第9回富津市経営改革会議 資料一覧

第9回富津市経営改革会議
資料一覧
(1)富津市経営改革プランについて
資料1
富津市パブリックコメント手続実施結果報告書
資料2
富津市経営改革プラン
資料3
富津市経営改革プラン実行計画
(2)経営改革の進捗状況について
資料4
富津市経営改革プラン実行計画
資料5
平成27年度収納状況
資料6
事業仕分け結果の対応
資料7
富津市公共施設等総合管理計画
(3)平成28年度当初予算について
資料8
平成28年度当初予算資料
進捗状況一覧
(別記第4号様式)
資料1
富津市パブリックコメント手続実施結果報告書
平成28年1月20日
市民の皆さんからいただいたご意見、これに対する市の考え方などを取りまとめました
ので公表します。
施 策 等 の 名 称 富津市経営改革プラン(案)
実
施
意
見
期
の
件
間 平成27年11月16日∼平成27年12月11日
数 18件
意見の内容
1
意見に対する市の考え方
経営改革プランからは「まちづくり」のビ
経営改革プランは、今後継続的に基礎
ジョンとのリンクが読み取れません。経営改 自治体として自立していくための土台と
革プランで財政の数字だけをとって議論し なる計画であり、現在、策定中のまち・ひ
ても、ビジョンとのリンクがなければあまり と・しごと創生総合戦略等、市のまちづ
くりのプランを実行するために、財政的
意味のある作業だとは思えません。
視点から補完する計画であります。
2
人件費などを削って何とか改善させてい
市のまちづくりのプランを実行するた
るように見せる5年間の予算案が出ていま めには、財源の確保が必要です。
すが、財源確保の税収入の具体的措置があま
なお、ご提案の内容につきましては、
現在、策定中のまち・ひと・しごと創生総
りにも、期待感がないものです。
そもそも、予算とは市のビジョンが打ち出 合戦略の参考とさせていただきます。
せたものに対して予算化するものと 認識し
ていますが、ビジョンというものがないのに、
数字だけを追ったものという印象です。とに
かく、住民減少からくる縮小予算で、行政サ
ービスの低下しか考えられない予算案なのだ
なと映ります。
3
プランには有識者からの参考意見は反映
されても住民参加のまちづくりのプランと
はいいがたいものがあります。
【以下提案内容は略】
1
平成 26 年、富津市より財政危機警報が出さ
れ、平成 26 年より富津市経営改革会議が設置
されました。今回提案された中期収支見込(最
終案)では、平成 26 年 8 月に作成された中期
収支見込における歳出歳入のギャップ(28 億円
の赤字)を解消しています。
H27∼31 年にかけての中期収支見込(最終
案)とH21∼H25 の決算(決算カード)を 5 年
間の累計で比較します。
歳入(5 年間の累計)
地方税・地方譲与税等
地方交付税
国県支出金
その他
市債
うち臨財債
歳入合計
H27-H31
461.2
43.5
169.7
53.4
93.8
46.2
821.7
H21-H25
502.3
24.7
144.6
73.4
77.4
38.7
822.4
増減額
-41.1
18.8
25.1
-20.0
16.4
7.5
-0.7
歳出(5 年間の累計)
人件費
扶助費
公債費
物件費
繰出金
投資的経費
その他
歳出合計
H27-H31
176.3
176.4
77.5
135.4
106.4
72.8
76.9
821.7
H21-H25
206.2
136.9
69.9
130.7
97.3
77.3
83.1
801.4
増減額
-29.9
39.5
7.6
4.7
9.1
-4.5
-6.3
20.3
上記の比較より、以下の問題点を指摘します。
4
経営改革プランでは決算余剰金がゼロで
あり、基金残高に積み増す余力がない。
中期収支見込みは、各年度の収入・支
出の決算額を見込むため、平成 21 年度∼
平成 25 年度は、収支差額が決算剰余金と
なっています。これに対して、中期財政
計画は、各年度の予算額を見込むため、
歳入歳出は同額となります。このため、
中期財政計画(平成 27 年度∼平成 31 年
度)上では、決算剰余金は生じません。
ただし、毎年度の決算では収支差額が発
生するため、決算確定後に決算剰余金の
2分の1以上を財政調整基金に積み立て
ることにしています。
2
5
税収の減額を地方交付税、国県支出金、市
経営改革プランを確実に実行し、経常
債の増額で補填するが、一般財源が減少する 収支比率が悪化しないよう努めます。
ため経常収支比率がさらに悪化する恐れがある。
6
起債が公債費を上回るため、地方債現在
毎年、財政計画の見直しを行い、公債
高が増加する。地方債現在高はH27 年の 152 費の縮減に努めます。
億円からH31 年の 177 億円まで膨らむ。起債
の額(5 年間の累計)もH21∼H25 の 77.4 億
円から、H27∼H31 の 93.48 億円まで増える。
7
債務残高の増加は公債費を増やす。一般
経営改革プランを確実に実行し、一般
財源が減る中で公債費が増えることにより、 財源の確保及び歳出の削減に努めます。
起債が増え、公債費がさらに増えるという悪
循環に陥る恐れがある。臨時財政対策債の元
利償還は交付税で措置されるとしても、公債
費の増加が交付税を食ってしまう。地方債現
在高と公債費の増加の悪循環から抜け出す
ためには、一般財源を増やすか、歳出を削減
し起債を縮小する必要がある。
8
現時点で富津市の将来負担比率は近隣市
長期的な視点に立ち、起債及び債務負
町村と比較して最悪の水準にあるが、さらに 担行為の抑制並びに財政調整基金の積み
悪化する。
(将来負担比率は平成 26 年度に若 立てに努め、将来負担比率の改善を目指
干改善したが、これは財政調整基金を積み増 します。
しによる、一時的な改善である)
9
税収が落ち込み、扶助費が増える中で、人
投資的経費については、毎年見直しを
件費を大きく削っているが、投資的経費の削 行います。入札については、引き続き適
減はわずかである。道路整備事業、浅間山バ 正に執行してまいります。
スストップ関連事業などの社会資本整備事
業についても規模の縮小を検討するべきで
ある。また、学校施設の耐震化など必要な公
共事業についても適正な入札によりコスト
を最小化する余地がある。
10
平成 26 年 8 月の中期収支見込は、平成 27
中期収支見込みは、最新の情報を基に
年からの5年間で累計 28 億円の収支不足と 策定しています。市税については、平成
なるというものでした。平成 27 年 11 月の中 27 年度の中期収支見込みを策定する時点
期財政計画では、収支の均衡がとれたかのよ で設備投資の増加が見込まれたことか
うに見えます。
「H26 中期収支見込み」と「H ら、固定資産税が増額となったものです。
27 中期見込み」とで最も大きな違いのある、
3
投資的経費については、事業の選択や
市税と投資的経費を比較しますと、5 年間の 後年度への繰り延べなどにより、削減し
合計で市税収入は 2,414 百万円増え、投資的 ました。
経費は 2,277 百万円減っています。
「中期収支見込み」の 5 年間の合計額比較
(単位:百万円)
「H27」
「H26」
A
B
A−B
(H27 年 11 月) (H26 年 8 月)
市税
40,022
37,608
2,414
投資的経費
7,283
9,560
▼2,277
人口は減る想定です。そのなかで徴収努力
だけで「H26 中期収支見込み」と比べて 24
億円以上も市税収入が増えるものでしょう
か。固定資産税などの増加が見込まれないと
これだけの税収にはならないのではないでし
ょうか。固定資産税の増加が見込まれている
とするなら、それは「H26 中期収支見込
み」の時点でではわからなかったことなので
しょうか。
投資的経費は、とくに平成 28 年度に約 13
億円、29 年度に約 10 億円減っています。
「『H
26 中期収支見込み』の時には、いま要望され
ている道路事業などすべて費用計上した」と
いうことです。ですから簡単にこうした大幅
な削減が可能だったのかと思われます。私た
ち市民は、行政が提供する数字を信頼しても
のを考えざるを得ません。「H26 中期収支見
込み」と「H27 中期見込み」の違いについて
丁寧な説明が必要です。
11
「経営改革プラン」は、「H26 中期収支見
「経営改革プラン」中「4
経営改革
込み」の財源不足の要因について、
「少子高齢 の基本方針」(P12)で述べさせていた
化と人口減少が予測される状況下にあって、 だきましたとおり、「公共施設やインフ
市税をはじめとする一般財源の減収や、扶助 ラの整備は、市民生活に一定の利便性を
費をはじめとする経常経費の増加、市民の安 確保しながらも、メンテナンスを中心と
全・安心の向上を図る事業に多額な経費が掛 した政策への転換」、「超高齢社会の進行
かることなどに依るものです」
(P1)とする により、福祉や介護などの社会保障関係
一方、
「本市の財政危機は、一時的な要因によ 費が一層増加してくることから、予防医
4
るものではなく、長年、事務事業や公共施設 療などを中心とした政策への抜本的転
等の見直しが不十分なまま、財政調整基金の 換」が必要であるとし、更に「市民に過
取り崩しや地方債の借入などに財源を依存し 度な負担を求めずに、こういった変化に
てきたことに起因しています」
(P10)と述べ 対応していくためには、行政そのものが
ています。
コンパクトであることはもちろん、市民
「事務事業や公共施設等の見直し」はだれ ニーズに柔軟に対応できる体質となる必
が行うのでしょうか。市政を方向付ける責務 要」であり、「市民の立場に立った行政執
を負うのは市長以外にありません。また、そ 行を推進するうえでは、市民が積極的に
の市長の提出する予算を承認してきた議会に 参画できる機会を増やし、まちづくりの
も責任があるといわねばなりません。
主人公として活動できるような住民参加
少子高齢化は全国的・構造的な問題です。 型行政を推進する必要」であるとし、以
そのなかで多くの自治体が居住人口を増や 上を踏まえ、経営改革は、これまでの財
し、地域産業を振興することに様々な努力を 政運営を反省するものとしております。
しています。残念ながら、富津市にはそうし
た取り組みの成果をあまり見出すことはでき
ません。人が住みたくなるようなまちづくり
の計画を進めえなかったことと箱物・道路に
偏った投資の比重が大きかったことに根本原
因があることを明確にすべきではないでしょ
うか。
12 「経営改革プラン」は、ともかく 5 年間市
財政を赤字にしない計画になっています。
臨時財政対策債を除く地方債残高につ
きましては、普通建設事業を見直し、事
歳入では、市税はH26 中期収支見込みより 業を絞ったところではありますが、道路
24 億円増えていますが、内容は平成 27 年度 整備事業は、市民の皆さんからたくさん
以降減少し、平成 31 年度が平成 27 年度とほ の要望を受けており、既に国から事業承
ぼ同額で、ほとんど増えていません。それで 認を受けたものを止めることはできませ
もこのレベルを維持するために「経営改革プ んでした。バスストップは、市南部を中
ラン」では、
「滞納者に対しては、法に基づく 心に将来に渡って必要不可欠な施設にな
厳正な処分を早期に実施することにより、実 ると考えます。館山道の4車線化を進め
質的な徴収率を向上させます」
(P14)として ている今を逃しては今後の見込みはあり
います。
ません。今後の公共施設再配置に向け、
また、都市計画税については、今回の「中 小中学校の大規模改修は避けては通れま
期見込み」の数字には反映していないと思わ せん。旧消防庁舎や旧天羽行政センター
れますが、「都市計画事業等を見直したうえ といった未利用施設の解体、これらは借
で、検討していきます」としています。その 地であり、土地代を支出しており、いち
ほか、「ふるさと納税制度の活用」「市有財産 早く着手する必要があります。
の処分や活用による収入増」
「行政サービス対
5
今回のプラン計画期間では、このよう
な要素が重なり、結果、地方債残高が増加
価の見直し」があげられています。
歳出では、市長や議員などの特別職や委員 するかたちとなってしまいましたが、中
の報酬の見直し(引き下げ?)、職員数の「削 長期を踏まえた財政規律を策定する中
減」、公共投資の重点化(削減とは書いていな で、次の5年間については増加させない
い)、事務事業の再編(これまで市が行ってき 方向を打ち出してまいりたいと考えてお
た事業を「仕分け」によって廃止・縮小など ります。
する、
「外郭団体の存廃を検討」)、各種団体に
また、臨時財政対策債は、市債には変わ
対する補助金を総額で抑制、繰出金の縮減な りありませんが、本来は、国から一般財源
として交付されるべき交付税の代替措置
どがあげられています。
市民への大きなしわ寄せ・家計負担の増加 であり、財源として必要であります。
で富津市の財政は健全化するのでしょうか。
但し、今後、毎年度限度額まで借りるの
「財政計画」では、地方債の残高の今後 5 ではなく、状況を判断し、極力抑制してい
年間の推移が表になっています(P18)。その きたいと考えております。
うち地方交付税の代わりである臨時財政対策
債を除いた実質的な市債現在高は、平成 27 年
の 7,717 百万円から平成 28・29 年にはやや減
少するものの 30 年には 7,946 百万円、31 年
には 8,365 百万円と増加しています。
歳入の部のその年に発行される市債も平成
27 年度に対して毎年増え続け、5 年間の合計
では 3,133 百万円借金を増やすことになって
います。
財政再建といいながら借金を増やすことで
帳尻を合わせているだけで、市の財務体質は
むしろ悪化するといえます。
歳入が伸びないのに歳出が増えるというと
ころに問題があるのは明らかです。
人件費は減らしています。扶助費の 5 年間
の増加額は 901 百万円です。これは義務的費
用であり、市民の生活が困難になれば増えて
いかざるを得ません。公債費・物件費は横ば
いです、維持補修費が 416 百万円、投資的経
費が 1,883 百万円、繰出金が 370 百万円、積
立金が 40 百万円、その他が 1,185 百万円と増
加しています。
6
中期見込み(5 年間)の歳出項目別増減額
(単位:百万円)
人件費
扶助費
公債費
物件費
維持補修費
▼1,115
901
▼100
127
416
投資的経費
1,883
繰出金
370
積立金
40
その他
1,185
依然として投資的経費が最も増加していま
す。投資的経費のうち一般財源から投入され
る額や国庫支出金も有るでしょう。しかし、
多くは起債によって賄われるのではないでし
ょうか。それは、将来の富津市の財政に重く
のしかかることになります。「経営改革プラ
ン」は、市民にさらなる負担をかける一方、
これまでの投資優先の傾向は変わらず、借金
を増やすという計画であり、富津市の財政を
本当の意味で健全化するというものにはなっ
ていないといわざるを得ません。
13 「経営改革プラン」の進め方について、
「経
富津市経営改革会議を市の附属機関
営改革プラン」を「確実に実行するため、
『富 として定めた、富津市経営改革会議設置
津市経営改革本部』を設置し、
(略)
『富津市 条例第2条(所掌事項)の範囲を逸脱し
経営改革会議』の指導助言を受けながら、そ ていない表現と理解しております。
の実現に向けた進行管理を徹底します」(P
富津市経営改革会議は、今後も引き続
11)とあります。これでは、経営改革会議 き、富津市経営改革会議設置条例に則り
が、富津市を指導する最高機関のようになっ 運営してまいります。
てしまいます。経営改革会議のメンバーは市
民が選んだ人ではありません。かつての「臨
富津市経営改革会議設置条例(抜粋)
調」を思わせるような権威的機関をもって 第2条 会議は、市長の諮問に応じ、次に掲
げる事項について調査審議を行う。
「経営改革プラン」を推進しようとするやり
(1) 経営改革に関する重要事項
(2) 経営改革の進捗状況
2 会議は、前項の調査審議を行うほか、経
営改革を推進するために必要であると認め
る事項について、市長に意見を述べること
ができる。
方は、民主主義に反します。
ご意見につきましては、現在、策定中
のまち・ひと・しごと創生総合戦略の参
ような希望のない計画になったのでしょう
考とさせていただきます。
か。その理由は歳入歳出という点からいえ
14
富津市の「経営改革プラン」が、なぜこの
ば、市税収入の増加を見込めないということ
7
です。人口は減少する、企業誘致は可能性が
少ない、TPPなどで農業の見通しは暗い、
高齢化は進むなどの明るい見通しがない、と
いうのが市当局の認識なのでしょうか。
富津市の国保料は県内で一番高く、富津市
の医師数は市のレベルで見ると県下最低で
す。富津市第三次基本計画に際して市民が答
えたこれまでの市の施策に対する重要度と満
足度をまとめた図によれば、重要度が高いの
に満足していないこととしてあげられている
のは「働く場所などの雇用対策」
「行財政改革」
「保健衛生・医療の充実」
「高齢者福祉・介護
施策の充実」「少子化対策の推進」「母子・児
童福祉の充実」
「障害者福祉の充実」などです。
これらの要求は計画において積極的に取り
上げられているようには思えません。どうし
て医師が開業しやすいような支援をしないの
でしょうか。今住んでいる人はもちろん、都
会の若者やお年寄りが富津で暮らしたいと思
うような施策を具体化できないのでしょう
