仕様書 - Nedo

仕様書
ロボット・AI部
1.件名
ロボット国際競技大会実行委員会及び実行委員会諮問会議等の運営等業務
2.目的
平成 26 年 9 月に安倍総理のイニシアティブにより「ロボット革命実現会議」が設置され、
「ロボット
新戦略」
(平成 27 年 2 月 日本経済再生本部)が決定された。同戦略では、2020 年にロボットの国際
競技大会を開催すること等が掲げられ、その開催に向け、① 2015 年中に実行委員会を発足し体制を整
備、② 2016 年中に具体的な開催形式・競技種目を決定、③ 2018 年にプレ大会を開催することとさ
れている。
本業務は、①~③の計画を原則として、2020 年の本大会に向けた準備を着実に実施するものであり、
更にこれらを通して、NEDO の取組を広く社会に知っていただくこととする。
3.内容
以下の各業務の実施においては、適宜 NEDO へ相談の上実行すること。
(1)プレ大会及び本大会開催に向けた準備
1)実行委員会、実行委員会諮問会議及び競技委員会の運営業務
ロボット国際競技大会のコンセプト、競技分野、競技種目、競技ルール、デモンストレーシ
ョン、開催形式(大会名称、開催時期、開催期間、開催場所等)等について検討を進めるため、
実行委員会(約 20 名)を月 1 回程度、実行委員会諮問会議(約 15 名(原則、英語で議事進行、
同時通訳あり、テレビ会議システム等を活用した遠隔参加も可能性あり)
)を数ヶ月に 1 回程
度の頻度で開催する。
また、競技種目やルール等の具体化に向けては、① BtoB 中心の分野(ものづくり、農林水
産業・食品産業分野)
、② BtoC 中心の分野(サービス、介護・医療分野)、③ インフラ・災
害対応・建設分野それぞれについて、実行委員会の下部組織として競技委員会を設置・運営す
る。
実行委員会、実行委員会諮問会議及び競技委員会について、委員会日程調整、会場準備、会
議資料作成、議事録作成、委員会関係者の意見調整、必要な場合は同時通訳手配や文書の翻訳、
委員の旅費精算、各委員会・会議の報告書の取り纏めなどの業務を行う。
2)開催場所等の確保及び広報等に係る業務
1)の業務に加え、2018年のプレ大会及び2020年の本大会の開催場所及び宿泊施設
の確保に目途をつけるとともに、広報活動として、学会や展示会等での PR、HP の作成、大会
名やロゴ決定に関する業務を行う。また、競技大会への協力者を模索して、参加予定者から大
会運営に資するニーズを収集して分析するとともに、各種ステークホルダー(スポンサーその
他協力者)との調整を行う。加えて、国内外の関連する大会や学会の予算、開催規模、開催手
法等を整理する。開催に関する検討に当たっては、委員会を設置・運営する。
3)1)及び2)の経緯及び結果について、報告書として記録する。
(2)その他
・検討を進める中で国内外の有識者を糾合した新たな議論が必要になった場合は、委員会等を設
置して運営する。
・「ロボット新戦略」の具体的な推進母体として設立された「ロボット革命イニシアティブ協議
会」のうち、
「ロボットイノベーション WG」
(以後、
「WG」という。)と WG の下に設置され
た3つのサブワーキンググループ(プラットフォームロボット サブワーキンググループ
(SWG1)
、ロボット活用に係る安全基準/ルール サブワーキンググループ(SWG2)
、ロボッ
トオリンピック(仮称) サブワーキンググループ(SWG3)
)の事務局業務を行う。
・その他、本業務の目的及びロボット新戦略に係る業務に資するために NEDO が指示する業務
を行う。
4.業務期間
NEDO が指定する日から平成 29 年 6 月 30 日まで
5.予算額
9000 万円以内
6.最終報告書
提出期限:平成 29 年 6 月 30 日
提出部数:電子媒体 CD-R(PDF ファイル形式) 1 部
提出方法:
「成果報告書・中間年報の電子ファイル提出の手引き」に従って提出のこと。
http://www.nedo.go.jp/itaku-gyomu/manual_tebiki_index.html
7.報告会等の開催
委託期間中又は委託期間終了後に、成果報告会における報告を依頼することがある。
以上