週報 - 金沢家庭教会

牧会者エッセイ
「子育ては己育（こそだ）て」
私たちは、子供を育てる時、「どうしてこれくらいのことができない
のか」、「なぜ素直に言うことを聞いてくれないのか」と悩みます。ま
た、「あの家の子は優秀なのに、どうしてうちの子はこんなにできが
悪いのか。情けない…」などと、嘆きたくなることも少なくありません。
確かに子供だけを比較すれば、そのような思いになります。
子供が自分以上に、学力・意欲・才能などの点で優れていれば、
親は子供の教育という点では悩むことはないでしょう。自慢の息子、
娘であり、誇らしいことです。
難しいお子さんを抱えた人からみれば、そういう人はまことに恵ま
れた人たちであり、羨ましい限りです。しかし、「教育」ということの”本
質の本質”を知れば、全く違った世界が見えてきて、恨めしく思ってい
たことが、逆に、感謝に変わるかもしれません。
以前、精神的障害のある子供を育ててきた、あるご両親とお話し
した時、私は非常に感銘を受けました。聞いているだけで胸が切なく
なるような多くの苦労をしてこられたのに、最後に、その母親の口か
ら出たのは、「この子を授かったことを、本当に神様に感謝していま
す」という言葉でした。
「もし、普通の子供だったら、私たち夫婦がここまで親密な関係に
なれなかったかもしれませんし、こんなに深く神様に感謝するような
心境にはなれなかったでしょうから」と言われるのです。
苦労を共にしてこられたご夫婦は、強い信頼関係で結ばれてい
て、お二人ともそのお人柄の中に穏やかで愛情深い人間味がにじ
み出ていました。
「子供の教育は子供のためにある」というのは当然のことですが、
しかし、決して「子供のため…だけにある」のではありません。実は、
「子供のため以上に、親のためにある」と言っても過言ではないので
す。私たちは、子供が思うようになってくれないと、イライラします。ま
た、子供の不足な点が目につくたびに、叱りつけたくなります。しかし、
悩んだ末に辿り着くのは、「子供を育てるには、まず、自分が先に成
長しなければならない」という道理です。
「子供は親の言うことは聞かないが、することは真似る」という言
葉があるように、子供の教育には、まず、親が先に手本を見せなけ
ればなりません。親が自分の生活姿勢を正し、殻を破ってより大きな
器に成長できた分だけ、子供に良き手本を見せることができます。
子育てには、無限と思えるほどの愛情と忍耐、熱意と努力が要求さ
れます。だからこそ、子供を愛し育てることによって、親である自分
が成長できるのです。
まさしく、”子育ては、己育て”なのです。
～家庭問題トータルカウンセラー松本雄司～
お知らせ
第04-10401-17
天一国四年天暦3月18日（陽暦4月24日）
週
報
本教会の礼拝に初めて参加された方を心から歓迎いたします
天の父母様と真の御父母様の祝福が共にありますようお祈り致します
1.お誕生日を迎えた食口の皆様、おめでとうございます
2.成和学生大会 7地区大会
日時：4月30日(土)～5月1日(日)
場所：国立能登青少年交流の家
対象：7地区の全中高生
内容：ｱｲｽﾌﾞﾚｲｸ、スポーツ競技、成和学生教育
【年頭標語】
創造主、天の父母様に似た、真の愛を実践する
天一国の真の主人になろう！
3.７地区特別礼拝および実務者会議
日時：5月1日(日) 午前10:30～
場所：金沢家庭教会
主礼：太田洪量先生
対象：全食口
4.書写講演会及び奉納式
日時：5月10日(火) 午後1:30～
場所：金沢家庭教会大聖殿
対象：新規、再復帰、食口
5.純潔ラリー&マーチ
日時：5月15日(日) 礼拝後
集合場所：いしかわ四高記念公園
対象：全食口
6.しあわせ講演会
日時：5月18日(水) 午前10:00～
場所：金沢勤労者プラザ 4階 405研修室
講師：佐々木一成先生
対象：新規、氏族、再復帰
7.食口のための祈祷をお願いいたします
金沢家庭教会
Family Federation for World Peace and Unification
Kanazawa Church
世界平和統一家庭連合