か。
簡単なことではないでしょうが、今、仕事
をし、暮らしている富津市民の中にさまざま
な知恵やアイデアがあります。国の政策動向
を無視することはできません。しかし、それ
以上に大事なのは市民の意見とエネルギーを
引き出すことではないでしょうか。
市民の力で、農業・漁業・地場産業を振興
し、雇用を増やし、医療と福祉・教育を充実
し、住みたいと思えるまちづくりを進め、人
口を増やす、それ以上に本当の意味で財政を
健全化する道はないと考えます。
15 「富津市第3次基本計画」を策定するにあ
ご意見につきましては、現在、策定中
たって、市民アンケートを実施し、
「富津市第 のまち・ひと・しごと創生総合戦略の参
3次基本計画策定のための市民等アンケー 考とさせていただきます。
ト結果報告書」
(平成 21 年 9 月)にまとめて
います。市民アンケートの結果は市民のニー
8
ズを反映しているはずであり、第3次基本計
画期間において市民のニーズが実現したのか
検証する必要があります。
16
第3次基本計画はH23∼H27 年の施策目
ご指摘の内容につきましては、現在、
標を定めています。しかし、基本計画にアン 策定中のまち・ひと・しごと創生総合戦
ケートで調査をした市民のニーズが反映さ 略の参考とさせていただきます。
れていません。その後、市民のニーズが実現
されることがないまま現在に至っています。
以下、市民アンケートの結果と第3次基本
計画で掲げた施策目標を比較して、その食い
違いを指摘します。
【指摘内容は略】
17
多くの地方都市で人口の減少が問題にな
ご提案の内容につきましては、現在、
っています。国も「まち・ひと・しごと創生 策定中のまち・ひと・しごと創生総合戦
本部」を設置して、人口の減少を食い止め、 略の参考とさせていただきます。
地方の活性化を図ろうと「まち・ひと・しご
と創生総合戦略」を策定しました。
国の総合戦略に対応して、地方版の総合戦
略の策定が求められ、富津市創生会議が設置
され地方創生戦略を立案しています。
地方創生戦略の立案にあたって、提案しま
す。
【提案内容は略】
18
富津市は、首都圏に近い、自然環境に恵ま
現在、策定中のまち・ひと・しごと創
れている、という利点があります。このよう 生総合戦略のもと、各部局が連携し取り
な利点をいかしながら、富津市に住みたいと 組んでまいります。
いう人を増やす「まちづくり」をしてもらい
たいと思います。
施策等の案についてのお問合わせ先
富津市役所総務部経営改革推進課
住所:〒293-8506
富津市下飯野2443(市役所本庁舎2階)
電話:0439−80−1211
ファクシミリ:0439−80−1350
電子メール:[email protected]
9
資料2
富津市経営改革プラン
平成27年度∼平成31年度
平成28年1月
千葉県富津市
目
次
1 プラン策定の背景 ……………………………………………………
(1)本市の財政状況 ……………………………………………………
(2)今後の財政見通し …………………………………………………
(3)人口の推移 …………………………………………………………
(4)経営改革の必要性 …………………………………………………
1
1
1
1
2
2 硬直化した財政の要因分析 …………………………………………
3
(1)財政状況 ……………………………………………………………
3
(2)定員管理 ……………………………………………………………
8
(3)公共施設 ……………………………………………………………
9
(4)財政運営の課題 …………………………………………………… 10
3 基本的事項
(1)計画期間
(2)推進体制
…………………………………………………………… 11
…………………………………………………………… 11
…………………………………………………………… 11
4 経営改革の基本方針 …………………………………………………
(1)経営資源を根底から見直す ………………………………………
(2)明確な目標設定 ……………………………………………………
(3)確実な実行 …………………………………………………………
12
13
13
14
5 経営改革に必要な具体的措置…………………………………………
(1)歳入に関する事項 …………………………………………………
(2)歳出に関する事項 …………………………………………………
(3)業務改革の徹底 ……………………………………………………
(4)財政規律の厳格化 …………………………………………………
14
14
15
16
16
6
収支改善策による改善額
7
財政計画
8
その他必要な事項
…………………………………………… 17
……………………………………………………………… 18
…………………………………………………… 19
≪参 考≫
(1) 収支改善策実施後【平成27年8月 中期収支見込み】 ………… 20
(2) 収支改善策実施前【平成26年8月 中期収支見込み】 ………… 21
○
用語の解説
…………………………………………………………… 22
1
プラン策定の背景
(1)本市の財政状況
本市は、昭和60年から続く生産年齢(15歳から64歳)人口の減少、企業の雇
用状況の変化などによる市民税の減収や本市税収の根幹である固定資産税の大
幅な減収に加え、高齢化等による社会保障費の増加により、硬直化した財政構
造になっています。
財政力の目安となる財政力指数は、平成23年以降、1.0を下回っています。収
支の均衡を図るため、財政調整基金を取崩し、平成25年度末の基金残高は2億円
となりました。「財政非常事態宣言」を発した平成11年度末の基金残高が約10
億円であったことを勘案すると、危機的な状況です。
このような状況から脱する第一歩として平成27年度の当初予算編成は、当該
年度の歳入をもって全ての歳出を賄うという編成方針のもと、5年ぶりに財政調
整基金の取崩しをせずに当初予算を編成したところです。
なお、平成26年度末の財政調整基金残高は、義務的経費以外の執行抑制、税
の徴収率の向上、基金の見直し等の緊急改革の効果により4.6億円を積み立て、
6.6億円となりました。
(2)今後の財政見通し
平成26年8月に発表した平成27年度から31年度までの期間における中期収支
見込みでは、5か年間の累計で、約28億円の財源不足が見込まれました。
財源不足の主な要因は、今後も少子高齢化と人口減少が予測される状況下に
あって、市税をはじめとする一般財源の減収や、扶助費をはじめとする経常経
費の増加、市民の安全・安心の向上を図る事業に多額な経費がかかることなど
によるものです。
(3)人口の推移
本市の人口は、昭和 60 年から平成 26 年までの 29 年間に約 10,000 人減少し
ています。この間、少子高齢化の進行により、年少(15 歳未満)人口の減少と
老年(65 歳以上)人口の増加が顕著にみられ、平成 7 年から老年人口が年少人
口を上回る状況となっています。
また、国立社会保障人口問題研究所公表の「日本の地域別将来推計人口」
(平
成 25 年 3 月推計)によると、25 年後の平成 52 年(2040 年)には本市の人口は、
30,769 人となる見込みであり、更なる生産年齢人口の減少と少子高齢化の進行
が予測されています。
1
年齢階層別推計人口(H27以降は推計値)
(人)
60,000
55,000
56,777
54,855
54,273
7,228
8,223
50,000
52,814
50,162
9,778
48,011
11,416
45,000
45,501
42,778
12,758
39,863
13,974
40,000
36,862
15,479
35,000
30,000
33,818
15,941
30,769
15,575
38,000
37,287
25,000
14,932
14,117
36,311
34,207
13,448
31,444
20,000
29,028
25,849
15,000
23,311
21,294
19,344
10,000
5,000
11,549
9,345
8,184
7,191
H2
H7
H12
老年人口
15,240
5,960
5,009
4,173
3,526
2,994
2,586
2,302
2,081
H17
H22
H27
H32
H37
H42
H47
H52
0
S60
17,399
生産年齢人口
年少人口
※年齢不詳は除く
(4)経営改革の必要性
これまでの財政収支改善策や行財政改革において相当程度の削減措置を行い、
一定の効果はあったものの、依然として市の財政は厳しい状況にあります。
今後さらに少子高齢化が進み、税収の担い手となる生産年齢人口の減少が予
想されることから、これまでの財政運営から脱却し、将来にわたって財政収支
の安定を確保することが喫緊の課題です。
「富津市経営改革プラン」は、限られた財源を選択と集中により、真に必要
なサービスへと重点化し、最小の経費で最大の効果を上げるという行政運営の
基本にたち、経営資源である「ヒト(職員)」、「モノ(事務事業・公共施設)」、
「カネ(経費)」を根底から見直すことにより、身の丈に合った行政運営に転
換し、将来にわたり「持続可能な行政経営」を実現するため策定します。
2
2
硬直化した財政の要因分析
(1)財政状況
①
決算の推移
本市の平成 17 年度から平成 26 年度までの 10 年間の決算推移は、歳入では、
最も高い割合を占める市税が、増減はあるものの減少傾向にあり、11.6 億円
減少しています。また、徴収率も国・県平均と比較し、低い状況にあります。
歳出では、人件費は、団塊の世代の定年退職や勧奨退職に対する職員の一
部不補充、新規職員採用の抑制等により 10.9 億円減少しています。
扶助費は、高齢者、障がい者、児童、生活保護に係る制度改正や対象者の
増加等により 16.4 億円増加しており、10 年間で約 2 倍と大きな負担になって
います。
繰出金については、高齢化や被保険者数増加に伴う国民健康保険、介護保
険、後期高齢者医療の各特別会計への繰出金増加により 4.1 億円増加しています。
投資的経費は、平成 17 年度の 33.4 億円が最高で、うち普通建設事業では、
平成 19・20 年度の富津中学校校舎改築事業が 21.7 億円、平成 17 年度のクリ
ーンセンター整備事業が 17.7 億円、平成 24 年度の消防防災センター整備事
業が 10.5 億円となっています。
歳入決算額の推移
(億円)
180
179.8
176.8
165.6
160
32.9
157.6
33.4
140
16.6
160.7
160.4
27.7
23.9
20.6
2.6
25.5
13.2
16.2
16.6
21.6
21.2
24.0
31.9
2.0
1.3
1.7
1.9
14.8
167.0
157.4
25.5
25.2
28.4
100
164.1
33.6
8.1
120
162.0
12.3
27.0
5.4
4.2
33.5
その他
16.2
市 債
25.4
11.9
26.0
27.8
26.1
31.3
国県支出金
6.0
7.2
7.1
地方交付税
市 税
80
60
96.2
92.4
93.6
91.9
89.7
93.7
95.5
89.7
86.4
84.6
H17
H18
H19
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26
40
20
0
3
市税徴収率の推移
(%)
95
94.7
94
93.7
93
93.6
93.3
92.7
92
90.9
91
90
90.8
91.3
91.2
91.0
91.1
91.0
93.3
91.2
93.7
91.5
93.6
92.7
91.9
90.9
90.3
90.1
89
93.3
94.2
90.4
90.5
90.3
90.1
89.2
88
87
H17
H18
H19
H20
H21
市
H22
県平均
H23
H24
H25
H26
国平均
※H26 国平均は未公表
歳出決算額の推移
(億円)
180
160
176.2
172.0
159.4
14.9
151.1
16.4
16.6
159.3
13.4
14.3
140
11.6
17.1
12.3
33.4
100
159.9
18.2
154.2
16.4
21.2
14.6
18.8
18.4
13.2
13.8
13.9
13.4
12.3
18.0
16.8
120
158.6
20.4
160.1
152.5
20.3
その他
19.9
20.5
繰出金
14.8
15.4
公債費
9.4
7.9
19.8
12.8
14.2
27.2
12.7
11.9
22.1
25.7
18.2
18.8
19.3
20.6
26.6
29.3
30.0
30.4
33.2
扶助費
25.4
25.9
25.0
26.8
25.6
26.4
26.3
25.6
25.0
物件費
人件費
17.1
15.1
投資的経費
16.8
80
60
30.3
40
20
48.7
47.4
46.6
45.1
43.0
41.9
41.3
40.5
39.5
37.8
H18
H19
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26
0
H17
4
② 地方債残高・債務負担行為
地方債は、市が長期的に借り入れる資金のことで、建設事業など将来世代
のために必要とする事業に充てられるもの及び臨時財政対策債などの地方交
付税の代替措置であるものに大別されます。
一般会計の地方債残高は、平成17年度末では117.3億円でしたが、平成26年
度末では152.6億円となり30%増加しています。なお、平成26年度末残高152.6
億円のうち47%を占める71.1億円は、地方交付税の代替措置である臨時財政
対策債の残高となります。
債務負担行為は、地方債のように借金ではありませんが、将来に支払うこ
とを約束した債務について、その約束に従って毎年度支払うものであり、債
務負担行為支出予定額は、増減はあるものの減少傾向にあります。
地方債残高と債務負担行為額の推移
(億円)
160.0
140.0
120.0
100.0
116.4
117.3
30.3
34.6
87.0
81.8
123.1
136.3
136.8
45.4
51.4
53.8
87.2
84.9
83.0
129.8
132.6
40.7
89.1
38.0
152.6
150.2
149.9
58.8
64.9
71.1
91.4
85.0
81.5
80.0
60.0
40.0
20.0
85.1
38.3
27.9
22.8
17.2
18.3
17.5
26.5
23.9
19.5
26.4
0.0
H17
H18
H19
臨時財政対策債
③
H20
H21
H22
H23
臨時財政対策債以外
H24
H25
H26
債務負担支出予定額
実質公債費比率
実質公債費比率は、経常収支比率と同じように財政状況の健全度を計る指標
のひとつです。具体的には、地方債の返済に充てた金額、債務負担行為額など
の合計額が標準財政規模に占める割合を計る指標です。
実質公債費比率の過去3か年の平均が18%以上の団体は、公債費負担適正化
計画を策定したうえで、地方債の発行に国や県の許可が必要となります。本市
では平成17年度の15.7%を最大に、その後は減少し、平成26年度は9.9%となっ
ていますが、今後増加していくことが見込まれます。
5
(%)
15.7
16
実質公債費比率の推移
14.1
14
13.3
12.1
12
11.6
11.1
10.5
10.0
9.9
9.9
H22
H23
H24
H25
H26
10
8
6
4
2
0
H17
④
H18
H19
H20
H21
財政調整基金残高
財政調整基金は、年度間の財源不足に対応するために決算剰余金などを積
み立て、財源が不足する年度に活用するほか、災害等の臨時の財政需要に備
えることを目的とした基金です。
財政調整基金の残高は、財源不足を補うため取り崩しを行った結果、平成
25年度末で2億円まで減少しましたが、平成26年度末に4.6億円を積み立て、
6.6億円となりました。
財政調整基金残高推移
(億円)
8.0
7.0
6.6
7.0
6.6
6.0
5.0
4.9
5.0
6.6
4.0
4.0
3.0
3.0
3.0
2.0
2.0
1.0
0.0
H17
⑤
H18
H19
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26
県内団体との比較(性質別・目的別経費)
一般的に人口規模が小さい町村部では、人口1人当たりの人件費は多くな
り扶助費は少なくなります。一方、市部では、規模が大きいほど人口1人当
たりの人件費は比較的少なくなり、扶助費は多くなります。
しかし、本市の性質別経費を県内団体で比較した場合、人件費、扶助費と
も多い状況であり、なおかつ、物件費も含め支出が全体的に多いという状況
です。特に普通建設事業費を除いた土木費は、県内団体を比較した場合多い
ことが明らかです。
6
住民1人当たりの経費比較(平成25年度決算)
○ 性質別比較
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
【人件費が多い団体】
芝山町
118,065
長南町
111,994
大多喜町
110,397
睦沢町
103,029
長柄町
102,081
南房総市
97,020
鴨川市
93,543
神崎町
91,508
御宿町
88,018
