イスラームとの 対話と共存 かわごえ国際ボランティアの会・結成9周年記念イベント in かわごえ 2016年 5月22日 ㈰ 13時∼16時 (開場:12時45分) クラッセ川越6階 ホール (東武東上線川越駅東口徒歩3分) 資料代: 500円 第2部 「イスラームの食文化(ハラール)について」 草彅馨 「ベリーダンス」 アミターユベリーダンス教室 塩尻和子 【講演】 東京国際大学特命教授・同大国際交流研究所長 あなたはイスラーム社会についてどんなイメージを持っていますか? 後進的なイメージがありますが、 近代文明を作ったのはイスラーム社会でした。 キリスト教に次いで多くの教徒を持つイスラーム教。 その宗教、文化、歴史を理解することは多文化共生の第一歩です。 主催:かわごえ国際ボランティアの会 070-6432-8121 後援:川越市、川越市教育委員会 かわごえ国際ボランティアの会結成 記念として毎年開催してきました異文化 理解と国際交流をテーマにしたイベント ですが、今回は、キリスト教に次いで世 界第2位の宗教勢力をもつイスラーム 教について、先頃NHKラジオ「歴史再 発見/イスラームを学ぶ」で反響を呼ん だ塩尻和子さんに、その宗教、歴史、そ して今日的問題等についてお話ししてい ただきます。 現在、私たちの生活の場にも、インド ネシア、バングラデシュ、マレーシアな どイスラーム教を信奉する国からやって きた人々がいます。彼らとの多文化共生 をはかるためにも、イスラームの宗教、 思想、文化など異文化への理解が求め られます。 ややもすれば、世界各地で起っている 昨今の紛争に関するマスコミ報道により、 イスラーム=過激思想といった短絡した イメージや偏見がつくられがちです。 塩尻さんは、宗教間対話をライフワー クとして取り組まれ、宗教間の対立をな くし、世界の平和的共存に尽力されてお られます。そんな彼女の思いの一端をお 聞きして、イスラームについての理解を 深め、地域で暮らす外国籍市民との多 分化共生に生かして行ければと思います。 塩尻和子さんプロフィール [自己紹介] 東京国際大学特命教授・同大国際交 今日、中東・イスラーム世界で起こっている混乱や紛争 流研究所長。 の根底には、イスラームとムスリムに対する偏見や無理 1944 年岡山市生まれ。1967 年大 解が横たわっている。イスラームには、日本古来の伝統 阪外国語大学アラビア語学科卒、東 的な道徳や社会倫理と同様の教えが多くみられること 京大学大学院博士課程単位取得退 から、本来であれば、日本人にも理解しやすい宗教であ 学(文学博士)。筑波大学名誉教授。 る。専門は中世のイスラーム神学思想であるが、古典の 主な著作は「イスラームを学ぶ」 「イ 精密な文献研究の成果と、元外務省員の夫とともに中 スラームの人間観・世界観」 「イスラー 東イスラーム地域で20年近く暮らした生活体験をもとに、 ムを学ぼう」 「イスラームの生活を知 世界の諸宗教間の相互理解と平和的共存の構築に少し る辞典」など。 (著書・共著は2016 でも貢献したいと願って、イスラーム理解と宗教間対話 年3月現在、35冊に上る。) の進展をライフワークにしている。 詳細は主催の「かわごえ国際ボランティアの会」へ お問い合わせください。
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