第24回「いわて農商工連携ファンド地域活性化支援事業」 公募要領 公益財団法人いわて産業振興センター 1 趣 旨 県内の中小企業者と農林水産業者の連携(農商工連携)による創業又は経営の革新に向 けた取り組みの支援を行い、地域経済の活性化を図ることを目的とした「いわて農商工連 携ファンド」を組成しております。 このファンドを活用し、公益財団法人いわて産業振興センター(以下「センター」とい う 。)が 助 成 金 の 交 付 と 専 門 家 を 活 用 し た 助 言 等 に よ り 中 小 企 業 等 の 積 極 的 な 取 組 み を 総 合 的に支援します。 2 助成対象となる事業 【起業・新事業活動支援事業】 農商工連携による創業・起業又は経営の革新に向けた取組み ※助成対象外の事業 ① 農林水産業との係わりが原材料の調達・提供に留まる事業 ② 申請内容と同一の事業で、他の補助金の交付決定を受けた事業 ③ 出資関係がある者同士での連携事業 ④ 代表者等が同一である者同士での連携事業 ⑤ 公序良俗等の観点から支援対象とすることが適当でないと認められる事業 【支援機関による支援事業】 農商工連携による創業・起業又は経営の革新を支援する事業 (支援の実績を有する者に限る) ⇒助成制度を利用できる方、利用できる事業、助成金対象となる経費等については 「 農 商 工 連 携 フ ァ ン ド :起 業 ・ 新 事 業 活 動 支 援 事 業 公 募 ス キ ー ム 」 を ご 覧 く だ さ い 。 3 事業実施期間 原 則 と し て 、 平 成 29 年 2 月 1 日 ~ 平 成 30 年 1 月 31 日 ( 事 業 期 間 は 1 年 以 内 ) 4 予算額 106,396 千 円 程 度 5 公募手続き (1) 公募期間等 ①事前相談期間 平 成 28 年 10 月 3 日 (月 ) ~ 平 成 28 年 11 月 11 日 (金 ) 応募要件に合致しているかどうか事前に内容を確認します。事前相談がない場合は 要望書を受け付けできませんのでご了承ください。 ②応募期間 -1- 平 成 28 年 10 月 24 日 ( 月 ) ~ 11 月 21 日 ( 月 ) 17 時 必 着 要望書及び添付資料一式を事務局まで提出してください。 郵送の場合は提出期限の消印有効とします。 (2) 応募の流れ 【 事 前 相 談 ( 必 須 )】 応募要件に合致しているかどうか事前に内容確認しますので、必ず事前相談を行っ てください。事前相談が無い場合は要望書を受付できませんのでご了承ください。 ※相談表はセンターホームページからダウンロードしてください。 【応募書類の送付】 次の書類1部を提出期限までに事務局に提出してください。①~③の書式はいわて 産業振興センターのホームページからダウンロードしてください。 ⇒ http://www.joho-iwate.or.jp ① 助成金交付要望書(様式第 1 号)の提出(以下②~⑩を添付してください) ② 申請者概要書(別紙1)中小企業者等と農林漁業者を別様とすること ③ 事 業 計 画 書 ( 別 紙 2 )、 助 成 金 申 請 額 内 訳 書 (別 紙 3 ) ④ 決算書(直近3期分:貸借対照表、損益 計算書、販売費及び一般管理費の計算内 訳 、 製 造 原 価 報 告 書 )創 業 予 定 の 方 も し く は 創 業 し て 間 も な い 方 等 、 決 算 書 の 提 出が出来ない方は事務局にお問合せください。 ⑤ 事業に必要な許認可等の取得が確認できるもの又は取得が見込まれることを証 するもの ※許認可等が必要な事業を実施する場合 ⑥ 商 業 登 記 簿 謄 本 (コ ピ ー 不 可 。 発 行 か ら 3 カ 月 以 内 の も の ) ※法人のみ ⑦ 定款の写し ⑧ 住 民 票 ( 抄 本 ) (コ ピ ー 不 可 。 発 行 か ら 3 カ 月 以 内 の も の )※ 個 人 事 業 者 の み ⑨ 申請者の概要がわかるもの(会社案内、パンフレット等) ⑩ その他事業計画を説明するために必要な資料 ※ 支援機関による支援事業に係る提出書類等は上記と異なりますので、お問い合わ ※法人のみ せください。 ※ (3) 提 出 書 類 は A4 片 面 に 統 一 し て 下 さ い 。 応募書類提出先及び問合せ先 〒 020-0857 盛 岡 市 北 飯 岡 2-4-26 公益財団法人いわて産業振興センター TEL: 019-631-3824 FAX: 019-631-3830 URL: http://www.joho-iwate.or.jp 6 産業支援グループ Email: [email protected] 支援対象企業の選定 提出書類に基づきセンターがヒアリングを行い、外部専門家で構成する「いわて農商工 連携ファンド事業審査委員会」で審査を行い決定します。審査委員会では経営者等から事 業計画の説明(プレゼンテーション)を行っていただきます。 -2- また、応募状況によっては、審査委員会の前に事前審査を行うことがあります。事前審 査は提出書類に基づき行います。 7 事業実施上の留意事項 (1) 本 助 成 事 業 は 、 国 ・ 県 、 金 融 機 関 等 の 財 源 を フ ァ ン ド 組 成 の う え 、 事 業 者 に 運 用 益 の 一部を間接助成するものです。したがって国や県等による検査・調査の対象となる場合 があります。 (2) 助 成 金 の 支 払 い は 、 助 成 事 業 終 了 後 の 精 算 払 い が 原 則 と な り ま す 。 (3) 助 成 事 業 者 に お い て は 、 助 成 事 業 の 完 了 後 も 一 定 期 間 ( 10 年 間 )、 別 に 定 め る 報 告 書 等の提出が求められます。 8 事業計画実現のためのソフト支援 採択企業等に対しては、事業計画の円滑な実施を図るため、センターが中心となって外 部の専門家等を活用して次の支援・助言を行います。 具体的な支援内容については、採択後、ヒアリングを行った上で決定します。 (1) 経営分析に関する支援(経営課題整理) (2) 経営戦略・戦術構築に関する支援 (3) 資金調達に関する支援 (4) 特許、法律等の専門知識の提供に関する支援 (5) その他企業成長のための支援 9 今後のスケジュール 次 回 の 応 募 は 平 成 29 年 3 月 を 予 定 し て お り ま す 。 10 その他 (1) 提出書類は、支援先の選定のみに使用し、他の目的には使用しません。 (2) 提出書類は、審査結果に関わらず返却しません。 (3) 本 事 業 の 支 援 対 象 企 業 に 選 定 さ れ 支 援 を 開 始 し た 場 合 に は 、企 業 名 、代 表 者 名 、所 在 地を公表します。また、支援の概要(支援の内容等)を公表する場合があります。 (4) 次の方は事業を継続して申請することが可能です。 ・ 平 成 27 年 2 月 1 日 ~ 5 月 31 日 に い わ て 農 商 工 連 携 フ ァ ン ド 事 業 を 開 始 し 、 事 業 を 継 続 中 で あ る 事 業 所 は 、継 続 3 年 目 と し て 同 じ テ ー マ で 応 募 す る こ と が 可 能 で す 。 ・ 平 成 28 年 2 月 1 日 ~ 5 月 31 日 に い わ て 農 商 工 連 携 フ ァ ン ド 事 業 を 開 始 し 、 事 業 を継続中である事業所は、継続2年目として同じテーマで応募することが可能で す。 (必 ず 助 成 を 継 続 で き る も の で は あ り ま せ ん 。 ) (5) そ の 他 、こ の 助 成 事 業 の 実 施 は「 い わ て 農 商 工 連 携 フ ァ ン ド 地 域 活 性 化 支 援 事 業 助 成 金交付要領」に定めるところによります。 -3- 「いわて農商工連携ファンド地域活性化支援事業」公募スキーム 1 助成制度を利用できる方 【起業・新事業活動支援事業】 (1) 県 内 で 創 業 ・起 業 す る 者 ※ 1 ( 助 成 金 交 付 決 定 日 か ら 6 か 月 以 内 に 創 業 ・起 業 予 定 の 者 又 は 創 業 か ら 3 年 以 内 の 者 。)