白子町
86,607
鋸南町
86,109
銚子市
85,006
勝浦市
84,195
袖ケ浦市
83,474
富津市
82,907
栄町
79,280
一宮町
78,838
成田市
76,626
君津市
76,285
旭市
75,171
(単位:円)
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
【扶助費が多い団体】
千葉市
86,514
松戸市
77,832
成田市
73,998
市原市
73,871
市川市
72,159
船橋市
71,998
木更津市
70,820
館山市
70,088
匝瑳市
66,624
八街市
66,604
野田市
64,492
富津市
63,906
四街道市
63,253
君津市
63,193
旭市
62,945
袖ケ浦市
62,877
香取市
62,782
八千代市
61,804
鎌ヶ谷市
61,725
富里市
61,587
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
【物件費が多い団体】
芝山町
108,547
浦安市
106,717
御宿町
89,986
睦沢町
83,604
長柄町
78,911
成田市
76,875
勝浦市
72,597
南房総市
68,905
袖ケ浦市
66,007
大多喜町
65,198
野田市
60,405
鴨川市
59,317
君津市
59,074
習志野市
58,432
長南町
57,999
鋸南町
57,636
神崎町
54,945
いすみ市
53,779
富津市
53,776
長生村
52,054
○ 目的別比較 (普通建設事業費除く)
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
【民生費が多い団体】
千葉市
129,495
館山市
127,124
浦安市
125,612
勝浦市
123,267
いすみ市
122,058
鴨川市
121,907
芝山町
120,000
成田市
119,504
南房総市
118,718
松戸市
118,570
大多喜町
117,914
匝瑳市
115,833
市川市
114,987
市原市
114,417
富津市
113,645
船橋市
112,165
旭市
109,468
野田市
108,984
香取市
108,282
一宮町
107,617
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
(単位:円)
【土木費が多い団体】
芝山町
44,772
浦安市
30,603
長生村
25,878
千葉市
24,014
習志野市
21,868
富津市
21,055
袖ケ浦市
20,095
流山市
19,383
野田市
19,354
大網白里市
18,951
栄町
18,567
市原市
18,347
香取市
17,942
木更津市
17,441
館山市
17,426
船橋市
16,684
柏市
16,093
君津市
15,908
銚子市
15,797
成田市
15,220
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
【消防費が多い団体】
香取市
36,404
大多喜町
27,400
勝浦市
25,807
御宿町
25,095
鋸南町
24,290
いすみ市
24,097
南房総市
23,731
多古町
22,687
芝山町
22,612
酒々井町
21,103
鴨川市
20,184
睦沢町
20,066
印西市
19,421
白子町
19,287
長柄町
19,192
富津市
19,133
白井市
19,027
袖ケ浦市
18,959
館山市
18,751
栄町
18,698
※平成 25 年度の歳出額を平成 26 年 1 月 1 日の住民基本台帳人口で除したもの。
7
(2)定員管理
①
職員数の推移
本市は、昭和46年の合併時、職員数465人からスタートし、高度経済成長期
やバブル経済期を背景に、ピーク時の平成元年には752人まで増加しました。
低成長期を迎えてからは、肥大化した行政のスリム化に努め、平成26年は
508人で、ピーク時の平成元年と比較して244人減少、人件費については、ピ
ーク時の平成11年と比較し、16.9億円・31%減少しています。
(人)
800
職員数・人件費の推移
752
700
645
600
54.7
500
(億円)
80
70
572
48.7
560
47.4
41.9
552
537
528
519
516
46.6
514
508
45.1
514
43.0
41.9
41.3
40.5
39.5
37.8
400
60
50
40
300
30
200
20
100
10
0
0
H1
H11
H17
H18
H19
H20
H21
H22
人件費(億円)
②
H23
H24
H25
H26
職員数
県内団体との比較(職員数)
千葉県内54市町村の「人口千人当たりの普通会計職員数」を比較した結果、
本市の職員数は9.5人で、県内平均の8.3人を上回っており、県内54市町村中
上位から14番目となっています。
人口千人当たり普通会計職員数(平成27年1月1日現在)
14.1
13.9
12.9 12.8
12.6
11.8 11.4
11.3 11.1
11.0 10.8
10.4(平成
人口千人当たりの普通会計職員数
9.9 27 年 1 月 1 日現在)
9.5 9.5 9.4 9.3
9.1 9.0 8.9
袖ケ浦
銚子市
多古町
君津市
旭市
一宮町
富津市
栄町
鋸南町
8
神崎町
勝浦市
御宿町
白子町
南房総市
鴨川市
睦沢町
長柄町
長南町
芝山町
大多喜町
(人)
15.0
14.0
13.0
12.0
11.0
10.0
9.0
8.0
7.0
6.0
5.0
(3)公共施設
①
施設の保有状況
本市は、平成 26 年度末で約 17.2 万㎡の公共施設を保有しています。この
うち、築 30 年以上の施設が 41.6%、築 40 年以上の施設が 14.0%、築 50 年
以上の施設が 1.6%となっています。
また、本市が保有する施設の分類別割合は、学校教育施設(小中学校・給
食調理場等)が 55.0%と大半を占めており、次いで行政系施設(市役所庁舎・
消防施設等)が 12.5%、市民文化系施設(公民館・コミュニティセンター等)
が 6.7%となっています。
なお、昭和 56 年以前の旧耐震基準で建設された施設の割合は 38.0%となっ
ている状況ですが、このうち、特定建築物(3,000 ㎡以上の建築物)の耐震化
対策は、平成 25 年度末で全て完了しています。
市有施設のストックと老朽化
延床面積(㎡)
累計面積割合
18,000
100%
旧耐震基準施設(S56年以前)
16,000
14,000
90%
80%
築年別延床面積
70%
築年順累計面積割合
60%
12,000
10,000
50%
8,000
40%
6,000
30%
4,000
20%
2,000
10%
0
S6
S29
S32
S35
S36
S37
S38
S39
S40
S42
S43
S44
S45
S46
S47
S48
S49
S50
S51
S52
S53
S54
S55
S56
S57
S58
S59
S60
S61
S62
S63
H1
H2
H3
H4
H5
H6
H8
H11
H13
H15
H16
H18
H19
H20
H21
H23
H25
H26
0%
※建 築年 不明 分は除 く
分類別施設割合
供給処理施設
2.9%
上水道施設
2.1%
その他
6.5%
社会教育系施設
0.6%
公園
2.2%
市営住宅施設
4.5%
保健・福祉施設
1.1%
市民文化系施設
6.7%
スポーツ・レクリエー
ション施設
3.3%
行政系施設
12.5%
学校教育施設
55.0%
子育て支援施設
2.6%
9
②
県内団体との比較(公共施設延べ床面積)
東洋大学PPP研究センター公表の「全国自治体公共施設延べ床面積デー
タ」(平成 22 年 3 月 31 日現在)を参考に、総務省公表の「公共施設状況調」
(平成 25 年度末)及び「住民基本台帳人口・世帯数(市区町村別)」(平成 26 年
1 月 1 日現在)から、千葉県内の 54 市町村の住民1人当たりの公共施設延べ
床面積を算出した結果、本市の住民1人当たり延床面積は 3.4 ㎡で県内市町
村平均の 3.1 ㎡を上回っており、県内 54 市町村中上位から 19 番目となって
います。
公共施設延べ床面積(平成25年度千葉県内上位20団体)
(㎡/人)
7
6.2
6
5
5.5 5.3
5.1 4.9 4.8
4.4 4.3 4.2
4
3.9 3.9 3.8 3.8 3.7 3.7 3.6
3.6 3.5 3.4 3.4
3
2
1
富津市
成田市
多古町
横芝光町
山武市
東庄町
銚子市
香取市
栄町
鴨川市
勝浦市
鋸南町
御宿町
長南町
南房総市
神崎町
睦沢町
長柄町
大多喜町
芝山町
0
(4)財政運営の課題
本市における近年の決算状況を見ると、歳出では、人件費は減少傾向にある
ものの、住民1人当たりの額は県内他団体と比較して高い水準にあります。ま
た、人件費の減少を上回るペースで扶助費が上昇しており、今後も支出の増加
が見込まれます。一方、歳入では、市税収入の根幹をなす固定資産税の大幅な
減収や市税徴収率が向上していないことなどにより、財源の確保が難しい状況
です。
さらに、財政調整基金は、平成 25 年度末に残高が 2 億円まで減少し、枯渇寸
前となり、平成 26 年度末に 4.6 億円を積み立て 6.6 億円となったものの、これ
まで通りの財政運営を続ければ、極めて近い将来に実質収支が赤字に転じ、財
政健全化団体となるおそれがあります。
このように、本市の財政危機は、一時的な要因によるものではなく、長年、
事務事業や公共施設等の見直しが不十分なまま、財政調整基金の取り崩しや地
方債の借入などに財源を依存してきたことに起因しています。
将来にわたって、自律的・安定的な行財政運営を行い、財政健全化団体にな
らないよう、財政構造の抜本的な改革を早急に進める必要があります。
10
そのためには、第一に収支改善策として、徴収率の向上や新たな財源を見出
すなどの収入の確保、定員適正化計画に沿った職員の適正配置による人件費の
見直しに加え、これまで大幅な見直しがなされてこなかった、県内他団体と比
較し、住民1人当たりの額が高い水準にある物件費の削減が必須であると考え
ます。公共サービスが重複していないか、過大になっていないか、慣例、慣行
だけを理由に続けている事業はないか、徹底的に検討し、見直さなければなり
ません。
さらに、繰出金、補助金についてもこれら全てについて、その額が適正か、
継続する必要があるか、改めて問わなければなりません。
また、今後、市の人口減少が確実に見込まれる中、公共施設やインフラ資産
の適正化、削減を進め、維持費や更新費用の縮減を図ることが欠かせません。
現在の財政状況下で、ひとつの事業を実施するには、真に市民福祉の増進に
寄与する事業を見極めるとともに、他の事業の廃止・縮小が伴うこととなりま
す。全ての事業担当者は、予算の確保には非常に大きな責任が伴ってくること
を常に意識し、
「身の丈に合った」財政運営を実行していくことが求められます。
3
基本的事項
(1)計画期間
計画期間は平成27年度から平成31年度の5年間とします。
(2)推進体制
財政計画は、前年度の実績に基づき、常に新たな情報を加え見直し、弾力的
に改革に取り組んでいきます。
また、実効性のある改革を推進するため、実施項目の具体的な取り組み内容、
スケジュール、達成状況などの進行管理を行うための「実行計画」を本プラン
策定後速やかに作成します。
本プランを確実に実行するため、「富津市経営改革本部」を設置し、そのメ
ンバーは、富津市庁議の構成員をもって充て、「富津市経営改革会議」の指導
助言を受けながら、その実現に向けた進行管理を徹底します。
また、具体的な改革案を検討する下部組織として、副市長をリーダーとし、
庁内の若手職員らをメンバーとする「富津市経営改革プロジェクトチーム」を
部局横断的に設置します。設置に当たっては、必要な権限を当該チームに付与
するとともに、当該チームが打ち出した具体的な改革案の実施等に当たっては、
本部長指示の下、各部局に徹底させます。
なお、進捗・達成状況などは、広報ふっつ・市ホームページにて市民に対し
随時お知らせします。
11
経営改革の推進体制図
行
情報提供
行政サービス
政
富津市経営改革本部
○本部長
市 長
○副本部長 副市長
○本部員
教育長
各部局長
市
民
議
会
市民参加
プロジェクトチーム
○主宰
副市長
報
指
告
示
各
報告
部
意見
局
∼実行計画の実施∼
・部局ごとに実行計画の実
施に取り組み、その進捗状
況を本部に報告する。
・複数部局に関係するもの
は、主たる部局を決め連携
をとって進める。
4
諮問
報告
富津市経営改革会議
調査審議
意見・提言
経営改革の基本方針
時代によって変わる市民ニーズや社会的要請に合わせ、行政における重点分
野も変化させていく必要があります。
今後、公共施設やインフラの整備は、市民生活に一定の利便性を確保しながら
も、メンテナンスを中心とした政策への転換を図らなければなりません。また、
超高齢社会の進行により、福祉や介護などの社会保障関係費が一層増加してく
ることから、予防医療などを中心とした政策への抜本的転換が必要となります。
市民に過度な負担を求めずに、こういった変化に対応していくためには、行
政そのものがコンパクトであることはもちろん、市民ニーズに柔軟に対応でき
る体質となる必要があります。
また、市民の立場に立った行政執行を推進するうえでは、市民が積極的に参
画できる機会を増やし、まちづくりの主人公として活動できるような住民参加
型行政を推進する必要があります。
以上を踏まえ、経営改革は、これまでの財政運営を反省するとともに、まち・
ひと・しごと創生総合戦略、予算・決算及び組織の関連性を重視し、かつ、経
営資源を根底から見直し、「持続可能な行政経営」の実現に向け、スリムで効
率的な行政運営の構築を目指します。
12
(1)経営資源を根底から見直す
経営改革の着実な実行に向け、見直すべき経営資源である「ヒト(職員)」、
「モノ(事務事業・公共施設)」、「カネ(経費)」の在り方を次のとおり示します。
①
ヒト(職員)
最も要となるのは「ヒト」です。職員の資質・意識の向上を図る人材育成
体系を確立・運用した上で、市役所組織の各部門における専門性を高めると
同時に、コンパクトで柔軟、なおかつ、スピード感のある行政システムの基
盤を構築し、質の高い行政サービスの展開につなげなければなりません。
②
モノ(事務事業・公共施設)
行政サービスの手段である事務事業及び公共施設について、担うべき主体
やニーズ、費用対効果などを検証し、最適化を図らなくてはなりません。
③
カネ(経費)
「ヒト」の在り方や、市民生活の安心・安全、利便性を確保しながら、「モ
ノ」の最適化の取り組みを進めていくことで、市民ニーズに応えていくため
の財源確保につなげるとともに、財政の硬直化をできる限り抑制するため、
税収の確保や行政サービス対価の適正化などを実施し、健全な財政運営を図
らなくてはなりません。
(2)明確な目標設定
強い意志をもって経営改革に臨むため、改善に向けた目標値を次のとおり示
します。
指
標
現 状
目
《平成 26 年度》
標
《平成 31 年度》
値
根
拠
収 支 改 善 額
―
収支見込み財源
28 億円以上 不足額(累計)
の解消
財政調整基金
残
高
6.6 億円
11 億円以上
臨時財政対策債
を除く地方債残高
81.5 億円
( 地方債残高総額)
標準財政規模の
10%以上
83.7 億円以下 中期財政計画
(152.6 億円)
(178 億円以下)
13
計上分以内
(3)確実な実行
①
トップマネジメント機能の確立
市長及び副市長を中心として明確にされた方針に基づき、部局長が役割と
責任を明確化したうえで、行政活動全般の一体性の確保を図るとともに、必
要性の低下した政策から、必要性の高い新たな政策への転換やサービス量の
増加などに対応するため、「選択と集中」による行政資源の最適配分を可能と
するトップマネジメント機能を確立します。
②
行政課題解決に向けた目標管理指向型の組織の形成
明確な方針に基づいた行政目標を、部局や課単位で共有するとともに、各
部局が自ら考え取り組むべき課題等の組織目標を設定し、その目標達成に向
けて、職員一人ひとりが何をすべきか考え、職務に取り組むことで、職員の
自立性とやる気を高めていきます。
③
人材開発の推進
組織目標と連動した個人目標の設定と、個人の意欲や能力・実績を重視し
た人事評価システムを導入し、職員一人ひとりがより高いレベルの行政サー
ビスを提供できるよう、マネジメントサイクルに基づく人材育成と人事管理
を行います。
5
経営改革に必要な具体的措置
(1) 歳入に関する事項
①
税負担の公平性の確保
市税の徴収に当たり、課税対象の的確な把握に努め、課税の公平を期しま
す。併せて、納期内納付をなお一層促進し、滞納者に対しては、法に基づく
厳正な処分を早期に実施することにより、実質的な徴収率を向上させます。
また、都市計画税については、都市計画事業等を見直したうえで、検討し
ていきます。
②
ふるさとふっつ応援寄附
市町村間の競争時代であることから、ふるさと納税制度を活用し、市の認
知度を高め、市を応援する寄附者との新しい関係を築きます。
③
財産収入の確保
遊休地等の可処分資産については、積極的に処分するほか、庁舎の空きス
