平成 28 年度山形県地域商業機能強化支援事業費補助金交付要綱 (目的及び交付) 第1条 知事は、次条に規定する者(以下「補助事業者」という。)が、地域における 商業機能を維持するため、第3条に定める事業を補助する場合において、山形県補助 金等の適正化に関する規則(昭和 35 年8月県規則第 59 号。以下「規則」という。)及び この要綱の定めるところにより、補助事業者に対して予算の範囲内で補助金を交付す るものとする。 (補助事業者及び間接補助事業者) 第2条 補助事業者は、次条に定める事業を行う者(以下「間接補助事業者」という。) に対し、事業に要する経費を補助する市町村とする。 2 前項の間接補助事業者は、次の各号のとおりとする。 (1)商店街振興組合、事業協同組合、事業協同小組合、商工会、商工会議所又はまち づくり会社 (2)複数の商業者からなる規約を備えた任意組織等で、前号に類するものとして知事 が認めるもの (補助対象事業) 第3条 補助金の交付の対象となる事業は、新規又は事業を拡大して行う住民ニーズに 即したサービスを提供する、次表の区分1から4のいずれかの事業に対して経費を補助 する事業とする。ただし、平成 24 年度から平成 26 年度まで県が実施した「地域商業新 サービス創出支援事業」で補助を受けた事業は対象外とする。 区 分 事 業 1 宅配サービス:個店の連携による宅配 2 移動販売:専用の車両による定期的な巡回販売 3 送迎サービス事業:送迎車による商店街等での買物のための送迎 4 その他、特に知事が認めるもの 2 前項の「住民ニーズに即したサービス」とは、区分1及び2については、以下に定 める条件のすべてに該当する事業であることとする。また、区分3については(1)及 び(5)の条件に該当する事業であることとする。なお、区分4については別途協議す るものとする。 (1)高齢化等の状況、商店数及び商店までの距離等を勘案し、日用生活品等の買い物 をすることが困難な住民の買い物機会の確保等について、市町村が有効と認める事 業であること。 (2)多種類の日用生活品等の販売事業とし、特定の品目のみの販売事業ではないこ と。 (3)特定の世帯又は施設のみを対象にして、配達又は訪問販売等を行う事業ではない こと。 (4)店舗等に来店し購入した商品を購入者に代わって自宅まで届けるだけの事業では ないこと。 (5)補助金の交付決定を受けた日以後、おおむね3年以上継続する意思を有して行う 事業であること。 3 第 1 項の「事業を拡大して」とは、事業対象とする地区の範囲の拡大、販売品目の 増加及び新たに商品カタログを作成する等の販売方法の見直し等その他であり、知事が 認めるものとする。 (補助対象経費及び補助金の額) 第4条 補助金の交付の対象となる経費は、第2条第1項の補助事業者が、間接補助事 業者が以下に掲げる経費として要する経費(以下「間接補助対象経費」という。)に補 助する経費で、知事が必要かつ適当と認めるものとする。 (1)人件費(専任職員を新規に雇用する経費) (2)広告宣伝費(チラシ、商品カタログの作成・配布その他の事業実施の宣伝広告に 要する経費。) (3)備品購入費(受注のための電話、ファックスその他の事業実施に用途が限定され るもの。ただし、パソコンは除く。) (4)使用料・賃借料(車両・機器等賃貸借料) (5)消耗品費 (6)通信運搬費 (7)委託費(事業実施に用途が限定されるもの。) (8)燃料費(事業に要することが明確であるもの。) (9)その他知事が必要と認める経費 2 補助金の額は、補助対象経費の2分の1以内の額とし、補助金の額の上限を 250 千 円とする。ただし、算出された額に 1,000 円未満の端数が生じた場合には、これを切り 捨てるものとする。 3 前条第1項の事業は、本年4月 1 日以後に行うことができる。ただし、第1項の経 費は補助金の交付決定を受けた日以後に要した経費を対象とする。 (補助金交付申請) 第5条 補助金交付申請書の提出期限は、知事が別に定める日とし、添付書類は、次の とおりとする。 (1) 事業計画書(様式第1号) (2) 収支予算書(様式第2号) (3) その他知事が必要と認める書類 2 前項の補助金の交付の申請に当たって、当該補助金に係る消費税及び地方消費税に 係る仕入控除税額(補助対象経費に含まれる消費税及び地方消費税相当額のうち、消費 税法(昭和 63 年法律第 108 号)の規定により仕入れに係る消費税額として控除できる 部分の金額及び当該金額に地方税法(昭和 25 年法律第 226 号)の規定による地方消費 税の税率を乗じて得た金額の合計額に補助率を乗じて得た金額をいう。以下同じ。)を 減額して交付申請しなければならない。ただし、申請時において当該消費税及び地方 消費税に係る仕入控除税額が明らかでないものについては、この限りでない。 (交付の条件) 第6条 規則第7条第1項第1号に定める軽微な変更は、次のとおりとする。 (1)補助対象経費の 20%以内の額の変更 (2)補助目的の達成に支障を来たすことなく、かつ、事業能率の低下をもたらさない 事業計画の細部の変更 2 規則第7条第1項第1号の規定により、知事の承認を受けようとするときは、事業 計画変更承認申請書(様式第3号)を知事に提出しなければならない。 (補助事業の中止又は廃止) 第7条 規則第7条第1項第1号の規定により、補助事業の中止又は廃止について知事 の承認を受けようとするときは、あらかじめ、補助事業中止(廃止)承認申請書(様式 第4号)を知事に提出しなければならない。 (補助事業遅延等の報告) 第8条 補助事業が予定の期間内に完了することができないと見込まれるとき又は補助 事業の遂行が困難になったときは、規則第 7 条第1項第2号の規定により、補助事業遅 延等報告書(様式第5号)を知事に提出し、その指示を受けなければならない。 (状況報告) 第9条 補助事業の遂行の状況に関し、知事が報告を求めたときは、速やかに規則第 12 条に規定する事業状況報告書を実施状況の具体的内容を記載した書類を添えて提出し なければならない。 (実績報告等) 第 10 条 補助事業実績報告書の提出期限は、補助事業完了後 30 日を経過する日又は翌 年度4月 15 日のいずれか早い日とし、添付すべき書類は、次のとおりとする。 (1) 事業実績書(様式第1号) (2) 収支精算書(様式第2号) 2 第1項の実績報告を行うに当たって、補助金に係る消費税及び地方消費税に係る仕 入控除税額が明らかな場合には、当該消費税及び地方消費税に係る仕入控除税額を減 額して報告しなければならない。 (概算払) 第 11 条 知事は、必要と認めるときは、請求に基づき補助金の概算払をすることがあ る。 (帳簿の備付等) 第 12 条 規則第 21 条に規定する帳簿及び証拠書類は、当該補助事業の年度の翌年度か ら起算して5年間保管しなければならない。 (消費税及び地方消費税に係る仕入控除税額の確定に伴う補助金の返還) 第 13 条 補助事業完了後に、消費税及び地方消費税の申告により補助金に係る消費税及 び地方消費税に係る仕入控除税額が確定した場合には、様式第6号により速やかに知 事に報告しなければならない。 2 知事は、前項の報告があった場合には、当該消費税及び地方消費税に係る仕入控除 税額の全額又は一部の返還を命ずるものとする。 (財産の管理) 第 14 条 補助事業により取得し、又は効用が増加した財産(以下「取得財産等」という。) について、その台帳を設け、その保管状況を明らかにし、補助事業の完了後も、善良 な管理者の注意をもって管理するとともに、補助金交付の目的に従って、その効率的 運用を図らなければならない。 (財産処分の制限) 第 15 条 補助事業者が規則第 22 条の規定により知事の承認を受けようとするときは、 財産処分承認申請書(様式第7号)を知事に提出しなければならない。 2 知事は、前項の承認をした補助事業者に対し、当該承認に係る財産を処分したこと により収入があったときは、交付した補助金の全部又は一部に相当する金額を県に納 付させることができるものとする。 3 規則第 22 条ただし書の規定により知事が定める期間は、減価償却資産の耐用年数等 に関する省令(昭和 40 年大蔵省令第 15 号)に定める耐用年数又は当該耐用年数の範 囲内で別に定める期間とする。 (協議) 第 16 条 この要綱に定める補助事業の実施にあたり、本要綱に定めのない事項について は、知事と協議するものとする。 附 則 この要綱は平成 28 年4月1日から適用する 様式第1号 事業計画(実績)書 1 補助事業の必要性(地域における商業機能の維持対策としての必要性) 2 補助事業に要する経費及び補助金交付申請額 (1) 補助事業に要する経費 (2) 補 助 金 交 付 申 請 額 補助金所要額( ( 3 円)-消費税及び地方消費税に係る仕入控除税額( 円) 補助事業の内容及び補助事業に要する経費の配分等 <別紙1-1及び別紙1-2のとおり> 円 円 円)=補助金交付申請額 (別紙1-1) 補助事業計画(又は実績)書【市町村】 1 事業内容(市町村) (1)実施事業名 (2)事業内容 (数値を用いてできるだけ 具体的に記載) ①実施期間 開始(予定) 平成 年 月 日 完了(予定) 平成 年 月 日 ②実施地域(本年度の間接補助事業者による事業の対象となる地域の範囲) ③事業内容 (3)効果 (計画書では、3年間事業を継続することで期待される効果を、実績書では、計画書と比較した内容で具 体的に記載) (4)備考 (その他の特記事項がある場合に記載) 2 経費の配分(市町村) 経費区分 合 補助事業に要する (した)経費 補助事業に要する(した)経費の負担区分 補助対象経費 県補助金 市町村 計 (注1) 経費区分ごとに、小計できるようにすること。 (注2) 「補助事業に要する(した)経費」とは、当該事業を遂行するのに必要な経費(間接 補助事業者に補助する(した)経費)をいう。 (注3) 「補助対象経費」とは、「補助事業に要する(した)経費」のうちで、補助対象とな る経費をいう。 (別紙1-2) 補助事業計画(又は実績)書【間接補助事業者】 1 事業内容(間接補助事業者) (1)間接補助事業者等 ①間接補助事業者 の概要 名 代 称: 表 者 住 名: 所: 連絡先電話番号: 連絡先メールアドレス: 担 当 者 名: ②連携する商業者(同じ団体の商業者と連携して行う事業として申請する場合) 名 代 称: 表 者 住 名: 所: 連絡先電話番号: 連絡先メールアドレス: 担 当 者 名: (複数の場合は別紙可) (2)実施事業名 (住民ニーズに即したサービスとしての具体的内容がわかる事業名を記載) (3)事業内容 ①実施時期(開始(予定)は新規又は事業の拡大の日を記載) (数値を用いてできるだけ 開始(予定) 具体的に記載) 平成 年 月 日 ②実施地域(事業の対象となる地域の範囲) (本年度の内容及び次年度以降に拡大予定がある場合は、その内容も記載) ③事業内容 ( 新規 ・ 事業拡大 )いずれかに○をつける (件数等の数値を用いて具体的に記載。事業拡大の場合は、拡大内容がわかるような記載を入れる) ④実施体制 (4)委託(予定)先 委託先名称、代表者名、住所、電話番号: (事業実施にあたり 必要な場合に記載) ①委託先業務概要 ②委託内容 (5)目標と計画 (数値を用いてできるだけ (採算性を考え、損益計画を基に、売上げ目標や、達成に向けた工夫や留意事項等を記載。売上げの根 拠(考え方)についても記載。) 具体的に記載) (6)効果 (計画書では、3年間事業を継続していくことで期待される効果を、実績書では、計画書と比較した内容 で具体的に記載。) (7)備考 (その他の特記事項がある場合に記載) 2 申請時又は実績報告時における別紙1-2に関連する添付資料等 (1)間接補助事業者の概要、構成員等がわかる資料。添付は申請時のみとする。 (2)事業の対象となる地域の範囲がわかる地図等の資料 (3)事業継続見込みを確認するための本年から3年分の損益計画。 3 経費の配分(間接補助事業者) 経費区分 合 補助事業に要する (した)経費 補助事業に要する(した)経費の負担区分 補助対象経費 県補助金 市町村 間接補助 積算基礎 事業者 計 (注1) 経費区分ごとに、小計できるようにすること。 (注2) 「補助事業に要する(した)経費」とは、当該事業を遂行するのに必要な経費(間接 補助事業者の事業費)をいう。 (注3) 「補助対象経費」とは、「補助事業に要する(した)経費」のうちで、補助対象とな る経費をいう。 (注4) 積算基礎には、補助対象経費の積算明細を記載又は資料を添付すること。 様式第2号 収支予算(又は精算)書【市町村】 (1) 収入の部 区 分 (単位:円) 予 算 額 (精算額) (比較増減) 備 考 県補助金 (市町村一般財源) 計 (2) 支出の部 区 分 (単位:円) 予 算 額 (精算額) (比較増減) 備 考 補助金 計 (3) 間接補助事業者の行う事業については、(別紙2)の収支予算(又は精算)書を添付す ること。 (別紙2) 収支予算(又は精算)書【間接補助事業者】 (1) 収入の部 区 (単位:円) 分 予 算 額 (精算額) (比較増減) 備 考 県補助金 市町村補助金 自己資金 その他( ) 計 (2) 支出の部 区 分 計 (単位:円) 予 算 額 (精算額) (比較増減) 備 考 様式第3号 番 年 山形県知事 氏 名 号 月 日 殿 申請者 住 所 名称及び代表者氏名 ㊞ 事業計画変更承認申請書 平成 年 月 日付け 第 号により交付決定の通知のあった平成 28 年 度山形県地域商業機能強化支援事業について、下記のとおり変更したいので、山形県補 助金等の適正化に関する規則第7条第1項第1号の規定により、承認されるよう申請し ます。 記 1 事業名 2 変更の内容 3 変更の理由 (注)変更の内容に応じ、別記様式第1号及び第2号に準じて作成した書類を添付する こと。また、記入にあたっては変更前と変更後が比較対照できるよう変更前を上段に 括弧書きで記載し、変更後を下段に記載すること。 様式第4号 番 年 山形県知事 氏 名 号 月 日 殿 申請者 住 所 名称及び代表者氏名 ㊞ 補助事業中止(廃止)承認申請書 平成 年 月 日付け 第 号により交付決定の通知のあった平成 28 年 度山形県地域商業機能強化支援事業について、下記の理由により中止(廃止)したいので、 山形県補助金等の適正化に関する規則第7条第1項第1号の規定により、承認されるよ う申請します。 記 1 中止(廃止)する事業名 2 中止(廃止)する理由 3 中止の期間(廃止の時期) 様式第5号 番 年 山形県知事 氏 名 号 月 日 殿 申請者 住 所 名称及び代表者氏名 ㊞ 補助事業遅延等報告書 平成 年 月 日付け 第 号により交付決定の通知のあった平成 28 年 度山形県地域商業機能強化支援事業費について、下記のとおり事故があったので、山形 県補助金等の適正化に関する規則第7条第1項第2号の規定により、報告します。 記 1 2 3 4 5 6 事業名 補助事業の進捗状況 同上に要した経費 事故の内容及び原因 事故に対する措置 補助事業の遂行及び完了の予定 (注)事故の理由を立証する書類を添付すること。 様式第6号 番 年 山形県知事 氏 名 号 月 日 殿 申請者 住 所 名称及び代表者氏名 ㊞ 平成 28 年度消費税額及び地方消費税額の確定に伴う報告書 平成 28 年度山形県地域商業機能強化支援事業費補助金交付要綱第 13 条の規定により、 下記のとおり報告します。 記 1 補助金額(知事が確定通知書により通知した額) 円 2 3 4 補助金の確定時における消費税及び地方消費税に係る仕入控除税額 円 消費税額及び地方消費税額の確定に伴う補助金に係る消費税及び地方消費税に 係る仕入控除税額 円 補助金返還相当額(3-2) 円 (注)1 2 別紙として積算の内訳を添付すること。 課税業者の場合であっても、単純に補助金の8%相当額が消費税及び地方 消費税に係る仕入控除による減額等の対象額ではない。 様式第7号 番 年 山形県知事 氏 名 号 月 日 殿 申請者 住 所 名称及び代表者氏名 ㊞ 財産処分承認申請書 平成 年 月 日付け 第 号により交付決定の通知のあった平成 28 年 度山形県地域商業機能強化支援事業により取得した財産を下記のとおり処分したいので、 同補助金交付要綱第 15 条の規定により、承認されるよう申請します。 記 1 種類・名称 2 取得年月日 3 取得価格及び時価 4 処 分 の 理 由 5 処 分 の 方 法
© Copyright 2025 ExpyDoc