G7アライアンスワークショップ

G7 アライアンスワークショップ
-国際資源循環の促進に向けた公開ワークショップ-の開催について
経済産業省は、G7資源効率性アライアンスに基づき、国際資源循環を
テーマとした資源効率のためのG7ワークショップを開催いたします。
背景および目的
近年、中長期的な資源制約等を背景に、資源効率が国際的な課題となりつつあります。2015年のG
7エルマウサミットにおいて、資源効率性の高い社会を実現するためのベストプラクティス共有のプ
ラットフォームとして「資源効率に関するG7アライアンス」の設立が合意され、また、本年の伊勢志
摩サミットにおいては、首脳宣言に「資源の持続可能な管理及び効率的な利用の達成は、国連持続可能
な開発のための2030アジェンダにおいて取り上げられており、また、環境、気候及び惑星の保護の
ために不可欠である。」という文言と共に「イノベーション、競争力、経済成長及び雇用創出を促進す
ることも目標として、資源効率性を改善するために企業及びその他のステークホルダーと共に取り組
む。」という文言が取り入れられました。
二次資源や再生部品等を含む資源の国際的な移動はもはや常態であり、資源効率を考慮する際に国際資
源循環の視点は不可欠です。ある国で需要が無いものであっても、他の国では需要がある可能性があり
ます。また、適切なリサイクル技術・システムが無い国から、そうした技術・システムがある国に資源
を移動させることによって、有用資源化と環境負荷低減を同時に達成することも可能になります。一方
で、国際資源循環を適切に促進していくためには、汚染性の適切な管理、移動に係る資源消費の低減な
ど、克服していかなければならない課題もあります。
本ワークショップでは、G7各国及び非G7国の政府関係者や企業にお集まりいただき、こうした国際
資源循環の促進に向けた取組や、国際資源循環に係る課題の克服に向けた官民の取組についての優良事
例を共有し、グローバルな資源効率を向上させるため、適切な国際資源循環を促進していくための協力
に関する認識を共有することを目的とします。
場 所
イイノホール&カンファレンスセンター
Room A1+A2+A3
〒100-0011東京都千代田区内幸町2-1-1飯野ビルディング
日 時
主 催
12月14日(水)13:00~17:40
平成28年
※12:30より受付開始
経済産業省
(開催事務局:株式会社 エヌ・ティ・ティ・データ経営研究所)
申し込みウェブサイト:http://www.keieiken.co.jp/G7_re
プログラム
経済産業省およびドイツ経済エネルギー省、国際資源循環分野での有識者による基調講演や、国内外の資源
効率に関わる先進企業の事例発表、およびG7 各国政府関係者によるパネルディスカッションを予定してお
ります。
※プログラムは予定であり、変更する可能性もございます。
※日本語・英語 同時通訳あり
時 間
内 容
タ イ ト ル
登 壇 者
1
13:00-13:10
開会挨拶
2
13:10-14:20
基調講演①
『国際資源循環:意義・現状・課題』
3
基調講演②
『国際資源循環の促進と課題の克服に向け 経済産業省 産業技術環境局
て』
局長 末松 広行氏
4
基調講演③
5
14:35-16:15
-
経済産業省 日本貿易振興機構(ジェトロ) アジア経済研究所
新領域研究センター 上席主任調査研究員 小島 道一氏
“How can the G7 Alliance on Resource ドイツ 経済エネルギー省
Efficiency foster the development for Deputy Director-General, Thomas Gäckle 氏
worldwide closed-loop material flow
systems”
国際資源循環に係る 『リコーの資源効率向上の取組みについて』 株式会社リコー サステナビリティ推進本部 環境推進室
優良事例発表①
審議役/室長 佐藤 多加子氏
6
国際資源循環に係る
優良事例発表②
“Remanufacturing : A Powerful Engine Caterpillar Inc., Asia Pacific Reman
for Green Growth”
Commercial Manager, Doug Wright 氏
7
国際資源循環に係る
優良事例発表③
“Closing the loop, a business enabling Circular Economy Solutions GmbH, Engineering
circular economy”
Director, Peter Bartel 氏
8
国際資源循環に係る
優良事例発表④
“Circular economy of non ferrous Umicore, Government Affairs
metals : Umicore examples and Senior Vice President, Egbert S.J. Lox 氏
experiences”
9
国際資源循環に係る
優良事例発表⑤
“Galloo Plastics : The missing link for Galloo Plastics SA,
a total circular economy of ELV and Director General, Eric Witz 氏
WEEE plastics”
10
国際資源循環に係る
優良事例発表⑥
“Toyota Tsusho ELV Recycling Business
For Tomorrow”
11 16:30-17:30
パ ネ ル デ ィ ス カ ッ 適正な国際資源循環の促進に向けた政策協 ■モデレーター
ション
力に関する意見交換
東北大学 多元物質科学研究所
教授 中村 崇氏
Topics : “How Can Circulatory ■パネリスト(政府関係者)
豊田通商株式会社 金属本部 環境・リサイクル事業推
進本部
部長 岩瀬 正美氏
Economy Contribute Sustainable Canada
France
Development Goals?”
Germany
Italy
Japan
The United Kingdom
The United States
European Commission
12 閉会挨拶
17:30-17:40
-
参加申込
本ワークショップへの参加は、参加費無料の事前登録
制(150名程度(予定))です。参加を希望される方
は、下記ウェブサイトの申込フォームより、必要事項
をご記入の上、お申し込みください。なお、お申し込
みが多数となった場合には受付を締め切る可能性があ
りますので、お早めにお申し込みください。
ウェブサイト(申込はこちらから)
http://www.keieiken.co.jp/G7_re
経済産業省
連絡先
本ワークショップの参加申込受付業務は、株式
会社 エヌ・ティ・ティ・データ経営研究所が担当
しております。
株式会社 エヌ・ティ・ティ・データ経営研究所
G7資源効率アライアンスワークショップ事務局
電子メール:[email protected]