観測計算諸簿
②山村境界基本調査点測量図〔準則第四十六条〕
④ 村境界基本調査点成果簿〔準則第四十六条〕
④精度管理表
備考１．観測計算諸簿とは、観測手簿、観測記簿、計算簿並びに平均図及び観測図である。ただし、基本調
量観測計算諸簿にあっては平均図及び観測図を要しない。
査点測量観測計算諸簿にあっては座標差による方向角計算簿を要しない。
２．平均図は、選点図に基づき作成し、観測図は平均図に基づき作成する。
２．平均図は、選点図に基づき作成し、観測図は平均図に基づき作成する。
３．記録及び成果は磁気記録によることができる。
３．記録及び成果は磁気記録によることができる。
４．選点手簿、選点図及び観測手簿は、作業用のものを記録及び成果とする。
４．選点手簿、選点図及び観測手簿は、作業用のものを記録及び成果とする。
（削除）
５．記録及び成果の記載例については、別に地籍整備課長が定めるものとする。
（削除）
＜編注＞
＊備考５．
【記載例】山村境界基本調査記載例（平成
年
省土地・水資源局国土調査課長通知）
別表第３点配置密度の標準〔第十四条〕
（１）山村境界基本三角点
地域区分
1k ㎡当たり
主として山林、牧場又は原野が占める地域
及びその周辺の地域
2点～4点
別表第３点配置密度の標準〔第十四条〕
（１）山村境界基本三角点
地域区分
1k ㎡当たり
主として山林、牧場又は原野が占める地域
及びその周辺の地域
1点以上
月
日付け国土国第
号国土交通
（２）山村境界基本多角点（１㎢当たり）
縮尺区分
地形
傾斜区分
急傾斜
中傾斜
1
2,500
80～120
55～83
（２）山村境界基本多角点（１図郭当たり）
縮尺区分
地形
傾斜区分
急傾斜
中傾斜
1
5,000
47～71
34～50
備考 1 ㎢当たり点数とは、１㎢当たりの区域における山村境界基本多角点の数をいう。
材
（１）山村境界基本三角点
分
質
中心標示の方法
説
明
区
10㎝×10㎝×70㎝角柱又はこれと同等以上のものとする。
（プラスチックの場合は、9㎝×9㎝×70㎝角柱も可）
プラスチック（難燃性でありJIS規格のものを標準とする。）
、鉄線入りコンクリート
又は石とし、空洞のものは除く。
直径3㎜以下
（２）山村境界基本多角点、山村境界基本細部点、山村境界基本調査点
区
分
寸法及び形状
材
質
中心標示の方法
説
分
金属標の寸法及び形状
Ｄ×Ｌ
材
質
中心標示の方法
分
寸法及び形状
材
質
中心標示の方法
説
明
10㎝×10㎝×70㎝角柱又はこれと同等以上のものとする。
（プラスチックの場合は、9㎝×9㎝×70㎝角柱も可）
プラスチック（難燃性でありJIS規格のものを標準とする。）、鉄線入りコンクリー
ト又は石とし、空洞のものは除く。
直径3㎜以下
（２）山村境界基本多角点、山村境界基本細部点、山村境界基本調査点
明
区
4.5㎝×4.5㎝×45㎝角柱又はこれと同等以上のものとする。
分
寸法及び形状
プラスチック（難燃性でありJIS規格のものを標準とする。）
、コンクリート、石又は
これらと同等以上の強度を有するものとし、空洞のものは除く。
直径3㎜以下
（３）標識の規格の特例
区
22～110
別表第４標識の規格〔第十五条、第十九条、第二十四条〕
（１）山村境界基本三角点
寸法及び形状
1
5,000
備考 1 図郭当たり点数とは、一の図郭の区域における山村境界基本多角点の数をいう。
別表第４標識の規格〔第十五条、第十九条、第二十四条〕
区
1
2,500
材
質
中心標示の方法
説
明
4.5㎝×4.5㎝×45㎝角柱又はこれと同等以上のものとする。
プラスチック（難燃性でありJIS規格のものを標準とする。）、コンクリート、石又
はこれらと同等以上の強度を有するものとする。
直径3㎜以下
（３）標識の規格の特例
山村境界基本三角点
φ75×90㎜以上
山村境界基本多角点、
山村境界基本細部点、
山村境界基本調査点
凡
区
Ｌ
φ50×70㎜以上
真鍮又はこれと同等以上の合金（JIS規格のものを標準
とする。
）
直径3㎜以下
例
Ｄ
備考建築物の屋上に設ける場合又は市街地等において表土の露出部分がなくコンクリート杭等の設置が困難
分
金属標の寸法及び形状
Ｄ×Ｌ
材
質
中心標示の方法
備考
山村境界基本三角点
山村境界基本多角点、
山村境界基本細部点、
山村境界基本調査点
φ75×90㎜以上
φ50×70㎜以上
真鍮又はこれと同等以上の合金（JIS規格のものを標準
とする。）
直径3㎜以下
凡
例
Ｌ
Ｄ
建築物の屋上に設ける場合又は市街地等において表土の露出部分がなくコンクリート杭等の設置が困難
な場合においては、金属標によることができる。この場合において、建築物の屋上に設ける場合に限り、
な場合においては、金属標によることができる。この場合において、建築物の屋上に設ける場合に限り、金
金属標の頭部のみを接着剤等により固定することを妨げない。
属標の頭部のみを接着剤等により固定することを妨げない。
別表第５山村境界基本三角測量における観測及び測定の方法〔第二十条〕
別表第５山村境界基本三角測量における観測及び測定の方法〔第二十条〕
（１）ＴＳ法による角の観測
区
（１）ＴＳ法による角の観測
１級トータルステーション、
分
１級セオドライト
読定単位
対回数
水平角
輪
郭
鉛直角
1秒
10 秒
2
3
0 度、60 度、120 度
観測差
10 秒以内
20 秒以内
倍角差
20 秒以内
30 秒以内
1秒
10 秒
対回数
1
1
定数差
15 秒以内
30 秒以内
（２）ＴＳ法による距離の測定
区
分
セ
ット数
区
２級セオドライト
0 度、90 度
読定単位
分
対回数
輪
水平角
鉛直角
郭
0度、90度
0度、60度、120度
観測差
20秒以内
40秒以内
倍角差
30秒以内
60秒以内
対回数
1
2
定数差
20秒以内
40秒以内
２）ＴＳ法による距離の測定
光波測距儀及びトータルステーションによる測定
区
分
セ
ット数
測距儀及びトータルステーションによる測定
2 セット
１セット内の測定値の較差
20mm
各セットの平均値の較差
20mm
測定の単位
mm
２．測定値には、器差（器械定数、反射鏡定数）補正、気象補正、傾斜補正、基準面からの高さの補正、ｓ／
最大・最小の較差
30㎜以内
測定の単位
㎜
２．測定値には、器差（器械定数、反射鏡定数）補正、気象補正、傾斜補正、基準面からの高さの補正、
ｓ／Ｓ補正を行わなければならない。
Ｓ補正を行わなければならない。
（３）直接水準測量法における高低差の観測及び距離の測定
（３）直接水準測量法における高低差の観測及び距離の測定
分
往復の出合差
測定の単位
備考Ｓは、路線長（km 単位）とする。
2セット
備考１．1 セットとは、2 回の読定をいう。
備考１．1 セットとは、1 視準 2 回の読定をいう。
区
最小目盛値10秒以下のセオドラ最小目盛値20秒以下のセオドラ
イト及びトータルステーションイト及びトータルステーション
による測定
による測定
2
3
２級トータルステーション、
高低差の観測
距離の測定
15㎜ S
㎜
－
ｍ
区
往
分
復の出合差
測
定の単位
備考Ｓは、路線長（km 単位）とする。
高低差の観測
距離の測定
15㎜ S
㎜
－
ｍ
（４）ＧＮＳＳ法による基線ベクトルの観測
（４）ＧＮＳＳ法による基線ベクトルの観測
１）観測方法
１）観測方法
観測は、干渉測位方式で行うものとし、次表により観測値の良否を点検できるよう、セッションを形成す
観測は、干渉測位方式で行うものとし、次表により観測値の良否を点検できるよう、多角網路線が閉じた多
るものとする。
角形を形成するものとする。
測
定
方
法
環閉合差を求め点検するための異なるセッションの組み合わせによる点
検のための多角網を形成する。
環閉合差による方法
重複辺による方法
区
重複辺による方法
２）ＧＮＳＳ観測のために設定する項目、単位及び位
単位
位
経度・緯度
楕円体高
度分秒
ｍ
1
0.001
アンテナ高
ｍ
0.001
（新規）
２）ＧＮＳＳ観測のために設定する項目、単位及び位
備
考
自動入力装置のある機種は、自動入力で行う。
(同上)
３）観測時間等
スタティック法
短縮スタティック法
観測時間
データ取得間隔
摘
要
120 分以上
30 秒以下
観測距離が 10 ㎞以上
60 分以上
30 秒以下
観測距離が 5km 以上、10km 未満
30 分以上
30 秒以下
観測距離が 5km 未満
10 分以上
15 秒以下
観測距離が 5km 未満
備考１．観測距離が 10 ㎞以上の場合、1 級ＧＮＳＳ測量機を使用して２周波による観測を行うものとする。
単位
位
備
経度・緯度
楕円体高
度分秒
ｍ
1
0.001
自動入力装置のある機種は、自動入力で行う。
アンテナ高
ｍ
0.001
測定方法
観
スタティック法
短縮スタティック法
考
(同上)
測時間
データ取得間隔
摘
要
120 分以上
30 秒以下
観測距離が 10 ㎞以上
60 分以上
30 秒以下
観測距離が 5km 以上、10km 未満
30 分以上
30 秒以下
観測距離が 5km 未満
10 分以上
15 秒以下
観測距離が 5km 未満
備考１．観測距離が 10 ㎞以上の場合、1 級ＧＮＳＳ測量機を使用して２周波による観測を行うものとする。
２．観測距離が 10 ㎞未満の場合、1 級ＧＮＳＳ測量機を使用してスタティック法により２周波による観測を行
２．観測距離が 10 ㎞未満の場合、1 級ＧＮＳＳ測量機を使用してスタティック法により２周波による観測
うことができる。
を行うことができる。
３．節点を設けて、観測距離を 10 ㎞未満にすることで、２級ＧＮＳＳ測量機により１周波による観測を行
３．節点を設けて、観測距離を 10 ㎞未満にすることで、２級ＧＮＳＳ測量機により１周波による観測を
うことができる。
行うことができる。
４）ＧＮＳＳ衛星の条件
４）ＧＮＳＳ衛星の条件
使用衛星
目
最低高度角
衛星の数
設定項目
３）観測時間等
測定方法
項
異なるセッションによる点検のため、1辺以上の重複観測を行う。
備考セッションとは、同時に複数のＧＮＳＳ測量機を用いて行う観測のことをいう。
２．一つのセッションで観測を行う場合には、点検のため１辺以上の重複観測を行う。
設定項目
測
定
方
法
環閉合差を求め点検するための異なるセッションの組み合わせによる点検
のための多角網を形成する。
環閉合差による方法
異なるセッションによる点検のため、1辺以上の重複観測を行う。
備考１．セッションとは、同時に複数のＧＮＳＳ測量機を用いて行う観測のことをいう。
分
ＧＰＳ衛星及び
ＧＬＯＮＡＳＳ衛星
15゜を標準とする
ＧＰＳ衛星のみ
スタティック法
4衛星以上
5衛星以上
短縮スタティック法
5衛星以上
6衛星以上
備考１．最低高度角は、上空視界の確保が困難な場合は 30゜まで緩和することができる。
２．ＧＬＯＮＡＳＳ衛星を用いて観測する場合は、ＧＰＳ衛星及びＧＬＯＮＡＳＳ衛星を、それぞれ 2 衛星
以上用いること。
３．観測距離が 10 ㎞以上の場合、ＧＰＳ衛星のみを用いて観測する場合は 5 衛星以上、ＧＰＳ衛星及びＧＬ
ＯＮＡＳＳ衛星を用いて観測する場合は 6 衛星以上を標準とする。
４．準天頂衛星は、ＧＰＳ衛星として取り扱うことができる。
使用衛星
項
目
最低高度角
衛星の数
ＧＰＳ衛星及び
ＧＬＯＮＡＳＳ衛星
15゜以上を標準とする
ＧＰＳ衛星のみ
スタティック法
4衛星以上
5衛星以上
短縮スタティック法
5衛星以上
6衛星以上
備考１．最低高度角は、上空視界の確保が困難な場合は 30゜まで緩和することができる。
２．ＧＬＯＮＡＳＳ衛星を用いて観測する場合は、ＧＰＳ衛星及びＧＬＯＮＡＳＳ衛星を、それぞれ 2 衛星
以上用いること。
３．観測距離が 10 ㎞以上の場合、ＧＰＳ衛星のみを用いて観測する場合は 5 衛星以上、ＧＰＳ衛星及びＧ
ＬＯＮＡＳＳ衛星を用いて観測する場合は 6 衛星以上を標準とする。
４．準天頂衛星は、ＧＰＳ衛星として取り扱うことができる。
５）検測
５）検測
ＧＮＳＳ観測の結果、異なるセッションによる閉合多角形ができない場合には、当該セッションの一辺以上に
ＧＮＳＳ観測の結果、異なるセッションによる閉合多角形ができない場合には、当該セッションの一辺以上
ついて再度ＧＮＳＳ観測を行うか、異なるセッションの組合せができるようにＧＮＳＳ観測を追加して実施し、
について再度ＧＮＳＳ観測を行うか、異なるセッションの組合せができるようにＧＮＳＳ観測を追加して実施
検測とする。
し、検測とする。
別表第６偏心要素の測定方法〔第二十条〕
別表第６偏心要素の測定方法〔第二十条〕
（１）偏心角の測定
偏心距離
30cm未満
30cm以上
2ｍ未満
2ｍ以上
10ｍ未満
10ｍ以上
50ｍ未満
（１）偏心角の測定
器械・器具及び測定方法
偏心測定紙に無外心アリダード等を用い
て方向線を引き、分度器又は計算により測
定する。
偏心測定紙に無外心アリダード等を用い
て方向線を引き計算により測定する。
測定の単位
測定値の制限
30分以下
―
10分以下
1分以下
セオドライト又はトータルステーション
を用いて、2対回、水平目盛位置0度、90
度により測定する。
50ｍ以上
20秒以下
10秒以下
―
倍角差
観測差
倍角差
観測差
倍角差
観測差
120秒以内
90秒以内
60秒以内
40秒以内
30秒以内
20秒以内
（２）偏心距離の測定
偏心距離
器械・器具及び測定方法
スケールによって測定する。
30cm以上
2ｍ未満
鋼巻尺を用いて、2回読定、往復測定によ
り測定する。
鋼巻尺を用いて、2回読定、往復測定によ
り測定する。
地形等の状況により、測距儀又はトータル
ステーションを用いて別表第５により測
定する。
50ｍ以上
30㎝未満
30㎝以上
30cm以上
2ｍ未満
2ｍ以上
10ｍ未満
10ｍ以上
50ｍ未満
測定の単位
測定値の制限
30分以下
―
10分以下
―
倍角差
観測差
倍角差
観測差
倍角差
観測差
1分以下
セオドライト又はトータルステーションを用い
て、2対回、水平目盛位置0度、90度により測定す
る。
50ｍ以上
測距儀又はトータルステーションを用い
て別表第５により測定する。
測定の単位
測定値の制限
