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対象年度
学科・科目
分野
平成28年度
仏教学科 開設科目
専門基礎科目
講義名
[06029] 仏教学概論
期 間
後期 (15回)
対象学年
担当者
--
単位数
2年
必修 (2)
--
望月 海慧
種 類
講義
-モチヅキ カイエ
mochizuki kaie
【授業のねらい及び到達目標】
本講義では、仏教思想形成する基礎知識を理解することを目的とする。これらの用語を理解することにより、仏教学のさらなる
知識を習得できるようになるであろう。
【授業方法】
古来より仏教学の教科書として用いられてきた『阿毘達磨倶舎論』を用いて講義を行う。
【学習の方法(事前・事後の学習)】
事前・事後学習とも90分を目途に確保してもらいたい。
【評価の方法及び基準】
期末試験70%、授業への取り組み30%で評価を行う。
【授業の日程と各回のテーマ・内容】
第1回
オリエンテーション
第2回
小乗と大乗について
第3回
アビダルマについて
第4回
『倶舎論』とヴァスバンドゥ
第5回
存在の基盤について
第6回
認識について
第7回
存在について
第8回
世界の形成について
第9回
行為について
第10回
煩悩について
第11回
修行階梯について
第12回
智について
第13回
禅定について
第14回
我について
第15回
まとめ
【テキスト・参考書】
テキスト:世親(ヴァスバンドゥ)著『阿毘達磨倶舎論』(大正新修大蔵経、No.1558)
参考書:桜部建『倶舎論』大蔵出版、1981年
桜部建『存在の分析』角川文庫、1996年
【学生諸君に望むこと/その他必要と思われる事項】
『倶舎論』は、奈良時代より仏教学の教科書として用いられているテキストであるので、僧侶としての基本的な学習内容を学ん
でもらいたい。
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