“⼤和投資信託”ツイッター @DaiwaAM 情報提供資料 2016年4月4日 No.188 『米ドル高・円安』復活の可能性 金利は為替変動に大きな影響を与える。金利の高い 2013年は日銀が金融緩和を本格化、米FRBが金 通貨が買われ、金利の低い通貨が売られる傾向がある。 融引き締めに舵を切り始めたことで、日米の金融政策 2007年~2012年の『米ドル安・円高』 の方向性の違いが鮮明化、『米ドル高・円安』トレンド 米国では2007年夏以降、サブプライム問題を契機に 金融危機が深刻化、米FRB(連邦準備制度理事会) を加速させた【図表1】。 今年に入ってから、『米ドル円相場』はやや『米ドル安・ は2007年9月に5.25%であった政策金利を2008 円高』に傾いている。これは1月に入ってから、米国の 年12月には実質ゼロ金利にまで引き下げた。FRBは 経済指標が急激に悪化したことで、米国の利上げ観 2008年11月には量的金融緩和を導入、強力な金 測が後退した結果である。3月に入ってからの米経済 融緩和で金融危機に対応した。この間に『米ドル円相 指標には回復の兆しが表れており、『米ドル円相場』 場』は約40%の『米ドル安・円高』を演じた【図表1】。 は下げ止まりを見せている。当面、米経済の回復度 合いが『米ドル円相場』のカギになりそうだ。 2012年末以降の『米ドル高・円安』 日本では2012年末からアベノミクス下で金融緩和期待 が高まり、『円安』トレンドが始まった【図表1】。翌年の 日米金融政策の方向性 日本経済の回復は米国に比べ、遅れている。日銀は 2013年4月に日銀は量的金融緩和を開始した【図 量的・質的・金利の3つの次元での追加的な金融緩 表2】。一方の米FRBは、その直後の2013年6月に 和のタイミングを模索している。米国は次の利上げのタイ 2008年から続けてきた量的金融緩和の縮小を表明 ミングを模索している。日米の金融政策の方向性の違 した。そして、2015年12月には政策金利の0.25% いが再び『米ドル円相場』で注目されることになりそうだ。 引上げを実施した。 (円/米ドル) 130 【図表1】 米ドル円相場の推移 (2007年1月初~2016年3月25日、週次) 123.90 120 110 100 90 約40%の 米ドル安・円高 80 75.83 70 '07 '08 '09 '10 '11 '12 '13 '14 '15 '16 【図表2】 日米10年債利回りの推移 (%) 5.5 (2007年1月初~2016年3月25日、週次) 日銀量的緩和 を開始 5.0 米サブプライム 問題発生 4.0 3.5 3.0 2.5 1.8 日本(右軸) 日銀マイナス 金利導入 4.5 (%) 2.1 1.5 1.2 0.9 0.6 米国(左軸) 0.3 2.0 0.0 1.5 -0.3 米量的緩和 を開始 1.0 '07 '08 '09 米量的緩和縮小を示唆 '10 '11 '12 '13 '14 -0.6 '15 '16 (出所)ブルームバーグ ※次ページの「当資料のお取扱いにおけるご注意」をご覧下さい。 (1/2) 投資信託の留意点 以下の記載は、金融商品取引法第 37 条により表示が義務付けられている事項です。お客さまが実際にご購入される個々 のファンドに適用される費用やリスクとは内容が異なる場合がありますのでご注意ください。ファンドにかかる費用の項 目や料率等は販売会社や個々のファンドによって異なるため、費用の料率は大和投資信託が運用する一般的なファンドの うち、徴収するそれぞれの費用における最高料率を表示しております。また、特定ファンドの取得をご希望の場合には、 当該ファンドの「投資信託説明書(交付目論見書)」をあらかじめ、または同時にお渡しいたしますので必ずご覧いただき、 投資に関する最終決定はお客さまご自身の判断でなさるようお願いします。 お客さまにご負担いただく費用 ファンドのご購入時や運用期間中には以下の費用がかかります。 直接的にご負担いただく費用 購入時手数料 料率の上限は、3.24%(税込) です。 換金手数料 料率の上限は、1.296%(税込) です。 信託財産留保額 料率の上限は、0.5%です。 保有期間中に間接的にご負担いただく費用 運用管理費用(信託報酬) その他の費用・手数料 費用の料率の上限は、年率2.1816%(税込) です。 監査報酬、有価証券売買時の売買委託手数料、先物取引・オプション取引 等に要する費用、資産を外国で保管する場合の費用等を信託財産でご負 担いただきます。 (その他の費用・手数料については、 運用状況等により 変動するため、事前に料率、上限額等を示すことができません。 ) ※ 手数料等の合計額については、保有期間等に応じて異なりますので、表示することができません。 ※ ファンドにより異なりますので、 くわしくは販売会社にお問合わせください。 ※ 詳細につきましては、 「投資信託説明書(交付目論見書)」をご覧ください。 ファンドのリスクについて ファンドは値動きのある有価証券等に投資しますので、基準価額は大きく変動します。したがって、投資元本が保証 されているものではありません。信託財産に生じた利益および損失はすべて投資者に帰属します。投資信託は預貯金 とは異なります。また、新興国には先進国とは異なる新興国市場のリスクなどがあります。リスクの要因については、 ファンドが投資する有価証券等により異なりますので、お申込みにあたっては、ファンドの「投資信託説明書(交付 目論見書) 」をご覧ください。 当資料のお取扱いにおけるご注意 ◆当資料は投資判断の参考となる情報提供を目的として 大和証券投資信託委託株式会社が作成したものであり、勧誘を目的とした ものではありません。投資信託のお申込みにあたっては、販売会社よりお渡しする「投資信託説明書(交付目論見書) 」の内容 を必ずご確認のうえ、ご自身でご判断ください。 ◆当資料は信頼できると考えられる情報源から作成しておりますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。運用実 績などの記載内容は過去の実績であり、将来の成果を示唆・保証するものではありません。記載内容は資料作成時点のものであ り、予告なく変更されることがあります。 販売会社等についてのお問合わせ フリーダイヤル 0120-106212(営業日の9:00∼17:00) ホームページアドレス http://www.daiwa-am.co.jp/ (2/2)
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