偏心距離
㎜
―
30cm未満
㎜
㎜
（鋼巻尺）
往復の較差5㎜以内
―
20秒以下
10秒以下
120秒以内
90秒以内
60秒以内
40秒以内
30秒以内
20秒以内
器械・器具及び測定方法
独立水準器を用いて、偏心点と本点を同標高
に設置する。
別表第５による。ただし、器械高の異なる片
方向の鉛直角観測とすることができる。
器械・器具及び測定方法
測定の単位
測定値の制限
スケールによって測定する。
㎜
―
30cm以上
10ｍ未満
鋼巻尺を用いて、2回読定、往復測定により測定す
る。
㎜
10ｍ以上
50ｍ末満
鋼巻尺を用いて、2回読定、往復測定により測定す
る。
地形等の状況により、測距儀又はトータルステー
ションを用いて別表第５により測定する。
㎜
50ｍ以上
測距儀又はトータルステーションを用いて別表第
５により測定する。
―
（鋼巻尺）
往復の較差5㎜以内
（３）本点と偏心点間の比高の測定
３）本点と偏心点間の比高の測定
偏心距離
30cm未満
器械・器具及び測定方法
偏心測定紙に無外心アリダード等を用いて方向線
を引き、分度器又は計算により測定する。
偏心測定紙に無外心アリダード等を用いて方向線
を引き計算により測定する。
（２）偏心距離の測定
30cm未満
2ｍ以上
50ｍ末満
偏心距離
測定の単位
測定値の制限
偏心距離
―
―
2ｍ未満
㎜
比高の較差
100㎜以内
2ｍ以上
備考１．偏心距離が 5 ㎜未満かつ辺長が 1km 以上の場合は、偏心補正計算を省略することができる。
２．測定距離が 10ｍ以下の場合は、傾斜補正以外の補正を省略することができる。
器械・器具及び測定方法
独立水準器を用いて、偏心点と本点を同標高に設
置する。
別表第１０による。ただし、器械高の異なる片方
向の鉛直角観測とすることができる。
測定の単位
測定値の制限
―
―
㎜
比高の較差
100㎜以内
備考１．偏心距離が 5 ㎜未満かつ辺長が 1km 以上の場合は、偏心補正計算を省略することができる。
２．測定距離が 10ｍ以下の場合は、傾斜補正以外の補正を省略することができる。
（４）ＧＮＳＳ法を利用した偏心要素の測定
（４）ＧＮＳＳ法を利用した偏心要素の測定
偏心要素測定のための零方向の視通がとれない場合には、方位標を設置し、ＧＮＳＳ観測により零方向の方位角
を定めることができる。
項
方位角を定めることができる。
目
制
方位標までの距離
限
項
100ｍ以上
ＧＮＳＳ観測の方法
別表第５の（4）の1）から4）までによる
制
限
100ｍ以上
ＧＮＳＳ観測の方法
別表第５の（4）の1）から4）までによる
別表第７山村境界基本三角測量の計算の単位及び計算値の制限〔第二十条〕
（１）ＴＳ法
（１）ＴＳ法
計算の単位
辺長値座標値
秒位
目
方位標までの距離
別表第７山村境界基本三角測量の計算の単位及び計算値の制限〔第二十条〕
角値
偏心要素測定のための零方向の視通がとれない場合には、方位標を設置し、ＧＮＳＳ観測により零方向の
㎜位
㎜位
計
標高
㎜位
方向角の
閉合差
10秒+ 15
秒 n
座標の
閉合差
100㎜ +
100㎜ S
算
値
の
標高の閉合差
直接法
150㎜ +
15㎜ S
間接法
200㎜ +
50㎜ N
制
新点位置の
標準偏差
水平
標高
位置
10cm
計
限
20cm
単位重
高低角の
量の標
標準偏差
準偏差
15"
20"
角値
算の単位
計
辺長値座標値標
秒位
㎜位
㎜位
高
㎜位
方向角の
閉合差
10秒+
15秒 n
算
値
の
標高の閉合差
座標の
閉合差
直接法
間接法
100㎜ +
150㎜ +
S
100㎜
15㎜ S
200㎜ +
50㎜ N
制
限
新点位置
の
単位重
高低角の
標準偏差量の標
標準偏差
準偏差
水平
標高
位置
10cm 20cm
15"
20"
備考１．ｎは当該多角路線の測点数、Ｎは 2 与点間の辺数、Ｓは路線長（km 単位）とする。
備考１．ｎは当該多角路線の測点数、Ｎは 2 与点間の辺数、Ｓは路線長（km 単位）とする。
２．厳密網平均計算の場合は、方向角の閉合差の点検を省略できるものとする。
２．厳密網平均計算の場合は、方向角の閉合差の点検を省略できるものとする。
３．環閉合差により点検する場合は、方向角、座標及び標高の各制限式の定数項を省いたものとする。
３．環閉合差により点検する場合は、方向角、座標及び標高の各制限式の定数項を省いたものとする。
（２）ＧＮＳＳ法
（２）ＧＮＳＳ法
１）環閉合差及び各成分の較差の制限
計
辺長値
㎜位
備考
１）環閉合差及び各成分の較差の制限
算の単位
基線ベク
ト
ル3成分
㎜位
座標値
㎜位
計算値の制限
標
（ア）
環閉合差
高
㎜位
（イ）
重複辺の較差
水平（ΔN,ΔE）
水平（ΔN,ΔE）
20㎜ N
20㎜
高さ（ΔU）
高さ（ΔU）
30㎜ N
30㎜
（N：辺数）
計
（ウ）
三次元網平均計算による
標準偏差
水平位置
標高
10cm
20cm
１．点検計算の制限は、上記（ア）又は、（イ）の方法による。ただし、ΔＮ、ΔＥ、ΔＵはベクトル終点に
おいて、Δｘ、Δｙ、Δｚから計算式により算出する。
２．ΔＮは、水平面の南北方向の閉合差又は較差、ΔＥは、水平面の東西方向の閉合差又は較差、ΔＵは、高
さ方向の閉合差又は較差である。
３．スタティック法及び短縮スタティック法による基線解析では、原則としてＰＣＶ（Phase Center Variation）
補正を行うものとする。
辺長値
㎜位
備考
算の単位
基線ベク
ト
ル3成分
㎜位
座標値
㎜位
計
標
（ア）
環閉合差
高
㎜位
算値の制限
（イ）
重複辺の較差
水平（ΔN,ΔE）
水平（ΔN,ΔE）
20㎜ N
20㎜
高さ（ΔU）
高さ（ΔU）
30㎜ N
30㎜
（N：辺数）
（ウ）
三次元網平均計算による標準
偏差
水平位置
標高
10cm
20cm
１．点検計算の制限は、上記（ア）又は、（イ）の方法による。ただし、ΔＮ、ΔＥ、ΔＵはベクトル
終点において、Δｘ、Δｙ、Δｚから計算式により算出する。
２．ΔＮは、水平面の南北方向の閉合差又は較差、ΔＥは、水平面の東西方向の閉合差又は較差、ΔＵ
は、高さ方向の閉合差又は較差である。
３．スタティック法及び短縮スタティック法による基線解析では、原則としてＰＣＶ（Phase Center
Variation）補正を行うものとする。
４．Ｎは、異なるセッションの組み合わせによる最少辺数である。
４．Ｎは、異なるセッションの組み合わせによる最少辺数である。
５．ＧＮＳＳ測量の軌道情報は放送暦を標準とする。
５．ＧＮＳＳ測量の軌道情報は放送暦を標準とする。
６．気象要素の補正は、基線解析ソフトウェアで採用している標準大気によるものとする。
６．気象要素の補正は、基線解析ソフトウェアで採用している標準大気によるものとする。
７．スタティック法による基線解析は、観測距離が 10 ㎞以上の場合は２周波で行うものとし、観測距離が 10
７．スタティック法による基線解析は、観測距離が 10 ㎞以上の場合は２周波で行うものとし、観測距離が
㎞未満の場合は、１周波又は２周波で行うものとする。
10 ㎞未満の場合は、１周波又は２周波で行うものとする。
８．基線解析は、観測図に基づき計算の出発点に指定した与点の成果（与点の成果に基づく座標値）を固定値
８．基線解析は、観測図に基づき計算の出発点に指定した与点の成果（経緯度、楕円体高）を固定値として、
として、必要な基線について実施する。以後の基線解析は、これによって求められた値を固定座標として
必要な基線について実施する。以後の基線解析は、これによって求められた値を固定座標として実施する。
実施する。また、第二セッション、第三セッション等の固定座標値は前セッションから引き継いで基線解
また、第二セッション、第三セッション等の固定座標値は前セッションから引き継いで基線解析を実施す
析を実施する。
る。
９．基線解析に使用する高度角は、観測時にＧＮＳＳ測量機に設定した受信高度角とする。
９．基線解析に使用する高度角は、観測時にＧＮＳＳ測量機に設定した受信高度角とする。
１０．一つのセッションで観測を行う場合には、1 辺以上において点検測量による点検を行う。
（新規）
２）電子基準点のみの場合
２）電子基準点のみの場合
観測値の点検箇所等
点検数等
観測値の点検箇所等
点検数等
重複辺の較差、環閉合差の点検
１）の環閉合差及び各成分の較差の制限に準じる。
電子基準点間の閉合差の点検路線数
使用した電子基準点数－１（点検路線は最短路線とする）
電子基準点間の閉合差の点検路線数
使用した電子基準点数－１（点検路線は最小辺数路線とする。）
重複辺の較差、環閉合差の点検
電子基準点間の閉合差の点検に含まれない重複辺、環閉合差
備考
与点とする電子基準点の座標値は、セミ・ダイナミック補正を行った今期座標とする。セミ・ダイナミッ
備考
与点とする電子基準点の座標値は、セミ・ダイナミック補正を行った今期座標とする。セミ・ダイナミ
ク補正は、国土地理院が提供する地殻変動補正パラメータを使用して行う。なお、地殻変動補正パラメー
ック補正は、国土地理院が提供する地殻変動補正パラメータを使用して行う。なお、地殻変動補正パラメ
タは、測量の実施時期に対応したものを使用するものとする。
ータは、測量の実施時期に対応したものを使用するものとする。
３）電子基準点間の閉合差の制限
区
３）電子基準点間の閉合差の制限
分
閉合差の制限
水平（ΔN、ΔE）
60mm+20mm√Ｎ
結合多角方式
摘
要
150mm+30mm√Ｎ
ＴＳ法
ＧＮＳＳ法
60mm+20mm√Ｎ
結合多角方式
高さ（ΔU）
距離の重量の係数長さによる誤差の比例定数（γ）
10㎜
5×10-6
2
2
150mm+30mm√Ｎ
角の重
ＴＳ法
角の一方向の標準偏差（Mt）
3.5秒
１．平均計算に用いる重量は、次のいずれかの分散・共分散行列の逆行列を用いる。
①基線解析で求められた値
②水平及び高さの分散を固定値として求めた値
分散は、dN＝（0.004ｍ) 、dE＝（0.004ｍ) 、dU＝（0.007ｍ) とする。
２．電子基準点のみを与点としたＧＮＳＳ法の場合は、セミ・ダイナミック補正を行
うものとする。
要
Ｎ : 辺数
ΔN：水平面の南北方向の閉合差
ΔU：高さ方向の閉合差
別表第８山村境界基本三角測量における厳密網平均計算又は三次元網平均計算に用いる重量〔第二十条〕
1.0
長さに関係しない標準偏差(Ms)
摘
ΔE：水平面の東西方向の閉合差
ΔU：高さ方向の閉合差
量
2
閉合差の制限
水平（ΔN、ΔE）
ΔN：水平面の南北方向の閉合差
別表第８山村境界基本三角測量における厳密網平均計算又は三次元網平均計算に用いる重量〔第二十条〕
角の重
分
Ｎ : 辺数
ΔE：水平面の東西方向の閉合差
高さ（ΔU）
区
ＧＮＳＳ法
量
1.0
長さに関係しない標準偏差(Ms)
距離の重量の係数
10㎜
5×10-6
長さによる誤差の比例定数（γ）
角の一方向の標準偏差（Mt）
4.5秒
１．平均計算に用いる重量は、次のいずれかの分散・共分散行列の逆行列を用いる。
①基線解析で求められた値
②水平及び高さの分散を固定値として求めた値
2
2
2
分散は、dN＝（0.004ｍ) 、dE＝（0.004ｍ) 、dU＝（0.007ｍ) とする。
２．電子基準点のみを与点としたＧＮＳＳ法の場合は、セミ・ダイナミック補正を行うも
のとする。
別表第９山村境界基本三角測量における点検測量の較差の許容範囲〔第二十条〕
（１）点検値と採用値の較差の許容範囲
別表第９山村境界基本三角測量における点検測量の較差の許容範囲〔第二十条〕
（１）点検値と採用値の較差の許容範囲
１）ＴＳ法
１）ＴＳ法
距離
水平角
鉛直角
20 ㎜
6000/S 秒
7500/S 秒
偏心要素
偏心距離
偏心角
鉛直角
15 ㎜
4500/e 秒
7500/e 秒
備考１．Ｓは測点間距離（ｍ単位）、ｅは偏心距離（ｍ単位）とする。
水平角
鉛直角
20 ㎜
6000/S 秒
7500/S 秒
偏心距離
偏心角
鉛直角
15 ㎜
4500/e 秒
7500/e 秒
備考１．Ｓは測点間距離（ｍ単位）、ｅは偏心距離（ｍ単位）とする。
２．水平角の許容範囲における測点間距離Ｓは、夾角をなす 2 辺のうち距離を比較して長い方を採用する。
２）ＧＮＳＳ法
偏心要素
距離
２．水平角の許容範囲における測点間距離Ｓは、夾角をなす 2 辺のうち距離を比較して長い方を採用する。
２）ＧＮＳＳ法
重複する基線ベクトルの較差
重複する基線ベクトルの較差
ΔN、ΔE
ΔU
ΔN、ΔE
ΔU
20 ㎜
30 ㎜
20 ㎜
30 ㎜
備考１．ΔＮは水平面の南北方向の較差、ΔＥは水平面の東西方向の較差、ΔＵは高さ方向の較差。
備考１．ΔＮは水平面の南北方向の較差、ΔＥは水平面の東西方向の較差、ΔＵは高さ方向の較差。
２．偏心点で点検を実施した場合は、偏心補正後、本点間の基線ベクトルにより比較を行う。
２．偏心点で点検を実施した場合は、偏心補正後、本点間の基線ベクトルにより比較を行う。
３．偏心点で観測した場合は、偏心要素の点検測量を行うものとする。なお、許容範囲は１）によるものとす
（新規）
る。
（２）点検測量実施個所の選定等
実施箇所の選定
比較点検計算
点検測量手簿等の整理
再測等
備考
点検測量の数量は、TS 法による場合には新設点数の 10％以上（小数点以下切り
上げ）
、GNSS 法による場合には平均図において採用する観測辺数の総和の 10％以
上（少数点以下切り上げ）とし、網平均計算結果を基に次の事項を勘案して、実
施箇所を選定する。
１．観測時の状況等（ＧＮＳＳアンテナタワー使用観測箇所、偏心観測箇所等）
２．点検計算結果（方向角及び座標の閉合差、環閉合差、重複辺の較差）
３．網平均計算結果（新点位置の標準偏差）
１．比較点検計算は、
（点検値）－（採用値）とする。
２．ＴＳ法による鉛直角の点検測量は、片方向の観測とし、同一方向の採用値
との比較を行う。ただし、許容範囲を超過した場合は、正反観測の平均値に
よる比較を行う。
１．観測手簿等上部余白部には点検測量と記載する。
２．観測手簿等任意の箇所に比較点検計算結果を整理する。
点検測量の較差が許容範囲を超過した場合は、原因を調査し、再測又は観測点
を追加して観測を行うなど必要な処置を講じる。
