〔科目名〕 〔単位数〕 English Presentation I 〔担当者〕 成田 芙美 NARITA Fumi 〔科目の概要〕 2 単位 〔科目区分〕 アカデミック コモンベーシックス 〔オフィス・アワー〕 時間 : 初回の授業で提示 場所 : 研究室 609 英語による効果的なプレゼンテーションについて、言語的要素と非言語的要素の両側面から学ぶ。また、学んだ方法を 実際に使い、身近なトピックについて英語でプレゼンテーションを行なう。その過程において、英語の文法的知識を補う ほか、英語を使うための基礎的な技術を身につける。さらに、聴衆としての経験も積み、発信側と受信側の両方の立場を 踏まえ、よりよいプレゼンテーションを目指す。 〔「授業科目群」・他の科目との関連付け〕・〔なぜ、学ぶ必要があるか・学んだことが、何に結びつくか〕 英語は現代において、国際的に最もよく使われる共通語となっている。英語で発信する力を身につけることは、学生の 大学での学びや卒業後のキャリアの可能性を広げることにつながる。学生は効果的なプレゼンテーションの方法を学ぶ ことによって、英語だけでなく日本語でも、自信をもって自分の知識や経験を伝えられるようになるだろう。また、英語と いう制約のなかで自分の言いたいことを最大限に伝えるための試行錯誤を通して、言葉に対する意識、思考の柔軟性を 高めてほしい。 〔科目の到達目標(最終目標・中間目標)〕 1. 英語による効果的なプレゼンテーションについて学ぶ。 2. 英語でのプレゼンテーションの経験を重ね、自信をもって自分の知識や経験を伝えることができるようにする。 3. 英語を使うための基礎的な習慣を身につける。 授業以外の場でも、自力で英語のプレゼンテーションができるように、正解ではなく、解決方法を学んでほしい。例え ば、「先生、これは英語で何と言いますか」と質問することもひとつの解決方法だが、将来英語を使うことになったとき、常 に「先生」に聞くことができるとは限らないので、別の解決方法が望ましい。 〔学生の「授業評価」に基づくコメント・改善・工夫〕 学生の授業中の反応、提出物やプレゼンテーションの成果によって、学習状況を把握し、適切なスピードで授業を進め るようにする。したがって、状況に応じて授業スケジュールを変更することがある。 〔教科書〕 Mark D. Stafford, Successful Presentations: An Interactive Guide (Cengage Learning, 2012) ISBN: 978-4-86312-212-3 〔指定図書〕 な し 〔参考書〕 適宜紹介する 〔前提科目〕 な し 〔学修の課題、評価の方法〕(テスト、レポート等) 授業時の英語によるプレゼンテーション(複数回)、提出物、学期末試験によって評価する。 試験の不正行為に近いかたちで作成された提出物(他人が書いたものを写したことが明らかであるような場合)は、評価 の対象としない。 試験を受けない場合、また試験の結果が著しく悪い場合は、それまでの授業時の成果も評価しない。 〔評価の基準及びスケール〕 5 段階評価 A=100-80%, B=79-70%, C=69-60%, D=59-50%, F=49%以下 〔教員としてこの授業に取り組む姿勢と学生への要望〕 毎回の授業での成果を重視したい(つまり、出席して評価対象を示すことが重要)。 授業には辞書(英和と和英、できれば英英も)を持参し、すぐに使えるように机の上に置いておくこと。 予習をして授業に参加すること。ちなみに予習とは、指定された箇所を読み、自力では理解できないところを把握してお くことである。 第1 回 授業スケジュール(状況に応じて変更する可能性あり) テーマ(何を学ぶか): オリエンテーション 内 容: 授業の進め方の説明、各自の目標の確認 第2 回 教科書・指定図書 テーマ(何を学ぶか): 自己紹介をする 内 容: プレゼンテーションを始める、立ち方に気をつける 第3 回 教科書・指定図書 Unit 1 テーマ(何を学ぶか): 故郷について話す 内 容: 概要を述べる、視線に気をつける 第4 回 教科書・指定図書 Unit 2 テーマ(何を学ぶか): 家族について話す 内 容: 詳細を述べる、身振りを効果的に使う 第5 回 教科書・指定図書 Unit 3 テーマ(何を学ぶか): 興味のあることについて話す 内 容: プレゼンテーションを終える、立ち位置に気をつける 第6 回 教科書・指定図書 Unit 4 テーマ(何を学ぶか): これまでの復習 内 容: プレゼンテーションの構成、立ち方、視線、身振り、立ち位置について確認する 第7 回 教科書・指定図書 テーマ(何を学ぶか): 教育について話す 内 容: 導入部で使える表現を増やす、聴衆に届く声を出す 第8 回 教科書・指定図書 Unit 5 テーマ(何を学ぶか): カルチャーショックについて話す 内 容: 話の展開をわかりやすく示す、発音に気をつける 教科書・指定図書 Unit 6 第9 回 テーマ(何を学ぶか): ステレオタイプについて話す 内 容: 事実と意見を分ける、声の抑揚に気をつける 第 10 回 教科書・指定図書 Unit 7 テーマ(何を学ぶか): 人口について話す 内 容: 根拠を挙げる、言葉の区切りを意識する 第 11 回 教科書・指定図書 Unit 8 テーマ(何を学ぶか): これまでの復習 内 容: プレゼンテーションの構成、発声、発音、声の抑揚、言葉の区切りについて確認する 第 12 回 教科書・指定図書 テーマ(何を学ぶか): 行事について話す 内 容: 必要な情報を入れる、聴衆からの質問を予想する 第 13 回 教科書・指定図書 Unit 9 テーマ(何を学ぶか): 場所について話す 内 容: ものについて説明する、聴衆からの質問を理解する 第 14 回 教科書・指定図書 Unit 10 テーマ(何を学ぶか): 過程を説明する 内 容: やり方を説明する、聴衆が納得しているかどうかを確認する 第 15 回 教科書・指定図書 Unit 11 テーマ(何を学ぶか): 意見を言う 内 容: 説得する、十分に準備する 教科書・指定図書 Unit 12 試 験
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