講義コード 25468033 担当者 栗田 研究題目 発展途上国の経済分析+地域経済分析(日本対象:防災、中小企業支援、貧困対策等) 匡相 准教授 【目的】皆さんが生きる「世界」に様々な方法で接触する中で、世界への「気づき」 、自国への「気づき」、 自分の周りの他者への「気づき」 、そして最終的に自分自身への新たな「気づき」を手に入れられればいい なと思います。 【内容】本ゼミのゼミ活動と呼ばれるものはとても多岐にわたっています。3 年生時に行われる海外での調 査活動と途上国でのインターンが一大イベントと言えば一大イベントですが、それ以外にも途上国の子ど も達に自作の絵本やテキストを届ける活動(関西の老舗出版社さんや様々な方々・団体様が協力してくれ ています。今年は全国紙などでも大々的に取り上げられました)や、全国学生論文大会への出場(出場す るだけじゃなくて 2014 年度は全国で一位(130 本の論文の中ですよ!)などこれまでもすごい成績を収め てきました!あ、でも頑張ったのは学生ですけどね)、JICA や地方自治体との共同研究などにも学生が参 加しています。これら以外にも新たなことが 5 期生(皆さんは K5 と呼ばれます)から始まります。 【選考にあたっての注意事項】難しいことはいいません。引っ込み思案でも、多少成績が悪くても構いま せん(うちのゼミ生には GPA が 1 点以下というやつもいれば学年トップみたいなやつもいたし、TOEIC100 点台もいればほぼ満点というやつもいました)。ただ、「他人への正しい配慮」が出来る人に来てもらえれ ばうれしいです。また、定員を超えた場合にのみ、事前に簡単な志望理由書を提出して頂き、面接を行い ます。海外でのフィールドワークもゼミの行事に組み込まれているので、英語の能力があると何かと便利 ですが、英語に全く自信が無くてもやっていけると思います。私は 21 歳の頃、ポルトガル(英語はほとん ど通じません…っていうかその頃の私は英語全くしゃべれません…)の片田舎のワイン農場で、ポルトガ ル語が全く話せない状況で、一週間ほど収穫作業に従事したことがあります。とても楽しい思い出です。 オイトトリンタは8時半という意味で、その時間に皆がトラックで宿まで迎えに来てくれました(車はよ くエンストして止まったけど) 。私の知るポルトガル語の全てでした。荷台に乗ってブドウ畑まで一緒に向 かう道のりで、堅いパンをもらって朝食をとりました。畑の脇に生えていた洋なしの味、ブドウの味は生 涯忘れられません。知らない人と出会うことは本当に面白くて祝福に満ち、そして皆さんの人生をより深 く、広がりのある楽しいものにしてくれます。たとえ、そこにリスクが潜んでいたとしてもですね。ああ でも別にうちの学生がみんな僕みたいに英語が出来なくて TOEIC100 点台って訳ではなくて、一応学生の名 誉のために付記しておきますが 4 期生の TOEIC 平均点は 1 年間で 700 点ぐらいまで伸びました(平均 480 点ぐらいからの大ジャンプでした。300 点から 750 点ぐらいになったやつもいます。何でですかね?)。 あ、仮に面接を行うことになった場合には、志望理由書のフォーマットは事務室においておきますので、 必要事項を記入後に期日までに提出してください(ただし志望理由書の内容を事前にチェックすることは 出来ません) 。質問などがあれば、[email protected] までメールをください。 【応募者へのメッセージ】とにかく一緒になんかいいこと考えませんか?あるいは世のため人のためにな んかやってみませんかね?この文章を読んでいる全ての皆さんには、絶対にとんでもないほどの可能性が あります。でもその可能性を実際に意味あるものとして育てていくには、なかなかこの世界ってのは難し いところなんですよ。本当にね。でもね、自分の国以外に住んでいるまだ見ぬいろんな人たちに意味分か らんけど会ってみたいって人、あるいは世の中の困ってる人の手助けをしてみたいなんて人には、多分僕 がその皆さんのとんでもない可能性を意味あるものとして育てるちょっとしたお手伝いは出来ると思いま す。そういうのね、意外と得意なんです。まあ教育なんていうと超偉そうだけど、要はお節介がどれだけ 出来るかってことだから、それぐらいなら僕にも出来るし、僕だけで不安だったら、これまで本ゼミを巣 立っていった先輩方が必ず皆さんを助けてくれます。 「栗田ゼミの後輩です」って言ったら色々と相談にも 乗ってくれるし、飲みにも連れて行ってくれるでしょう(僕も連れて行ってください) 。まあ、とにかくま ずは一緒に色々と話をしましょう!皆さんに会えるのをとても楽しみにしています。 受け入れ条件 専攻 まったくなし 開発経済学 主なものは以下の通り。①マダガスカル農村における新農業技術の受容と伝播(JICA、 担当者のプロフィール マダガスカル農業省、現地民間銀行との共同政策研究) 、②インドネシア地場中小企業 の生産性向上と日系企業との関わり(JICA、インドネシア工業省、インドネシア大学 現在の研究 との共同政策研究)、③カンボジア縫製工場労働者の幸福度と経済発展(科研費)、④ テーマ アジア・アフリカ諸国における金融制度と経済発展(ロンドン大学との共同研究 2017 年度から)、⑤欧州統合基金と地域経済(欧州委員会との共同研究)、⑥コミュニティ の防災対策と人々の意識変化(災害復興制度研究所、三田市フラワータウン) 、⑦関西 圏中小企業の海外進出とその課題(東大阪市、神戸市産業振興財団)等 所属学会 日本経済学会、国際開発学会、日本人口学会、環境経済政策学会、日本環境学会、 Econometric Society、East Asian Economic Association
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