本リリースは、厚生労働記者会、厚生日比谷クラブ、科学記者会、本町記者会に配布しております。 報道関係各位 平成 28 年 3 月 31 日 ロコモ チャレンジ!推進協議会 整形外科専門医以外の医師向け ロコモ「e-ラーニング」を開始 受講後はロコモサポートドクターに。公式サイトも同時にリニューアルオープン 3 月 31 日(木)午後より、本会 Web サイトにて公開 「ロコモ チャレンジ!推進協議会」(以下本会、委員長:大江隆史)では、ロコモティブシンドローム※(以 下、ロコモ)の正しい知識と予防啓発を推進するため、整形外科専門医だけでなく、幅広い分野で活躍する 医師を対象とした、専用 e-ラーニングを開設します。また、e-ラーニング受講を終了した医師を、新たに設 定した「ロコモサポートドクター」として認定し、ネットワーク化を図ります。 同時に、ロコモに関する更なる情報発信強化のため、公式サイト「ロコモ チャレンジ!」をリニューアル。 トップページでは全国各地で実施されているロコモ啓発活動を地域別から選択することができる「ロコモ活 動マップ」エリアを新設するなど、コンテンツを増やしました。 ※サイトメンテナンスのため、3 月 30 日午後から 31 日お昼頃までサイトクローズいたします。※活動マップコンテンツは順次拡充してまいります。 ロコモは、予備軍を含めると国内で 4700 万人にその危険性があるといわれています。2025 年には、いわゆる 団塊世代の全てが 75 歳以上となり、国民の 5 人に 1 人が後期高齢者になると推計されており、我が国にとって 高齢者に多いロコモ対策および介護予防対策は喫緊の課題です。こうした状況の中、厚生労働省の国民健康づ くり運動「健康日本 21(第 2 次)」において、「2022 年までにロコモの認知率を 80%まで向上させる」という目標が 掲げられ、ロコモ予防につながる活動の必要性が益々高まっています。 ロコモ チャレンジ!推進協議会では、このような状況を踏まえ、従来主に活動していた整形外科専門医にと どまらず、多くの医師や各地域との連携・協働を図ることで、更なるロコモの啓発活動を展開していくことに いたしました。 今回新しく開設した e-ラーニングは、整形外科専門医以外の医師にも、ロコモの普及に参加していただく ことを目的としています。本「e-ラーニング」を受講頂いた医師は、「ロコモサポートドクター」として認定し、ロ コモの普及啓発活動などにご協力いただきます。 ロコモ「e-ラーニング」 スタート画面 ※ ロコモティブシンドロームについて ロコモティブシンドローム(和名:運動器症候群/略称:ロコモ)は、骨・筋肉・関 節・神経といった運動器の障害により移動機能の低下をきたした状態。進行する と介護が必要となるリスクが高くなります。 1 <「ロコモサポートドクター」の教材「e-ラーニング」概要> ■「ロコモティブシンドローム 正しい理解とその対策」 整形外科専門医以外の医師に、ロコモの正しい知識と予防啓発を推進していただくための教材です。受講 を終了した医師は「ロコモサポートドクター」として認定されます。 対象者:医師免許を有し、公益社団法人日本整形外科学会が認定する専門医の資格を所有する医師以外 公開日:平成 28 年 3 月 31 日午後 URL: https://locomo-joa.jp/ 公式サイト「ロコモ チャレンジ!」にアクセスし、トップ画面の「サポートドクター」登録ボタンを押し、 フォーマットに所定事項を記入後、受講、認定となります。 ロコモサポートドクター用「e-ラーニング」画面 ロコモサポートドクター「登録/ログイン」入口 <公式サイト「ロコモ チャレンジ!」リニューアルについて> トップページに全国各地での啓発活動が分かる”ロコモ活動マップ”エリアの新設や、ロコモサポートドクター の検索機能などの新たなコンテンツが増えました(リニューアルオープン以降順次拡充)。 公式サイト: https://locomo-joa.jp/ 公式サイトリニューアルトップページ:ロコモ活動マップ 2 <運動器について> 左の図は運動器を図解したものです。運動 器とは身体活動を担う筋・骨格・神経系の総 称で あり、筋肉、腱、靭帯、骨、関節、神経 (運動・感覚)、脈管系などの身体運動に関 わるいろいろな組織・器官によって構成され ており、その機能的連合が運動器です。筋・ 骨格・神経系の組織・器官にはそれぞれに 独自な作用・機能がありますが、それらが密 接に連動・連携して運動器と しての役割を 発揮しています。 出典:公益社団法人 日本整形外科学会 HP <ロコモ チャレンジ!推進協議会について> ロコモティブシンドロームを、医療・企業・行政の枠を超えて社会的に取り組むテーマであると考え、広くロ コモを啓発し、ロコモに負けない社会をつくるため、日本整形外科学会では、任意団体「ロコモ チャレンジ! 推進協議会」を立ち上げました(委員長:大江隆史、所在地:東京都文京区本郷2-40-8)。 「ロコモ チャレンジ!推進協議会」では、ロコモティブシンドロームに関する正しい知識の普及と予防意識 の啓発を行うとともに、会員企業・団体を募り、連携のうえロコモ予防を社会運動化していきます。 ■活動内容: ―ロコモティブシンドロームの予防・啓発のための広報活動 ―「ロコモ チャレンジ!」のワード、ロゴマーク使用の認証管理 ―「ロコモ チャレンジ!」公式 WEB サイト(http://locomo-joa.jp)の運営・管理 ―会員企業・団体と連携した広報活動 等 【本リリースに関するお問い合わせ先】 「ロコモ チャレンジ!推進協議会」事務局 担当:二荒(フタラ)・十河(ソゴウ) TEL:03-6441-4610 メール:[email protected] 3
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