宅森昭吉のファンダメンタルズ４⽉18⽇〜４⽉22⽇に発表される主要経済指標予測:暫定版３⽉分の貿易統計で、輸出額から輸⼊額を差し引いた通関収⽀差は＋１兆０５００億円程度と２カ⽉連続の⿊字になると予測する。予測通りなら、前年同⽉の＋２２３５億円から前年同⽉⽐で＋３６９．９％程度と⿊字額が⼤きく拡⼤することになる。なお、３⽉上中旬分の通関収⽀差は＋５１０３億円で、６カ⽉ぶりの⿊字だった。前年同旬は▲１０５７億円の⾚字だった。３⽉分の輸出額は前年同⽉⽐▲４．２％程度と６カ⽉連続の減少になると予測する。３⽉上中旬は前年同旬⽐▲７．１％の減少だった。輸出の増加に寄与した品⽬は船舶、減少に寄与した品⽬は鉄鋼、有機化合物、⾦属加⼯機械だったということだ。⼀⽅、３⽉分の輸⼊額は前年同⽉⽐▲１６．７％程度の減少を予測する。１５カ⽉連続の減少になるとみた。３⽉上中旬は前年同旬⽐▲２０．８％だった。３⽉上中旬分で輸⼊の減少に寄与した品⽬は原粗油、ＬＮＧ、⽯油製品だったということだ。３⽉上中旬分の原粗油の単価、数量、輸⼊⾦額の前年同⽉⽐をみると、単価は２２，１７１円/ｋｌで前年⽐▲４５．４％程度の低下になった。数量は前年⽐▲２．４％程度の減少、⾦額は前年⽐▲４６．７％程度の減少だ。２⽉分第３次産業活動指数の前⽉⽐は▲０．５％程度になると暫定的に予測する。１⽉分が前⽉⽐＋１．５％と増加した反動が出て、２カ⽉ぶりの減少になろう。関連指標からみて、卸売業は前⽉⽐若⼲のプラス寄与に、⼩売業は前⽉⽐マイナス寄与になるとみた。（４⽉８⽇現在） ◎⽶国発表⽇指標時間 19(⽕) 21:30 予想 (⽉) (⽇本) 住宅着⼯件数 (3⽉分) (単位) (万⼾) (115.0) 過去分 2⽉ 1⽉ 12⽉ 117.8 112.0 115.9 1⽉ 12⽉ ◎⽇本発表⽇時間指標予想 (⽉) 貿易統計通関収⽀差（出超額） 22(⾦) 13:30 第3次産業活動指数 (　)内は暫定予測値。後⽇変更する可能性があります。 20(⽔) 8:50 (単位) (3⽉分) (億円) (＋10,500) (2⽉分) (億円) (▲0.5) 過去分 11⽉ 2⽉：＋2421.64億円、前年3⽉：＋2234.62億円＋1.5 ▲0.6 ▲0.9 <その他指標> 4/20(⽔) QUICK短観・4⽉調査 4/20(⽔) ロイター短観・4⽉調査本レポートは、投資判断の参考となる情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。投資判断に関しましては、お客様ご自身の判断でなさるようお願い致します。このレポートに記載された内容は今後予告なく変更されることがあります。また、ＳＭＢＣフレンド証券は、このレポートに記載された内容に関し、正確性・完全性を保証するものではありませんのでご了承ください。