学習指導上の課題と改善の視点 中学校【技術・家庭】 ※教科等に関すること「家庭、技術・家庭のページ」 1 3学年間を見通した指導計画及び評価計画の作成 ①実 態 の 把 握 … □小学校の学習内容を総合的にとらえた実態把握をし、分野間及び他教科等との関連に配慮 しながら、3学年間を見通した計画となっている。 ②伝統や文化、社会の変化への対応…□伝統や文化に関する内容や社会の変化に対応した内容(環境、消費者、食育、ものづくり、 エネルギーなど)を重視した指導計画が作成されている。 ③実 態 を 考 慮 し た 計 画 … □指導計画や評価計画は、学習指導要領の趣旨や教科の目標及び内容を踏まえ、生徒や地域 等の実態を生かすとともに、実践的・体験的な学習活動を中心としたものとなっている。 ④評価の設定・計画… □評価の設定においては、「評価規準の作成、評価方法等の工夫改善のための参考資料」や 「埼玉県中学校教育課程評価資料」等を活用し、学習活動に即した評価規準の設定をして いる。 □評価の場面、方法及び時期等について工夫し、指導の改善に生かすようにしている。 ⑤食 育 の 推 進 … □家庭科における食に関する指導については、文科省「食に関する指導の手引」を参考に、 教科の特性を生かし、学校における食育の推進の中核として、一層の指導の充実を図って いる。 ⑥「親の学習」の推進… □「親の学習プログラム」(増補版)等を活用し、親になるための学習を指導計画に位置付 けている。 2 基礎的・基本的な知識及び技術を確実に習得させる学習指導の工夫 ①実践的・体験的な学習の充実… □生徒の発達段階や学習のねらいを考慮し、製作、調理などの実習や観察・実験、調査・研 究などの実践的・体験的な学習を工夫している。 ②発 展 的 な 学 習 展 開 … □基礎的なものから応用的なものへ、簡単なものから難しいものへ発展させる学習内容の設 定がされている。 3 工夫し創造する能力や実践的な態度を育てる学習指導の工夫 ①課 題 を 解 決 す る 学 習 … □生活を営む上で生じる課題に対して、様々な角度から考えて判断し、解決する ような問 題解決的な学習を充実させている。 ②言 語 活 動 の 充 実 … □様々な語彙の意味を、実感を伴って理解させるような実践的・体験的な学習を重視してい る。生活における課題を解決するために、教科特有の言語を用いる活動や、言葉や図表、 「子育て」「乳児 の個人差」などの 言葉 言葉に ふれる 概念などを用いて考えたり、説明したり、表現したりするなど、主体的・協働的な学びと なる学習活動を設定している。 目的をもって観察したり、 触れたりする直接体験 実習、実験などの実践的 ・体験的な活動 様々な 驚きや感動 話合い・発表 により、 共有 振り返り まとめ 言葉が生活の中で 生きた言葉へと変 化する。 実感を伴う言葉の 習得。 ③家庭や地域社会との連携… □習得した知識及び技術を生活の場面で継続して活用できるように家庭や地域社会と連携 している。 4 学習環境の整備と安全・衛生の管理と指導 ①学 習 環 境 の 整 備 … □「中学校教材整備指針」を参考にした教材整備 ②安 全 衛 生 の 指 導 … □「中学校技術・家庭科安全指導の手引」(平成14年3月県教委)を参考に、安全管理 組織、使用規定を定めるなど学習環境の整備・充実に努めている。 ③施 設 ・ 設 備 の 管 理 … □生徒が主体的に学習を進められるよう、用具や材料の管理に関する能力を育成するとと もに、潜在的な危険を予測し、定期及び事前の安全点検を徹底している。
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