ペースの活用など、市有財産の有効活用を図り、財産収入の確保に努めます。
14
④
行政サービス対価の見直し
使用料・手数料等については、公平性の観点から、特定のサービスに対す
る受益者の適正な負担について見直します。
また、現在、負担を求めていない行政サービスの在り方についても幅広く
見直します。
(2) 歳出に関する事項
①
報酬等の見直し
本市の危機的な財政状況を鑑み、特別職が率先して経営改革の姿勢を示す
ため、報酬を見直します。
また、委員報酬等について、委員会等の職責、社会情勢の変化、全国自治
体の動向を踏まえ見直します。
②
職員数の見直し
新たな行政需要や行政課題に対し、今後も適正な人員の確保を図りながら、
組織機構のコンパクト化、事務事業の見直し、業務改革の徹底などにより、
更なる職員数の削減に努めます。
③
公共投資の重点化
将来的に確実視される人口減少に合わせ、公共施設やインフラの保有総量
の圧縮を段階的に進めることで、建設費や維持管理費の削減を図ります。
公共施設やインフラに関する情報の共有化・対応の一元化を図りながら、
全庁的視点に立ち、総合的・戦略的に公共施設等の処分や有効活用等を行い、
最適な形で公共施設やインフラの保有・利活用・維持管理を行う「公共施設
等マネジメント」を実行します。
④
事務事業の再編
これまでの慣例にとらわれることなく、行政が担うべき役割か否かという
視点をもって、必要性、有効性、効率性、優先度などを見極め、市民にとっ
て真に有益で、効率的・効果的なものとなるように見直します。
見直しに当たっては、市役所内部の努力による経費の節減はもとより、市
民参加型の事業仕分け等により、市民目線に立って事務事業の内容を精査します。
また、外郭団体についても、年数を経て設立目的を果たし終えていないか、
目的自体が社会経済情勢の変化から民間企業と競合していないかなどの観点
から内容を精査し、存廃等を検討します。
⑤
補助金等の見直し
各種団体等に対する補助金、負担金等については、行政として支出すべき
15
必要性、費用対効果、経費負担の在り方等をゼロベースで検証し、整理合理
化・重点化などによる総額の抑制を図ります。
⑥
繰出金等の精査
特別会計及び企業会計においては、収入の確保、事業の重点化などによる
財務体質の強化と計画的、かつ、効率的な事業運営に努めるとともに、一般
会計と同様に、事務事業の見直し、職員の給与及び定員管理の適正化などに
より、更なる経営健全化に積極的に取り組み、一般会計からの繰出金の縮減
に結びつけます。
(3) 業務改革の徹底
①
行政課題解決に向けた目標管理指向型の組織の形成【再掲】
明確な方針に基づいた行政目標を、部局や課単位で共有するとともに、各
部局が自ら考え取り組むべき課題等の組織目標を設定するなど、その目標達
成に向けて、職員一人ひとりが何をすべきか考え、職務に取り組むことで、
職員の自立性とやる気を高めていきます。
②
柔軟な組織運営体制の構築
業務量調査等の実施を通じ、業務実態を「見える化」するとともに、各課
等の果たすべき役割を踏まえた効率的な事務執行体制を構築します。
また、年度内における事業環境の変化や緊急的な対応が求められる課題に
対して、応答性が高く柔軟な組織運営を行うため、部局間を横断したプロジ
ェクトチームの設置や人員再配置など、機動的な組織編成や人事異動サイク
ルの弾力化を図り、繁忙期における職員の時間外勤務の縮減と、それに伴う
人件費の抑制を図ります。
③
業務改善の徹底
限られた職員で多様化する市民ニーズに対応していくため、これまでの慣
例にとらわれることなく、職員一人ひとりが知恵を出し合い業務改善を行っ
ていくことで「住民が利用しやすい環境づくり」、「コスト削減」、「業務
処理のスピードアップ」を図り、住民満足度及び職員の勤務状況の向上につ
なげます。
(4) 財政規律の厳格化
本プラン策定期間だけではなく、将来にわたり「持続可能な行政経営」を
実現していくための財政基準を作成します。
16
6
収支改善策による改善額
具体的な措置による収支改善策の実行から、平成26年度決算と比較した改善
額を次のとおり見込みます。
単位:百万円
収支改善策項目
1 税負担の公平性の確保
H27
H28
H29
H30
144
67
(211)
63
(274)
59
(333)
56
(389)
389
36
40
(76)
21
(97)
22
(119)
22
(141)
141
180
107
(287)
84
(371)
81
(452)
78
(530)
530
85
76
(161)
74
(235)
72
(307)
69
(376)
376
180
271
(451)
383
(834)
473
(1,307)
576
(1,883)
1,883
49
57
(106)
68
(174)
△75
(99)
7
(106)
106
57
64
(121)
19
(49)
70
(191)
19
(68)
69
(260)
19
(87)
72
(332)
19
(106)
132
42
(174)
42
(216)
42
(258)
42
(300)
300
533
529
(1,062)
656
(1,718)
600
(2,318)
785
(3,103)
3,103
713
636
(1,349)
740
(2,089)
681
(2,770)
863
(3,633)
3,633
・徴収率の向上
2 その他
歳
入
・ふるさとふっつ応援寄附
・財産収入の確保
・行政サービス対価の見直し
小 計
H31
合計
1 報酬等の見直し など
・議員報酬
・常勤特別職
・非常勤特別職
・一般職地域手当
2 職員数の見直し
3 公共投資の重点化
歳
出
・普通建設事業の見直し
・公共施設の再配置
4 事務事業の再編
5 補助金等の見直し
30
332
106
6 繰出金等の精査
・上水道
・下水道
・介護保険
小 計
合
計
〔 〕内は、主な収支改善策
上段 改善額
下段 ( )は累計
17
7
財政計画
新たな中期収支見込みに、収支改善策による改善額を反映させたうえで、今
後5か年間の収支均衡を図った財政計画を次のとおり示します。
中期財政計画
項
目
H27
現計予算額
一般
財源
H28
(単位:百万円)
H29
一般
財源
H30
一般
財源
H31
一般
財源
一般
財源
1 歳入
1
市税
2
8,127
8,127
7,981
7,981
7,936
7,936
7,808
7,808
8,170
8,170
地方譲与税
240
240
240
240
240
240
240
240
240
240
3
地方交付金
915
915
859
859
1,010
1,010
1,060
1,060
1,060
1,060
4
地方交付税
773
773
925
925
911
911
949
949
790
790
5
国県支出金
3,196
0
3,348
0
3,449
0
3,604
0
3,375
0
6
繰入金
161
0
34
0
71
0
109
0
2
0
7
市債
1,250
768
1,760
1,101
2,020
1,017
2,372
977
1,981
752
8
その他
1,031
189
1,074
267
997
184
956
143
908
95
15,693
11,012
16,221
11,373
16,634
11,298
17,098
11,177
16,526
11,107
合
計
2 歳出
1
人件費
3,749
3,653
3,637
3,546
3,509
3,424
3,419
3,338
3,316
3,239
2
扶助費
3,348
1,058
3,416
1,093
3,519
1,124
3,625
1,163
3,733
1,207
3
公債費
1,570
1,570
1,640
1,640
1,552
1,552
1,478
1,478
1,510
1,510
4
物件費
2,683
2,055
2,737
2,107
2,743
2,110
2,673
2,046
2,706
2,059
維持補修費
152
120
253
198
257
201
257
201
257
201
公共 施設維
持補 修経費
0
0
100
100
100
100
100
100
100
100
6
投資的経費
1,080
248
1,307
302
1,452
341
2,063
512
1,381
361
7
繰出金
2,054
1,630
2,108
1,806
2,162
1,858
2,160
1,750
2,156
1,844
8
積立金
0
0
10
10
10
10
10
10
10
10
9
その他
1,057
678
1,113
671
1,430
678
1,413
679
1,457
676
15,693
11,012
16,221
11,373
16,634
11,298
17,098
11,177
16,526
11,107
5
合
計
地方債現在高
見込
15,212
15,484
16,092
17,122
17,729
臨 時 財 政対
策債以外
7,717
7,308
7,376
7,946
8,365
財政調整基金
残高見込
966
決算剰余金の2分の1以上を積み立て、計画期間中に基金残高を
11 億円以上とする。
18
8
その他必要な事項
プラン策定前であっても、平成27年度当初から実行可能なものは前倒し、実
施します。
本プランの見直しに当たっては、毎年度、前年度の決算状況や情勢の変化等
を踏まえるとともに、他団体の分析・徹底比較などをとおし修正し、当該年度
以降の計画を策定します。
第四次行財政改革大綱・推進実施計画において推進している取り組みについ
ては、整理統合し、本プランにて引き続き推進します。
本プランに記載していない事項であっても、収支改善策につながるものは積
極的に検討し、実施します。
改善後についても、厳密な需要予測に基づく収支見込みのもと、中期財政計
画を策定し、効率的、かつ、効果的な行政経営を推進します。
19
≪参
考≫
(1) 収支改善策実施後【平成27年8月 中期収支見込み】
H27
項
目
H28
H29
決算
決算
一般
財源
7,936
7,808
7,808
8,170
8,170
7,981
7,936
8,342
7,981
8,342
H31
一般
財源
決算
決算
決算
H30
一般
財源
一般
財源
一般
財源
(単位:百万円)
1 歳入
1
市税
2
地方譲与税
240
240
240
240
240
240
240
240
240
240
3
地方 消費税交 付金
738
738
711
711
862
862
912
912
912
912
4
その他交付金
148
148
148
148
148
148
148
148
148
148
5
地方交付税
856
856
925
925
911
911
949
949
790
790
6
分担金・負担金
197
0
197
0
197
0
197
0
197
0
7
使用料・手数料
278
29
278
29
283
30
283
30
283
30
8
国庫支出金
2,203
0
2,232
0
2,289
0
2,464
0
2,211
0
9
県支出金
1,048
0
1,119
0
1,163
0
1,144
0
1,168
0
10
財産収入
21
11
24
13
24
13
24
13
24
13
11
寄附金
73
20
35
20
37
20
37
20
37
20
12
繰入金
161
0
34
0
71
0
109
0
2
0
13
繰越金
318
318
362
362
181
181
83
83
26
26
14
諸収入
378
27
362
27
362
27
362
27
362
27
15
市債
1,340
768
1,760
1,101
2,020
1,017
2,372
977
1,981
753
16,341
11,497
16,408
11,557
16,724
11,385
17,132
11,207
16,551
11,129
合
計
2 歳出
1
人件費
3,749
3,655
3,637
3,546
3,509
3,424
3,419
3,338
3,316
3,239
2
扶助費
3,389
1,062
3,416
1,093
3,519
1,124
3,625
1,163
3,733
1,207
3
公債費
1,562
1,562
1,640
1,640
1,552
1,552
1,478
1,478
1,510
1,510
4
物件費
2,637
2,019
2,748
2,119
2,754
2,121
2,685
2,057
2,718
2,071
5
維持補修費
152
120
253
198
257
201
257
201
257
201
6
補助費等
976
652
898
614
906
623
912
628
910
626
7
繰出金
2,017
1,593
2,108
1,806
2,162
1,858
2,160
1,750
2,156
1,844
8
積立金
150
150
0
0
0
0
0
0
0
0
9
投資・出資金・貸付金
80
9
165
7
475
6
452
2
498
1
1,217
263
1,312
303
1,457
343
2,068
514
1,386
363
50
50
50
50
50
50
50
50
50
50
10
投資的経費
11
予備費
合
計
15,979
11,135
16,227
11,376
16,641
11,302
17,106
11,181
16,534
11,112
差
引
362
362
181
181
83
83
26
26
17
17
5か年間の差引累計
17
17
20
(2) 収支改善策実施前【平成26年8月 中期収支見込み】
H27
項
目
H28
H29
(単位:百万円)
H31
H30
決算
一般
財源
決算
一般
財源
決算
一般
財源
決算
一般
財源
決算
一般
財源
7,917
7,917
7,754
7,754
7,474
7,474
7,116
7,116
7,347
7,347
1 歳入
1
市税
2
地方譲与税
251
251
251
251
251
251
251
251
251
251
3
地方 消費税交 付金
694
694
836
836
836
836
836
836
836
836
4
その他交付金
145
145
145
145
145
145
145
145
145
145
5
地方交付税
823
823
840
840
950
950
1,092
1,092
1,042
1,042
6
分担金・負担金
230
0
230
0
230
0
230
0
230
0
7
使用料・手数料
277
30
279
30
279
30
279
30
279
30
8
国庫支出金
1,902
0
2,591
0
2,522
0
2,325
0
2,162
0
9
県支出金
1,072
0
1,090
0
1,111
0
1,134
0
1,155
0
10
財産収入
18
9
18
9
18
9
18
9
18
9
11
寄附金
3
0
3
0
3
0
3
0
3
0
12
繰入金
35
0
54
0
64
0
66
0
57
0
13
繰越金
10
10
0
0
0
0
0
0
0
0
14
諸収入
355
8
355
8
355
8
355
8
355
8
15
市債
1,575
1,167
2,182
1,044
2,096
1,060
1,879
1,096
1,555
911
15,307
11,054
16,628
10,917
16,334
10,763
15,729
10,583
15,435
10,579
合
計
2 歳出
1
人件費
3,808
3,693
3,772
3,658
3,697
3,586
3,654
3,543
3,610
3,501
2
扶助費
3,109
1,035
3,171
1,053
3,234
1,072
3,299
1,089
3,365
1,109
3
公債費
1,568
1,568
1,587
1,587
1,507
1,507
1,472
1,472
1,568
1,568
4
物件費
2,740
2,030
2,810
2,077
2,650
1,916
2,643
1,905
2,643
1,905
5
維持補修費
264
228
274
230
280
234
285
239
291
244
6
補助費等
891
750
882
740
889
746
896
753
893
750
7
繰出金
2,073
1,740
2,095
1,769
2,124
1,781
2,108
1,766
2,074
1,731
8
積立金
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
9
投資・出資金・貸付金
89
9
86
6
92
5
97
1
80
0
1,089
325
2,606
452
2,420
475
1,946
486
1,499
359
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
10
投資的経費
11
予備費
合
計
15,631
11,378
17,283
11,572
16,893
11,322
16,400
11,254
16,023
11,167
差
引
-324
-324
-655
-655
-559
-559
-671
-671
-588
-588
5か年間の差引累計
-2,797
-2,797
21
―
用語の解説
―