又 は 県 内 に 主 た る 事 業 所 を 有 し 経 営 の 革 新 ※ 2 を 行 お う と する中小企業者と農林漁業者の連携体 ※1 「創 業 ・起 業 」と は 、個 人 事 業 者 の 場 合 は 税 務 署 に 開 業 届 を 提 出 す る こ と 、法 人 事 業 者 の 場 合 は 法務局において法人登記の手続きを行うことを指します。 ※2 「経営の革新」とは、中小企業者及び農林漁業者が新事業活動を行うことにより、中小企業 者 の 場 合 は 、当 該 企 業 等 に お け る 付 加 価 値 額 が ,事 業 実 施 の 3 年 間 の 比 較 で 3 % 程 度 以 上 増 加 し て いること、農林漁業者の場合は、当該事業者の連携事業に係る農林水産物の売上高が、事業実施 の3年間の比較で1%程度以上増加していることを目処とする。 (2) 中 小 企 業 者 以 外 で 、経 営 の 革 新 を 行 お う と す る 特 定 非 営 利 活 動 法 人 等 と 農 林 漁 業 者 の 連携体 【支援機関による支援事業】 公益財団法人いわて産業振興センター、商工会議所、岩手県商工会連合会及び商工 会、岩手県中小企業団体中央会、岩手県農業協同組合中央会、全国農業協同組合連合 会岩手県本部、岩手県森林組合連合会、岩手県漁業協同組合連合会、地方独立行政法 人岩手県工業技術センター、岩手県産株式会社並びに中小企業者又は農林漁業者に対 する支援実績を有し、かつ支援事業を行うことが適当と知事が認めた者。 2 助成制度を利用できる事業 【起業・新事業活動支援事業】 (1) 前提条件 助成制度を利用できる事業は、原則として次の要件を満たす必要があります。 中 小 企 業 者 と 農 林 漁 業 者 が お 互 い に 連 携 し 、互 い の 経 営 資 源 を 活 用 し て 当 該 事 業 者 にとっての新商品又は、新役務の開発等を行うこと事業であること。 ア ここで述べる連携とは、中小企業者と農林漁業者がそれぞれ工夫を凝らした取組 み を 行 う 事 業 で あ っ て 、 (4)の 表 中 の 事 業 区 分 に 掲 げ る 事 業 で あ る 。 た だ し 、 単 な る 商 取 引 は 含 ま ず 、 全 体 の 事 業 計 画 に (4)の 表 中 の ② 又 は ③ を 含 む ものとする。 イ 当該事業者にとっての新商品・新役務の開発とは、申請する事業者にとって新た に取り組む事業展開を指します。 ウ 互いの経営資源を活用するとは、それぞれの事業体が有する資産や技術・技能、 ノ ウ ハ ウ 、知 的 財 産 で 、販 路 や 人 脈 な ど 、お 互 い の 経 営 の 強 み を お 互 い に 活 用 す る ことを 指します。 -4- (2) 助成限度額及び助成率 よ る 事 業 活 動 の 促 進 に 関 す る 法 律( 平 成 20 年 法 律 第 38 号 )第 4 条 第 3 項 ・助成限度額:600万円(ただし、助成事業が、中小企業者と農林漁業者との連携に の規定に基づき認定された計画に記載されたものである場合は、1,00 0万円) ・助成率:4/5以内の額 (3) 助成期間 助 成 事 業 の 助 成 期 間 は 、事 業 開 始 か ら 最 大 1 年 以 内 と し 、特 に 必 要 と 認 め る 場 合 、継 続(最大2年まで)することが出来る。 (4) 具体的な事業区分等 次 に 掲 げ る い ず れ か の 事 業・経 費 が 助 成 の 対 象 と な り ま す 。複 数 の 事 業 区 分 に ま た が って事業を行うことが可能です。 