講義コード 25468001 担当者 藤 研究題目 頭の体幹を鍛えよう - 国際金融や国際経済について学びながら 【目的】 井 英 次 教 授 こんにちは。突然ですが、貴方は必ず「大卒職」に就きたいと思っていますよね?そして貴方 の考える「大卒職」が具体的に何を意味するのかと言うと、高卒職よりも高い給与であったり、より高度 でやりがいのある仕事であったりはしませんか? 「はい」と答えた人にお尋ねします。では何をもって貴方は高卒者よりも高い給与ややりがいのある高 度な仕事に値すると断言できるのでしょう?具体的に貴方のどのような能力が高く評価されるのですか? 「高卒の人が知らない高度な学問を大学で学ぶから」と答えた人、入学以来貴方は実際にそのような高 度な学業に日々勤しんでいますか?まさか未だに中高生の如く試験直前に丸暗記、終了と同時に記憶喪失 という、あの限りなく不毛な営みを大学でも繰り返しているなんて事はないでしょうね。それに大学生が ゆるゆる生活を送っている間も、高卒で実社会に出た人たちは日々厳しい仕事の現場に立って様々な事柄 を学んでいるのをご存知でした?ただ4歳余分に年を取っているだけでは贅沢は言えませんよね。 「今は売り手市場、関学経済学部生なら内定の一つや二つは出るだろうし、後は卒業単位さえ揃ってい れば何だって同じ」と言う方、仮に内定が出たとしてその先は大丈夫ですか?卒業と同時に自らの能力だ けを頼りに荒海に出るのですよ。どこでどのような状況に置かれても、常に貴方の支柱となるのは自分自 身でしっかりと考える力ですが、その土台となる頭の体幹はちゃんと鍛えていますか? 「う~ん、以前はもうちょっと意欲的だったんだけど、入学後時間が経つにつれてすっかり周囲に染ま ってしまって、ついずるずると、でもこれで大丈夫、、 、か・し・ら?」と心のどこかで燻り続けている不 完全燃焼の貴方、 「知のゆるゆる生活」で脳の細胞が壊死してしまうその前に頭の体幹を鍛えましょう。 【内容】 国際金融論や国際経済学は頭の体幹を鍛える上で理想的な学問です。国際社会の様々な事象を 正確に観察し、論理的思考によって的確な判断を下して果敢に行動できる人間に成長することを目標に、 国際金融・経済について学びながら「ゆるゆる化」しつつある貴方の頭を引き締めましょう。 教科書による理論学習、パソコンを使った実証分析、プレゼンテーション、ディスカッション、英語(国 際公用語)によるコミュニケーション能力向上と、当ゼミでは何事にも明るく前向きに取り組むことが求 められます。 (猫的性格よりも犬的性格の人が適しています。)国際的視点と経済学的考察力を磨く中で、 論理的に考察・分析・議論し、自分の考えを効果的に他者に伝える力を磨いて、大学・学部名等に頼るこ となく「私はこれで大卒キャリアに挑みます」と自信を持って言えるようになりましょう。 【選考にあたっての注意事項】 志の高い意欲的な学生を募集します。国際金融・経済に関する予備知識 はなくてもかまいません。但し、真摯に学業に取り組む意思のない方、教員や他の受講者に敬意を払わな い自己中の「俺様・私様・お子ちゃま」は予めお断りします。内定さえ取れれば卒業研究なんかしないと いう人も「ゆるゆる頭」のままで終わりますので最初から申し込まない事をお薦めします。受講希望者は 必ず説明会に参加し、指示に沿って作成した志望理由書を期限内に事務室に提出の上面接を受けて下さい。 志望理由書と面接によって選考を行います。また、相乗効果の観点から全ゼミ生に対して指導教員担当の 実証国際経済学 A・B の履修(単位取得)を義務化しています。予めこの点を承知の上で申し込んでください。 【応募者へのメッセージ】 当ゼミの学びの基本哲学は”No pain, no gain.”です。鉄棒で逆上がりの練 習をしていた頃のこと、そしてできるようになった時の達成感を思い出してください。スマホをいじって いるだけで真に大切な能力が身に付くのなら、私はとっくの昔に大学教員・研究者を辞めています。 受け入れ条件 1)説明会での指示に従った志望理由書の期限内提出、2)指定日時の面接受験、 3)個人的事情による特別扱いを求めない、 以上の全てを必要条件とします。 担当者のプロフィール 専攻 国際金融論、国際経済学、応用計量経済学 現在の研究テーマ 開放経済における市場と政府の関係、経済開放度とリスク分散行動について等 American 所属学会 Economic Association, Hong Kong International Economics and Finance Society, Economic Association, Royal Economic Society, Western Economic Association International, 日本経済学会
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