[あ行]
一般会計
市税を主な収入源として、行政運営の基本的な経費を計上している会計。
一般財源
使途が特定されず、どのような経費にも使用することができる財源。
インフラ
インフラストラクチャーの略。道路・橋りょうなどの産業や生活の基盤と
して整備される施設。
[か行]
外郭団体
市の補完的役割を担う団体であって、市が財政的支援を行っている団体。
基金
特定の目的のために積み立てた資金や維持する財産、または定額の資金を運
用するために設ける資金や財産。
義務的経費
支出が義務付けられている経費。人件費、扶助費、公債費とされる。
繰出金
他の会計へ支出する経費。(例)一般会計から国民健康保険事業などの特別
会計へ繰り出し。
経常的経費(経常経費)
毎年度継続して固定的に支出される経費。義務的経費(人件費、扶助費、公
債費)の他に物件費、維持補修費などがある。
経常収支比率
財政構造の弾力性を判断する指標。毎年度経常的に収入される一般財源(市
税・交付金など)に対する、毎年度経常的に支出される経費(経常的経費)
の割合。この数値が低いほど、財政構造に弾力性があることを示す。
[さ行]
歳出
4月1日から翌年3月31日までの1年間を「会計年度」として、会計年度
における全ての支出。
22
財政健全化団体
「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」の基準により、財政悪化の
兆しがあると判断される地方公共団体。さらに悪化すると、財政が破たん状
態である「財政再生団体」に指定される。
財政調整基金
年度間の財源の不均衡を調整するために積み立てている基金。
財政力指数
財政力の強さを示す指標。数値が大きいほど財政力が強いとされる。
歳入
4月1日から翌年3月31日までの1年間を「会計年度」として、会計年度
における全ての収入。
債務負担行為
複数年度にまたがる事業について、翌年度以降の支出を約束する行為。
市税
市民税、固定資産税、軽自動車税、市たばこ税などの税金。
実質公債費比率
公債費(市債の元金・利子を償還するための経費)による財政負担の度合い
を判断する指標。
実質収支
歳入歳出差引額から翌年度に繰り越すべき財源を差し引いた決算額。黒字、
赤字を判断する指標。
社会保障費
「医療」、「年金」、「福祉」、「介護」、「生活保護」などに係る経費。
使用料
市の施設や財産の使用、利用の対価として、その使用者、利用者から徴収す
る料金。(例)市営住宅や体育館などの使用料。
人件費
特別職、議員、職員などに、勤労の対価として支払われる報酬、給料などの経費。
性質別経費
市の経費を、経済的性質により分類したもの。
[た行]
地方交付税
地方公共団体が等しく事務を遂行できるように、国税の一部を一定基準に
より、国が地方公共団体に交付する税。
23
地方債(市債)
学校建設や道路整備のように、長期間にわたって利用することができ、多
額の経費が必要なものの財源に充てるため、国や公営企業金融公庫などか
ら借り入れる資金。
手数料
市の事務で、特定の市民のために提供する役務に対し、その費用の対価と
して徴収する料金。(例)住民票や印鑑証明などの手数料。
投資的経費
道路、橋りょう、公園、学校、市営住宅の建設など社会資本整備に要する経費。
普通建設事業費、災害復旧事業費がある。
土木費
道路や河川、公園などの社会資本整備や維持管理のための経費。
[は行]
標準財政規模
地方公共団体の標準的に収入されると見込まれる市税などの経常的一般財
源の規模を示すもの。
扶助費
生活保護法、児童福祉法、老人福祉法などの法令に基づき、被扶助者の生
活を維持するために支出される福祉的な経費。
普通会計
各地方公共団体の財政状況の把握や財政比較などのために、総務省が定め
た統一基準により、全地方公共団体が用いる地方財政統計上の会計区分。
普通建設事業
道路、橋りょう、学校など公共施設や公用施設の新増設などの建設事業。
物件費
物品の購入や、公共施設の光熱水費の支払いなどの消費的な経費。
[ら行]
臨時財政対策債
国から地方に配分される地方交付税が不足する場合、その不足額の一部を
地方公共団体が借り入れる特例的な地方債。
24
資料3
富津市経営改革プラン
実 行 計 画
平成27年度∼平成31年度
平成28年1月
富
津
市
目 次
1
歳入に関する事項
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
(1)税負担の公平性の確保
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
(2)ふるさとふっつ応援寄附
(3)財産収入の確保
1
1
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
1
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
1
(4)行政サービス対価の見直し
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
2
歳出に関する事項
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
2
(1)報酬等の見直し
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
2
(2)職員数の見直し
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
3
2
(3)公共投資の重点化
3
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
4
(4)事務事業の再編
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
(5)補助金等の見直し
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
4
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
5
業務改革の徹底 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
5
(6)繰出金等の精査
3
(1)行政課題解決に向けた目標管理指向型の組織の形成
‥‥‥‥‥‥
5
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
6
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
6
財政規律の厳格化 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
6
(2)柔軟な組織運営体制の構築
(3)業務改善の徹底
4
1 歳入に関する事項
H27
目標額(見込額) (千円)
実績額 (千円)
180,529
H28
106,531
H29
84,836
H30
80,719
H31
77,979
(1)税負担の公平性の確保
№
実施項目
実施内容
H27
スケジュール
H28
H30
H29
H31
① 新規滞納者の防止対策
●期限内納付の周知徹底
1
●滞納処分に関する周知
●滞納処分の早期着手
担当
税務課
課等
目標額(見込額)(千円)
実績額 (千円)
② 滞納額の縮減対策
●差押財産の公売強化
2
●納付指導の徹底
担当
税務課
課等
目標額(見込額)(千円)
実績額 (千円)
144,209
66,797
63,350
59,079
56,339
③ 都市計画税
●都市計画事業等の見直し
3
担当 都市政策課
課等 税務課
目標額(見込額)(千円)
実績額 (千円)
(2)ふるさとふっつ応援寄附
№
実施項目
実施内容
H27
スケジュール
H28
H29
H30
H31
① ふるさとふっつ応援寄附
●ふるさと納税制度の積極的な活用推進
4
●寄附傾向の徹底した分析による有効なPR・
リピーター獲得の強化
担当
企画課
課等
目標額(見込額)(千円)
実績額 (千円)
20,000
20,000
20,000
20,000
20,000
(3)財産収入の確保
№
実施項目
実施内容
H27
スケジュール
H28
H29
H30
① 未利用財産の処分・有効活用
●すでに行政目的を終えた財産や、現時点で行
政目的としての活用が見込めない土地につい
て、積極的な処分を進める。売却が困難な未利
5
用財産は、有償貸付などにより有効活用を図
る。
目標額(見込額)(千円)
担当
財政課
課等
実績額 (千円)
1
16,320
19,014
H31
№
実施項目
実施内容
スケジュール
H28
H29
H30
H27
H31
② 公共財産の有効的な活用
6
●庁舎の空きスペースの有効活用を検討し、自
主財源の確保を図る。
担当
財政課
課等
目標額(見込額)(千円)
実績額 (千円)
0
720
1,486
1,640
1,640
(4)行政サービス対価の見直し
№
実施項目
実施内容
H27
H28
H27
H28
スケジュール
H29
H30
H31
① 使用料・手数料の見直し
7
●事業コストを踏まえた適正な水準を維持する
ため、「使用料・手数料見直し基本方針」に基
づき見直しを実施する。
担当 経営改革推進課
課等 各部局
目標額(見込額)(千円)
実績額 (千円)
② 減免規定の検証
8
●本来、例外的かつ必要最小限に留めるべき減
免規定の範囲が肥大化していないかなど、全て
の使用料・手数料について検証を行う。
●利用対象者や施設によって大きく異なること
なく可能な限り基準の統一を図る。
担当 経営改革推進課
課等 各部局
目標額(見込額)(千円)
実績額 (千円)
2 歳出に関する事項
目標額(見込額) (千円)
実績額 (千円)
H29
H30
H31
△ 526,714 △ 529,175 △ 655,776 △ 600,602 △ 784,771
(1)報酬等の見直し
№
実施項目
実施内容
H27
スケジュール
H28
H29
H30
H31
① 常勤特別職給与引き下げ
●条例に規定されている給料月額から30%削減
9
【実線矢印は条例施行期間】
担当
総務課
課等
目標額(見込額)(千円)
実績額 (千円)
△ 7,662
△ 7,327
△ 7,327
△ 7,327
△ 7,327
△ 9,278
△ 9,278
△ 9,278
△ 9,278
△ 9,278
② 非常勤特別職報酬等見直し
●代表監査委員報酬、区長報酬の見直し
10
担当
担当部局
課等
目標額(見込額)(千円)
実績額 (千円)
2
№
実施項目
実施内容
H27
スケジュール
H28
H29
H30
H31
△ 59,496
△ 53,472
③ 職員地域手当の削減
●財政状況を勘案し見直す。
11
【実線矢印は条例施行期間】
総務課
担当
経営改革推進課
課等 財政課
目標額(見込額)(千円) △ 61,721
△ 57,436
△ 55,573
実績額 (千円)
(2)職員数の見直し
№
実施項目
実施内容
H27
スケジュール
H29
H30
H28
H31
468名
459名
420名
① 定員適正化計画の推進
12
●定員適正化計画に基づき、職員数の削減を実
行する。
【職員数は年度当初(予定)人数】
担当 経営改革推進課
課等 総務課
442名
432名
目標額(見込額)(千円) △ 179,802 △ 270,980 △ 382,838 △ 473,299 △ 575,898
実績額 (千円)
② 組織・機構の見直し
13
●今後の職員削減を見据え、多様化する市民
ニーズに対応できる機能的な組織体制を構築す
るため、毎年度見直しを実施するとともに、限
られた人員を効果的に活用できる配置を行う。
担当 経営改革推進課
課等 総務課
目標額(見込額)(千円)
実績額 (千円)
(3)公共投資の重点化
№
実施項目
実施内容
H27
スケジュール
H30
H28
H29
① 公共施設白書の作成
●公共施設白書の作成・更新
作成
14
担当
経営改革推進課
課等
目標額(見込額)(千円)
実績額 (千円)
② 公共施設等総合管理計画の策定・実行
●公共施設等総合管理計画策定
●各個別計画策定
15
●市民意見交換会実施
●個別計画に従った再配置の実行
目標額(見込額)(千円)
担当 経営改革推進課
プロジェクトチーム
課等 各部局
実績額 (千円)
③ 公共施設等維持管理基金の創設
16
●公共施設の改築・改修その他整備に要する経
費の財源に充てるための基金を創設する。
担当
財政課
課等
目標額(見込額)(千円)
実績額 (千円)
3
更新
H31
№
実施項目
実施内容
H27
スケジュール
H28
H29
H30
H31
③ 普通建設事業の見直し
17
●事業の選択と集中により普通建設事業費の圧
縮・既存事業の見直し、再編によるコスト削減
を行う。また、公共施設の再編や長寿命化等の
推進に必要な経費を計画的に盛り込む。
担当 財政課
課等 各部局
目標額(見込額)(千円) △ 49,473
△ 57,219
△ 68,141
75,362
△ 6,585
実績額 (千円)
(4)事務事業の再編
№
実施項目
実施内容
H27
スケジュール
H28
H29
H30
H31
△ 63,252
△ 70,588
① 事務事業の見直し
18
●実施背景や目的、成果などを一目で把握でき
る事業シートの作成を契機として、担当者自ら
が事務事業を見直し、改善に取り組む。
●市民参加型の事業仕分け等の実施結果を踏ま
え、事務事業の内容を精査し、有益で効率的な
ものとなるよう見直しを行う。
担当 経営改革推進課
課等 各部局
目標額(見込額)(千円) △ 56,726
実績額 (千円)
△ 69,133
△ 68,864
② 業務委託の見直し
19
●時代の経過により不必要と思われる経費など
がないか、改めて見直しする。また、職員自身
でできるものは、できるだけ実施していく体制
を検討する。
目標額(見込額)(千円)
実績額 (千円)
土地開発公社・施設利用振興公社の在り方の検
③
討
●年数を経て設立目的を果たし終えたものでは
ないか、また、設立目的や業務内容が民間企業
と競合しているものではないかといった観点か
20
ら各団体の内容を精査し、在り方を検討する。
担当 経営改革推進課
課等 各部局
担当 財政課
課等 都市政策課
目標額(見込額)(千円)
実績額 (千円)
(5)補助金等の見直し
№
実施項目
実施内容
H27
スケジュール
H30
H28
H29
H31
△ 19,132
△ 19,132
① 補助金等の見直し
21
●補助事業の効果・成果等を精査したうえで、
役割を終えた補助金については廃止し、新たな
行政課題に合った補助制度への柔軟な対応を行
う。
担当 経営改革推進課
課等 各部局
目標額(見込額)(千円) △ 29,561
実績額 (千円)
4
△ 19,132
△ 19,132
(6)繰出金等の精査
№
実施項目
実施内容
H27
スケジュール
H30
H28
H29
H31
△ 42,491
△ 42,491
△ 42,491
△ 42,491
H28
H29
H30
H31
スケジュール
H28
H29
H30
H31
① 繰出金等の精査
22
●特別会計や公営企業等の経営改善、収入の適
正化等への取り組みの状況を踏まえ、適正な額
を繰出金として措置する。
担当
担当部局
課等
目標額(見込額)(千円) △ 132,491
実績額 (千円)
3 業務改革の徹底
H27
目標額(見込額) (千円)
実績額 (千円)
(1)行政課題解決に向けた目標管理指向型の組織の形成
№
実施項目
実施内容
H27
① 経営方針・部課経営方針の策定・公表
23
●経営の目標・方針を定め、責任を負うべき
トップマネジメント(市長)と責任ある立場の
管理職である部局長が、政策協議を経て各部局
が果たすべき使命を明らかにし、年度ごとの対
応方針を定める。
また、部局長の権限のもとに、「仕事に対す
る基本姿勢」と「取り組む重点課題」を職員一
人ひとりに対し明らかにするための仕組みを構
築する。
担当 経営改革推進課
課等 各部局
目標額(見込額)(千円)
実績額 (千円)
② 目標管理制度の導入
24
●職員が経営の目標を明確に意識し、主体的な
職務を遂行することを目指すため、現在、構築
を進めている人事評価制度に盛り込む。
担当 総務課
課等 経営改革推進課
目標額(見込額)(千円)
実績額 (千円)
③ 人事評価結果の活用
25
●評価結果は、異動、配置換その他の人事管理
並びに人材育成及び能力開発に積極的に活用
し、組織全体の活性化を図る。
担当
総務課
課等
試行
目標額(見込額)(千円)
実績額 (千円)
5
実施
(2)柔軟な組織運営体制の構築
№
実施項目
実施内容
H27
スケジュール
H28
H29
H30
H31
H27
スケジュール
H28
H29
H30
H31
① 人事異動の弾力化
26
●職員協力、臨時的併任など、繁閑期を考慮し
た短期的かつ機動的な人員確保が行えるよう調
整を図る。
担当
総務課
課等
目標額(見込額)(千円)
実績額 (千円)
(3)業務改善の徹底
№
実施項目
実施内容
① 内部業務の見直し
27
●職員の負担軽減や事務の効率化を図るため、
これまでの慣例に捉われることのない改善策を
検討し、実行する。
検討
実行
見直し
実施
H27
H28
H30
H31
H27
スケジュール
H28
H29
H30
H31
目標額(見込額)(千円)
担当 経営改革推進課
プロジェクトチーム
