平成28年度 地場産業販路開拓支援事業費補助金 公募要領 平成28年4月 愛知県 目次 1.事業の目的 ・・・P.1 2.補助対象事業 ・・・P.1 3.補助対象者 ・・・P.1~2 4.補助率等 ・・・P.2 5.補助事業の実施期間 ・・・P.2 6.補助対象経費 ・・・P.2~4 7.応募方法 ・・・P.4~5 8.採択方法 ・・・P.5~6 9.事業実施における留意事項 ・・・P.6 10.問い合わせ先 ・・・P.6 1.事業の目的 本事業は、各産地組合等が行なう海外及び首都圏での展示会出展・開催経費や、若手デザ イナーの産地への招聘、産地企業とのマッチングに係る経費の一部を補助することにより、 愛知県における繊維・窯業等の地場産業の振興を図ることを目的とします。 2.補助対象事業 補助金の対象事業は次のとおりとします。 区 分 販路開拓支援事業 補 助 対 象 事 業 販路拡大のために各産地組合等が行う、展示会の開催・出 展に関する事業 若手デザイナー産地招聘 産地団体が行う、デザイナーによる製品の製作及びデザイ 事業 ナーの招聘に関する事業 ※今回の募集事業は平成28年6月末までに事業を開始するものに限ります。10月1 日以降に開始する事業については、8月下旬以降に予定している第2回公募での申請 をお願いします。 3.補助対象者 補助金の交付対象となる者は、愛知県内に主たる事務所を有する、繊維・窯業等の地場産 業(※1)に関する事業を行う者のうち、下記のいずれかに該当する団体とします。ただし、 愛知県暴力団排除条例(平成 22 年 10 月 15 日愛知県条例第 34 号)に規定する暴力団員又 は暴力団若しくは暴力団と密接な関係を有しない者であることを要します。 (1) 事業協同組合及びその連合会 (2) 商工組合及びその連合会 (3) 公益財団法人及び公益社団法人 (4) その他知事が特に必要と認める団体 ※1 「繊維・窯業等の地場産業」とは、愛知県が平成9年3月に策定した「愛知県地場産 業創出・育成ビジョン」において、地場産業として定義した、日本標準産業分類の中 分類上の次に掲げる産業をいいます。 ア 食料品製造業 イ 繊維工業 ウ 木材・木製品製造業 1 エ 家具・装備品製造業 オ パルプ・紙・紙加工品製造業 カ プラスチック製品製造業 キ なめし革・同製品・毛皮製造業 ク 窯業・土石製品製造業 ケ 鉄鋼業 コ その他知事が特に必要と認める業種 ただし、毛筆・絵画用品製造業(鉛筆を除く)、人形製造業、その他の楽器・楽 器部品・同材料製造業は、コ その他知事が特に必要と認める業種に含むものとする。 4.補助率等 (1) 補助率 補助対象経費の2分の1以内とします。 (2) 補助限度額 1件当たり、販路開拓支援事業は1,000万円以下とし、若手デザイナー産地招聘 事業は100万円以下とします。 ※予算の範囲内で補助金を交付します。 ※交付額は、1,000円単位とし、端数が出た場合は切り捨てとなります。 (3) その他 同一年度において国又は県の補助対象となった事業は、補助対象外とします。 5.補助事業の実施期間 交付決定日から平成29年3月31日までとします。 6.補助対象経費 応募事業の実施に直接必要な経費として明確に区分できるもので、補助金交付決定以降に 発注、購入、契約等を行い、補助事業実施期間中に支払いが完了し、かつ証拠書類によって 金額等が確認できる次に掲げる経費が対象となります。 2 (1) 販路開拓支援事業 補助対象経費の区分 内 謝 金 委員謝金、専門家謝金 旅 費 委員旅費、専門家旅費、職員旅費 事 業 費 容 会場借料、会場整備費、出展参加料、製品試作開発費、原材料 費、印刷製本費、資料代、通信運搬費、調査研究費、広告宣伝 費、通訳料(翻訳料含む) 、消耗品費、保険料、実験費 委 託 費 事業の一部を委託する費用 (2) 若手デザイナー産地招聘事業 補助対象経費の区分 内 容 謝 金 デザイナー謝金、専門家謝金、見学先謝金 旅 費 デザイナー招聘旅費、専門家旅費、職員旅費 事 業 費 会場借料、会場整備費、製品試作開発費、デザイン料、原材料 費、印刷製本費、通信運搬費、消耗品費、バス等借上料 委 託 費 事業の一部を委託する費用 ※人件費、借入に伴う支払利息、公租公課、不動産購入費、飲食・接待費、税務申告・決算 書作成のために税理士等に支払う費用、振込手数料、その他公的資金の使途として社会 通念上不適切と認められる費用は対象外とします。 ※商品の販売を伴う展示会の開催又は当該展示会への出展に係る事業の費用は対象外とし ます。ただし、テスト販売(注)はこの限りではありません。 (注) テスト販売とは、補助事業者が試作品等を、限定された期間などで不特定多数の 人に対して試験的に販売し、商品仕様、顧客の反応等を測定・分析し、試作品に 改良・修正を加えて本格的な生産・販売活動に繋げるための事業のことをいいま す。よって、実施の際は消費者等へのアンケート調査等を実施し、結果の分析を 行ってください。 ※「旅費」については、交通手段は公共交通機関を利用するものに限ります。また、グリー ン車、ビジネスクラス等の特別に付加された料金及びタクシー代は対象外とします。な お、実績報告には旅行の日時、目的、行先、旅行者、料金、内容を記載した報告書が必 要となります。 出張に伴う日当については、補助事業者の規程に定めのある額としますが、国内出張 3,000 円/1 日・海外出張 5,000 円/1日を上限とします。 ※「委託費」については、委託の理由が明確、かつ妥当なもののみ対象とし、その委託費の 交付決定額全体に占める割合は、5 割未満とします。 ※交付対象事業における消費税及び地方消費税に係る仕入控除税額については、当該消費税 及び地方消費税に係る仕入控除税額を減額して応募申請してください。ただし、申請時 3 において当該消費税及び地方消費税に係る仕入控除税額が明らかでないものについては、 この限りではありません。 (補助対象経費の経理についての注意事項) ・補助事業を行うに当たっては特別会計等の区分経理を行ってください。補助対象経費は本 事業の対象経費として明確に区分できるもので、かつ証拠書類によって、金額等が確認で きるもののみとなります。 ・補助対象経費は、現金で支払わなければならない旅費、通信運搬費等少額な経費を除き、 原則銀行振込によって行われるものに限ります。また、支払をする際に、補助対象経費以 外の経費と同一支払はしないでください。やむを得ず他の経費と同一で支払いをしなけれ ばならない場合は、その明細が明確になるように整理してください。 ・実績報告後の検査の際に、補助対象経費の明細と支払いに関する見積書、納品書、請求書 及び領収書(又は支払いの事実を証する金融機関の振込金受領書)を確認します。また、 委託費については契約書を作成してください。これらの書類が提出されない場合は、補助 対象経費とすることはできません。 ・補助金は原則として精算払いとなります。補助事業完了後、別途指定する期日までに経費 支出の証拠書類等を添付した実績報告書を提出していただき、確認させていただいたうえ で、補助金を交付します。 ・補助事業に係る収支を明らかにした帳簿及び証拠書類は、補助事業が完了した日の属する 年度の終了後 5 年間保存してください。 7.応募方法 (応募書類受付期間) 平成28年4月14日(木)から平成28年4月22日(金)17時30分まで(必着) (提出先) 〒460-8501 愛知県名古屋市中区三の丸3-1-2(愛知県庁西庁舎7階) 愛知県 産業労働部 産業振興課 繊維・窯業・生活産業グループ ※ 持ち込みによる提出の場合は、業務時間内(平日8時45分から17時30分まで) に限ります。 ※ 郵送の場合は、封筒に<地場産業販路開拓支援事業>と記載してください。 (応募書類) 4 地場産業販路開拓支援事業費補助金申請書(様式1) (添付資料) ア 地場産業販路開拓支援事業計画書(別紙) イ 現在事項全部証明書(3か月以内)<原本> (登記簿謄本、定款、寄付行為でも 可) ウ 直近の決算関係書類(貸借対照表、損益計算書、製造原価報告書、一般管理費明 細書、個別注記) <写し> エ 役員名簿 <写し> オ その他必要と認める書類 (事業や法人を紹介するパンフレット等、組合等は事業 計画書・事業報告書) ※ 提出部数 正本各 1 部 副本各5部 ※ 提出いただいた書類は、本審査以外には使用しません。また、返却できませんの で、あらかじめご了承ください。 8.採択方法 (審査方法) 応募案件については、外部の有識者を含む審査委員会において審査を行い(非公開)、採 択案件を決定します。 採択に当たっては、内容等の変更を依頼する場合があります。 採択された場合であっても、事業計画の金額に対して補助金額が減額される場合がありま す。 (評価基準) 審査委員会は事業計画を次の項目について評価し、審査を行います。 1 計画の妥当性 財務・技術・事業計画における妥当性 2 地場産業活性化への効果 地域への波及効果の度合い等 3 独自性 他に類似性がなく、申請団体でなければ実 施できないか 4 需要開拓の見通し 展示会の開催、あるいは、デザイナーの招 聘により、どの程度の需要開拓が見込まれ るか 5 地域自治体・関係団体との連携度合 地域の自治体や団体との連携ができている か 5 (審査結果) 審査結果(採択・不採択)については、決定後、速やかに書面にて通知いたします。 (交付決定までのスケジュール) 事業計画書の提出から交付決定までのスケジュール(予定)は、以下のとおり。 (1)補助金申請書の提出 (平成28年4月14日から4月22日まで) (2)審査委員会による審査 (5月中旬) (3)審査結果の通知(審査委員会終了後、速やかに) (4)交付申請書の提出 (5)交付決定(5月中下旬頃) 9.事業実施における留意事項 本補助金の活用に際しては、以下に記載した事項のほか、愛知県補助金等交付規則を遵守 してください。 (1)補助事業者は、交付決定を受けた後、補助事業の内容を著しく変更しようとする場合、 若しくは補助事業を中止又は廃止しようとする場合は、事前に県の承認を得なければ なりません。 (2)補助事業者は、補助事業の交付年度中の進捗状況について、状況の報告を求められた 場合には、速やかに報告しなければなりません。 (3)補助事業者は、補助事業を完了した時、若しくは中止又は廃止の承認を受けた時は、 その日から起算して30日以内又は平成29年4月5日のいずれか早い日までに実績 報告書を提出しなければなりません。 (4)補助事業者は、補助事業により取得し又は効用が増加した財産は、補助金交付の目的 に従って効果的運用を図らなければなりません。 (5)県が実施する施策の一環として、団体名等の公表を行なう場合があります。 (6)補助事業に関係する調査依頼や、補助事業完了後に事業成果を発表していただくなど、 県が実施する施策への協力を求める場合があります。 (7)同一年度において、国又は県の補助対象となった事業は、補助対象外とします。 (8)補助事業終了後、国や県の監査関係者が実地検査に入ることがあります。 (9)補助事業者が、愛知県補助金等交付規則等に違反する行為等(他の用途への無断流用、 虚偽報告等)をした場合には、補助金の交付取消、返還、不正内容の公表等を行うこ とがあります。 6 10.問い合わせ先 本事業の内容等に関する質問は、以下の担当で受け付けます。 ただし、審査の経過等に関するお問い合わせには応じられません。 愛知県産業労働部 産業振興課 繊維・窯業・生活産業グループ 電 話:052-954-6341(ダイヤルイン) FAX:052-954-6976 メール:[email protected] ホームページアドレス:http://www.pref.aichi.jp/soshiki/sangyoshinko/ 7
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