行政不服審査法の改正に伴い、平成28年4月1日以降の行政庁の処分

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行政不服審査法の改正に伴い、平成28年4月1日以降の行政庁の処分等
に関する不服申立ての手続の流れが変わります。
1 主な手続の流れ
国の機関の長や自治体の長等の行政庁の処分
処分に不服があるとき
処分を知
ってから
60 日以内
改正前
改正後
処分庁へ異議申立書を提出
又は
審査庁へ審査請求書を提出
審査庁へ審査請求書を提出
処分庁
又は
審査庁
処分を知って
から3か月以内
審理員による審理手続
↓
「審理員意見書」の交付
処分に関わって
いない「審理員」
が審理手続を行
う。
第三者機関へ諮問
↓
第三者機関の答申
処分に関わって
いない第三者機
関が裁決の妥当
性を判断
による審理手続
処分庁の決定
又は
審査庁の裁決
答申を踏まえた審査庁の裁決
2 改正の主な内容
(1)異議申立てが廃止され、処分に関わっていない審査庁(最上級行政庁等)への審査
請求に一元化されます。
(2)審査請求の請求期間が、処分を知ってから60日以内⇒3か月以内に延長されます。
(3)公正性の向上を図る観点から、処分に関わっていない「審理員」が処分庁と請求人
との間に立って審理手続を行い、第三者機関である「行政不服審査会」への諮問・答
申手続を経た後、裁決書が交付されます。
※
上記1の図は、一般的な流れですので、法令、条例等によって一部手続の流れが異
なる場合があります。詳細は、処分を行った担当課又は下記にお問い合わせください。
(お問合せ先)
川崎市総務局総務部法制課
044-200-2043