課等 各部局
実績額 (千円)
② 業務改善意識の活性化
28
●アイデアを出すだけになりがちな職員提案制
度に加え、自分の仕事を自分で改善し、現実に
改善が確保された業務改善活動を報償する仕組
みを構築する。
担当
経営改革推進課
課等
目標額(見込額)(千円)
実績額 (千円)
4 財政規律の厳格化
H29
目標額(見込額) (千円)
実績額 (千円)
№
実施項目
実施内容
① (仮称)財政運営基本条例の制定
29
●財政運営の基本的事項を定め、計画的な財政
運営の仕組みを構築し、将来世代に過度な負担
を残すことのない安定した財政運営を確保し、
市民の福祉の向上に寄与する。
担当 経営改革推進課
課等 財政課
検討
目標額(見込額)(千円)
実績額 (千円)
6
施行
資料4
富津市経営改革プラン実行計画 進捗状況一覧【平成28年2月末現在】
項目
担当課等
実施内容
H27
H28
H29
H30
H31
効果額
累計
進捗状況
(千円)
1 歳入に関する事項
(1)税負担の公平性の確保
1 ①
新規滞納者の防止
税務課
対策
・期限内納付の周知徹底
・滞納処分に関する周知
・滞納処分の早期着手
計画
目標額
―
―
―
―
―
実績額
―
―
―
―
―
計画
2 ② 滞納額の縮減対策 税務課
・差押財産の公売強化
・納付指導の徹底
目標額
144,209
66,797
63,350
・都市計画事業等の見直し 目標額
―
―
―
実績額
―
―
―
・ふるさと納税制度の積極 計画
的な活用推進
・寄附傾向の徹底した分析 目標額
による有効なPR・リピー
実績額
ター獲得の強化
20,000
20,000
20,000
財政課
すでに行政目的を終えた財
産や、現時点で行政目的と 計画
しての活用が見込めない土
地について、積極的な処分 目標額
を進める。売却が困難な未
利用財産は、有償貸付など 実績額
により有効活用を図る。
16,320
19,014
公共財産の有効的
6 ②
財政課
な活用
計画
庁舎の空きスペースの有効
活用を検討し、自主財源の 目標額
確保を図る。
実績額
0
720
59,079
56,339
実績額
・納期一覧表の全戸配布
・納付書送付封筒へ納期を記載
・今月の納期のお知らせ(広報・安心安全メール)
・広報による滞納処分実績周知(7月)
・現年度分滞納者への催告書の発送(10月・1月)
・2月末現在差押件数320件 換価金額36,545,000円
・インターネット公売(10月)
(自動車1台、オートバイ4台、自転車4台、カメラ2
台、レンズ4本の計15点)
・滞納繰越分滞納者への催告書の発送(6月・12月)
計画
3 ③ 都市計画税
都市政策課
税務課
平成28年度に都市計画道路見直し調査業務を実施予定
(2)ふるさとふっつ応援寄附
4 ①
ふるさとふっつ
応援寄附
企画課
20,000
20,000
2月末現在受入額 813件 25,298,000円
平成27年8月からインターネット申し込み開始・12月
からクレジットカード決済開始
(3)財産収入の確保
5 ①
未利用財産の
処分・有効活用
1
平成27年度は、売却のための一般競争入札を2回公告
したが、入札者はなかったので、来年度も引き続き一
般競争入札を実施する。
1,486
1,640
1,640
広告付案内板について、協定書を締結し、平成28年4
月1日設置予定
2
項目
担当課等
実施内容
H27
H28
H29
H30
H31
効果額
累計
進捗状況
(千円)
(4)行政サービス対価の見直し
7 ①
使用料・手数料の
見直し
8 ② 減免規定の検証
事業コストを踏まえた適正 計画
な水準を維持するため、
経営改革推進課
「使用料・手数料見直し基 目標額
各部局
本方針」に基づき見直しを
実績額
実施する。
本来、例外的かつ必要最小 計画
限に留めるべき減免規定の
範囲が肥大化していないか 目標額
など、全ての使用料・手数
実績額
経営改革推進課 料について検証を行う。
各部局
計画
利用対象者や施設によって
大きく異なることなく可能 目標額
な限り基準の統一を図る。
実績額
―
―
―
―
―
10月1日付「平成28年度富津市当初予算編成方針につ
いて」にて見直し通知。見直しの結果、該当なし。
―
―
―
―
―
今後、実態調査を実施予定
―
―
―
―
―
上記調査を基に統一基準策定予定
―
―
―
―
―
2 歳出に関する事項
(1)報酬等の見直し
計画
9 ①
常勤特別職給与
引き下げ
総務課
条例に規定されている給料
目標額
月額から30%削減
△ 7,662
△ 7,327
△ 7,327
△ 7,327
△ 7,327
条例改正によりH29.3.31まで給料月額から30%削減
しているところである。今後も状況に応じて見直しす
ることとしている。
実績額
△ 9,278
△ 9,278
△ 9,278
△ 9,278
△ 9,278
・代表監査委員報酬、区長報酬は平成27年度当初より
見直し済み
代表監査委員報酬月額72,000円→58,000円
区長報酬年額 均等割155,000円→124,000円
戸数割1,200円→600円
・その他非常勤特別職報酬について順次見直す。
△ 61,721
△ 59,496
△ 57,436
△ 55,573
△ 53,472
条例改正により当分の間支給しないこととしていると
ころである。今後も状況に応じて見直しすることとし
ている。
計画
10 ②
非常勤特別職報酬
担当部局
等見直し
代表監査委員報酬、区長報
目標額
酬の見直し
実績額
11 ③
職員地域手当の
削減
計画
総務課
経営改革推進課 財政状況を勘案し見直す。 目標額
財政課
実績額
項目
担当課等
実施内容
H27
H28
H29
H30
H31
効果額
累計
進捗状況
(千円)
(2)職員数の見直し
定員適正化計画に基づき、 計画
定員適正化計画の 経営改革推進課 職員数の削減を実行する。
12 ①
目標額
【職員数は年度当初(予
推進
総務課
定)人数】
実績額
今後の職員削減を見据え、
計画
多様化する市民ニーズに対
応できる機能的な組織体制
組織・機構の見直 経営改革推進課
を構築するため、毎年度見 目標額
13 ②
し
総務課
直しを実施するとともに、
限られた人員を効果的に活
実績額
用できる配置を行う。
468名
459名
442名
432名
420名
△ 179,802 △ 270,980 △ 382,838 △ 473,299 △ 575,898
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
作成
更新
経営改革推進課 公共施設白書の作成・更新 目標額
―
―
―
―
―
実績額
―
―
―
―
―
総合管理
計画
各個別
計画
住民意見交
換会
再配置の
実行
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
定員適正化計画に基づき、職員数の削減を年度別計画
により実施している。今後は、退職者の実数等に応じ
て、実態に即して見直しすることとしている。
・定員適正化計画に準じて、組織の見直しを実施。平
成28年度は、平成27年度から2係減らし、10部局32課
室58係とした。
・今後は、退職者の実数等に応じて、実態に即して組
織・機構を見直しすることとしている。
(3)公共投資の重点化
計画
14 ①
公共施設白書の
作成
平成27年9月「富津市公共施設白書」完成・150部製本
以後、毎年度更新予定
経営改革推進課
公共施設等総合管
プロジェクト
15 ② 理計画の策定・実
チーム
行
各部局
・公共施設等総合管理計画 計画
策定
・各個別計画策定
目標額
・市民意見交換会実施
・個別計画に従った再配置
実績額
の実行
公共施設維持管理
16 ③
財政課
基金の創設
公共施設の改築・改修その 計画
他整備に要する経費の財源
目標額
に充てるための基金を創設
する。
実績額
150,000
10,000
10,000
10,000
10,000
3月議会にて関連条例、補正予算案が可決成立したこ
とにより3月中に創設するべく準備中
事業の選択と集中により普
計画
通建設事業費の圧縮・既存
事業の見直し、再編による
コスト削減を行う。また、 目標額
公共施設の再編や長寿命化
等の推進に必要な経費を計
実績額
画的に盛り込む。
△ 49,473
△ 57,219
△ 68,141
△ 75,362
△ 6,585
平成28年度予算編成方針に、中期財政計画(H27∼
31)に掲載した普通建設事業のみを実施することとし
た。
17 ④
普通建設事業の
見直し
財政課
各部局
3
・東洋大学との連携により「公共施設等総合管理計
画」策定中
・市民無作為抽出3000人を対象に「公共施設アンケー
ト」を10月13日に実施、現在詳細結果集計中
・プロジェクトチームから、個別計画のたたき台とし
て検討報告書を経営改革本部に報告
4
項目
担当課等
実施内容
H27
H28
H29
H30
H31
効果額
累計
進捗状況
(千円)
(4)事務事業の再編
実施背景や目的、成果など 計画
を一目で把握できる事業
シートの作成を契機とし
目標額
て、担当者自らが事務事業
を見直し、改善に取り組
実績額
経営改革推進課 む。
18 ① 事務事業の見直し
各部局
市民参加型の事業仕分け等 計画
の実施結果を踏まえ、事務
事業の内容を精査し、有益 目標額
で効率的なものとなるよう
実績額
見直しを行う。
時代の経過により不必要と
思われる経費などがない
経営改革推進課 か、改めて見直しする。ま
19 ② 業務委託の見直し
各部局
た、職員自身でできるもの
は、できるだけ実施してい
く体制を検討する。
年数を経て設立目的を果た
し終えたものではないか、
また、設立目的や業務内容
土地開発公社・施
財政課
が民間企業と競合している
20 ③ 設利用振興公社の
都市政策課
ものではないかといった観
在り方の検討
点から各団体の内容を精査
し、在り方を検討する。
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
△ 56,726
△ 63,252
△ 69,133
△ 68,864
△ 70,588
事業仕分け対象外事業の再点検実施
結果:要改善→35事業 国・県広域→1事業
廃止→5事業
8月1・2日「富津市事業仕分け」開催
結果:24事業→要改善 2事業→現行通り
対応方針:要改善中改善→22事業
〃 現行通り→2事業
計画
目標額
―
―
―
―
―
10月1日付「平成28年度富津市当初予算編成方針につ
いて」にて見直し通知。平成27年度比較3,755,000円
減。
・今後は、土地開発公社による土地の取得はせず、事
業実施時に土地取得するようにする。また、現在の借
入金については、繰り上げ償還を検討している。
・施設利用振興公社は、平成26年度∼30年度 都市公
園・市立公園 指定管理者のため、未実施。
実績額
計画
目標額
―
―
―
―
―
実績額
―
―
―
―
―
(5)補助金等の見直し
補助事業の効果・成果等を
計画
精査したうえで、役割を終
経営改革推進課 えた補助金については廃止
21 ① 補助金等の見直し
目標額
各部局
し、新たな行政課題に合っ
た補助制度への柔軟な対応
実績額
を行う。
△ 29,561
△ 19,132
△ 19,132
△ 19,132
△ 19,132
10月1日付「平成28年度富津市当初予算編成方針につ
いて」にて見直し通知。平成27年度比較42,000円減。
△ 132,491
△ 42,491
△ 42,491
△ 42,191
△ 42,191
10月1日付「平成28年度富津市当初予算編成方針につ
いて」にて見直し通知。繰出基準に基づき予算措置し
た。
(6)繰出金等の精査
22 ① 繰出金等の精査
担当部局
特別会計や公営企業等の経 計画
営改善、収入の適正化等へ
の取り組みの状況を踏ま
目標額
え、適正な額を繰出金とし
実績額
て措置する。
項目
担当課等
実施内容
H27
H28
H29
H30
H31
効果額
累計
進捗状況
(千円)
3 業務改革の徹底
(1)行政課題解決に向けた目標管理指向型の組織の形成
経営の目標・方針を定め、
責任を負うべきトップマネ
ジメント(市長)と責任あ 計画
る立場の管理職である部局
長が、政策協議を経て各部
局が果たすべき使命を明ら
経営方針・部課経
経営改革推進課 かにし、年度ごとの対応方
23 ① 営方針の策定・
目標額
各部局
針を定める。
公表
また、部局長の権限のもと
に、「仕事に対する基本姿
勢」と「取り組む重点課
題」を職員一人ひとりに対 実績額
し明らかにするための仕組
みを構築する。
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
職員が経営の目標を明確に 計画
意識し、主体的な職務を遂
総務課
行することを目指すため、 目標額
経営改革推進課
現在、構築を進めている人
実績額
事評価制度に盛り込む。
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
試行
実施
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
検討
実行
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
24 ②
目標管理制度の
導入
人事評価結果の
25 ③
活用
総務課
評価結果は、異動、配置換 計画
その他の人事管理並びに人
材育成及び能力開発に積極 目標額
的に活用し、組織全体の活
実績額
性化を図る。
平成28年度実施に向け、資料収集及び実施方法を検討
中
人事評価制度の実施に伴い、平成27年度内に全庁的な
説明会及び試行を実施し、平成28年度から本格実施す
ることとしている。
平成27年度内に全庁的な説明会及び試行を実施し、平
成28年度から本格実施し、任用管理及び人材育成に活
用することとしている。
(2)柔軟な組織運営体制の構築
26 ① 人事異動の弾力化 総務課
計画
職員協力、臨時的併任な
ど、繁閑期を考慮した短期
実績
的かつ機動的な人員確保が
行えるよう調整を図る。
効果額
臨時職員の任用や富津市職員の相互応援体制に関する
要領に基づき、現在実施している制度を必要に応じて
全庁的にも有効活用することとしている。
(3)業務改善の徹底
職員の負担軽減や事務の効 計画
経営改革推進課
率化を図るため、これまで
プロジェクト
27 ① 内部業務の見直し
の慣例に捉われることのな 目標額
チーム
い改善策を検討し、実行す
各部局
実績額
る。
5
・プロジェクトチームから、業務改善提案として検討
報告書を経営改革本部に報告
・各担当の判断の下に即時実行が可能と考えられる提
案について検討、実施を指示した。
6
項目
担当課等
実施内容
H27
H28
H29
H30
H31
効果額
累計
進捗状況
(千円)
28 ②
業務改善意識の
活性化
アイデアを出すだけになり
計画
がちな職員提案制度に加
え、自分の仕事を自分で改
経営改革推進課
目標額
善し、現実に改善が確保さ
れた業務改善活動を報償す
実績額
る仕組みを構築する。
見直
実施
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
検討
施行
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
平成28年度実施に向け、資料収集及び実施方法を検討
中
4 財政規律の厳格化
財政運営の基本的事項を定
め、計画的な財政運営の仕 計画
組みを構築し、将来世代に
(仮称)財政運営 経営改革推進課
過度な負担を残すことのな 目標額
29 ①
基本条例の制定
財政課
い安定した財政運営を確保
し、市民の福祉の向上に寄
実績額
与する。
平成28年度からの本格検討に向け、資料収集及びたた
き台を作成中
資料5
平
成
2
7
年
度
収
納
状
況
富津市市民部税務課
平成28年2月末現在
区分
(単位:円)
予算額
補正予算額
税目
調定額
累計(A)
当月増減額
収入額
累計(B)
当月増減額
累計(C)
不納欠損額
収入未済額
(D)
(B)-(C)-(D)
予算執行率(%)
収納率(%)
(C)/(A)
(C)/(B)
現年度
前年度
比較
現年度
前年度
比較
0
8,127,455,000
56,347,447
9,008,600,425
315,433,192
6,869,752,775
0
2,138,847,650
84.53%
82.41%
2.12
76.26%
75.25%
1.01
現年度分
0
7,950,003,000
56,347,447
8,285,146,629
307,172,292
6,748,361,862
0
1,536,784,767
84.89%
82.39%
2.50
81.45%
81.18%
0.27
滞納繰越分
0
177,452,000
0
723,453,796
8,260,900
121,390,913
0
602,062,883
68.41%
83.72%
-15.31
16.78%
13.71%
3.07
0
8,121,325,000
55,945,297
9,002,706,025
315,031,042
6,863,970,425
0
2,138,735,600
84.52%
82.39%
2.13
76.24%
75.23%
1.01
現年度分
0
7,943,873,000
55,945,297
8,279,252,229
306,770,142