(旧世界基督教統一神霊協会)
教区長：髙松八寿夫牧師
教会長：中島弘一牧師
石川県金沢市昌永町7-6
Tel：076-201-8338／Fax：076-204-7772
E-mail：kanazawa_ch＠hotmail.com
日曜礼拝式次第
説
教：中島弘一教会長
司
会：守田利雄
開
会・・・・・・・・・・・・・司会者
黙
祷・・・・・・・・・・・・・全
体
※聖
聖歌４番
歌・・・・・・・・・・・・・全
体
※敬
拝・・・・・・・・・・・・・全
※家庭盟誓（３・４番）・・・・・・・全
体
体
代表報告祈祷
聖
説
教
※祝
体
「真の父母様御聖婚
56周年記念式と新しい出発」
聖歌２９番
※聖歌と献金・・・・・・・・・・・・全
体
祷・・・・・・・・・・・・・執礼者
※全体祈祷・・・・・・・・・・・・・全
体
お知らせ・・・・・・・・・・・・・司会者
閉
統一運動
約婚式から15日後に聖婚式がありました。聖婚式
は、「蕩減復帰父母の式」と「栄光の父母の式」の順
に進められました。
第一次の式には、両脇に12人ずつ介添人が立ちま
した。白いチマチョゴリに長いベールをかぶって新婦
の装いをした私(真のお母様)は、聖歌の「宴のとき」の
合唱が響き渡る中、お父様と共に二階の階段から降
■真の父母様御聖婚56周年記念式
天一国4年天暦3月16日（陽4.22）
真の父母様御聖婚56周年記念式が去る天暦3月16日、天正
宮博物館で挙行されました。柳慶錫韓国会長の司会により進行
されたこの日の行事には、韓国、日本を始め全世界の指導者約
800名が参席し、真の父母様の御聖婚を祝いました。大陸代表
たちが精誠をこめて準備した礼物が奉呈され、文姸娥世界平和
女性連合会長がこの日を迎える感激の思いを込め、歓迎の辞を
述べました。
続いて朴普熙韓国文化財団名誉理事長と、金榮輝天議苑
長、そして、文蘭英特別証詞の時間を通して、1960年、真の父
母様御聖婚当時の姿と、その時から続いてきた燦爛とした統一
家の歴史を参加者たちと共有する時間を持ちました。続いて、こ
の日を祝賀する鄭元周総裁秘書室長が祝詩朗読と、連合合唱
団の祝歌を通して、真の父母様に感謝の心情を伝えました。
ヘンネデ
りてきて、行礼台(※1)に上がりました。お父様の祈りと
しょうじ
しょうし
宣布に続き、代表食口の頌辞と頌詩の奉読が続きま
した。
サ
歌・・・・・・・・・・・・・聖歌隊
み言訓読・・・・・・・・・・・・・全
み言
会・・・・・・・・・・・・・司会者
～お願い～ ※印のある項目は全員起立して進行したします。
モ
引き続き、第二次の式は、韓国伝統の紗帽(※2)と
冠帯、チョクトゥリ(※3)に婚礼服を着て行われました。
お父様が神様に宣誓され、一同が四拝したあとに、
対面して三拝、礼物交換、対面一拝で礼を終えまし
『これから天一国時代に統一家が進んでいく道には、天の父母
様、真の父母様がともにおられるゆえ、実質的に人類の前に、願
いであるその地上天国の姿を、私たちの精誠とすべてを動員し
て、必ず成し遂げるでしょう。それに同参する皆さんになることを
願いながら、私が勝利提議をします。天の父母様と私たちの夢
を、勝利！』（勝利、勝利、勝利！）
しょうじ
た。それから、代表食口の記念品奉呈と頌辞の奉読
がありました。続いてお父様が、神様のみ前に宣誓さ
れたあと、参加者たちのために手を挙げて祝福祈祷
をしてくださることによって、歴史的なすべての行事が
締めくくられました。
※1…礼式を行う壇
※2…官服を着る時にかぶる黒い紗で作った官吏の帽子)
※3…女性が礼服を着る時にかぶる冠
真の父母經第一篇第二章 P84より
真の父母様のみ言に先立ち、趙誠一世界本部長が特別報告
を通して、最近真の父母様を中心に展開されている摂理に対し
て伝えました。特別に、真の父母様の精誠の宿る訓読室で、涙
の祈祷で、天一国聖物を聖別してくださった恩賜について紹介
し、真の父母様が全世界の祝福家庭に天一国聖物を下賜してく
ださいました。

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