点検測量実施後は、観測値等の点検を本作業と同様に実施する。
（２）点検測量実施個所の選定等
実施箇所の選定
比較点検計算
点検測量手簿等の整理
再測等
備考
点検測量の数量は新設点数の 10％（小数点以下切り上げ）とし、
次の事項を勘案して、実施箇所を選定する。
１．観測時の状況等（ＧＮＳＳアンテナタワー使用観測箇所、偏
心観測箇所等）
２．点検計算結果（方向角及び座標の閉合差、環閉合差、重複辺
の較差）
３．網平均計算結果（新点位置の標準偏差）
１．比較点検計算は、
（点検値）－（採用値）とする。
２．ＴＳ法による鉛直角の点検測量は、片方向の観測とし、同一
方向の採用値との比較を行う。ただし、許容範囲を超過した場
合は、正反観測の平均値による比較を行う。
１．観測手簿等上部余白部には点検測量と記載する。
２．観測手簿等任意の箇所に比較点検計算結果を整理する。
点検測量の較差が許容範囲を超過した場合は、原因を調査し、再
測又は観測点を追加して観測を行うなど必要な処置を講じる。
点検測量実施後は、観測値等の点検を本作業と同様に実施する。
別表第１０山村境界基本多角測量における観測及び測定の方法〔第二十五条〕
（１）ＴＳ法による角の観測
（１）ＴＳ法による角の観測
セオドライト及びトータルステ
ーションによる測定
水平角
鉛直角
観測の方法
１級又は 2 級トータルステーション、
1級又は2級セオドライト
読定単位
10秒以下
対回数
1
輪郭
任意
較差
40秒以内
観測差
－
倍角差
－
読定単位
10秒以下
対回数
1
定数差
60秒以内
対回数
鉛直角
1
輪
郭
任意
較
差
40秒以内
観測差
－
倍角差
－
対回数
1
定数差
60秒以内
（２）ＴＳ法による距離の測定
13
14
15
読取単位
片道の読取回数
片道の読取値の較差
㎜
1
－
16
基準面からの高さの補正
否
17
s／Ｓ補正
否
１０㎜
S
共通
事項
備考１．1 セットとは、1 視準 2 回の読定をいう。
２．乙二又は乙三における温度補正、基準面からの高さの補正及び s／Ｓ補正で否については、影響が著しい
場合には、要とするものとする。
共通
事項
往復測定の較差
巻尺
12
区分
鋼
測定の方法
要
要
要
㎜
1セット
20㎜
20㎜
否
否
要
否
要
測距儀及びト
ータルステー
ション
鋼
7
8
9
10
11
巻尺
測距儀及びトータ
ルステーション
1
2
3
4
5
規格条件
器差補正
気象補正
傾斜補正
測定単位
読取回数
1セット内の測定値の較差
各セットの平均値の較差
器差補正
温度補正
傾斜補正
張力計の使用
往復測定
6
観測の方法
最小目盛値 20秒以下
セオドライト及びトータルス
テーションによる測定
水平角
（２）ＴＳ法による距離の測定
区分
別表第１０山村境界基本多角測量における観測及び測定の方法〔第二十五条〕
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
規格条件
器差補正
気象補正
傾斜補正
測定単位
読取回数
読取値の較差
器差補正
温度補正
傾斜補正
張力計の使用
往復測定
測定の方法
要
要
要
㎜
1セット
30㎜
否
否
要
否
要
12
往復測定の較差
１０㎜
13
14
15
読取単位
片道の読取回数
片道の読取値の較差
㎜
1
－
16
基準面からの高さの補正
否
17
s／Ｓ補正
否
S
備考（新規）
１．温度補正、基準面からの高さの補正及び s／Ｓ補正で否については、影響が著しい場合には、要とする
ものとする。
３．較差の欄のＳは、測定距離（m 単位）とする。
２．較差の欄のＳは、測定距離（ｍ単位）とする。
４．往復測定は、独立 2 回測定とすることができる。
３．往復測定は、独立 2 回測定とすることができる。
５．水平距離補正機能付光波測距儀を使用する場合には、標高を求めない場合に限り鉛直角、器械高及び目標
４．水平距離補正機能付測距儀を使用する場合には、鉛直角、器械高及び目標の視準高を測定して傾斜補
の視準高を測定して傾斜補正を行ったものとみなす。
６．乙二又は乙三における標高を求めない場合の傾斜補正に用いる鉛直角は、正方向のみによることができる。
正を行ったものとみなす。
（新規）
（３）ＧＮＳＳ法による基線ベクトルの観測
（３）ＧＮＳＳ法による基線ベクトルの観測
１）観測方法
１）観測方法
観測は、干渉測位方式で行うものとし、次表により観測値の良否を点検できるよう、セッションを形成する
ものとする。
区
多角形を形成するものとする。
分
測
定
方
法
環閉合差を求め点検するための異なるセッションの組み合わせによる多
角網を形成する。
異なるセッションによる点検のため、1辺以上の重複観測を行う。
環閉合差による方法
重複辺による方法
区
単位
度分秒
ｍ
ｍ
位
1
0.001
0.001
分
測
定
方
法
環閉合差を求め点検するための異なるセッションの組み合わせによる多角
網を形成する。
異なるセッションによる点検のため、1辺以上の重複観測を行う。
環閉合差による方法
重複辺による方法
２）ＧＮＳＳ観測のために設定する項目、単位及び位
設定項目
経度・緯度
楕円体高
アンテナ高
観測は、干渉測位方式で行うものとし、次表により観測値の良否を点検できるよう、多角網路線が閉じた
２）ＧＮＳＳ観測のために設定する項目、単位及び位
備
考
自動入力装置のある機種は、自動入力で行う。
(同上)
設定項目
経度・緯度
楕円体高
アンテナ高
３）観測時間等
単位
度分秒
ｍ
ｍ
位
1
0.001
0.001
備
考
自動入力装置のある機種は、自動入力で行う。
(同上)
３）観測時間等
観測方法
観測時間又は観測回数
データ取得間隔
観測方法
観測時間又は観測回数
データ取得間隔
スタティック法
30分以上
30秒以下
スタティック法
30分以上
30秒以下
短縮スタティック法
10分以上
15秒以下
短縮スタティック法
10分以上
15秒以下
キネマティック法
1分以上
5秒以下
キネマティック法
1分以上
5秒以下
ＲＴＫ法及びネットワーク
型ＲＴＫ法
FIX解を得てから
10エポック※以上
30秒以下
ＲＴＫ法及びネットワーク
型ＲＴＫ法
FIX解を得てから
10エポック※以上
30秒以下
※ ＲＴＫ法においては、各ＧＮＳＳ衛星から固定局と移動局で同時に受信した信号による 1 回の基線解析を、ネ
ットワーク型ＲＴＫ法においては移動局で受信した信号と配信事業者から提供される情報を利用した 1 回の基
※キネマティック法及びＲＴＫ法においては、各ＧＮＳＳ衛星から固定局と移動局で同時に受信する 1 回の信
号を 1 エポックとする。
線解析結果を、1 エポックとする。
備考１．キネマティック法は、基準となるＧＮＳＳ測量機を整置する観測点（以下「固定局」という。
）及び移動す
備考１．キネマティック法は、基準となるＧＮＳＳ測量機を整置する観測点（以下「固定局」という。）及び移
る観測点（以下「移動局」という。
）で、同時にＧＮＳＳ衛星からの信号を受信して初期化（整数値バイア
動する観測点（以下「移動局」という。）で、同時にＧＮＳＳ衛星からの信号を受信して初期化（整数値
スの決定）などに必要な観測を行う。その後、移動局を複数の観測点に次々と移動して観測を行い、それ
バイアスの決定）などに必要な観測を行う。その後、移動局を複数の観測点に次々と移動して観測を行
に基づき固定局と移動局の間の基線ベクトルを求める観測方法である。なお、初期化及び基線解析は、観
い、それに基づき固定局と移動局の間の基線ベクトルを求める観測方法である。なお、初期化及び基線
測終了後に行う。
解析は、観測終了後に行う。
２．ＲＴＫ法は、固定局及び移動局で同時にＧＮＳＳ衛星からの信号を受信し、固定局で取得した信号を、無
２．ＲＴＫ法は、固定局及び移動局で同時にＧＮＳＳ衛星からの信号を受信し、固定局で取得した信号を、
線装置等を用いて移動局に転送し、移動局側において即時に基線解析を行うことで、固定局と移動局の間
無線装置等を用いて移動局に転送し、移動局側において即時に基線解析を行うことで、固定局と移動局
の基線ベクトルを求める。その後、移動局を複数の観測点に次々と移動して、固定局と移動局の間の基線
の間の基線ベクトルを求める。その後、移動局を複数の観測点に次々と移動して、固定局と移動局の間
ベクトルを即時に求める観測方法である。なお、基線ベクトルを求める方法は、直接観測法又は間接観測
の基線ベクトルを即時に求める観測方法である。なお、基線ベクトルを求める方法は、直接観測法又は
法による。
間接観測法による。
（１）直接観測法は、固定局及び移動局で同時にＧＮＳＳ衛星からの信号を受信し、基線解析により固定局
（１）直接観測法は、固定局及び移動局で同時にＧＮＳＳ衛星からの信号を受信し、基線解析により固定局
と移動局の間の基線ベクトルを求める観測方法である。直接観測法による観測距離は、５００メート
と移動局の間の基線ベクトルを求める観測方法である。直接観測法による観測距離は、５００メートル
ル以内を標準とする。
以内を標準とする。
（２）間接観測法は、固定局及び２か所以上の移動局で同時にＧＮＳＳ衛星からの信号を受信し、
基線
（２）間接観測法は、固定局及び２か所以上の移動局で同時にＧＮＳＳ衛星からの信号を受信し、基線解析
解析により得られた２つの基線ベクトルの差を用いて移動局間の基線ベクトルを求める観測方法であ
により得られた２つの基線ベクトルの差を用いて移動局間の基線ベクトルを求める観測方法である。間接
る。間接観測法による固定局と移動局の間の距離は１０キロメートル以内とし、間接的に求める移動
観測法による固定局と移動局の間の距離は１０キロメートル以内とし、間接的に求める移動局間の距離は
局間の距離は５００メートル以内を標準とする。
５００メートル以内を標準とする。
３．ネットワーク型ＲＴＫ法は、配信事業者（国土地理院の電子基準点網の観測データ配信を受けている者
３．ネットワーク型ＲＴＫ法は、配信事業者（国土地理院の電子基準点網の観測データ配信を受けている者
又は、３点以上の電子基準点を基に、測量に利用できる形式でデータを配信している者をいう。以下同
又は、３点以上の電子基準点を基に、測量に利用できる形式でデータを配信している者をいう。以下同じ。
）
じ。
）で算出された補正データ等又は面補正パラメータを、携帯電話等の通信回線を介して移動局で受信
で算出された補正データ等又は面補正パラメータを、携帯電話等の通信回線を介して移動局で受信すると
すると同時に、移動局でＧＮＳＳ衛星からの信号を受信し、移動局側において即時に解析処理を行って
同時に、移動局でＧＮＳＳ衛星からの信号を受信し、移動局側において即時に解析処理を行って位置を求
位置を求める。その後、複数の観測点に次々と移動して移動局の位置を即時に求める観測方法である。
める。その後、複数の観測点に次々と移動して移動局の位置を即時に求める観測方法である。配信事業者
配信事業者からの補正データ等又は面補正パラメータを通信状況により取得できない場合は、観測終了
からの補正データ等又は面補正パラメータを通信状況により取得できない場合は、観測終了後に解析処理
後に解析処理を行うことができる。なお、基線ベクトルを求める方法は、直接観測法又は間接観測法に
を行うことができる。なお、基線ベクトルを求める方法は、直接観測法又は間接観測法による。
よる。
（１）直接観測法は、配信事業者で算出された移動局近傍の任意地点の補正データ等と移動局の観測データ
（１）直接観測法は、配信事業者で算出された移動局近傍の任意地点の補正データ等と移動局の観測データ
を用いて、基線解析により基線ベクトルを求める観測方法である。
を用いて、基線解析により基線ベクトルを求める観測方法である。
（２）間接観測法は、次の方式により基線ベクトルを求める観測方法である。
（２）間接観測法は、次の方式により基線ベクトルを求める観測方法である。
（ⅰ）２台同時観測方式による間接観測法は、２か所の移動局で同時観測を行い、得られたそれぞれの三
（ⅰ）２台同時観測方式による間接観測法は、２か所の移動局で同時観測を行い、得られたそれぞれの三
次元直交座標の差から移動局間の基線ベクトルを求める。
次元直交座標の差から移動局間の基線ベクトルを求める。
（ⅱ）１台準同時観測方式による間接観測法は、移動局で得られた三次元直交座標とその後、速やかに移
（ⅱ）１台準同時観測方式による間接観測法は、移動局で得られた三次元直交座標とその後、速やかに移
動局を他の観測点に移動して観測を行い、得られたそれぞれの三次元直交座標の差から移動局間の基
動局を他の観測点に移動して観測を行い、得られたそれぞれの三次元直交座標の差から移動局間の基
線ベクトルを求める。なお、観測は、速やかに行うとともに、必ず往復観測（同方向の観測も可）を
線ベクトルを求める。なお、観測は、速やかに行うとともに、必ず往復観測（同方向の観測も可）を
行い、重複による基線ベクトルの点検を実施する。
行い、重複による基線ベクトルの点検を実施する。
４）ＧＮＳＳ衛星の条件
項
衛星の数
使用衛星
目
最低高度角
スタティック法
短縮スタティック法
キネマティック法
ＲＴＫ法及び
ネットワーク型ＲＴＫ法
４）ＧＮＳＳ衛星の条件
ＧＰＳ衛星及び
ＧＬＯＮＡＳＳ衛星
15゜を標準とする
4衛星以上
5衛星以上
ＧＰＳ衛星のみ
5衛星以上
6衛星以上
備考（削除）
１．ＧＬＯＮＡＳＳ衛星を用いて観測する場合は、ＧＰＳ衛星及びＧＬＯＮＡＳＳ衛星を、それぞれ 2 衛星以
項
衛星の数
５）検測
ＧＮＳＳ観測の結果、異なるセッションによる閉合多角形ができない場合には、当該セッションの一辺以上に
ＧＰＳ衛星及び
ＧＬＯＮＡＳＳ衛星
15゜以上を標準とする
4衛星以上
5衛星以上
ＧＰＳ衛星のみ
5衛星以上
6衛星以上
備考１．最低高度角は、上空視界の確保が困難な場合は 30゜まで緩和することができる。
２．ＧＬＯＮＡＳＳ衛星を用いて観測する場合は、ＧＰＳ衛星及びＧＬＯＮＡＳＳ衛星を、それぞれ 2 衛星
上用いること。
２．準天頂衛星は、ＧＰＳ衛星として取り扱うことができる。
使用衛星
目
最低高度角
スタティック法
短縮スタティック法
キネマティック法
ＲＴＫ法及び