6,742,579,512
0
1,536,672,717
84.88%
82.37%
2.51
81.44%
81.17%
0.27
滞納繰越分
0
177,452,000
0
723,453,796
8,260,900
121,390,913
0
602,062,883
68.41%
83.72%
-15.31
16.78%
13.71%
3.07
0
2,326,221,000
26,368,300
2,770,927,000
203,801,039
2,125,279,915
0
645,647,085
91.36%
87.90%
3.46
76.70%
75.66%
1.04
現年度分
0
2,239,331,000
26,368,300
2,410,576,220
198,080,709
2,057,124,355
0
353,451,865
91.86%
88.26%
3.60
85.34%
85.53%
-0.19
滞納繰越分
0
86,890,000
0
360,350,780
5,720,330
68,155,560
0
292,195,220
78.44%
76.01%
2.43
18.91%
14.23%
4.68
0
2,021,776,000
3,231,500
2,409,609,100
192,218,039
1,786,822,015
0
622,787,085
88.38%
87.06%
1.32
74.15%
73.03%
1.12
現年度分
0
1,936,635,000
3,231,500
2,056,460,520
186,607,709
1,719,982,555
0
336,477,965
88.81%
87.58%
1.23
83.64%
83.66%
-0.02
滞納繰越分
0
85,141,000
0
353,148,580
5,610,330
66,839,460
0
286,309,120
78.50%
72.75%
5.75
18.93%
13.96%
4.97
0
304,445,000
23,136,800
361,317,900
11,583,000
338,457,900
0
22,860,000
111.17%
92.07%
19.10
93.67%
91.23%
2.44
現年度分
0
302,696,000
23,136,800
354,115,700
11,473,000
337,141,800
0
16,973,900
111.38%
91.60%
19.78
95.21%
95.49%
-0.28
滞納繰越分
0
1,749,000
0
7,202,200
110,000
1,316,100
0
5,886,100
75.25%
166.84%
-91.59
18.27%
18.74%
-0.47
0
5,295,422,000
1,427,700
5,745,881,121
50,267,870
4,271,055,654
0
1,474,825,467
80.66%
78.90%
1.76
74.33%
73.34%
0.99
0
5,266,462,000
1,427,700
5,716,920,421
50,267,870
4,242,094,954
0
1,474,825,467
80.55%
78.78%
1.77
74.20%
73.20%
1.00
現年度分
0
5,180,137,000
1,427,700
5,369,673,800
47,865,300
4,191,182,098
0
1,178,491,702
80.91%
78.64%
2.27
78.05%
77.66%
0.39
滞納繰越分
0
86,325,000
0
347,246,621
2,402,570
50,912,856
0
296,333,765
58.98%
91.72%
-32.74
14.66%
13.02%
1.64
交付金
0
28,960,000
0
28,960,700
0
28,960,700
0
0
100.00%
100.00%
0.00
100.00%
100.00%
0.00
軽自動車税
0
116,673,000
1,600
131,034,895
416,200
112,771,847
0
18,263,048
96.66%
100.87%
-4.21
86.06%
85.02%
1.04
現年度分
0
112,436,000
1,600
115,178,500
278,200
110,449,350
0
4,729,150
98.23%
100.43%
-2.20
95.89%
95.51%
0.38
滞納繰越分
0
4,237,000
0
15,856,395
138,000
2,322,497
0
13,533,898
54.81%
118.11%
-63.30
14.65%
18.28%
-3.63
市たばこ税
0
383,008,000
28,147,697
354,863,009
60,545,933
354,863,009
0
0
92.65%
93.18%
-0.53
100.00%
100.00%
0.00
特別土地保有税
0
1,000
0
0
0
0
0
0
0.00%
0.00%
0.00
0.00%
0.00%
0.00
0
6,130,000
402,150
5,894,400
402,150
5,782,350
0
112,050
94.33%
100.45%
-6.12
98.10%
100.00%
-1.90
0
6,130,000
402,150
5,894,400
402,150
5,782,350
0
112,050
94.33%
100.45%
-6.12
98.10%
100.00%
-1.90
督促手数料
0
882,000
74,500
764,800
74,500
764,800
0
0
86.71%
90.66%
-3.95
100.00%
100.00%
0.00
県税徴収委託金
0
69,716,000
0
51,453,099
0
51,453,099
0
0
73.80%
73.08%
0.72
100.00%
100.00%
0.00
延滞金
0
10,000,000
1,351,725
20,547,150
1,351,725
20,547,150
0
0
205.47%
179.17%
26.30
100.00%
100.00%
0.00
市税合計
普通税
市民税
個人市民税
法人市民税
固定資産税
純固定資産税
目的税
入湯税
1
平成27年度 国民健康保険税・後期高齢者医療・介護保険料収納状況
平成28年2月末現在
(単位:円)
区分
予算額
補正予算額
税目
調定額
累計(A)
当月増減額
収入額
累計(B)
当月増減額
累計(C)
不納欠損額
収入未済額
(D)
(B)-(C)-(D)
予算執行率(%)
収納率(%)
(C)/(A)
(C)/(B)
現年度
前年度
比較
現年度
前年度
比較
-26,502,000
1,618,629,000
3,406,200
2,705,220,081
145,186,540
1,460,485,122
0
1,244,734,959
90.23%
87.61%
2.62
53.99%
52.59%
1.40
現年度分
19,126,000
1,480,570,000
3,863,400
1,687,552,500
135,105,852
1,310,686,208
0
376,866,292
88.53%
87.85%
0.68
77.67%
76.54%
1.13
滞納繰越分
-45,628,000
138,059,000
-457,200
1,017,667,581
10,080,688
149,798,914
0
867,868,667
108.50%
85.24%
23.26
14.72%
12.66%
2.06
0
312,686,000
578,700
324,815,050
10,232,300
269,246,580
0
55,568,470
86.11%
48.08%
38.03
82.89%
82.75%
0.14
0
310,296,000
578,700
317,247,300
10,126,650
267,700,080
0
49,547,220
86.27%
83.92%
2.35
84.38%
84.10%
0.28
0
12,822,000
2,390,000
955,211,000
0
1,077,190
7,567,750
1,000,191,560
105,650
9,043,530
1,546,500
796,671,100
0
0
6,021,250
203,520,460
64.71%
83.40%
58.02%
84.15%
6.69
-0.75
20.44%
79.65%
17.33%
80.09%
3.11
-0.44
12,982,000
950,097,000
1,077,190
971,131,630
8,841,430
791,273,830
0
179,857,800
83.28%
84.07%
-0.79
81.48%
82.26%
-0.78
-160,000
5,114,000
0
29,059,930
202,100
5,397,270
0
23,662,660
105.54%
97.06%
8.48
18.57%
16.98%
1.59
国民健康保険税
後期高齢者医療
現年度分
滞納繰越分
介護保険料
現年度分
滞納繰越分
2
資料6
事業仕分け結果の対応
判定結果
改善
要改善
(H28-H27)
22事業
24事業
現行通り
現行通り
効果額(円)
対応
▲ 7,314,000
―
私立保育園運営事業(私立保育園
予備保育士設置費補助金)
―
子ども医療対策費
2事業
2事業 現行通り
2事業
備 考
▲ 9,517
対応方針策定時効果見込み額
計
▲ 7,323,517 ▲6,546,000円
対象外事業の再点検
判定結果
効果額(円)
対応
要改善
(H28-H27)
35事業
▲ 31,644,499
廃止
5事業
▲ 171,000
国・県・
広域
1事業
―
備 考
保育士等処遇改善臨時特例事業補
助金
対応方針策定時効果見込み額
計
▲ 31,815,499 ▲4,065,000円
合 計
▲ 39,139,016 ▲10,611,000円
対応方針策定時効果見込み額
事業仕分け結果の対応
(単位:円)
事業
番号
所 属
事業名
判定
結果
市民判定人の主な評価内容
中小企業資金融資対 要改善 ●利用者に対する各種の追跡調査を強化すべき。地域エゴが出
策事業
るので市単位の事業も必要。
●活性化につながる。もっと制度の周知が必要。
●規模の縮小など運用方法を考え直してほしい。。
●年々中小企業が減少しているが、その対策がなされていないの
で集客の基本が必要。
●借りた理由が明確でないので良く知る必要がある。
●市、銀行でこの制度の効果を上げるべきである。
1
商工観光課
2
商工観光課
海水浴場管理運営事 要改善 ●担当者を正職員より臨時職員に業務を移管し、人件費を削減す
べきである。
業
●海水浴場の周辺への経済効果を考慮した管理運営をすべきで
ある。
●集客のための詳細アピールを実施すべきである。
●入込数の少ない場所の閉鎖で人件費削減(監視員)と、海水浴
場の良さをアピールして入込数を増やす。
●富津市の魅力である海。海水浴場をアピールするための手段と
プロモーションの方法を工夫する。目的を持って指標を示し、経済
効果を狙う。収益を考慮すべきである。
3
環境保全課
不法投棄対策事業
4
環境保全課
浄化槽設置促進事業 要改善 ●合併浄化槽の設置を市条例化し、設置促進を図るべきであ
る。
●必要性をPRしたらどうですか。
●不公平のないようにしてほしい。
●下水道が整備されるまでは実施とするが、金額の変更を含
め、申込み数分は支払する方向。(富津市分のみ金額)
5
総務課
防災関係費
6-1
6-2
要改善 ●市民がモラルアップし、不法投棄をなくす活動をすべきである。
●人件費削減:正職員→臨時職員へ。
●不法投棄監視とクリーン作戦は別カウントすべきである。
●パトロールの抑止力を考慮し、活動すべきである。
要改善 ●自主防災会の加入促進(現在53.3%→100%目標)で活動
する。
●自主防災会の訓練活動を市が積極的に推進する。(自助・共
助)
●家庭内の備蓄を推進すること。
●共助の役割分担を明確にさせる。
●防災知識の普及を市が推進する。
健康づくり課 母子保健事業
要改善 ●妊婦さんにとっては他自治体より検診回数が少なくなることは
不安とは思うが、財政状況を考えると1回でも回数は減らした方が
(妊婦乳児健康診査
良いと思う。回数を減らしての成果から14回に戻す。更に回数を
事業)
減らすと思い切った改善があっても良いと思う。
●千葉県の医師会と14回の検診と費用額が決まっているという
事でしたが、ここに書かれている病院は、遠い大病院ばかり。もっ
と身近な病院ではダメなのか?検診の内容は、他と比べてどうな
のか?国のお金を何%使って、市民の税金を何%か市民に明確
にしてほしい。
健康づくり課 母子保健事業
要改善 ●100%検診の目標でお願いしたい。保育園・託児所への出張検
(1歳6か月健康診査
診でも良いのでは?親不在でも(併せ家庭環境)。全乳児が受け
事業)
られる努力を。
●人件費の見直し要
●年間の予定を広報に載せている事は良い事だと思う。その事に
よって受診の人数が増える様にする。
●長年の実績がある事と思うが、人数が少ないからこそできること
があると思う。回数を減らしても内容を充実させるなど工夫して
いってほしい。
対応
方針
改善
今後の取組スケジュール
評価に対する方針
・本制度を知らないとの意見が多かったことから、HP等を活用し更に周知を行う。
・取扱金融機関に、本制度を利用する事業者に対して、内容説明を詳しく説明してもらい、市の補助事
業であることも知ってもらう。
・融資実施後の事業者の経営状況等を把握し、金融機関に本制度利用後に事業者が廃業していないか等
の状況について報告をもらう。
・金融機関を通じて本制度に対する事業者の意見を聴取し、今後の参考にする。
H28
H29
改善内容を実 対応可能な意
施
見を反映
聞き取った意
見について検
討
H30
効果額
(H28-H27)
0
改善
・海水浴場を開設することで、夏の期間は周辺地域に賑わいをもたらすことから、引き続き開設する。
・今後は、アンケートで利用者のニーズを聞きながら、より魅力のある海水浴場を目指す。
・駐車料金を取ることなどの意見もあったが、国や県から用地を無償借用しているので、現状で駐車料
金の徴収はできないと考える。逆に、駐車料金が無料であることをPRし、来遊客の増加につなげる。
・海水浴場開設による周辺への経済効果を把握するとともに、周辺飲食店等への集客に結びつける対策
を検討する。
・今年度、監視員設置委託費削減の為に、開設期間を大幅に短縮したが、監視員の人件費以外は、費用
の削減につながらないため、開設するならばある程度の期間は開設した方がプラスの要素が大きいと感
じるので、来年度は開設期間の検討が必要。
・海の家で富津市をPRできるメニュー、例えば「はかりめ料理」などを提供するのも、市のPRにつ
ながるので、出店者と協議する。
改善
・不法投棄の情報は、不法投棄監視員や担当課職員パトロールからの提供が主であるが、今後は、地域
全体で問題に取り組んでいく環境づくりが重要であると考える。そのためには、地域住民との連携の強
化が必要となり、まずは不法投棄の内容や現状について市民に十分に理解していただくため、広報紙や
回覧等による啓発活動を実施していく。
・例えば、回収件数などの情報提供は勿論のこと、警察が検挙した件数や事例などを掲載し、不法投棄
は犯罪であることをしっかりとPRすることも手段であると考える。
・不法投棄多発地域には、パトロール体制の強化や見直し、他市とも情報交換を行い成功事例を参考に
するなど、今後の対策を検討していく。また、このようなごみを捨てられない環境づくりも大切である
が、本来は人々がごみを捨てないという意識づくりやモラル向上を目指して行くことが最も大切な施策
であると認識している。これについては、富津市内において清掃活動に取り組んでいるボランティア団
体や資源ごみの分別回収を行っているPTAや子供会などへの支援、育成を推進していくなど、これま
で以上に環境に対する意識改革への啓蒙を進めて行きたいと考える。
見直し結果の 見直し結果の 見直し結果の
反映
反映
反映
改善
・現在、新築物件については、下水道が整備されていない地域の場合は浄化槽の設置をすることとなっ
ている。限られた予算の中でいかに公共用水域の水質汚濁を防止するためには、生活雑俳水が処理され
ない「単独浄化槽」「くみ取り便槽」から合併浄化槽に転換することを重点的に行うべきと考える。
よって、新規設置に係る補助金交付を廃止し、転換補助に対する補助金交付のみとする。
・市民判定人から意見のあった「環境にやさしい洗剤」などの使用を心掛けていただくようホームペー
ジなどで周知していく。
新規設置に対
する補助金を
廃止。単独浄
化槽・くみ取
り便槽からの
転換補助のみ
を対象とす
る。
新規設置に対
する補助金を
廃止。単独浄
化槽・くみ取
り便槽からの
転換補助のみ
を対象とす
る。
▲ 5,000,000
改善
東日本大震災や頻発するゲリラ豪雨など、市民の防災に対する意識の高まりを受け防災体制を更に構
築していく。
・避難行動要支援者名簿を利用した支援体制の構築支援 ・自主防災組織の新規設立支援
・既設の自主防災組織の防災訓練支援 ・家庭備蓄の推進による備蓄目標の修正
・広報活動等
