給食だより - 浦添市

給食だより
平成 28 年
5月号
浦添共同調理場
(毎月19日は食育の日)
新緑がまぶしいさわやかな季節になりました。子どもたちは新しい環境にも慣れてきた
頃でしょうか。連休もあり、疲れがたまりやすい時期ですので、規則正しい生活とバラン
スのよい食事で子どもたちが元気に過ごせるよう、ご協力をお願いいたします。
ひじきには、無機質(ミネラル)が、多くふくま
れています。なかでも、骨や歯を丈夫にしてくれ
る「カルシム」については、海藻の中でもトップ
クラスの量が含まれています。また、ミネラルだ
けでなく「食物繊維」も多く含まれています。食
物繊維には、おなかの調子を整えてくれる働きが
あるので、便秘予防にも役立ちますよ♪
子どもの骨は大人の骨と違って、急激に成長し、
体積も増えていくという特徴があります。また骨量
(骨密度)は、子どもの頃から成人に向けて徐々に
作ってみませんか
上昇していくものと思われがちですか、骨の体積が
急に増加する成長期には骨の石灰化、いわゆる骨化
が追いつかなくなり、一時的に骨密度が減る時期の
あることが知られています。骨密度の減少により、
沖縄県は元気なお年寄りがとても多い
一時的ですが、骨が弱くなる年頃があるというわけ
ことで知られていますが、その秘密は豚
です。
肉や豆腐、野菜や海藻をたくさん食べる
また「骨粗しょう症」という病気をご存じでしょうか。骨の成分のカルシウムなどが
ことや、塩分を控えた食生活にあります。
減少し、骨がスカスカになってしまう病気です。これは高齢者の病気とみられがちです
沖縄の言葉で、
「ジューシー」とは、豚肉
が、じつはその第一歩は子ども時代から始まっています。成長期に十分に骨量を増やし
ておかないと、将来、この「骨粗しょう症」になるリスクを高めてしまうのです。
を使った炊き込みご飯のことで、「クフ
ァ」には「硬め」という意味があるそう
です。お祝い事や法事によく出されると
いいます。
日本人は、もう長い間カルシウムの摂取量が必要な量に達していません。学校給食の
ない休みの時期や、給食のない学校への進学で極端にカルシウムの摂取量が減って
しまう傾向も見られるそうです。カルシウムは一度にたくさんとっても吸収できる量が
限られています。成長期には毎日の生活の中で気をつけ、牛乳・乳製品、小魚や海藻、
カルシウムを多く含む小松菜などの野菜を食事やおやつに上手に取り入れながら、コツ
コツとっていく必要があるのです。
また健康な骨をつくるためには、カルシウムだけでなく、
たんぱく質やビタミン C、D なども十分に摂取できるよう、栄
養バランスのとれた食事にすることが大切です。さらに骨の
成長を促すためには、適度な運動を行うこと、そして成長ホ
ルモンが分泌されて働くようにするために、夜更かしを避け、
十分な睡眠をとることも大事です。
浦添市学校給食費補助金新規申請受付中
新規申請受付締切は5月13日(金)です。
パソコンからは
→
【QR コード→】
http://www.city.urasoe.lg.jp/docs/2016041100096/