テクノロジーの頂点へ。 - 川崎重工業株式会社

北海道新幹線と川崎重工
182
Spring 2016
No.
編集発行人/川崎重工業株式会社 広報部長 大森 恵子 東京都港区海岸一丁目14-5 Tel. 03-3435-2205 / Fax. 03-3432-4759
北の大地へ
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【特集】Special Feature
Kawasaki News No.182 Spring 2016
Kawasaki
News
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水 素 の 大 量 輸 送 を 実 現 す る 、川 崎 重 工 の テ クノ ロ ジ ー 。
未来の水素エネルギー社会には、水素の安定供給は欠かせません。
「大量の水素をどのように確保するのか」。この課題に川崎重工は、海外の未利用資源から製造された大量の水素を
ー253 ℃まで冷却して液化、体積を1/800 に縮小して効率的に日本へ運ぶという構想を推進。
世界初となる液化水素運搬船の実用化に向けた開発を進めています。
そこには、日本初の液化天然ガス
( LNG )運搬船を建造したノウハウと独自のテクノロジーが活かされています。 川崎重工は、
「 つくる」
「はこぶ」
「ためる」
「つかう」といった“水素エネルギーサプライチェーン ”に必要な、
インフラ技術の開発・製品化に取り組んでいます。水素を安全に、安価に、安定的に取り扱い、
私たちの豊かな暮らしを実現していく道。それが“ Kawasaki Hydrogen Road ”です。
川 崎 重 工 グル ープ は、陸・海・空 輸 送 システム、エネ ル ギ ー・環 境 、産 業 機 器 と いう多 彩 な 領 域 で 高 度 な 技 術 力 を
発 揮 す るととも に、領 域 を 超 えたシナジ ー の 追 求 により、新 た な 価 値 を 創 造 。地 球 環 境 と の 調 和 を 図りな がら 、
より豊 か で美しい未 来 社 会 の 実 現 を 目 指しま す。
世 界 の 人々 の 豊 か な 生 活 と 地 球 環 境 の 未 来 に 貢 献 す る“ Global Kawasaki ”
イラストは左 上 から ◎ 医薬・医療用ロボット ◎ 発電用ガスタービン ◎ 発電用ガスエンジン ◎ セメントプラント ◎ LNG 船 ◎ ボーイング 787 ドリームライナー ◎ 水 素 液 化システム ◎ 新型高速鉄道車両 ef SET ◎ 油 圧ポンプ ◎ Ninja H2R