ネットワーク型ＲＴＫ法
以上用いること。
３．準天頂衛星は、ＧＰＳ衛星として取り扱うことができる。
５）検測
ＧＮＳＳ観測の結果、異なるセッションによる閉合多角形ができない場合には、当該セッションの一辺以
ついて再度ＧＮＳＳ観測を行うか、異なるセッションの組合せができるようにＧＮＳＳ観測を追加して実施し、
上について再度ＧＮＳＳ観測を行うか、異なるセッションの組合せができるようにＧＮＳＳ観測を追加して
検測とする。
実施し、検測とする。
（４）電子基準点のみを与点とするＧＮＳＳ法
（４）電子基準点のみを与点とするＧＮＳＳ法
１）基線ベクトルの観測方法
１）基線ベクトルの観測方法
観測は、干渉測位方式で行うものとする。
観測は、干渉測位方式で行うものとする。
２）ＧＮＳＳ観測のために設定する項目、単位及び位
設定項目
単位
位
経度・緯度
楕円体高
度分秒
ｍ
1
0.001
アンテナ高
ｍ
0.001
２）ＧＮＳＳ観測のために設定する項目、単位及び位
備
考
自動入力装置のある機種は、自動入力で行う。
(同上)
３）観測時間等
観
スタティック法
短縮スタティック法
測時間
データ取得間隔
摘
要
120 分以上
30 秒以下
観測距離が 10 ㎞以上
60 分以上
30 秒以下
観測距離が 5km 以上、10km 未満
30 分以上
30 秒以下
観測距離が 5km 未満
10 分以上
15 秒以下
観測距離が 5km 未満
備考１．観測距離が 10 ㎞以上の場合、１級ＧＮＳＳ測量機を使用して２周波による観測を行うものとする。
位
備
経度・緯度
楕円体高
度分秒
ｍ
1
0.001
自動入力装置のある機種は、自動入力で行う。
アンテナ高
ｍ
0.001
測定方法
観
考
(同上)
測時間
データ取得間隔
摘
要
120 分以上
30 秒以下
観測距離が 10 ㎞以上
60 分以上
30 秒以下
観測距離が 5km 以上、10km 未満
30 分以上
30 秒以下
観測距離が 5km 未満
10 分以上
15 秒以下
観測距離が 5km 未満
スタティック法
短縮スタティック法
備考１．観測距離が 10 ㎞以上の場合、１級ＧＮＳＳ測量機を使用して２周波による観測を行うものとする。
２．観測距離が 10 ㎞未満の場合、１級ＧＮＳＳ測量機を使用してスタティック法により２周波による観測を行
２．観測距離が 10 ㎞未満の場合、１級ＧＮＳＳ測量機を使用してスタティック法により２周波による観測
うこができる。
を行うことができる。
３．節点を設けて、観測距離を 10 ㎞未満にすることで、２級 GNSS 測量機により１周波による観測を行うこと
３．節点を設けて、観測距離を 10 ㎞未満にすることで、２級 GNSS 測量機により１周波による観測を行う
ができる。
ことができる。
４）ＧＮＳＳ衛星の条件
４）ＧＮＳＳ衛星の条件
使用衛星
目
最低高度角
衛星の数
単位
３）観測時間等
測定方法
項
設定項目
ＧＰＳ衛星及び
ＧＬＯＮＡＳＳ衛星
15゜を標準とする
ＧＰＳ衛星のみ
スタティック法
4衛星以上
5衛星以上
短縮スタティック法
5衛星以上
6衛星以上
備考１．最低高度角は、上空視界の確保が困難な場合は 30゜まで緩和することができる。
２．ＧＬＯＮＡＳＳ衛星を用いて観測する場合は、ＧＰＳ衛星及びＧＬＯＮＡＳＳ衛星を、それぞれ 2 衛星以
上用いること。
３．観測距離が 10 ㎞以上の場合、ＧＰＳ衛星のみを用いて観測する場合は 5 衛星以上、ＧＰＳ衛星及びＧＬＯ
ＮＡＳＳ衛星を用いて観測する場合は 6 衛星以上を標準とする。
４．準天頂衛星は、ＧＰＳ衛星として取り扱うことができる。
使用衛星
項
目
最低高度角
衛星の数
ＧＰＳ衛星及び
ＧＬＯＮＡＳＳ衛星
15゜以上を標準とする
ＧＰＳ衛星のみ
スタティック法
4衛星以上
5衛星以上
短縮スタティック法
5衛星以上
6衛星以上
備考１．最低高度角は、上空視界の確保が困難な場合は 30゜まで緩和することができる。
２．ＧＬＯＮＡＳＳ衛星を用いて観測する場合は、ＧＰＳ衛星及びＧＬＯＮＡＳＳ衛星を、それぞれ 2 衛星
以上用いること。
３．観測距離が 10 ㎞以上の場合、ＧＰＳ衛星のみを用いて観測する場合は 5 衛星以上、ＧＰＳ衛星及びＧ
ＬＯＮＡＳＳ衛星を用いて観測する場合は 6 衛星以上を標準とする。
（新規）
別表第１１山村境界基本多角測量の計算の単位及び計算値の制限〔第二十五条〕
別表第１１山村境界基本多角測量の計算の単位及び計算値の制限〔第二十五条〕
（１）ＴＳ法
計
精度
区分
乙二
乙三
（１）ＴＳ法
算
の
単
辺長座標
角値
値
値
秒位㎜位㎜位
秒位㎜位㎜位
位
標
高
計
方向角の
閉合差
座標の
閉合差
100㎜ +
㎜位 40秒+55秒 n
20㎜
S
25㎜
値
制
閉合比
直接法
1
2,000
間接法
計
限
新点位置の
単位重量
標準偏差
高低角の
の
標準偏差
水平
標高標準偏差
位置
150㎜ +
S
250㎜ +
50㎜ N
10cm
20cm
20″
70″
（標準）（標準）
（標準）
備考１．ｎは当該多角路線の測点数、Ｎは２与点間の辺数、Ｓは路線長（座標の閉合差の制限においてはｍ単位、
標高の閉合差の制限においては km 単位）とする。
精度
区分角値辺長座標
値
値
（２）ＧＮＳＳ法
備考
座標の
閉合差
値
の
100㎜ +
20㎜ S
120㎜ +
乙三秒位㎜位㎜位㎜位 40秒+65秒 n
25㎜ S
制
標高の閉合差
閉合比
1
2,000
間接法
限
新点位置
の標準偏
差
水平
標高
位置
150㎜ + 250㎜ +
10cm 20cm
30㎜ S 50㎜ N
単位
重量
の
標準
偏差
高低
角の
標準
偏差
20″
70″
（標準）（標準）
（標準）
標高の閉合差の制限においては km 単位）とする。
２．厳密網平均計算の場合は、方向角の閉合差の点検を省略できるものとする。
３．環閉合差により点検する場合は、方向角、座標及び標高の各制限式の定数項を省いたものとする。
㎜位
方向角の
閉合差
算
備考１．ｎは当該多角路線の測点数、Ｎは２与点間の辺数、Ｓは路線長（座標の閉合差の制限においてはｍ単位、
のとする。
辺長値
標
高
計
乙二秒位㎜位㎜位㎜位 40秒+55秒 n
２．与点で方向角の取付観測がなく、かつ、厳密網平均計算の場合は、方向角の閉合差の点検を省略できるも
計
算の単位
直接法
30㎜
S
の
標高の閉合差
120㎜ +
㎜位 40秒+65秒 n
算
３．環閉合差により点検する場合は、方向角、座標及び標高の各制限式の定数項を省いたものとする。
（２）ＧＮＳＳ法
算の単位
基線
ベクトル
3成分
㎜位
座標値
㎜位
計
標
高
㎜位
（ア）
環閉合差
算値の制限
（イ）
重複辺の較差
水平（ΔN,
水平（ΔN,ΔE）
ΔE）
20㎜
20㎜ N
高さ（ΔU）
高さ（ΔU）
30㎜
30㎜ N
（N：辺数）
（ウ）
三次元網平均計算によ
る標準偏差
水平位置
標高
辺長値
算の単位
基線
ベクトル
3成分
座標値
計
標
高
（ア）
環閉合差
水平（ΔN,ΔE）
20㎜ N
10cm
20cm
１．点検計算の制限は、上記（ア）又は、（イ）の方法による。ただし、ΔＮ、ΔＥ、ΔＵはベクトル終点
において、Δｘ、Δｙ、Δｚから計算式により算出する。
２．ΔＮは、水平面の南北方向の閉合差又は較差、ΔＥは、水平面の東西方向の閉合差又は較差、ΔＵは、高
さ方向の閉合差又は較差である。
３．スタティック法及び短縮スタティック法による基線解析では、原則としてＰＣＶ（Phase Center Variation）
補正を行うものとする。
４．N は、異なるセッションの組み合わせによる最少辺数である
５．ＧＮＳＳ測量の軌道情報は放送暦を標準とする
６．気象要素の補正は、基線解析ソフトウェアで採用している標準大気によるものとする。
７．スタティック法による基線解析は、観測距離が 10 ㎞以上の場合は２周波で行うものとし、観測距離が 10
㎞未満の場合は１周波又は２周波で行うものとする。
８．基線解析は、観測図に基づき計算の出発点に指定した与点の成果（与点の成果に基づく座標値）を固定値
として、必要な基線について実施する。以後の基線解析は、これによって求められた値を固定座標として
実施する。また、第二セッション、第三セッション等の固定座標値は前セッションから引き継いで基線解
析を実施する。
計
㎜位
㎜位
㎜位
㎜位
高さ（ΔU）
30㎜ N
算値の制限
（イ）
重複辺の較差
水平（ΔN,ΔE）
20㎜
高さ（ΔU）
30㎜
（ウ）
三次元網平均計算に
よる標準偏差
水平位置
標高
10cm
20cm
（N：辺数）
備考１．点検計算の制限は、上記（ア）又は、
（イ）の方法による。ただし、ΔＮ、ΔＥ、ΔＵはベクトル終
点において、Δｘ、Δｙ、Δｚから計算式により算出する。
２．ΔＮは、水平面の南北方向の閉合差又は較差、ΔＥは、水平面の東西方向の閉合差又は較差、ΔＵは、
高さ方向の閉合差又は較差である。
３．スタティック法及び短縮スタティック法による基線解析では、原則としてＰＣＶ（Phase Center
Variation）補正を行うものとする。
４．N は、異なるセッションの組み合わせによる最少辺数である。
５．ＧＮＳＳ測量の軌道情報は放送暦を標準とする。
６．気象要素の補正は、基線解析ソフトウェアで採用している標準大気によるものとする。
７．スタティック法による基線解析は、観測距離が 10 ㎞以上の場合は２周波で行うものとし、観測距離が
10 ㎞未満の場合は１周波又は２周波で行うものとする。
８．基線解析は、観測図に基づき計算の出発点に指定した与点の成果（経緯度、楕円体高）を固定値として、
必要な基線について実施する。以後の基線解析は、これによって求められた値を固定座標として実施する。
また、第二セッション、第三セッション等の固定座標値は前セッションから引き継いで基線解析を実施す
る。
９．基線解析に使用する高度角は、観測時にＧＮＳＳ測量機に設定した受信高度角とする。
９．基線解析に使用する高度角は、観測時にＧＮＳＳ測量機に設定した受信高度角とする。
（３）電子基準点のみを与点とするＧＮＳＳ法
（３）電子基準点のみを与点とするＧＮＳＳ法
１）観測値の点検
１）観測値の点検
観測値の点検箇所等
点検数等
観測値の点検箇所等
点検数等
重複辺の較差、環閉合差の点検
（２）のＧＮＳＳ法、計算値の制限値の制限に準じる。
電子基準点間の閉合差の点検路線数
使用した電子基準点数－１（点検路線は最短路線とする）
電子基準点間の閉合差の点検路線数
使用した電子基準点数－１（点検路線は最小辺数路線とする。
）
重複辺の較差、環閉合差の点検
電子基準点間の閉合差の点検に含まれない重複辺、環閉合差
備
２）点検計算の制限
合は、セミ・ダイナミック補正による補正計算を行う。
２）点検計算の制限
①電子基準点間の閉合差の制限
区
点検値の制限を超過した場合は、再測を行い、再び制限値を超過した場
考
①電子基準点間の閉合差の制限
分
閉合差の制限
摘
要
区
Ｎ :辺数
水平（ΔN、ΔE） 60mm+20mm√Ｎ
分
閉合差の制限
水平（ΔN、ΔE） 60mm+20mm√Ｎ
ΔN：水平面の南北方向の閉合差
結合多角方式
高さ（ΔU）
150mm+30mm√Ｎ
ΔE：水平面の東西方向の閉合差
高さ（ΔU）
150mm+30mm√Ｎ
㎜位
㎜位
計
（ア）
環閉合差
標高
㎜位
算値の制限
（イ）
重複辺の較差
水平（ΔN,ΔE）
水平（ΔN,ΔE）
20㎜ N
20㎜
高さ（ΔU）
高さ（ΔU）
30㎜ N
30㎜
（N：辺数）
㎜位
計
（ウ）
三次元網平均計算によ
る標準偏差
水平位置
標高
10cm
20cm
３）地籍図根点等との整合の確認
1,500ｍ以内を標準
精度区分
ＴＳ法による座標の較差
辺長値
㎜位
算の単位
基線
ベクトル
3成分
座標値
㎜位
㎜位
計
標
（ア）
環閉合差
高
算値の制限
（イ）
重複辺の較差
水平（ΔN,ΔE）
水平（ΔN,ΔE）
20㎜ N
20㎜
高さ（ΔU）
高さ（ΔU）
30㎜ N
30㎜
（N：辺数）
㎜位
（ウ）
三次元網平均計算による
標準偏差
水平位置
標高
10cm
20cm
３）地籍図根点等との整合の確認
地籍図根点との取付距離の制限
ＧＮＳＳ法による座標の較差
ΔE：水平面の東西方向の閉合差
②環閉合差及び各成分の較差の制限
計算の単位
座標値
Ｎ :辺数
ΔU：高さ方向の閉合差
②環閉合差及び各成分の較差の制限
辺長値
要
ΔN：水平面の南北方向の閉合差
結合多角方式
ΔU：高さ方向の閉合差
基線
ベクトル
3成分
摘
水平（ΔN、ΔE）
高さ（ΔU）
60 ㎜+20 ㎜ N
150 ㎜+30 ㎜ N
方向角の閉合差
座標の閉合差
乙二
20 秒+45 秒 N
40 秒+55 秒 N
60 ㎜+15 ㎜ N
100 ㎜+20 ㎜ N
乙三
40 秒+65 秒 N
120 ㎜+25 ㎜ N
乙一
乙二
乙三
精度区分
乙一
地籍図根点との取付距離の制限
1,500ｍ以内を標準
精度区分
ＧＮＳＳ法による座標の較差
ＴＳ法による座標の較差
水平（ΔN、ΔE）
高さ（ΔU）
乙一
乙二
乙三
精度区分
60 ㎜+20 ㎜
乙一
20 秒+45 秒
N
60 ㎜+15 ㎜
N
乙二
40 秒+55 秒
N
100 ㎜+20 ㎜
N
乙三
40 秒+65 秒
N
120 ㎜+25 ㎜
N
N
方向角の閉合差
150 ㎜+30 ㎜
N
座標の閉合差
別表第１２山村境界基本多角測量における厳密網平均計算又は三次元網平均計算に用いる重量〔第二十五条〕
角の重量
ＴＳ法
ＧＮＳＳ法
1.0
長さに関係しない標準偏差(Ms)
距離の重量の係数
別表第１２山村境界基本多角測量における厳密網平均計算又は三次元網平均計算に用いる重量〔第二十五条〕
長さによる誤差の比例定数（γ）
10㎜
5×10-6
角の一方向の標準偏差（Mt）
13.5秒
平均計算に用いる重量は、次のいずれかの分散・共分散行列の逆行列を用いる。
①基線解析で求められた値
②水平及び高さの分散を固定値として求めた値
2
2
角の重
ＴＳ法
ＧＮＳＳ法
2
量
1.0
長さに関係しない標準偏差(Ms)
距離の重量の係数
長さによる誤差の比例定数（γ）
10㎜
5×10-6
角の一方向の標準偏差（Mt）
