Topics 15年ぶり快挙 日本農業賞大賞受賞

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15年ぶり快挙
日本農業賞大賞受賞
JA群馬中央会は3月14日、前橋市のJAビル大ホールで第45回日本農業賞の「個人経営の
部」で大賞を受賞した堀越徹也さん(43)(JA前橋市)の群馬県表彰式を行いました。
県内で大賞を受賞したのは15年ぶり。JA・県・関係者ら約110人が出席しました。
堀越さんは家族やパート従業員計20人と総ハウス面積127㌃で大規模キュウリ経営を行っ
ています。10㌃あたりの収量は29㌧に上ります。
県技術支援課の今井達也課長は、堀越さんが①大規模化と高収量を両立し、A品率80%以上と
基準を大きく上回っている、②作業場の改善やハウスの自動制御などで従業員が快適に働ける環境
を整備、③作業に余裕を持てる経営と、家族経営協定で給料などを決めていること――等から県で
推薦を決めたと説明しました。
中央会・各連合会の大澤憲一会長は「大賞を受賞したのは堀越さんの努力のたまもの。これから
も県内から大賞受賞者が続いてほしい」と期待していました。
堀越さんは「群馬の農業のためにも、頑張っていきたい」と答えました。
堀越さんは自身の経営状況を説明した上で「経営の質を高め、自身の子供が『キュウリ農家をや
りたい』と言うような環境を作っていきたい」と意気込みを語りました。
日本農業賞は、日本農業の確立を目指し、意欲的に経営や技術の改善を行い、地域社会の発展へ
の貢献や先進的な取り組みをしている個人・集団組織を表彰しています。
大澤会長から表彰を受ける堀越さん㊨
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