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2016年4月28日
2016年度通常総会
代表幹事所見
【参考資料】
Japan 2.0へ
「SAITEKI社会」を描く
経済同友会 代表幹事 小林喜光
経済同友会創立70周年

新進気鋭の中堅企業人有志83名が結集して誕生
 「荒廃した日本経済の再建」
 「日本経済の民主化」

70年間 日本経済の発展と企業経営の改革に大きな役割
再び、終戦当時に匹敵する程の激変期に
グローバル化
IT化
ソーシャル化
奔流を捉えることができるのか
奔流に押し流されるのか
2
「Japan2.0」 持続可能な社会に向けて
過去の延長線上に未来はない
2021
2016
1945
Japan 1.0
(1945-2015)
準備期間
(2016-2020)
2045
バックキャスティング
Japan 2.0
(2021~)
1. リアルとバーチャル
2. 付加価値と効用
3. 個と集団
我々が目指す社会の姿に道筋を
若者世代が主演し、高齢世代が助演
3
リアルとバーチャル -経済活動の変化-
モノに代表されるリアルな
ネットに代表されるバーチャルな
「重さのある」経済
t
kg
>
「重さのない」経済
g
μg
mg
0
重工業……自動車……電機……半導体……医薬品……サイバー空間
𝑧 = 𝑎 + 𝑏𝑖
もの・物質
atom
atom
𝑎2 + 𝑏2
こと・情報
bit, internet
<コンピュータの進化>
「思考」する機械
「記憶」する機械
「計算」する機械
𝑧 =
「意志」をもつ機械へ
●
変曲点
to
to
bit
4
付加価値と効用
付加価値
効用
-GDPでは捕捉できない効用との関係性-
企業等が生産過程で生み出した価値
付加価値の総和がGDP
人々が商品・サービスを消費する際に得られる
満足の度合い、あるいは使用価値
GDPでは捕捉できない効用
限界費用ゼロや無料のサービス
Sharing Economy
Circular Economy
Well-being
若者世代の変化
「モノより行動の方向性」
経済統計に関する問題意識
価値と価格のかい離
物質的充足により幸福と
感じる段階では適切な尺度
GDP/capita
○既存の経済統計の改善
○インターネット取引の把握など豊かさ
を表すメトリックの検討
5
個と集団 -枠組みの変化-
(個)
国家
市民
経営者
(集団)
COP21パリ協定・TPP協定
政策本位・若き一票への期待
経営者の心の内なる岩盤打破
地 方 創 生
地方
世界
議会
企業
国
統合と分散による最適化
統合
ダイナミズム
<例> 医療分野:非営利ホールディングカンパニー
分散
電力分野:分散型エネルギーシステム
6
SAITEKI社会で目指す国家価値の最大化
Public Interest & Environment
Century
Sustainability
𝒛
 CO2削減
 格差是正
 社会保障
心
MOS
国家価値
𝒕 Time
技
𝒚
MOE
𝒙
MOT
体
Quarter
Economic Performance
GDP ?
 経済成長
 財政
「時代の風」
Decade Innovation:
4th Industrial Revolution





 Sharing Economy
 Circular Economy
 Virtual Economy
AI
IoT
ビッグデータ
ロボティクス
バイオロジー
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おわりに
Japan2.0 「SAITEKI社会」の実現に向け
全ての政策提言活動を
11月21日 経済同友会創立70周年記念式典
Japan2.0 「SAITEKI社会」を発表
Japan2.0 「SAITEKI社会」発表までの主な同友会スケジュール
4月29日~5月3日
イスラエル・ミッション(エルサレム・テルアビブ)
6月5~6日
スタートアップ・ミーティング(福島)
7月14~15日
夏季セミナー(軽井沢)
7月31日~8月4日
中国ミッション(北京)
9月20~24日
米国ミッション(ワシントンDC)
引き続き、会員の皆様の積極的なご参画、ご支援・ご協力を
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