13.5秒
平均計算に用いる重量は、次のいずれかの分散・共分散行列の逆行列を用いる。
①基線解析で求められた値
②水平及び高さの分散を固定値として求めた値
2
分散は、dN＝（0.004ｍ) 、dE＝（0.004ｍ) 、dU＝（0.007ｍ) とする。
2
2
分散は、dN＝（0.004ｍ) 、dE＝（0.004ｍ) 、dU＝（0.007ｍ) とする。
別表第１３山村境界基本多角測量における点検測量の較差の許容範囲〔第二十五条〕
別表第１３山村境界基本多角測量における点検測量の較差の許容範囲〔第二十五条〕
（１）点検値と採用値の較差の許容範囲
（１）点検値と採用値の較差の許容範囲
１）ＴＳ法
１）ＴＳ法
距離
水平角
鉛直角
15 ㎜
4500/S 秒
7500/S 秒
偏心要素
偏心距離
偏心角
鉛直角
15 ㎜
4500/e 秒
7500/e 秒
備考１．Ｓは測点間距離（ｍ単位）、ｅは偏心距離（ｍ単位）とする。
２．水平角の許容範囲における測定間距離Ｓは、夾角をなす 2 辺のうち距離を比較して長い方を採用
距離
水平角
鉛直角
15 ㎜
4500/S 秒
7500/S 秒
偏心要素
偏心距離
偏心角
鉛直角
15 ㎜
4500/e 秒
7500/e 秒
備考１．Ｓは測点間距離（ｍ単位）、ｅは偏心距離（ｍ単位）とする。
２．水平角の許容範囲における測定間距離Ｓは、夾角をなす 2 辺のうち距離を比較して長い方を採用する。
する。
３．乙二、乙三における標高を求めない場合の距離の点検は、水平距離で行うことができる。この場合
（新規）
の鉛直角の点検は省略できる。
２）ＧＮＳＳ法
重複する基線ベクトルの較差
２）ＧＮＳＳ法
重複する基線ベクトルの較差
ΔN、ΔE
ΔU
20 ㎜
30 ㎜
備考１．ΔＮは水平面の南北方向の較差、ΔＥは水平面の東西方向の較差、ΔＵは高さ方向の較差。
２．偏心点で点検を実施した場合は、偏心補正後、本点間の基線ベクトルにより比較を行う。
ΔN、ΔE
ΔU
20 ㎜
30 ㎜
備考１．ΔＮは水平面の南北方向の較差、ΔＥは水平面の東西方向の較差、ΔＵは高さ方向の較差。
２．偏心点で点検を実施した場合は、偏心補正後、本点間の基線ベクトルにより比較を行う。
（２）点検測量実施個所の選定等
実施箇所の選定
（２）点検測量実施個所の選定等
点検測量の数量は新設点数の 5％以上（小数点以下切り上げ）とし、網平均計算
点検測量の数量は新設点数の 5％（小数点以下切り上げ）とし、次の事項を勘案
結果を基に次の事項を勘案して、実施箇所を選定する。
して、実施箇所を選定する。
１．観測時の状況等（ＧＮＳＳアンテナタワー使用観測箇所、偏心観測箇所等）
１．観測時の状況等（ＧＮＳＳアンテナタワー使用観測箇所、偏心観測箇所等）
２．点検計算結果（方向角及び座標の閉合差、環閉合差、重複辺の較差）
２．点検計算結果（方向角及び座標の閉合差、環閉合差、重複辺の較差）
３．網平均計算結果（新点位置の標準偏差）
３．網平均計算結果（新点位置の標準偏差）
１．比較点検計算は、
（点検値）－（採用値）とする。
１．比較点検計算は、
（点検値）－（採用値）とする。
２．ＴＳ法による鉛直角の点検測量は、片方向の観測とし、同一方向の採用値と
比較点検計算
実施箇所の選定
の比較を行う。ただし、許容範囲を超過した場合は、正反観測の平均値による
２．ＴＳ法による鉛直角の点検測量は、片方向の観測とし、同一方向の採用値と
比較点検計算
の比較を行う。ただし、許容範囲を超過した場合は、正反観測の平均値による
比較を行う。
比較を行う。
１．観測手簿等上部余白部には点検測量と記載する。
点検測量手簿等の整理
２．観測手簿等任意の箇所に比較点検計算結果を整理する。
点検測量の較差が許容範囲を超過した場合は、原因を調査し、再測又は観測点を
再測等
追加して観測を行うなど必要な処置を講じる。
備考
点検測量実施後は、観測値等の点検を本作業と同様に実施する。
別表第１４山村境界基本細部点等の密度の標準（1 ㎢当たり点数）
〔第二十七条〕
1
5,000
80～120
61～91
備考
点検測量実施後は、観測値等の点検を本作業と同様に実施する。
別表第１４山村境界基本細部点等の密度の標準（1 図郭当たり点数）〔第二十七条〕
地形
傾斜区分
急
中
備考１．急傾斜とは、概ね 15 度以上、中傾斜とは、3～15 度の傾斜区分をいう。
２．1 ㎢当たり点数とは、1 ㎢当たりの区域における山村境界基本細部点等の数をいう。
別表第１５多角測量法による山村境界基本細部測量における観測及び測定の方法〔第二十八条〕
（１）ＴＳ法による角の観測
傾斜
傾斜
1
2,500
1
5,000
22～146
30～183
備考１．急傾斜とは、概ね 15 度以上、中傾斜とは、3～15 度の傾斜区分をいう。
２．1 図郭当たり点数とは、一の図郭の区域における山村境界基本細部点等の数をいう。
別表第１５多角測量法による山村境界基本細部測量における観測及び測定の方法〔第二十八条〕
（１）ＴＳ法による角の観測
（削除）
１）多角路線長 500ｍ以上の場合
観測の方法
セオドライト及びトータル
1級又は2級トータルステーション
3級トータルステーション
ステーションによる測定
1級又は2級セオドライト
3級セオドライト
読定単位
20秒以下
20秒以下
対回数
1
2
輪郭
任意
0度、90度
水平角
較差
40秒以内
―
観測差
－
40秒以内
倍角差
－
60秒以内
鉛直角
追加して観測を行うなど必要な処置を講じる。
縮尺区分
1
2,500
189～283
142～212
傾斜
傾斜
２．観測手簿等任意の箇所に比較点検計算結果を整理する。
点検測量の較差が許容範囲を超過した場合は、原因を調査し、再測又は観測点を
再測等
縮尺区分
地形
傾斜区分
急
中
１．観測手簿等上部余白部には点検測量と記載する。
点検測量手簿等の整理
読定単位
20 秒以下
20 秒以下
対回数
定数差
1
60秒以内
1
60秒以内
セオドライト及びトータルス
テーションによる測定
水平角
鉛直角
対回数
輪郭
較差
観測差
倍角差
対回数
定数差
観測の方法
最小目盛値 20秒以下
1
任意
40秒以内
－
－
1
60秒以内
（削除）
２）多角路線長 500ｍ未満の場合
セオドライト及びトータルス
観測の方法
テーションによる測定
最小目盛値 20秒以下
対回数
水平角
鉛直角
（２）ＴＳ法による距離の測定
1
輪
郭
任意
較
差
60秒以内
対回数
1
定数差
90秒以内
（２）ＴＳ法による距離の測定
（削除）
１）多角路線長 500ｍ以上の場合
13
14
15
読取単位
片道の読取回数
片道の読取値の較差
㎜
1
－
16
基準面からの高さの補正
否
17
s／Ｓ補正
否
１０㎜
S
備考１．1 セットとは、1 視準 2 回の読定をいう。
巻尺
往復測定の較差
6
区分
共
通
事
項
共通
事項
12
1
2
3
4
5
測定の方法
要
要
要
㎜
2セット
20㎜
20㎜
否
否
要
否
要
鋼
鋼巻尺
7
8
9
10
11
規格条件
器差補正
気象補正
傾斜補正
測定単位
読取回数
1セット内の測定値の較差
各セットの平均値の較差
器差補正
温度補正
傾斜補正
張力計の使用
往復測定
測距儀及びトー
タルステーショ
ン
測距儀及びトータ
ルステーション
区分
1
規格条件
器差補正
測定の方法
要
2
3
4
気象補正
傾斜補正
測定単位
要
要
㎜
5
6
7
読取回数
読取値の較差
器差補正
1セット
30㎜
否
8
温度補正
否
9
10
傾斜補正
張力計の使用
要
否
11
往復測定
要
12
往復測定の較差
13
14
読取単位
片道の読取回数
15
16
17
片道の読取値の較差
基準面からの高さの補正
s／Ｓ補正
１０㎜
㎜
1
S
－
否
否
備考（新規）
２．較差の欄のＳは、測定距離（ｍ単位）とする。
１．較差の欄のＳは、測定距離（ｍ単位）とする。
３．往復測定は、独立 2 回測定とすることができる。
２．往復測定は、独立 2 回測定とすることができる。
４．乙二、乙三における水平距離補正機能付測距儀を使用する場合には、鉛直角、器械高及び目標の視準高を
３．水平距離補正機能付測距儀を使用する場合には、鉛直角、器械高及び目標の視準高を測定して傾斜
測定して傾斜補正を行ったものとみなす。
５．乙二、乙三における傾斜補正に用いる鉛直角は、正方向のみによることができる。
補正を行ったものとみなす。
（新規）
（削除）
２）多角路線長 500ｍ未満の場合
測距儀及びト
ータルステー
ション
区分
鋼
巻尺
共通
事項
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
規格条件
器差補正
気象補正
傾斜補正
測定単位
片道の読取回数
読取値の較差
器差補正
温度補正
傾斜補正
張力計の使用
往復測定
測定の方法
要
要
要
㎜
1セット
30㎜
否
否
要
否
要
12
往復測定の較差
１０㎜
13
14
15
読取単位
片道の読取回数
片道の読取値の較差
㎜
1回
－
16
基準面からの高さの補正
否
17
s／Ｓ補正
否
S
備考１．較差欄のＳは、測定距離（ｍ単位）とする。
２．往復測定は、独立 2 回測定とすることができる。
（３）ＧＮＳＳ法による基線ベクトルの観測
（３）ＧＮＳＳ法による基線ベクトルの観測
１）観測方法
１）観測方法
観測は、干渉測位方式で行うものとし、次表により観測値の良否を点検できるよう、セッションを形成するも
のとする。
区
観測は、干渉測位方式で行うものとし、次表により観測値の良否を点検できるよう、多角網路線が閉じた多
角形を形成するものとする。
分
環閉合差による方法
重複辺による方法
測
定
方
法
環閉合差を求め点検するための異なるセッションの組み合わせによる多
角網を形成する。
異なるセッションによる点検のため、1辺以上の重複観測を行う。
２）ＧＮＳＳ観測のために設定する項目、単位及び位
設定項目
単位
位
経度・緯度
楕円体高
度分秒
ｍ
1
0.001
アンテナ高
ｍ
0.001
分
環閉合差による方法
重複辺による方法
測
定
方
法
環閉合差を求め点検するための異なるセッションの組み合わせによる多角
網を形成する。
異なるセッションによる点検のため、1辺以上の重複観測を行う。
２）ＧＮＳＳ観測のために設定する項目、単位及び位
備
考
自動入力装置のある機種は、自動入力で行う。
(同上)
区
設定項目
単位
位
備
経度・緯度
楕円体高
度分秒
ｍ
1
0.001
自動入力装置のある機種は、自動入力で行う。
アンテナ高
ｍ
0.001
(同上)
考
３）観測時間等
３）観測時間等
観測方法
観測時間又は観測回数
データ取得間隔
観測方法
観測時間又は観測回数
データ取得間隔
スタティック法
30分以上
30秒以下
スタティック法
30分以上
30秒以下
短縮スタティック法
10分以上
15秒以下
短縮スタティック法
10分以上
15秒以下
キネマティック法
1分以上
5秒以下
キネマティック法
1分以上
5秒以下
ＲＴＫ法及びネットワーク
型ＲＴＫ法
FIX解を得てから
10エポック以上
1秒
ＲＴＫ法及びネットワーク
型ＲＴＫ法
FIX解を得てから
10エポック以上
1秒
備考山村境界基本多角測量の場合と同様に行うものとする（別表第１０（３）３））。
４）ＧＮＳＳ衛星の条件
４）ＧＮＳＳ衛星の条件
使用衛星
項
目
最低高度角
スタティック法
衛星の数
備考山村境界基本多角測量の場合と同様に行うものとする（別表第１０（３）３））。
短縮スタティック法
キネマティック法
ＲＴＫ法及び
ネットワーク型ＲＴＫ法
ＧＰＳ衛星及び
ＧＬＯＮＡＳＳ衛星
15゜を標準とする
ＧＰＳ衛星のみ
4衛星以上
5衛星以上
使用衛星
項
目
最低高度角
5衛星以上
6衛星以上
備考（削除）
１．ＧＬＯＮＡＳＳ衛星を用いて観測する場合は、ＧＰＳ衛星及びＧＬＯＮＡＳＳ衛星を、それぞれ
衛星の数
５）検測
スタティック法
4衛星以上
5衛星以上
短縮スタティック法
キネマティック法
ＲＴＫ法及び
ネットワーク型ＲＴＫ法
5衛星以上
6衛星以上
備考１．最低高度角は、上空視界の確保が困難な場合は 30゜まで緩和することができる。
２．ＧＬＯＮＡＳＳ衛星を用いて観測する場合は、ＧＰＳ衛星及びＧＬＯＮＡＳＳ衛星を、それぞれ 2 衛星
2 衛星以上用いること。
２．準天頂衛星は、ＧＰＳ衛星として取り扱うことができる。
ＧＰＳ衛星及び
ＧＬＯＮＡＳＳ衛星
15゜以上を標準とする
ＧＰＳ衛星のみ
以上用いること。
３．準天頂衛星は、ＧＰＳ衛星として取り扱うことができる。
５）検測
ＧＮＳＳ観測の結果、異なるセッションによる閉合多角形ができない場合には、当該セッションの一辺以上に
ＧＮＳＳ観測の結果、異なるセッションによる閉合多角形ができない場合には、当該セッションの一辺以
ついて再度ＧＮＳＳ観測を行うか、異なるセッションの組合せができるようにＧＮＳＳ観測を追加して実施し、
上について再度ＧＮＳＳ観測を行うか、異なるセッションの組合せができるようにＧＮＳＳ観測を追加して実
検測とする。
施し、検測とする。
（削除）
（４）デジタル方位距離計法による観測及び測定の方法
区分
測定方法
測定回数
磁方位角
鉛直角
距
正又は反
2 回以上
離
測定単位
0.1 度以下
cm
読取値の較差
6分
S 以下
6 分 S 以下
3cm 以内
備考１．作業開始前に器機の調整及び点検を実施するものとする。
２．Ｓは路線長（ｍ単位）とする。
別表第１６多角測量法による山村境界基本細部測量の計算の単位及び計算値の制限〔第二十八条〕
別表第１６多角測量法による山村境界基本細部測量の計算の単位及び計算値の制限〔第二十八条〕
（１）ＴＳ法
（１）ＴＳ法
（削除）
１）多角路線長 500ｍ以上の場合
計
制限項目
精度区分
算の単位
計
算値の制限
角
値
辺長値
座標値
方向角の閉合差
乙二
秒
位
㎜位
㎜位
乙三
秒
位
㎜位
㎜位
40秒＋55秒 n
40秒＋65秒 n
計
制限項目
精度区分
座標の閉合差
算の単位
算値の制限
角
値
辺長値
座標値
方向角の閉合差
40秒＋55秒 n
40秒＋65秒 n
100㎜＋ 20㎜
S
乙二
秒
位
㎜位
㎜位
120㎜＋ 25㎜
S
