別記様式２ ICT 活用教育促進事業実施報告書（平成２７年度） 留萌市教育委員会 【実践指定校】 【連携校】 （小・中学校） 学校名 留萌市立潮静小学校 学校名 初山別村立初山別小学校 （高等学校） 学校名 【取組内容】 区 取 分 組 内 容 内 容 ・先進校の事例の収集と校内研修の充実 ・授業における教科書や資料の提示や児童の発表場面での活用 ・社会科や総合的な学習の時間におけるインターネットを活用した調べ学習 ・算数科における計算問題のアプリ活用 ・フラッシュ型教材の活用 ・自校の公開研究会において、ＩＣＴを活用した授業の実施 ・学校力向上に関する総合実践事業 放課後のテーマ別研修（ＩＣＴの活用）への参加 成果及び課題 【成果】 ・１２月３日に、総務省「フューチャースクール推進事業」で「ICT を利活用した協働教 育」の実証に取り組んでいる広島県広島市立藤の木小学校の実践発表会に参加し、視察 した内容を校内研修で発表するなどして成果を還元した。 ・ＩＣＴの利活用が全教職員で共通して行えるよう、校内研修を計画的に実施し、活用の 推進を図った。 ・児童が自分の考えを発表する場面で、自分の考えを記述したノートを撮影し、電子黒板 に提示して全体に考えを説明するなど、ＩＣＴを活用した授業スタイルを導入したこと により、思考力や表現力を高めることができた。 ・社会科や総合的な学習の時間の調べ学習において、児童個々が検索機能を活用して必要 な情報をデジタル情報として取り出すことができ、まとめの作成に当たって、文字情報 だけでなく写真や動画を取り入れるなど内容を充実することができた。 ・計算アプリを導入することにより、児童がドリル学習に意欲的に取り組むようになった。 また、計算アプリでは自分の取り組んだ結果をデータで閲覧することができる、次の目 標を持つことができた。 ・授業の導入でＩＣＴを活用したフラッシュ型教材を取り入れることにより、前時の学習 内容の確認が短時間で効果的に実施することができた。 ・１１月１８日に教育実践発表会を実施し、道徳の時間の公開授業でタブレット端末を活 用した。 ・１２月１０日に実施した本事業の中間報告会の会場校として、国語と算数の授業を公開 し、タブレット端末や実物投影機を活用した。 ・２月１０日の学校力向上に関する総合実践事業の第８回放課後研修会において、本校の ＩＣＴ活用について説明し、成果の普及啓発を行った。 【課題】 ・ネット環境の整備が進まず、ネット環境下での利用が十分できなかった。 ・無線ＬＡＮ環境が十分でないため、有線で教室にネット環境を用意することとなり、タ ブレット端末の使用が有線の範囲である２階のみの使用となるなど制限が多かった。 ・今年度については「まずは使ってみる」ことを目的に、タブレット端末の活用について 試行錯誤したが、次年度以降は全校生徒がその恩恵を受けることができるよう、校内組 織を工夫して全体としてどのように活用するのかについて工夫していく必要がある。 ・ＩＣＴを活用することで授業改善を図ることができたが、未だＩＣＴ機器の設置や設定 等に教師が時間を取られることがあるため、教師の負担を減らすよう、日常的なＩＣＴ 機器の整備や管理等ＩＣＴ活用を専門に担当する人材の配置や体制整備を一層推進する 必要がある。 ・ＩＣＴの活用が、学力や体力の向上にどのような部分でどのような効果を上げているの かについて検証する手法を確立する必要がある。 到 達 目 標 に対する結果 指標：児童アンケートにおいて「授業が分かる」と回答する児童の割合が８５％以上を目指す。 結果 児童アンケート質問項目：学校での勉強はわかりやすいですか 選択肢 割合 わかりやす まあまあわ あまりわかり ぜんぜんわか い かりやすい やすくない りやすくない ６１% ３４% ４% １% 肯定的回答 ９５% ※参考 児童アンケート質問項目：ICT 機器を使った学習は楽しいですか？ 選択肢 楽しい 割合 ８６% まあまあ楽 あまり楽しく ぜんぜん楽し しい ない くない １４% ０% ０% 肯定的回答 １００% 指標：学校評価において、 「ＩＣＴを有効に活用している」の項目での肯定的な回答９０%以上を目指す。 結果 教職員評価項目：ＩＣＴ機器を積極的に活用し、授業の工夫改善を図っている 選択肢 Ａ Ｂ Ｃ Ｄ 肯定的回答 割合 ４２% ５８% ０% ０% １００% 指標：保護者アンケートにおいて「ＩＣＴを活用した授業は、有効である」と肯定的な回 答をする保護者の割合が８０％以上を目指す。 結果 保護者評価項目：ＩＣＴ機器を活用した授業は有効だと思いますか 選択肢 そう思う 割合 ４１% だいたいそ あまりそう思 まったくそう う思う わない 思わない ４１% １４% ３% 肯定的回答 ８２%
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