事業区分 ① 事業実施のた めに必要な市場 調査・動向調査 事業 事 業 イ メ ー ジ (例 示 ) 助成対象となる主な経費 ・新商品や新サービス等のアンケ 会 場 借 料 、印 刷 製 本 費 、資 料 購 入 費、通信運搬費、借料又は損料、 調 査・分 析 費 、消 耗 品 費 、専 門 家 謝 金 、専 門 家 旅 費 、職 員 旅 費 、そ の他必要と認める経費 ート調査 ・専門家による指導助言 ※単なる調査事業の委託は対象外 ② 新商 品・新技 術・新役務の開 発研究又は事業 化に関する事業 ・新商品等の開発に取り組む経費 ・新商品の成分分析 ・専門家による技術助言指導 ※生産設備の購入は対象外 ③ 販路開拓のた めに行う事業 ・全国規模の展示会への出展 ・新商品の発表会 ・販路開拓のための企業訪問 ・専門家による指導助言 ④ 経営、技術に 関する研修等の 人材養成のため に行う事業 ・技術習得のための研修受講 ・専門家を招いての社内研修実施 原 材 料 費 、研 究 開 発 用 の 機 械 装 置 又は工具器具の購入・製造・改 良・据 付・借 用・保 守 又 は 修 繕 費 、 工業所有権等の導入に要する経 費 、外 注 加 工 費 、検 査 分 析 費 、委 託 費 、研 修 費 、会 場 借 料 、印 刷 製 本費、資料購入費、通信運搬費、 借 料 又 は 損 料 、消 耗 品 費 、専 門 家 謝 金 、専 門 家 旅 費 、職 員 旅 費 、そ の他必要と認める経費 展示会等出展経費、広告宣伝費、 研修費、会場借料、会場整備費、 印 刷 製 本 費 、資 料 購 入 費 、通 信 運 搬費、借料又は損料、消耗品費、 雑 役 務 費 、専 門 家 謝 金 、専 門 家 旅 費 、職 員 旅 費 、そ の 他 必 要 と 認 め る経費 会場借料、印刷製本費、研修費、 資 料 購 入 費 、通 信 運 搬 費 、借 料 又 は損料、消耗品費、専門家謝金、 専 門 家 旅 費 、職 員 旅 費 、そ の 他 必 要と認める経費 注)1消費税及び地方消費税は助成対象経費としない。 2全体の事業計画(助成対象となる部分とは限らない)に、②又は③を含むこと。 -5- 【支援機関による支援事業】 (1) 前提条件 支援機関が実施する、指導助言に要する経費、商談会・セミナー等開催に関する事業 であること。 (2) 助成限度額等 ・助成限度額:1,000万円 (助 成 率 の 設 定 は あ り ま せ ん が 、県 と の 連 携 や 継 続 的 な フ ォ ロ ー 活 動 が 可 能 な こ と な ど の採択基準があります。) ( 3) 具 体 的 な 事 業 区 分 等 次に掲げるいずれかの事業・経費が助成の対象となります。複数の事業区分にまた がって事業を行うことが可能です。 経費区分 助成対象となる主な経費 助成期間 指導助言事業費 会場借料、印刷製本費、資料購入費、通 1年間 信 運 搬 費 、借 料 又 は 損 料 、調 査・分 析 費 、 消耗品費、専門家謝金、専門家旅費、職 員旅費、その他必要と認める経費 セ ミ ナ ー 等 開 催 会場借料、広告宣伝費、印刷製本費、資 事業費 料購入費、資料作成費、通信運搬費、借 料又は損料、調査・分析費、消耗品費、 雑役務費、専門家謝金、専門家旅費、職 員旅費、その他必要と認める経費 注)消費税及び地方消費税は助成対象経費としない。 3 採択基準 助成事業は、応募のあったものから次に掲げる基準を総合的に勘案し、充足度の高いも のから予算の範囲内で採択します。 【起業・新事業活動支援事業】 (1) 助成事業の内容が、実施主体の主体的な取り組みのもと構想されたものであるこ と。 (2) 助 成 事 業 の 内 容 及 び 事 業 化 の た め の 取 り 組 み が 、計 画 的 で あ り 実 現 性 が 高 い こ と 。 (3) 助成事業の実施が確実である等事業内容の熟度が高いこと。 (4) 実施主体における助成事業の実施体制及び経理体制が十分であること。 【支援機関による支援事業】 (1) 業 (2) 助 成 事 業 の 内 容 が 、農 商 工 連 携 に よ る 創 業・起 業 又 は 経 営 の 革 新 に 対 す る 支 援 事 として効果が高いと認められるものであること。 助成事業の実施にあたり県との連携が十分に図られること及び助成事業実施後 も継 続的なフォロー活動ができること。 (3) 実施主体における助成事業の実施体制及び経理体制が十分であること。 -6-
© Copyright 2024 ExpyDoc