明 日 へ の 明日 へ の

扉
明日への
広告写真でで地域とと
産業をを発信する
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さん
竹井 知子
料 理メニューの写 真 撮 影 等を行
う時、 飲 食 店の方から﹁シズル感
のある 写 真 を 撮って 下 さい!﹂ と
依頼を受けます。﹁シズル感﹂とは
味や匂い、 食 感をイメージさせる
動を通して多くの事を教わり、 地
域のた めに何 を すべきかという 事
を考えるようになりました。
そ の ご 縁 で、 昨 年 福 井 副 市 長
ば ら
の発 案で開 催された 薔 薇 王 子 プロ
ジェクトにも 参 加 させて頂 き まし
に興 味を持 ち、 その後 広 告 写 真ス
勤務した鹿屋市内の現像所で写真
こに隠れていました。短大卒業後、
果 多 くのマスコミの皆 さんが取 材
スカウトして頂 きました。 その結
の生 徒さんには街で王 子 候 補 者を
プトを決めました。 鹿屋女子高校
広告写真の仕事は広告物の作成
に携 わること が多 く、 その中で鹿
タジオで本 格 的に学 びました。 写
屋には農 畜 産 物など他にない美 味
に訪れ盛況のうちに終えられた事、
目 的に撮 影します。 物の魅 力を最
しい食 材や豊かな資 源が多いと感
真スタジオといえば家 族 写 真のよ
大 限に引 き 出 す た めにライティン
じ、 私の仕 事は地 域の一助となれ
そして薔薇王子の活躍 する姿を見
グや演 出をほどこす、 そんな広 告
る可能性があるのではと思っていま
うな人 物の撮 影を想 像される人も
写 真の面 白さに惹かれました。 商
す。 鹿 屋 をもっと 多 くの人に発 信
て嬉しく思っています。
品 写 真 は 見せ方によってイメー ジ
していく 事 が地 域の活 性 化につな
品やサービスなどの宣 伝・ 広 告を
が大 き く変わります。 温かい鍋の
がり、 また地域を発信し、 地域が
そのよ うな 時はド ライアイスを 使
る。 地域と産業を切り離して考え
元気になれば地元産業も活性化す
今 後、 仕 事やその他の活 動にお
いても、 地 域と産 業をつなぐお 手
い湯 気 をコントロールする、 臨 場
独立後は、 本業だけでなく様々
なジャンルの仕事にも挑戦していま
伝いができるようチャレンジしてい
ることはできません。
す。現在、鹿屋商工会議所青年部
きたいと思っています。
感を表現する事が大切です。
ひ
きれいな湯気はなかなか出ません。
ような料 理はそのまま撮 影しても
多いと思いますが、 広 告 写 真は商
た。 鹿 屋やばら園をどのように盛
美味しそうな写真のことです。
ている。(40歳)
り上げていくか、 プロジェクトのメ
協の直売所で販売を予定している。
ンバーと 協 議 を 重 ねながらコンセ
はコマーシャルフォトを中心に事業を展開し
人 同 士で写 真を撮る時などは端っ
平成26年度鹿屋商工会議所青年部会長。現在
同組合と共に取り組んだ。今後は漁
幼い頃は写 真が好 きという 訳で
はなく、 撮 られるのも苦 手で、 友
食べてもらいたいと、鹿屋市漁業協
に入 会 していま す が、ここでの活
27 Kanoya City Public Relations
No.16
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レシピ開発から携わった「鹿児島か
昭和50年鹿屋市生まれ。鹿屋高校卒業後、県
のやかんぱちのアヒージョ」。地域
外へ進学。帰郷後写真現像所を経て広告写真
の資源であるカンパチを多くの人に
スタジオに勤務する。平成23年35歳で独立。