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対象年度
学科・科目
分野
平成28年度
仏教学科 開設科目
専門基礎科目
講義名
[00105] 中国仏教史
期 間
後期 (15回)
対象学年
1年
担当者
金 炳坤
単位数
2年
選択 (2)
--
種 類
講義
-キム ビョンコン
kim byung kon
【授業のねらい及び到達目標】
一世紀頃にシルクロードを通って中国に伝わった仏教は、儒教や道教と対立・融合しながら受容され、支謙・竺法護・鳩摩羅什と
いった訳経僧に加え、法顕・玄奘など求法僧の活躍により多くの仏典が漢訳され、その後、三論・天台・三階教・法相・律・華
厳・密教・浄土教・禅など各宗派・学派の形成により、中国仏教という独自の宗教思想が展開されるようになる。本講義は、仏
教の中国における歴史的展開の理解に努めるものである。
【授業方法】
(1)テキストに沿って講義する。(2)SNSを利用した双方向授業を行う。
【学習の方法(事前・事後の学習)】
事前学習90分:理解できない用語や重要な成語については、あらかじめ辞書や事典などでその意味・概念を可能な限り確認する。
事後学習90分:学びの場である大学を存分に活用し、知識を増やし、感性を磨き、智慧を養う。
【評価の方法及び基準】
期末レポート40%、授業への取り組み姿勢60%で評価する。
【授業の日程と各回のテーマ・内容】
第1回
ガイダンス
第2回
初期の仏教
第3回
羅什及び南北朝の仏教(1)
第4回
羅什及び南北朝の仏教(2)
第5回
羅什及び南北朝の仏教(3)
第6回
隋唐時代(1)
第7回
隋唐時代(2)
第8回
隋唐時代(3)
第9回
隋唐時代(4)
第10回
隋唐時代(5)
第11回
隋唐時代(6)
第12回
宋代以後の仏教(1)
第13回
宋代以後の仏教(2)
第14回
朝鮮半島(海東)の仏教
第15回
まとめ
【テキスト・参考書】
平川彰著『インド・中国・日本仏教通史』春秋社、1977
【学生諸君に望むこと/その他必要と思われる事項】
成績評価には授業中の質疑応答による加点・減点に加え、自作ノートの提出を含む。各自予習・復習には十分な時間を充ててほしい
。
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