特定サービス産業実態調査規則の改正について 平 成 2 8 年 4 月 調査統計グループ構造統計室 1. 特定サービス産業実態調査の概要及び目的 特定サービス産業実態調査(以下「本調査」という。)は、統計法(平成19年法律第53号)第 2条第4項に規定する基幹統計として、総務大臣の指定を受けたものであり、我が国の特定サ ービス産業の実態を明らかにし、当該産業に関する施策の基礎資料を得ることを目的として、 昭和48年以降、調査を実施してきている。 本調査は、サービス分野における個別産業に関する不況対策、産業振興、地域振興などの 各種施策の企画立案等のための基礎資料等として活用されるほか、市場予測や販売計画の 作成等の基礎資料等として大学や民間企業等においても幅広く利用され、さらに国民経済計算 や産業連関表などの二次統計作成の基礎資料としても用いられている。 特定サービス産業実態統計を作成するための調査の実施に関し必要な事項については、統 計法第18条の規定に基づき、特定サービス産業実態調査規則(昭和49年通商産業省令第6 7号。以下「調査規則」という。)に規定されている。 2. 改正の趣旨 平成28年には、全国全ての事業所・企業を対象とした経済センサス-活動調査が実施される 予定であり、本調査の調査対象となる事業所・企業の主要な調査事項(売上高や従業者等)に ついても、当該調査によって把握されることとなる。 このため、事業所・企業の記入者負担軽減等を図ることから、経済センサス-活動調査の実 施年は本調査を中止することとし、調査規則についてそのための所要の改正を行う。 具体的には、調査の期日を定める調査規則第3条について、「毎年」を「経済センサス活動調 査規則(平成二十三年総務省・経済産業省令第一号)第一条に規定する経済センサス活動調 査を実施する年を除き、毎年」に改めることとする。 3. 今後の予定 28年6月中旬 公布及び施行
© Copyright 2024 ExpyDoc