がん教育に関する訪問授業実施人数が 15,000 人を突破 いのち 更に理解を深めるための副読本「生命のがん教育」を作成しました 平 成 2 8 年 4 月 8 日 京都府健康福祉部健康対策課 075-414-4728 京都府では、次世代を担う子ども達に向けて、医師会、教育委員会、行政が連携して 「生命のがん教育推進プロジェクト」を平成 25 年度より推進しており、がん教育に関す る訪問授業(講師:医師及びがん経験者)を行った学校数は、平成 27 年度末において累 計 150 校、累計実施人数は 15,000 人を超えたところです。 一方、日本人で一生のうち2人に1人ががんになり、3人に1人はがんで亡くなると 言われている中、学校や家庭においても、がん”について考え、がん検診等の重要性を いのち 理解していただくことが重要です。ついては、そのきっかけとなるよう、副読本「生命の いのち がん教育」を生命のがん教育推進プロジェクトの一環として作成しましたので、お知ら せします。 この副読本は、“がん”に対する理解がより深まるよう、医学的な情報や数値的デー タも多く掲載し、がん経験者の体験談も交えながら、子供にもわかりやすいように編集、 作成しています。 1 がん教育訪問授業実施状況 ※京都府内の小・中学校、高等学校等を訪問し、授業を実施。 <参考> 主要死因別割合(H26) % 32 31 30 29 京都府内における 死亡総数でがんが占める割合 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 割合 31.2 31.2 30.8 30 29.8 30.2 30.3 自殺 2% 不慮の 事故 2% 老衰 脳血管 6% 疾患 肺炎 8% 10% その他 26% がん 30% 心疾患 16% 出展:厚生労働省「人口動態統計月報年計(概数)の概況」 ~ 京 都 府 報 道 発 表 資 料 ~ 京都府広報監 まゆまろ 2 副読本『生命のがん教育』 1/3 学習の ポイント 2/3 各項目の 詳細掲載 (1) 主な内容 ・がんの病態 ・たばこの害、禁煙のススメ ・感染によるがんの予防と治療 ・がん検診(早期発見・早期治療) ・がん経験者の体験談 など (2)特徴 ① 全 16 ページ、カラーでイラストを多く用いた仕様 ② 上部 1/3 にイラストを用いた学習のポイントをわかりやすく掲載し、各学習項目 の詳細を残りの 2/3 に掲載するなど、誰が読んでもわかりやすいよう工夫。 ③ 医師・教員等から構成されるがん教育推進プロジェクトチーム(※)で作成。 (3) 主な配布先 生命のがん教育実施校の生徒(がん教育の授業実施後に配布) (4) 作成部数 10,000 部 ※参考 がん教育推進プロジェクトチームの構成団体 京都府医師会 京都府立医科大学附属病院 京都大学医学部附属病院 京都市学校医会 京都府教育委員会 京都市教育委員会 京都府(文化スポーツ部文教課・知事直轄組織広報課・健康福祉部) ~ 京 都 府 報 道 発 表 資 料 ~ 京都府広報監 まゆまろ
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