乙三
秒
位
㎜位
㎜位
備考１．結合する多角網の閉合差の点検計算は、与点から他の与点までとする。
計
座標の閉合差
100㎜＋ 20㎜
S
120㎜＋ 25㎜
S
備考１．結合する多角網の閉合差の点検計算は、与点から他の与点までとする。
２．ｎは当該多角路線の測点数、Ｓは路線長（ｍ単位）とする。
２．ｎは当該多角路線の測点数、Ｓは路線長（ｍ単位）とする。
３．厳密網平均計算による場合、単位重量の標準偏差 20 秒、水平位置の標準偏差 100mm をそれぞれ
３．厳密網平均計算による場合、単位重量の標準偏差 20 秒、水平位置の標準偏差 100mm をそれぞれ標準と
標準とする。また、閉合比の制限は、1/2,000 を標準とする。
する。また、閉合比の制限は、1/2,000 を標準とする。
４．簡易網平均計算による場合の閉合比の制限は、1/2,000 を標準とする。
４．簡易網平均計算による場合の閉合比の制限は、1/2,000 を標準とする。
５．環閉合差により点検する場合は、方向角及び座標の各制限式の定数項を省いたものとする。
５．環閉合差により点検する場合は、方向角及び座標の各制限式の定数項を省いたものとする。
６．与点で方向角の取付観測がなく、かつ、厳密網平均計算の場合は、方向角の閉合差の点検を省略できるも
（新規）
のとする。
２）多角路線長 500ｍ未満の場合
（削除）
計
制限項目
精度区分
算の単位
計
算値の制限
角
値
辺長値
座標値
方向角の閉合差
座標の閉合差
乙二
秒
位
㎜位
㎜位
50秒＋60秒√ｎ
150㎜＋ 20㎜√ｓ
乙三
秒
位
㎜位
㎜位
50秒＋70秒√ｎ
150㎜＋ 25㎜√ｓ
備考１．結合する多角網の閉合差の点検計算は、与点から他の与点までとする。
２．ｎは当該多角路線の測点数、Ｓは路線長（ｍ単位）とする。
３．厳密網平均計算による場合、単位重量の標準偏差 20 秒、水平位置の標準偏差 100mm をそれぞれ標準と
する。また、閉合比の制限は、1/2,000 を標準とする。
４．簡易網平均計算による場合の閉合比の制限は、1/2,000 を標準とする。
５．環閉合差により点検する場合は、方向角及び座標の各制限式の定数項を省いたものとする。
（２）ＧＮＳＳ法
（２）ＧＮＳＳ法
計算の単位
辺長値
基線ベク
トル3成分
座標値
標高
（ア）
環閉合差
計算値の制限
（ウ）
三次元網平均計算による
（イ）
標準偏差
重複辺の較差
水平位置
計
辺長値
算の単位
基線ベク
トル3成分
座標値
計
標
水平（ΔN,ΔE）水平（ΔN,ΔE
）
20㎜ N
㎜位
㎜位
㎜位
㎜位
高さ（ΔU）
30㎜ N
（N：辺数）
20㎜
高さ（ΔU）
30㎜
10cm
備考１．点検計算の制限は、上記（ア）又は、
（イ）の方法による。ただし、ΔＮ、ΔＥ、ΔＵはベク
トル終点において、Δｘ、Δｙ、Δｚから計算式により算出する。
２．ΔＮは、水平面の南北方向の閉合差又は較差、ΔＥは、水平面の東西方向の閉合差又は較差、
ΔＵは、高さ方向の閉合差又は較差である。
㎜位
㎜位
㎜位
（ア）
環閉合差
高
㎜位
算値の制限
（イ）
重複辺の較差
水平（ΔN,ΔE）
水平（ΔN,ΔE）
20㎜ N
20㎜
高さ（ΔU）
高さ（ΔU）
30㎜ N
30㎜
（N：辺数）
（ウ）
三次元網平均計算による標
準偏差
水平位置
10cm
備考１．点検計算の制限は、上記（ア）又は、
（イ）の方法による。ただし、ΔＮ、ΔＥ、ΔＵはベクトル終
点において、Δｘ、Δｙ、Δｚから計算式により算出する。
２．ΔＮは、水平面の南北方向の閉合差又は較差、ΔＥは、水平面の東西方向の閉合差又は較差、ΔＵは、
高さ方向の閉合差又は較差である。
（削除）
（３）デジタル方位距離計法
計
制限項目
精度区分
乙三
算の単位
計
角
値
辺長値
座標値
秒
位
㎜位
㎜位
算値の制限
新点位置の標準偏差
座標の閉合差
120㎜＋ 40㎜
水平位置
S
20cm
備考１．ｎは当該多角路線の測点数、Ｓは路線長（ｍ単位）とする。
２．山村境界基本細部点の座標値は、簡易網平均計算により求めるものとする。
３．環閉合差により点検する場合は、座標の制限式の定数項を省いたものとする。
別表第１７山村境界基本細部測量における厳密網平均計算又は三次元網平均計算に用いる重量〔第二十八条〕
角の重
量
距離の重量の係数
ＧＮＳＳ法
角の重
1.0
長さに関係しない標準偏差(Ms)
ＴＳ法
別表第１７山村境界基本細部測量における厳密網平均計算又は三次元網平均計算に用いる重量〔第二十八条〕
長さによる誤差の比例定数（γ）
10㎜
5×10-6
角の一方向の標準偏差（Mt）
13.5秒
平均計算に用いる重量は、次のいずれかの分散・共分散行列の逆行列を用いる。
①基線解析で求められた値
②水平及び高さの分散を固定値として求めた値
2
2
距離の重量の係数
長さによる誤差の比例定数（γ）
10㎜
5×10-6
角の一方向の標準偏差（Mt）
13.5秒
平均計算に用いる重量は、次のいずれかの分散・共分散行列の逆行列を用いる。
①基線解析で求められた値
②水平及び高さの分散を固定値として求めた値
ＧＮＳＳ法
2
2
山村境界基本細部測量における点検測量の較差の許容範囲〔第二十八条〕
1.0
長さに関係しない標準偏差(Ms)
ＴＳ法
2
2
分散は、dN＝（0.004ｍ) 、dE＝（0.004ｍ) 、dU＝（0.007ｍ) とする。
分散は、dN＝（0.004ｍ) 、dE＝（0.004ｍ) 、dU＝（0.007ｍ) とする。
別表第１８
量
別表第１８
山村境界基本細部測量における点検測量の較差の許容範囲〔第二十八条〕
（１）点検値と採用値の較差の許容範囲
（１）点検値と採用値の較差の許容範囲
１）ＴＳ法
１）ＴＳ法
距離
水平角
鉛直角
15 ㎜
4500/S 秒
7500/S 秒
偏心要素
偏心距離
偏心角
鉛直角
15 ㎜
4500/e 秒
7500/e 秒
備考１．Ｓは測点間距離（m 単位）、ｅは偏心距離（m 単位）とする。
２．水平角の許容範囲における測点間距離Ｓは、夾角をなす２辺のうち距離を比較して長い方を採用
距離
水平角
鉛直角
15 ㎜
4500/S 秒
7500/S 秒
偏心要素
偏心距離
偏心角
鉛直角
15 ㎜
4500/e 秒
7500/e 秒
備考１．Ｓは測点間距離（m 単位）、ｅは偏心距離（m 単位）とする。
２．水平角の許容範囲における測点間距離Ｓは、夾角をなす２辺のうち距離を比較して長い方を採用する。
する。
３．乙二、乙三における距離の点検は、水平距離で行うことができる。この場合の鉛直角の点検は省略できる。
（新規）
２）ＧＮＳＳ法
２）ＧＮＳＳ法
重複する基線ベクトルの較差
重複する基線ベクトルの較差
ΔN、ΔE
ΔU
ΔN、ΔE
ΔU
20 ㎜
30 ㎜
20 ㎜
30 ㎜
備考１．ΔＮは水平面の南北方向の較差、ΔＥは水平面の東西方向の較差、ΔＵは高さ方向の較差。
２．偏心点で点検を実施した場合は、偏心補正後、本点間の基線ベクトルにより比較を行う。
備考１．ΔＮは水平面の南北方向の較差、ΔＥは水平面の東西方向の較差、ΔＵは高さ方向の較差。
２．偏心点で点検を実施した場合は、偏心補正後、本点間の基線ベクトルにより比較を行う。
（削除）
３）デジタル方位距離計法
測量種別
磁方位角
山村境界基本細部測量
6分
S
鉛直角
距離
S
3cm
6分
備考Ｓは路線長（ｍ単位）とする。
（２）点検測量実施個所の選定等
（２）点検測量実施個所の選定等
実施箇所の選定
比較点検計算
点検測量手簿等の整理
再測等
備考
点検測量の数量は新設点数の 2％以上（小数点以下切り上げ）とし、網平均計算
を基に次の事項を勘案して、実施箇所を選定する。
１．観測時の状況等（ＧＮＳＳアンテナタワー使用観測箇所、偏心観測箇所等）
２．点検計算結果（方向角及び座標の閉合差、環閉合差、重複辺の較差）
３．網平均計算結果（新点位置の標準偏差）
１．比較点検計算は、
（点検値）－（採用値）とする。
２．ＴＳ法による鉛直角の点検測量は、片方向の観測とし、同一方向の採用値と
の比較を行う。ただし、許容範囲を超過した場合は、正反観測の平均値による
比較を行う。
１．観測手簿等上部余白部には点検測量と記載する。
２．観測手簿等任意の箇所に比較点検計算結果を整理する。
点検測量の較差が許容範囲を超過した場合は、原因を調査し、再測又は観測点を
追加して観測を行うなど必要な処置を講じる。
点検測量実施後は、観測値等の点検を本作業と同様に実施する。
別表第１９放射法による山村境界基本細部測量における観測及び測定の方法〔第二十九条〕
読定単位
観測の方法
1級、2級又は3級トータルステーション
1級、2級又は3級セオドライト
20秒以下
対回数
1
水平角
鉛直角
輪郭
実施箇所の選定
比較点検計算
点検測量手簿等の整理
再測等
備考
別表第１９放射法による山村境界基本細部測量における観測及び測定の方法〔第二十九条〕
（１）ＴＳ法による角の観測
（１）ＴＳ法による角の観測
セオドライト及びトータルス
テーションによる測定
点検測量の数量は新設点数の 2％（小数点以下切り上げ）とし、次の事項を勘案
して、実施箇所を選定する。
１．観測時の状況等（ＧＮＳＳアンテナタワー使用観測箇所、偏心観測箇所等）
２．点検計算結果（方向角及び座標の閉合差、環閉合差、重複辺の較差）
３．網平均計算結果（新点位置の標準偏差）
１．比較点検計算は、
（点検値）－（採用値）とする。
２．ＴＳ法による鉛直角の点検測量は、片方向の観測とし、同一方向の採用値と
の比較を行う。ただし、許容範囲を超過した場合は、正反観測の平均値による
比較を行う。
１．観測手簿等上部余白部には点検測量と記載する。
２．観測手簿等任意の箇所に比較点検計算結果を整理する。
点検測量の較差が許容範囲を超過した場合は、原因を調査し、再測又は観測点を
追加して観測を行うなど必要な処置を講じる。
点検測量実施後は、観測値等の点検を本作業と同様に実施する。
任
意
較差
40（2000/S）秒以内
観測差
―
倍角差
―
読定単位
20秒以下
対回数
1
定数差
90(4500/Ｓ)秒以内
備考測定距離が 50ｍ未満の場合には、
（）内の値とし、この場合のＳは測定距離（ｍ単位）とする。
セオドライト及びトータルス
テーションによる測定
観測の方法
最小目盛値 20秒以下
対回数
水平角
鉛直角
輪
郭
較
差
1
任
意
40（2000/S）秒以内
観測差
―
倍角差
―
対回数
1
定数差
90(4500/Ｓ)秒以内
備考測定距離が 50ｍ未満の場合には、（）内の値とし、この場合のＳは測定距離（ｍ単位）とする。
（２）ＴＳ法による距離の測定
区分
（２）ＴＳ法による距離の測定
規格条件
測定の方法
往復測定の較差
30㎜以内
13
14
15
読取単位
片道の読取回数
測定距離の制限
㎜
1回
50ｍ以内
16
基準面からの高さの補正
否
17
s／Ｓ補正
否
共通
事項
共通
事項
12
巻尺
巻尺
要
要
要
㎜
1セット
20㎜
否
否
要
否
要
鋼
鋼
器差補正
気象補正
傾斜補正
測定単位
読取回数
1セット内の測定値の較差
器差補正
温度補正
傾斜補正
張力計の使用
往復測定
規格条件
測距儀及びト
ータルステー
ション
測距儀及びト
ータルステー
ション
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
区分
備考１．往復測定は、独立 2 回測定とすることができる。
測定の方法
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
器差補正
気象補正
傾斜補正
測定単位
読取回数
読取値の較差
器差補正
温度補正
傾斜補正
張力計の使用
往復測定
要
要
要
㎜
1セット
20㎜
否
否
要
否
要
12
往復測定の較差
30㎜以内
13
14
15
読取単位
片道の読取回数
測定距離の制限
㎜
1回
50ｍ以内
16
基準面からの高さの補正
否
17
s／Ｓ補正
否
備考往復測定は、独立 2 回測定とすることができる。
２．1 セットとは、1 視準 2 回の読定をいう。
（新規）
（３）ＧＮＳＳ法による基線ベクトルの観測
（３）ＧＮＳＳ法による基線ベクトルの観測
１）観測方法
１）観測方法
観測は、干渉測位方式で行うものとする。
観測は、干渉測位方式で行うものとする。
２）ＧＮＳＳ観測のために設定する項目、単位及び位
設定項目
単位
位
経度・緯度
度分秒
1
楕円体高
ｍ
0.001
アンテナ高
ｍ
0.001
２）ＧＮＳＳ観測のために設定する項目、単位及び位
備
考
自動入力装置のある機種は、自動入力で行う。
（同上）
３）観測時間等
設定項目
単位
位
備
考
経度・緯度
度分秒
1
自動入力装置のある機種は、自動入力で行う。
楕円体高
ｍ
0.001
アンテナ高
ｍ
0.001
（同上）
３）観測時間等
観測方法
観測回数
データ取得間隔
観測方法
ＲＴＫ法及びネットワークＲＴＫ法
FIX解を得てから10エポック以上を１セ
ットとし、 2セットの観測を行う。
1秒
ＲＴＫ法及びネットワークＲＴＫ法
備考１．山村境界基本多角測量の場合と同様に行うものとする（別表第１０（３）３））。
２．1 セット目の観測終了後に、再初期化を行い、2 セット目の観測を行う。
３．ＲＴＫ法においては、固定局と移動局の観測距離は、500ｍ以内を標準とする。
観
測回数
データ取得間隔
FIX解を得てから10エポック以上を１セ
ットとし、 2セットの観測を行う。
1秒
備考１．ＲＴＫ法においては、各ＧＮＳＳ衛星から固定局と移動局で同時に受信する 1 回の信号を 1 エポッ
クとする。
２．1 セット目の観測終了後に、再初期化を行い、2 セット目の観測を行う。
３．ＲＴＫ法においては、固定局と移動局の観測距離は、500ｍ以内を標準とする。
４）ＧＮＳＳ衛星の条件
４）ＧＮＳＳ衛星の条件
使用衛星
目
最低高度角
項
ＧＰＳ衛星及び
ＧＬＯＮＡＳＳ衛星
15゜を標準とする
ＧＰＳ衛星のみ
5衛星以上
衛星の数
使用衛星
項
目
最低高度角
6衛星以上
備考（削除）
ＧＰＳ衛星及び
ＧＬＯＮＡＳＳ衛星
15゜以上を標準とする
ＧＰＳ衛星のみ
5衛星以上
衛星の数
6衛星以上
