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■3D 計測
シングルビューライブラリ
株式会社 アイティーティー
概要
シングルビューライブラリは、4 点以上の既知の3D 点を有する物体を、任意の位置から撮
影した1枚の画像から、その位置をカメラを基準とした3D 座標に変換する機能を持って
います。物体を基準とした場合には、カメラの位置と方向が計算されます。
シングルビューライブラリを用いると下記のようなことが出来ます。
1.マーカーなどの3次元位置を検出出来るので、動くものの3次元位置、姿勢を
追跡出来ます。
2.道路などの平面上を動く物体の位置を検出することが出来ます。
3.ドローンの位置計測に用いることが出来ます。
4.ロボットにワークの位置と姿勢の情報を与えることが出来ます。
5.直線上にある3点をカメラで検出することで、その三次元位置が計算できます。
6.レーザー距離計と併用することで、レーザ-が当たった箇所の 3 次元座標を計算する
ことが出来ます。
(応用事例の画像)
1.車間距離の計測
ナンバープレートを検出
2.ドローンの位置計測
3.人や車など平面上の動きの計測
黄色:カメラから人間までの距離
水色:人と人の距離
4.物の位置と姿勢の計測
ペットボトルの位置
マーカーの位置と姿勢
5.ロボットなどの計測
6.穴やクラックの計測
現在、Windows での提供が可能です(Android、iOS はお問い合わせください)。
計測対象の測定点を、撮影した画像上での2D 点座標(ピクセル位置)から、
3次元の座標値を計算します。
手順
1-「カメラパラメータ」の設定
2-「測定対象物上の4点以上の座標」の設定
3- 撮影した画像上での基準点の2D 座標値を得ることで、
基準点の3D 位置情報をもとにカメラ位置及び
カメラ座標系での各点の位置の計算を行う
関数詳細
*SingleViewManaged tw 3D 計算と校正のためのライブラリ
関数1
*LoadCameraParameters(param) カメラパラメータを設定する
引数:カメラパラメータ
CameraParamMan param
m_ImageWidth
m_pixelSize
画像の幅
ピクセルサイズ
m_xp 光軸のズレx座標
m_distortion[0]
レンズ歪み k1
m_distortion[1]
レンズ歪み k2
m_distortion[2]
レンズ歪み k3
m_distortion[3]
レンズ歪み p1
m_distortion[4]
レンズ歪み p2
m_ImageHeight
画像の高さ
m_focalLength 焦点距離
m_yp 光軸のズレ Y 座標
(値はすべて double)
関数2
*LoadWorldPoints(worldPoints)
引数
基準の4点の3D 座標を設定する
Point3DMan[] worldPoints 基準位置の3D 座標値(4点)
x : X 座標値, y : Y 座標値, z : Z 座標値
関数3
*CalibrateTwoViews(leftPoints, rightPoints)
基準の2D 座標値で校正する
Point2DMan[] leftPoints, Point2DMan[] rightPoints
引数
x : X 座標値, y : Y 座標値
3D の基準点を設定した順番に、左右画像の XY ピクセル座標を設定する
関数4
*TransformObjectPoint(imagePoints, regcode);
計測点のカメラ座標系での3D 座標値を計算する
引数
Point2DMan imagePoints
x : X 座標値, y : Y 座標値
左右の2D 座標値を入力する
引数
RegCodeMan regcode
code1, code2, code3, code4, code5, code6: ライセンスコードを入力する
引数・戻り値
double error
3D 座標値を計算した時の逆投影誤差を出力する
double []finalObjectPoint
3D 座標値を出力する
finalObjectPoint[0]
X座標
finalObjectPoint[1]
Y座標
finalObjectPoint[2]
Z座標
(ライセンスが無い場合は、座標値は(0,0,0)が戻ります)
*ライセンス登録は各 PC に対して必要になります。
評価版をご希望の方はお問い合わせください。