院長 石垣 邦彦 たまご理論 体の「しくみ」を生かした「生き方」 97 60 発行所 河内新聞社 株式 会社 (たまごビル) クスリの副作用で 「いのち」 を失わないために 高血圧にクスリを飲まずに 対処する方法 ○ 58 27 前回、原因から高血圧に対処する必要性 を述べました。 しかしながら、原因から高血 圧に対処する必要があるにもか か わ ら ず、『 高 血 圧 生 活 習 慣 の修正項目』 (高血圧治療ガイ ドライン 2009 日本高血 圧学会)では以下の記述する「し くみ」 原因が考慮されてい ないのです。 そ の「 し く み 」 と は、「 上 腹 部の柔軟性」がなくなり「上腹 部」が固くなる→横隔膜の上下 動の幅が狭くなる→「体腔の変 動圧」が小さくなる→体液の対 流・循環 血液循環が低下する → 兆の細胞に血液が行きわた らない→血液を行きわたらせる ために血圧が上がる。という「し く み 」 原 因 が、 現 代 医 学 の 高血圧治療では、まるっきりぬ けてしまっているのです。 これはゆゆしき問題です。血 圧が上がるおおもとにある原因 を除去せずに、その人の「から だ」に必要な高血圧の状態だけ を無理やり下げるために、「から だ」に必要な血液が行きわたり ません。これでは「からだ」がス ムーズに働かなくなるのです。 そのため、血圧のクスリを飲 まれた方が 倍も死亡率が高く なるというような怖い事実が生 じるのです。 高血圧を含むどんな慢性疾患 でも、川上の原因から除去する 必要があります。 川上・川下論をごらんくださ い。次回はこの図からご説明さ せていただきます。医療が変わ ります。人生が変わります。 10 ≒ ≒ ≒ 平成28年4月5日(火曜日) 聞 新 内 河 (昭和56年10月19日・第 3 種郵便物認可) 第1245号 (1) 本社(〒581-0085) 大阪府八尾市安中町8-5-40 ☎ 072-991-0539 FAX 072-992-8030 東大阪支社〒579-8063 東大阪市横小路町5-5-16 東大阪分室〒579-8011 東大阪市東石切町2-2-24 TEL・FAX 072-983-1600 京 阪 支 社〒570-0002 守口市佐太中町6-15-44 TEL/FAX 06-7175-3322 URL http://www.kawachishinbun.jp/ Eメール info@kawachi shinbun.jp インターネット
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