備考１．最低高度角は、上空視界の確保が困難な場合は 30゜まで緩和することができる。
１．ＧＬＯＮＡＳＳ衛星を用いて観測する場合は、ＧＰＳ衛星及びＧＬＯＮＡＳＳ衛星を、それぞれ 2 衛星以
２．ＧＬＯＮＡＳＳ衛星を用いて観測する場合は、ＧＰＳ衛星及びＧＬＯＮＡＳＳ衛星を、それぞれ 2 衛星
上用いること。
以上用いること。
２．準天頂衛星は、ＧＰＳ衛星として取り扱うことができる。
別表第２０放射法による山村境界基本細部測量における与点点検の較差の標準〔第二十九条〕
精度区分
乙二
乙三
距離
160㎜以内
200㎜以内
角度
80秒以内
80秒以内
点検項目
別表第２１放射法による山村境界基本細部測量の計算の単位及び計算値の制限〔第二十九条〕
（１）ＴＳ法
３．準天頂衛星は、ＧＰＳ衛星として取り扱うことができる。
別表第２０放射法による山村境界基本細部測量における与点点検の較差の標準〔第二十九条〕
精度区分
乙二
乙三
距離
160㎜以内
200㎜以内
角度
80秒以内
80秒以内
点検項目
別表第２１放射法による山村境界基本細部測量の計算の単位及び計算値の制限〔第二十九条〕
（１）ＴＳ法
計
算の単位
計
算の単位
角値
辺長値
座標値
角
値
辺長値
座標値
秒位
㎜位
㎜位
秒
位
㎜位
㎜位
（２）ＧＮＳＳ法
（２）ＧＮＳＳ法
計算の単位
座標値
計
算値の制限
Ｘ座標、Ｙ座標のセット間較差（ΔＮ、ΔＥの比較でも可）
㎜位
20㎜以下
備考１．座標値は、2 セットの観測から求めた平均値とする。
２．ΔＮは、水平面の南北方向の較差、ΔＥは、水平面の東西方向の較差である。
別表第２２放射法により求めた山村境界基本細部放射点の点検の較差の制限〔第二十九条〕
計算の単位
座標値
計
算値の制限
Ｘ座標、Ｙ座標のセット間較差（ΔＮ、ΔＥの比較でも可）
㎜位
20㎜以下
備考１．座標値は、2 セットの観測から求めた平均値とする。
２．ΔＮは、水平面の南北方向の較差、ΔＥは、水平面の東西方向の較差である。
別表第２２放射法により求めた山村境界基本細部点の点検の較差の制限〔第二十九条〕
精度区分
乙二
乙三
精度区分
乙二
乙三
較差の制限
160㎜
200㎜
較差の制限
160㎜
200㎜
別表第２３多角測量法による山村境界基本調査点測量における観測及び測定の方法〔第三十二条〕
（１）ＴＳ法による角の観測
（１）ＴＳ法による角の観測
読定単位
観測の方法
1級、2級又は3級トータルステーション
1級、2級又は3級セオドライト
20秒以下
対回数
1
セオドライト及びトータルステ
ーションによる測定
水平角
鉛直角
輪郭
任
較差
60秒以内
読定単位
20秒以下
対回数
1
定数差
90秒以内
観測の方法
セオドライト及びトータルス
テーションによる測定
最小目盛値 20秒以下
対回数
水平角
意
鉛直角
1
輪
郭
任
意
較
差
60秒以内
対回数
1
定数差
90秒以内
（２）ＴＳ法による距離の測定
要
2
気象補正
要
3
傾斜補正
要
4
読取単位
㎜
5
片道の読取回数
1セット
6
1セット内の測定値の較差
7
器差補正
30㎜以内
否
8
温度補正
否
9
傾斜補正
要
巻尺
10
張力計の使用
否
11
往復測定
要
12
往復測定の較差
13
読取単位
㎜
14
片道の読取回数
１回
15
基準面からの高さ補正
否
16
ｓ／S補正
否
２．往復測定は、独立 2 回測定とすることができる。
３．1 セットとは、1 視準 2 回の読定をいう。
器差補正
2
気象補正
要
3
傾斜補正
要
4
読取単位
㎜
5
片道の読取回数
1セット
6
読取値の較差
7
器差補正
30㎜以内
否
8
温度補正
否
9
傾斜補正
要
10
張力計の使用
否
11
往復測定
要
12
往復測定の較差
13
読取単位
㎜
14
片道の読取回数
１回
15
基準面からの高さ補正
否
16
ｓ／S補正
否
S 以内
共通
事項
備考１．較差の欄のＳは、測定距離（ｍ単位）とする。
10㎜
1
測定の方法
要
巻尺
器差補正
共通
事項
1
区分
測距儀及びトータ
ルステーション
測定の方法
鋼
測距儀及びトータ
ルステーション
規格条件
鋼
（２）ＴＳ法による距離の測定
区分
別表第２３多角測量法による山村境界基本調査点測量における観測及び測定の方法〔第三十二条〕
規格条件
10㎜
備考１．較差の欄のＳは、測定距離（ｍ単位）とする。
２．往復測定は、独立 2 回測定とすることができる。
（新規）
S 以内
（３）ＧＮＳＳ法による基線ベクトルの観測
（３）ＧＮＳＳ法による基線ベクトルの観測
１）観測方法
１）観測方法
観測は、干渉測位方式で行うものとし、次表により観測値の良否を点検できるよう、セッションを形成するも
観測は、干渉測位方式で行うものとし、次表により観測値の良否を点検できるよう、多角網路線が閉じた
のとする。
区
多角形を形成するものとする。
分
測
定
方
法
環閉合差を求め点検するための異なるセッションの組み合わせによる多
角網を形成する。
異なるセッションによる点検のため、1辺以上の重複観測を行う。
環閉合差による方法
重複辺による方法
２）ＧＮＳＳ観測のために設定する項目、単位及び位
設定項目
単位
位
経度・緯度
度分秒
1
楕円体高
ｍ
0.001
アンテナ高
ｍ
0.001
区
分
測
定
方
法
環閉合差を求め点検するための異なるセッションの組み合わせによる多角
網を形成する。
異なるセッションによる点検のため、1辺以上の重複観測を行う。
環閉合差による方法
重複辺による方法
２）ＧＮＳＳ観測のために設定する項目、単位及び位
備
考
自動入力装置のある機種は、自動入力で行う。
(同上)
３）観測時間等
設定項目
単位
位
備
考
経度・緯度
度分秒
1
自動入力装置のある機種は、自動入力で行う。
楕円体高
ｍ
0.001
アンテナ高
ｍ
0.001
(同上)
３）観測時間等
観測方法
観測時間又は観測回数
データ取得間隔
観測方法
観測時間又は観測回数
データ取得間隔
短縮スタティック法
10分以上
15秒以下
短縮スタティック法
10分以上
15秒以下
キネマティック法
1分以上
5秒以下
キネマティック法
1分以上
5秒以下
ＲＴＫ法及びネットワーク
FIX解を得てから
ＲＴＫ法及びネットワーク
FIX解を得てから
型ＲＴＫ法
10エポック以上
型ＲＴＫ法
10エポック以上
1秒
備考１．山村境界基本多角測量の場合と同様に行うものとする（別表第１０（３）３））。
備考
1秒
１．キネマテイック法及びＲＴＫ法においては、各ＧＮＳＳ衛星から固定局と移動局で同時に受信する 1
２．ＲＴＫ法においては、固定局と移動局の観測距離は、500ｍ以内を標準とする。
回の信号を 1 エポックとする。
２．ＲＴＫ法においては、固定局と移動局の観測距離は、500ｍ以内を標準とする。
４）ＧＮＳＳ衛星の条件
４）ＧＮＳＳ衛星の条件
使用衛星
項
目
最低高度角
衛星の数
ＧＰＳ衛星及び
ＧＬＯＮＡＳＳ衛星
15゜を標準とする
ＧＰＳ衛星のみ
5衛星以上
使用衛星
項
目
最低高度角
6衛星以上
備考（削除）
１．ＧＬＯＮＡＳＳ衛星を用いて観測する場合は、ＧＰＳ衛星及びＧＬＯＮＡＳＳ衛星を、それぞれ
衛星の数
５）検測
5衛星以上
6衛星以上
備考１．最低高度角は、上空視界の確保が困難な場合は 30゜まで緩和することができる。
２．ＧＬＯＮＡＳＳ衛星を用いて観測する場合は、ＧＰＳ衛星及びＧＬＯＮＡＳＳ衛星を、それぞれ 2 衛星
2 衛星以上用いること。
２．準天頂衛星は、ＧＰＳ衛星として取り扱うことができる。
ＧＰＳ衛星及び
ＧＬＯＮＡＳＳ衛星
15゜以上を標準とする
ＧＰＳ衛星のみ
以上用いること。
３．準天頂衛星は、ＧＰＳ衛星として取り扱うことができる。
５）検測
ＧＮＳＳ観測の結果、異なるセッションによる閉合多角形ができない場合には、当該セッションの一辺以上
ＧＮＳＳ観測の結果、異なるセッションによる閉合多角形ができない場合には、当該セッションの一辺以
について再度ＧＮＳＳ観測を行うか、異なるセッションの組合せができるようにＧＮＳＳ観測を追加して実施
上について再度ＧＮＳＳ観測を行うか、異なるセッションの組合せができるようにＧＮＳＳ観測を追加し
し、検測とする。
て実施し、検測とする。
（４）デジタル方位距離計法による観測及び測定の方法
区分
測定方法
測定回数
磁方位角
正又は反
鉛直角
2 回以上
測定単位
0.1 度以下
距離
cm
（４）デジタル方位距離計法による観測及び測定の方法
読取値の較差
区分
S 以下
6分
測定回数
6 分 S 以下
3cm 以内
正又は反
鉛直角
距
2 回以上
離
cm
S 以下
6分
6 分 S 以下
3cm 以内
２．Ｓは路線長（ｍ単位）とする。
別表第２４多角測量法による山村境界基本調査点測量の計算の単位及び計算値の制限〔第三十二条〕
（１）ＴＳ法
別表第２４多角測量法による山村境界基本調査点測量の計算の単位及び計算値の制限〔第三十二条〕
（１）ＴＳ法
精度
区分
計
算の単位
計
算値の制限
角
値
辺長値
座標値
方向角の閉合差
乙二
秒
位
㎜位
㎜位
乙三
秒
位
㎜位
㎜位
60秒＋65秒 n
60秒＋75秒 n
精度
区分
座標の閉合差
計
算の単位
計
算値の制限
角
値
辺長値
座標値
方向角の閉合差
60秒＋65秒 n
60秒＋75秒 n
150㎜＋ 20㎜
S
乙二
秒
位
㎜位
㎜位
150㎜＋ 25㎜
S
乙三
秒
位
㎜位
㎜位
備考１．ｎは当該路線の測点数、Ｓは路線長（ｍ単位）とする。
座標の閉合差
150㎜＋ 20㎜
S
150㎜＋ 25㎜
S
備考１．ｎは当該路線の測点数、Ｓは路線長（ｍ単位）とする。
２．環閉合差により点検する場合は、方向角及び座標の各制限式の定数項を省いたものとする。
（２）ＧＮＳＳ法
２．環閉合差により点検する場合は、方向角及び座標の各制限式の定数項を省いたものとする。
（２）ＧＮＳＳ法
計算の単位
基線ベク
トル
座標値
3成分
計
（ア）
環閉合差
標高
算値の制限
（ウ）
三次元網平均計算による標準偏差
水平位置
（イ）
重複辺の較差
計算の単位
基線ベク
トル
座標値
辺長値
3成分
計
標
㎜位
㎜位
㎜位
高さ（ΔU）
30㎜ N
算値の制限
（ウ）
三次元網平均計算による標準偏差
水平位置
（イ）
重複辺の較差
水平（ΔN,ΔE）水平（ΔN,ΔE）
20㎜
20㎜ N
高さ（ΔU）
30㎜
10cm
㎜位
㎜位
㎜位
（N：辺数）
㎜位
高さ（ΔU）
30㎜ N
高さ（ΔU）
30㎜
10cm
（N：辺数）
備考１．点検計算の制限は、上記（ア）又は、
（イ）の方法による。ただし、ΔＮ、ΔＥ、ΔＵはベクト
ル終点において、Δｘ、Δｙ、Δｚから計算式により算出する。
備考１．点検計算の制限は、上記（ア）又は、
（イ）の方法による。ただし、ΔＮ、ΔＥ、ΔＵはベクトル終
点において、Δｘ、Δｙ、Δｚから計算式により算出する。
２．ΔＮは、水平面の南北方向の閉合差又は較差、ΔＥは、水平面の東西方向の閉合差又は較差、
ΔＵは、高さ方向の閉合差又は較差である。
２．ΔＮは、水平面の南北方向の閉合差又は較差、ΔＥは、水平面の東西方向の閉合差又は較差、ΔＵは、
高さ方向の閉合差又は較差である。
（３）デジタル方位距離計法
計
（ア）
環閉合差
高
水平（ΔN,ΔE）水平（ΔN,ΔE）
20㎜
20㎜ N
精度
区分
0.1 度以下
読取値の較差
備考１．作業開始前に器機の調整及び点検を実施するものとする。
２．Ｓは路線長（ｍ単位）とする。
㎜位
測定単位
磁方位角
備考１．作業開始前に器機の調整及び点検を実施するものとする。
辺長値
測定方法
（３）デジタル方位距離計法
算の単位
計
算値の制限
新点位置の標準偏差
角
値
辺長値
座標値
座標の閉合差
乙二
秒
位
㎜位
㎜位
150㎜＋ 50㎜
S
50cm
乙三
秒
位
㎜位
㎜位
150㎜＋ 65㎜
S
100cm
計
精度
区分
計
算値の制限
新点位置の標準偏差
角
値
辺長値
座標値
乙二
秒
位
㎜位
㎜位
150㎜＋ 50㎜
S
50cm
乙三
秒
位
㎜位
㎜位
150㎜＋ 65㎜
S
100cm
水平位置
備考１．Ｓは路線長（ｍ単位）とする。
算の単位
座標の閉合差
水平位置
備考１．Ｓは路線長（ｍ単位）とする。
２．山村境界基本調査点の座標値は、簡易網平均計算により求めるものとする。
２．山村境界基本調査点の座標値は、簡易網平均計算により求めるものとする。
３．環閉合差により点検する場合は、座標の制限式の定数項を省いたものとする。
３．環閉合差により点検する場合は、座標の制限式の定数項を省いたものとする。
４．座標の計算に用いる磁方位角から方向角を求めるための偏差の量は、同一器械の場合の日ごとの量は同量
（新規）
とする。
別表第２５放射法による山村境界基本調査点測量における観測及び測定の方法〔第三十三条〕
（１）ＴＳ法による角の測定
セオドライト及びトータルステ
ーションによる測定
読定単位
対回数
輪郭
較差
観測差
倍角差
読定単位
対回数
定数差
水平角
鉛直角
別表第２５放射法による山村境界基本調査点測量における観測及び測定の方法〔第三十三条〕
（１）ＴＳ法による角の測定
観測の方法
1級、2級又は3級トータルステーション
1級、2級又は3級セオドライト
20秒以下
1 [0.5]
任意［任意］
60(3000/S）秒以内［－］
－［－］
－［－］
20秒以下
1［0.5］
90(4500/S)秒以内［－］
備考１．測定距離が 50ｍ未満の場合には、
（）内の値とし、この場合のＳは路線長（ｍ単位）とする。
セオドライト及びトータルス
テーションによる測定
対回数
輪郭
水平角
較差
観測差
倍角差
対回数
鉛直角
定数差
備考１．測定距離が 50ｍ未満の場合には、
（）内の値とし、この場合のＳは路線長（ｍ単位）とする。
２．鉛直観測は、高度角が 20 度未満の場合には、対回数を 0.5 とする。
２．鉛直観測は、高度角が 20 度未満の場合には、対回数を 0.5 とする。
３．トータルステーションによる場合には[
３．トータルステーションによる場合には[ ]内の値とする。
（２）ＴＳ法による距離の測定
（２）ＴＳ法による距離の測定
測定の方法
1
器差補正
要
2
気象補正
要
3
傾斜補正
要
4
読取単位
㎜
5
6
片道の読取回数
器差補正
7
温度補正
否
否
8
傾斜補正
要
9
張力計の使用
否
10
往復測定
否
11
読取単位
㎜
12
片道の読取回数
2回
13
14
読取値の較差
測定距離の制限
20㎜以内
50ｍ以内
備考 0.5 セットとは、1 視準１回の読定をいう。
区分
測距儀及びトー
タルステーショ
ン
測距儀及びトー
タルステーショ
ン
鋼
巻
尺
規格条件
]内の値とする。
（新規）
４．対回数を 0.5 とは、正観測をいう。
区分
観測の方法
最小目盛値 20秒以下
1 [0.5]
任意［任意］
60(3000/S）秒以内［－］
－［－］
－［－］
1［0.5］
90(4500/S)秒以内［－］
0.5セット
鋼
巻
尺
（新規）
規格条件
測定の方法
1
器差補正
要
2
気象補正
要
3
傾斜補正
要
4
読取単位
㎜
5
6
片道の読取回数
器差補正
7
温度補正
否
否
8
傾斜補正
要
9
張力計の使用
否
10
往復測定
否
11
読取単位
㎜
12
片道の読取回数
2回
13
読取値の較差
20㎜以内
14
測定距離の制限
50ｍ以内
0.5セット
（３）ＧＮＳＳ法による基線ベクトルの観測
（３）ＧＮＳＳ法による基線ベクトルの観測
１）観測方法
１）観測方法
観測は、干渉測位方式で行うものとする。
観測は、干渉測位方式で行うものとする。
２）ＧＮＳＳ観測のために設定する項目、単位及び位
設定項目
単位
位
経度・緯度
楕円体高
度分秒
ｍ
1
0.001
アンテナ高
ｍ
0.001
２）ＧＮＳＳ観測のために設定する項目、単位及び位
備
考
自動入力装置のある機種は、自動入力で行う。
（同上）
３）観測時間等
設定項目
単位
位
備
考
経度・緯度
楕円体高
度分秒
ｍ
1
0.001
自動入力装置のある機種は、自動入力で行う。
アンテナ高
ｍ
0.001
（同上）
３）観測時間等
観測方法
観
ＲＴＫ法及びネットワー
ク型ＲＴＫ法
測回数
データ取得間隔
観測方法
1秒
ＲＴＫ法及びネットワーク
型ＲＴＫ法
FIX解を得てから10エポック以上を１セット
とし、 2セットの観測を行う。
備考１．山村境界基本多角測量の場合と同様に行うものとする（別表第１０（３）３））。
備考
観
測回数
データ取得間隔
FIX解を得てから10エポッ
ク以上を１セットとし、 2
セットの観測を行う。
1秒
１．ＲＴＫ法においては、各ＧＰＳ衛星から固定局と移動局で同時に受信する１回の信号を１エポックと
する。
２．1 セット目の観測終了後に、再初期化を行い、2 セット目の観測を行う。
２．1 セット目の観測終了後に、再初期化を行い、2 セット目の観測を行う。
３．ＲＴＫ法においては、固定局と移動局の観測距離は、500ｍ以内を標準とする。
３．ＲＴＫ法においては、固定局と移動局の観測距離は、500ｍ以内を標準とする。
４）ＧＮＳＳ衛星の条件
４）ＧＮＳＳ衛星の条件
使用衛星
項
目
最低高度角
ＧＰＳ衛星及び
ＧＬＯＮＡＳＳ衛星
15゜を標準とする
ＧＰＳ衛星のみ
5衛星以上
衛星の数
使用衛星
項
6衛星以上
１．ＧＬＯＮＡＳＳ衛星を用いて観測する場合は、ＧＰＳ衛星及びＧＬＯＮＡＳＳ衛星を、それぞれ
以上用いること。
２．準天頂衛星は、ＧＰＳ衛星として取り扱うことができる。
測定方法
測定回数
磁方位角
正又は反
2 回以上
離
測定単位
0.1 度以下
cm
読取値の較差
6分
S 以下
6 分 S 以下
3cm 以内
備考１．作業開始前に器機の調整及び点検を実施するものとする。
２．Ｓは路線長（ｍ単位）とする。
３．準天頂衛星は、ＧＰＳ衛星として取り扱うことができる。
（４）デジタル方位距離計法による観測及び測定の方法
（４）デジタル方位距離計法による観測及び測定の方法
距
6衛星以上
２．ＧＬＯＮＡＳＳ衛星を用いて観測する場合は、ＧＰＳ衛星及びＧＬＯＮＡＳＳ衛星を、それぞれ 2 衛星
2 衛星以上用いること。
鉛直角
5衛星以上
衛星の数
備考１．最低高度角は、上空視界の確保が困難な場合は 30゜まで緩和することができる。
備考（削除）
区分
ＧＰＳ衛星及び
ＧＬＯＮＡＳＳ衛星
15゜以上を標準とする
ＧＰＳ衛星のみ
目
最低高度角
区分
測定方法
測定回数
磁方位角
鉛直角
距
正又は反
2 回以上
離
測定単位
0.1 度以下
cm
読取値の較差
6分
S 以下
6 分 S 以下
3cm 以内
備考１．作業開始前に器機の調整及び点検を実施するものとする。
２．Ｓは路線長（ｍ単位）とする。
別表第２６放射法による山村境界基本調査点測量における与点点検の較差の標準〔第三十三条〕
（１）ＴＳ法
別表第２６放射法による山村境界基本調査点測量における与点点検の較差の標準〔第三十三条〕
（１）ＴＳ法
点検項目
較差の標準
点検項目
較差の標準
距離
200㎜以内
距離
200㎜以内
角度
120秒以内
角度
120秒以内
（２）デジタル方位距離計法
（２）デジタル方位距離計法
精度区分
精度区分
乙二
乙三
点検項目
乙三
160㎜
200㎜
点検項目
距離
160㎜
200㎜
距離
別表第２７放射法による山村境界基本調査点測量の計算の単位及び計算値の制限〔第三十三条〕
（１）ＴＳ法
制限項目
精度区分
備考
乙二
（１）ＴＳ法
計
算の単位
計
算値の制限
角
値
辺長値
座標値
放射法の出合差
乙二
秒
位
㎜位
㎜位
160㎜
乙三
秒
位
㎜位
㎜位
200㎜
放射法の出合差とは、2 点以上の山村境界基本細部点等を基礎として測定した場合の山村境界基本調査点の座
標値の差をいう。
計
算の単位
計
算値の制限
角
値
辺長値
座標値
放射法の出合差
乙二
秒
位
㎜位
㎜位
160㎜
乙三
秒
位
㎜位
㎜位
200㎜
備考放射法の出合差とは、2 点以上の山村境界基本細部点等を基礎として測定した場合の山村境界基本調査
（２）ＧＮＳＳ法
計算の単位
計
算値の制限
計算の単位
Ｘ座標、Ｙ座標のセット間較差（ΔＮ、ΔＥの比較でも可）
㎜位
20㎜以下
座標値
計
算値の制限
Ｘ座標、Ｙ座標のセット間較差（ΔＮ、ΔＥの比較でも可）
㎜位
備考１．座標値は、2 セットの観測から求めた平均値とする。
20㎜以下
備考１．座標値は、2 セットの観測から求めた平均値とする。
２．ΔＮは、水平面の南北方向の較差、ΔＥは、水平面の東西方向の較差である。
（３）デジタル方位距離計法
制限項目
精度区分
制限項目
精度区分
点の座標値の差をいう。
（２）ＧＮＳＳ法
座標値
別表第２７放射法による山村境界基本調査点測量の計算の単位及び計算値の制限〔第三十三条〕
２．ΔＮは、水平面の南北方向の較差、ΔＥは、水平面の東西方向の較差である。
（３）デジタル方位距離計法
計
算の単位
計
算値の制限
角
値
辺長値
座標値
放射法の出合差
乙二
秒
位
㎜位
㎜位
160㎜
乙三
秒
位
㎜位
㎜位
200㎜
制限項目
精度区分
計
算の単位
計
算値の制限
角
値
辺長値
座標値
放射法の出合差
乙二
秒
位
㎜位
㎜位
160㎜
乙三
秒
位
㎜位
㎜位
200㎜
別表第２８単点観測法による山村境界基本調査点測量における観測及び測定の方法〔第三十四条〕
別表第２８単点観測法による山村境界基本調査点測量における観測及び測定の方法〔第三十四条〕
（１）ネットワーク型ＲＴＫ法
（１）ネットワーク型ＲＴＫ法
１）観測ための設定項目、単位及び位
設定項目
単位
位
経度・緯度
楕円体高
度分秒
ｍ
1
0.001
アンテナ高
ｍ
0.001
１）観測ための設定項目、単位及び位
備
考
自動入力装置のある機種は、自動入力で行う。
(同上)
設定項目
単位
位
備
経度・緯度
楕円体高
度分秒
ｍ
1
0.001
自動入力装置のある機種は、自動入力で行う。
アンテナ高
ｍ
0.001
(同上)
考
２）観測回数、データ取得間隔
２）観測回数、データ取得間隔
観測回数
FIX 解を得てから 10 エポック以上を 1 セットと
し、2 セットの観測を行う
データ取得間隔
観測回数
FIX 解を得てから 10 エポック以上を 1 セットと
し、2 セットの観測を行う
1秒
備考１．1 セット目の観測終了後に再初期化を行い、2 セット目の観測を行う。
データ取得間隔
1秒
備考 1 セット目の観測終了後に再初期化を行い、2 セット目の観測を行う。
２．配信事業者からの補正データ等又は面補正パラメータを通信状況により取得できない場合は、観測終了後
（新規）
に解析処理を行うことができる。
３）観測の諸条件
３）観測の諸条件
使用衛星
項
目
最低高度角
ＧＰＳ衛星及び
ＧＬＯＮＡＳＳ衛星
15゜以上を標準とする
ＧＰＳ衛星のみ
5衛星以上
衛星の数
目
最低高度角
6衛星以上
備考１．アンテナの整置は、三脚又はアンテナポールを用いること。
ＧＰＳ衛星及び
ＧＬＯＮＡＳＳ衛星
15゜以上を標準とする
ＧＰＳ衛星のみ
5衛星以上
衛星の数
6衛星以上
備考１．アンテナの整置は、三脚又はアンテナポールを用いること。
２．ＧＬＯＮＡＳＳ衛星を用いて観測する場合は、ＧＰＳ衛星及びＧＬＯＮＡＳＳ衛星を、それぞれ
2 衛星以上用いること。
２．ＧＬＯＮＡＳＳ衛星を用いて観測する場合は、ＧＰＳ衛星及びＧＬＯＮＡＳＳ衛星を、それぞれ 2 衛星
以上用いること。
３．準天頂衛星は、ＧＰＳ衛星として取り扱うことができる。
３．準天頂衛星は、ＧＰＳ衛星として取り扱うことができる。
４）山村境界基本調査点の整合性確保のために使用する基本細部点等までの距離
４）山村境界基本調査点の整合性確保のために使用する基本細部点等までの距離
山村境界基本調査点から
基本細部点等までの距離
1,000ｍ以内
山村境界基本調査点から
基本細部点等までの距離
1,500ｍ以内
備考地形の形状によりやむを得ない場合にはこの限りでない。
備考地形の形状によりやむを得ない場合にはこの限りでない。
（２）ＤＧＰＳ法
（２）ＤＧＰＳ法
１）観測回数、データ取得間隔等
使用衛星数
観測回数
ＤＧＰＳ解を得てから 10 エポッ
クを 1 セットとして 4 セット実施
する。４セットの平均値を成果値
とする。
6 衛星以上
１）観測回数、データ取得間隔等
データ取得間隔
セット間間隔
使用衛星数
1秒
5分
6 衛星以上
２）観測の諸条件
項
使用衛星
項
アンテナの整置
ＤＧＰＳ補正情報
データ取得間隔
セット間間隔
1秒
5分
２）観測の諸条件
目
最低高度角
観測回数
ＤＧＰＳ解を得てから 10 エポックを 1 セ
ットとして 4 セット。このうち、前半の 2
セットの平均値を成果値とし、後半 2 セッ
トの平均値を点検用とする。
条
件
15°以上を標準とする。
三脚又はアンテナポール
１．世界測地系に基づいて生成されたディファレンシャル補正情報
２．公的サービスによるディファレンシャル補正情報
備考公的サービスによるディファレンシャル補正情報とは、海上保安庁のＤＧＰＳ局からの補正情報や、国土交通
省航空局のＭＳＡＳからの補正情報をいう。
項
目
最低高度角
アンテナの整置
ＤＧＰＳ補正情報
条
件
15°以上を標準とする。
三脚又はアンテナポール
１．世界測地系に基づいて生成されたディファレンシャル補正情報
２．公的サービスによるディファレンシャル補正情報
備考公的サービスによるディファレンシャル補正情報とは、海上保安庁のＤＧＰＳ局からの補正情報や、国土交
通省航空局のＭＳＡＳからの補正情報をいう。
３）山村境界基本調査点の整合性確保のために使用する基本細部点等までの距離
３）山村境界基本調査点の整合性確保のために使用する基本細部点等までの距離
精度区分
山村境界基本調査点から基本細部点等までの距離
精度区分
山村境界基本調査点から基本細部点等までの距離
乙二及び乙三
1,000ｍ以内
乙二及び乙三
1,500ｍ以内
別表第２９単点観測法による山村境界基本調査点測量の計算の単位及び計算値の制限〔第三十四条〕
（１）ネットワーク型ＲＴＫ法
別表第２９単点観測法による山村境界基本調査点測量の計算の単位及び計算値の制限〔第三十四条〕
（１）ネットワーク型ＲＴＫ法
１）基線解析の計算結果の表示単位
１）基線解析の計算結果の表示単位
区分項目
単位
位
区分項目
単位
位
基線ベクトル成分
ｍ
0.001
基線ベクトル成分
ｍ
0.001
２）計算値の制限
２）計算値の制限
計算の単位
座標値
計
算値の制限
Ｘ座標、Ｙ座標のセット間較差（ΔN、ΔEの比較でも可）
計算の単位
座標値
計
Ｘ座標、Ｙ座標のセット間較差（ΔN、ΔEの比較でも可）
㎜位
精度区分
許容範囲
精度区分
許容範囲
乙二
50cm
乙二
50cm
乙三
100cm
乙三
100cm
４）座標補正の点検における計算距離と実測距離の較差の許容範囲
４）座標補正の点検における計算距離と実測距離の較差の許容範囲
点検距離
許容範囲
点検距離
許容範囲
500ｍ以内
50 ㎜
500ｍ以上
点検距離の 1/10,000
500ｍ以内
500ｍ以上
50 ㎜
点検距離の 1/10,000
（２）ＤＧＰＳ法
（２）ＤＧＰＳ法
１）観測値及びセット間較差の制限
１）観測値及びセット間較差の制限
備考
20㎜以下
３）基本細部点等における座標の較差の許容範囲
３）基本細部点等における座標の較差の許容範囲
精度
区分
算値の制限
計算の単位
計算値の制限
座標値
標高
観測値の較差
セット間の較差
乙二
㎜位
㎜位
±0.50ｍ以内を標準とする。
乙三
㎜位
㎜位
±1.00ｍ以内を標準とする。
セット間の較差については、4 セットの最大値と最小値の較差とし、制限値を超えた場合は再測を行うものと
精度
区分
計
算の単位
２）基本細部点等の座標の較差の許容範囲
算値の制限
座標値
標高
乙二
㎜位
㎜位
±0.50ｍ以内を標準とする。
乙三
㎜位
㎜位
±1.00ｍ以内を標準とする。
観測値の較差
セット間の較差
備考セット間の較差については、4 セットの最大値と最小値の較差とし、制限値を超えた場合は再測を行うもの
とする。
する。
計
２）基本細部点等の座標の較差の許容範囲
精度区分
許容範囲
精度区分
許容範囲
乙二
50cm
乙二
50cm
乙三
100cm
乙三
100cm

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