防災体制の構 防災体制の構 防災体制の構
築の推進
築の推進
築の推進
0
改善
1 受診回数
・妊婦健康診査については、厚生労働省が子ども・子育て支援法に基づく地域子ども・子育て支援事業
に位置づけ、「妊婦に対する健康診査について望ましい基準」において実施時期、回数及び内容等が定
められていることから、回数は妥当であると考える。また、検査項目については、産婦人科診療ガイド
ラインにおける推奨項目を助成している。
2 成果指標の検討
・早産、死産、乳幼児死亡など把握可能な項目の数値をとりまとめた中で、成果指標を設定する。
改善
1 目標受診率
・目標設定を100%とする。
2 周知
・市ホームページに1年間の健診日程を掲載する。
・出生届出時や転入時に安心安全メールの登録を促す。
・個人通知の時期を早める。
3 未受診者対策
・個別連絡する。連絡がつかないケースは個別訪問し受診勧奨する。
4 実施回数
・対象者数により実施回数を調整する。
5 成果目標
・母子保健活動全体の中でとらえ、体格、生活リズム、食事内容など健康実態を把握し成果を測定す
る。
1
0
新規設置に対
する補助金を
廃止。単独浄
化槽・くみ取
り便槽からの
転換補助のみ
を対象とす
る。
0
0
実施回数の調 対象者数によ 対象者数によ
整により9回 り実施回数を り実施回数を
とする。
調整する。
調整する。
▲ 174,000
事業
番号
所 属
事業名
判定
結果
市民判定人の主な評価内容
要改善 ●100%検診の目標でお願いしたい。保育園・託児所への出張検
診でも良いのでは?親不在でも(併せ家庭環境)。全乳児が受け
られる努力を。訪問するのなら、厳しいくらい(しつこいくらい)の育
児状況をみてチェックしてほしい。
●具体的な目標と目に見える成果が不明。PDCAのサイクルが
回っていない。
●検診事業は続けた方が良いが、それに参加する人数をもっと多
くできる様に知らせた方が良いと思う。
今後の取組スケジュール
対応
方針
評価に対する方針
H28
H29
H30
実施回数の調 対象者数によ 対象者数によ
整により9回 り実施回数を り実施回数を
とする。
調整する。
調整する。
効果額
(H28-H27)
改善
1 目標受診率
・目標設定を100%とする。
2 周知
・市ホームページに1年間の健診日程を掲載する。
・出生届出時や転入時に安心安全メールの登録を促す。
・個人通知の時期を1ヶ月早める。
3 未受診者対策
・個別連絡する。連絡がつかないケースは個別訪問し受診勧奨する。
4 実施回数
・対象者数により実施回数を調整する。
5 成果目標
・母子保健活動全体の中でとらえ、体格、生活リズム、食事内容など健康実態を把握し成果を測定す
る。
広報「ふっつ」関係 要改善 ●情報だけではなく、読んで楽しく、次回も読みたくなる様な広報
紙になると良い。
費
●広報紙は、インターネットなど利用しない方たちにとって重要な
情報ツールだと思うので継続してほしいが、内容を見直し、ページ
数を減らす隔月発行にするなど考えてみてほしい。
●市民に配布してどれほど読まれているか調査した事はあります
か?広報紙は必要です。ただ、もっと広く役に立つ事を記載してほ
しい。
●行政の広報なので必要な情報を知らせて頂ければ良いと思う。
基本現状でOKと思うが改善もありと思う。
改善
●「広報ふっつ」の発行は継続し、判定時における指摘事項の改善に努力する。
・広報紙(紙ベース)は、インターネットが利用できない人たちにとって、重要な情報源・ツールであ
り、高齢化が進んでいる当市の場合は、紙ベースの広報は必要であること。
・掲載する内容が、行政情報が主であることから、記事文面も文字が多くなる傾向にあるが、写真、
表、グラフ、フローチャート、挿絵、図示といったものを効果的に取り入れ、レイアウトも工夫し、読
み易く、かつ、興味がでてくるような紙面づくりを継続して行っていく。
・現在の通常号は、8面構成となっており、各課から記事入稿のあった内容をとりまとめて掲載してい
る。例月、この原稿をそのまま掲載しようとすると、紙面に収まらないため、広報広聴係で記事修正を
行ったうえで、8面に収めている。
・「i広報紙」(スマホ・タブレット)への配信を継続。(市の費用負担ゼロ)
・市内の大型商業施設や、コンビニエンスストアへの配布協力の継続と拡大。
●経費削減につながることを、見出しつつ、市民サービスの低下にならないように取組む。
市ホームページ管理 要改善 ●老人、自営業者、漁業、勤め人、子供(中高生)それぞれの人々
がそれぞれの手段で富津市情報が確認できるように改善。
事業
●もう少しみんなに広くホームページを知らせられる様にした方が
良い。苦手な人でも簡単に開ける。
●HPは市民はじめ、他市民にも富津を知ってもらえる場だと思う
ので、より見やすい、使いやすいHPにしてほしい。
●同じ時間を掛けるなら魅力ある個性のある、市民以外の人が興
味のある内容にしてほしい。ネット時代なのでホームページは必
要ですが、高齢者の多い富津で市民が見るの?広報ふっつと内
容が重複するぐらいなら無駄。
改善
●平成27年度事業として、「市ホームページ」のリニューアルを実施。
・地方創生先行型の交付金を活用し、ホームページのリニューアルを実施する。
リニューアル後の公開は平成28年4月1日とし、トップページを含む各カテゴリのデザインを新しくす
る。また、新たに「安全・安心・交通安全」「子育て・教育」「ふるさとふっつ応援寄附」「移住・定
住」といったカテゴリページも用意し、トップページを含めて全体が見やすく分かりやすいホームペー
ジとなるようにリニューアルを行う。
・市ホームページ上での情報発信を高く維持していくように取組む。
・市ホームページを、もっと市民へ知ってもらえるように、広報紙・フェイスブックへ周知していく。
要改善 ●事業成果を受診率だけではなく、具体的な事業結果を出し、市
民に受診を促す。
●「健康保険費」ガンになれば医療費負担がかかるので訪問して
でも検診を確認すべきである。もっと町内会等を活用すべきであ
る。糖尿・ガンが町内で多くなっている。
●がん検診、大切なことと考えます。しかしこれが検診のみでな
く、どれだけ役立っているかという客観的データ欲しい。周知願い
たい。
●医療機関にポスターを貼ってもらうのは良い。3つの検査を1日
でできると受け易い。
●肺がん検査の対象者は希望者だけにしてはどうか。
改善
1 更なる周知を図る
・新たに対象となる人に対して個別に勧奨通知を発送する。
・医療機関や各区の公民館等に日程表等の掲示を依頼する。
2 検診方法を精査する
・市民の利便性を考慮し、様々な観点から、1回の検診の中で一緒に受診が可能な検診を検討する。
3 効果の周知
・過去数年のがん検診受信者数、精密検査該当者数、罹患発見者数などを取りまとめ事業効果の推移と
し、集団検診の日程表にあわせ世帯配布する。
各がん検診の
対象年齢に到
達した人に対
し、個別勧奨
通知をする。
111,000
●市だけではできない事業なため、国県に助けてもらう。ケース
ワーカー現場への人材不足を考えたり、目的、社会復帰を促進す
る為にシステムの充実が必要だと思う。
●市内に入院する場が無いのはわかるが、市外に入院している
「富津の住民基本台帳にいる人」を助成はどうして?きりがないの
では。通院助成がなくなってよかったと思う。「障害者施設等に入
所せず市外に転出したとき」とは?障害者を助成する事はすばら
しいと思うが、世帯の収入等の基準をもう一度考えてほしい。
●県の重度心身障害者医療制度の変更に合わせて見直しを検討
すべきと考える。対象者像をもっと明らかにしないと市単独で継続
していく説明、理解を得ることが難しいのではないか。
現行
通り
・仕分け判定結果の通り、現行通りで事業を実施する。ただし、県の重度心身障害者医療制度に合わせ 千葉県市長会 千葉県市長会 千葉県市長会
るという意見に対しては、重度心身障害者医療費助成に精神障害者(精神保健福祉手帳1級対象者)を対 において、県 において、県 において、県
象とするように、千葉県市長会に要望していく。
に対する要望 に対する要望 に対する要望
事項として、 事項として、 事項として、
重度心身障害 重度心身障害 重度心身障害
者医療費助成 者医療費助成 者医療費助成
見直し(精神 見直し(精神 見直し(精神
保健福祉手帳 保健福祉手帳 保健福祉手帳
1級所持者を 1級所持者を 1級所持者を
対象とする) 対象とする) 対象とする)
を要望する。 を要望する。 を要望する。
▲ 9,517
6-3
健康づくり課 母子保健事業
(3歳児健康診査事
業)
7-1
秘書広報課
7-2
秘書広報課
8
健康づくり課 がん検診事業
9
社会福祉課
精神障害者福祉事業
現行
通り
2
紙質の仕様に 同左
ついて見直し
を行い、経費
の削減に取組
む。
同左
▲ 195,000
▲ 376,000
0
各がん検診の
対象年齢に到
達した人に対
し、個別勧奨
通知をする。
各がん検診の
対象年齢に到
達した人に対
し、個別勧奨
通知をする。
事業
番号
所 属
事業名
10-1 財政課
公用車管理事業
(車両管理事業)
10-2 総務予防課
公用車管理事業
(車両維持管理事
業)
10-3 生涯学習課
判定
結果
市民判定人の主な評価内容
要改善 ●車両の稼働率、正確なデータを取ることが必要。故障のトラブル
が発生している車両については早急に対応をした方がよい。
●車両の日々のメンテナンスを行っているのか。乗るだけなら維
持費もかさむだけ。使用する職員の意識の低さが気になる。
●一定の年数を過ぎた車両は買い替え又はリースを検討し、燃料
費、修繕費、税金等の削減にも目を向けるべき。
●有料道路の料金が高いと思われる。目的地までの距離、時間
に応じた線引きが必要ではないか。また、途中から公共交通機関
を利用する方法を考えるべき。
要改善 ●消防団の必要性はない。1年間の火災数は30件であれば、救
急車の充実を図るべき。消防団を含め、消防車の台数の見直しを
すべき。住民から消防費を集金しており使い道に不明な事が多
い。
●消防団車両の整理が必要。団員の減少も考える必要がある。
●点検などの「災害が起こったあと」のことより「災害が起きる前」
の呼びかけなどにお金を使って欲しい。
要改善 ●燃料費も検討する必要がある。貸出も全体的に整理が考えら
公用車管理事業
(生涯学習バス設置
れる。
事業)
●保有台数の見直し。利用代金見直し。有効活用。学校行事優
先。
●予算事業名が実態にそぐわない。学校、保育園児が優先的に
使っているのであるから事業名も改正すべきでは?高齢化が進
む中で、健康な(医療費、介護費をあまり使わない)お年寄りに
なってもらうためには、この分野の活動支援の充実も求められて
いるものと考える。
対応
方針
改善
改善
改善
今後の取組スケジュール
評価に対する方針
・公用車の稼働状況を把握するために、公用車利用簿への記入の徹底をして稼働率を把握し適正台数を
設定する。
・稼働率をもとに、各課への配車台数の見直や、使用状況により配車変更を効率的に行う。
・適正台数とするためには、古い車の廃車をするだけでなく計画的にリース車両への移行を実施する。
・計画的にリース車両への移行をすることにより、管理に係る事務の簡素化による人件費の削減につな
げる。
・リース車両へテレマティクスシステムを導入することにより、修繕費、燃料費の削減及び交通事故の
防止につなげる。
・公用車の燃料費支払い方法を現在の単価契約からカード決済に変更し、事務の効率化を図り、人件費
の削減につなげる。
H28
H29
H30
車両数を3台 車両数を2台 車両数を2台
削減
削減
削減
1 消防署、消防ポンプ車等の適正数(整理)、点検整備について
車両数を2台
・消防署の消防ポンプ車は、現在、消防防災センターに4台、天羽分署に2台あり、現在の当直人員で 削減
は、5台の消防ポンプ車の出動が可能である。(同時火災2件に対応)残り1台は、車検時の対応等の
予備的な要素もあるが、台風災害時の非番職員の出動車両や東日本大震災の様に他県への応援隊として
出動することもあり、消防ポンプ車の保有台数は富津市として適正と考えている。
・広報車は、施設の検査や出前講座等の業務時に使用するほか、災害にも出動する。消防車、救急車以
外の台数は、消防防災センターに5台(富津指揮1、富津本部広報1,2、消防団長車、事務連絡
車)、天羽分署に1台(富津広報1)あるが、検討した結果、次年度に消防団長車、事務連絡車の2台
を削減する計画である。
・ 点検整備は、現在、車検(24ヶ月)以外に法定点検を実施しているが、車検以外は、車両別に検討
し実施回数を削減する計画である。
2 救急車の充実について
・救急隊の増隊(充実)は、職員数の増員を含め検討する必要があるが、出動から病院到着までの時間
は、受け入れする病院が減少しており、受け入れ体制が厳しい状態であることから富津市だけでなく君
津地域全体での課題である。
3 消防団組織及び消防車の適正について
・消防団の組織は、市政施行時には拠点数37個、団員数1,100人以上であった。現在は、「消防
団の将来計画」により、拠点数16個、管轄地域は各小学校区を基本としている。拠点数の削減に関し
ては、各地域の代表である区長を始めとした役員の方々と数年に渡り協議をし現在の拠点数となった。
消防団は、地域性が強く削減することに対し反対する意見が多くあった。なお、現時点での拠点数は適
正であると考えている。団員数は、徐々に削減され昭和58年には定数776名、そして平成17年に
は現定数である552名となった。現在の団員数は、504名で人口の減少等により団員の確保が困難
となっている。なお、団員の適正数は、今後、消防団と検討するが、東日本大震災を契機に国から団員
数の増員が求められている。
・消防団車両は、16個部で26台を保有しているが、1個部で2台保有している部があることから保
有数の削減、車両の小型化について検討中であり、次年度に1台削減する予定である。
・消防団の活動は、火災出動だけではなく様々な災害に対応している。また、各地域で実施される防災
防火訓練の指導や悪天候時の地域の見回り、しば焼きや花火大会等イベントでの警戒等を担っており、
全団員が救急講習を定期的に受講し有事に備えている。
東日本大震災や台風等の自然災害で広範囲で多数の災害が発生した場合、消防署だけでは対応が不可
能であり消防団は必要不可欠である。
1 適切な利用対象団体への貸出
当事業は、「生涯学習バス」という名のつく事業ではあるが、市全体においてはこのバスのみの保有
であるため、市民の生涯にわたる学習をサポートしながらも、市事業や学校事業、保育所事業などでも
運行している。しかし、対象団体であっても希望日が重なる等の理由で、利用できなかったケースが
あった。これは、バスを利用したいシーズンが同じ頃であるため、月によっては予約のとりやすい月
と、とれにくい月とがあることも原因となっている。これを解消するために、対象団体の精査をしつ
つ、利用団体に事業の開催日の変更を検討してもらうなどし、年間の利用の平準化に向け、理解をいた
だけるよう時間をかけて呼びかけていく。また、2台所有のバスのうち1台は、11月末予定の車検の更新
はせず、以降は1台での運行とする。
2 利用団体からの負担
受益者負担を考えたらどうかとのご意見について、現在は、有料道路通行料及び、駐車場代の負担を
お願いしているが、今後はこれに加え、燃料費の負担を検討していく。
3 安全な運行の実施
バスは平成元年及び平成4年の登録のため、基幹部分を含めた老朽化が著しくなっている。人命に関
わる事業なので、より万全な運行のために車両更新や十分な修繕を行っていく。今後も適正な予算の中
で車両の運行とともに車両管理にも一層の注意を払い安全に事業を実施していく。車両更新(1台)予
定。
4 市全体で持つバスとして
名称が実態にそぐわないというご意見について、1で記したとおり、市全体で持っているバスは「生
涯学習バス」しかないため、生涯学習を主の目的としているが、実際には市全体の事業にも対応して運
行している。このことから、将来的には名称の変更を検討することも必要であると考える。
3
・年間利用の
平準化の促進
・車両更新や
台数削減に伴
う運行形態の
検討
車両1台更
新、1台削減
による車検更
新代や修繕料
等予算の削減
効果額
(H28-H27)
▲ 765,000
▲ 513,000
・年間利用の
平準化の促進
・運行形態の
再検討
・年間利用の
平準化の促進
・運行形態の
再検討
▲ 402,000
事業
番号
所 属
事業名
判定
結果
市民判定人の主な評価内容
要改善 ●生涯学習バスと重複利用、空き時間帯の有効活用。
●基本的に子供の為の費用は採算に合わなくても仕方がないと
思うが、26人用のバスでなく、他の車でもよいのではないかと考え
るべき。ガソリン補助を家庭に給付するなど考え住民については
福祉の分野で考えるべきではないか?
●富津市の財政を考えた場合、料金を考える必要がある。
対応
方針
評価に対する方針
1 スクールバスの代替,車両サイズの見直しについて
スクールバスの老朽化に伴い、今後の児童生徒の利用人数推移を踏まえて,適正な台数、サイズのバ
スを購入、またはリースの検討をすることで、経費の縮減に努めていきたい。また、今後、小中学校の
統廃合の計画により、徒歩や自転車での通学が困難な場合、スクールバスの運行も視野に入れ、慎重に
適正なバスの購入を検討していく必要がある。また、購入に際して、購入費の2分の1を補助限度額
(1台257万限度額)とする「へき地児童生徒支援援助等補助金」の活用を検討する。ガソリン補助等に
ついては、自家用車で送迎をしている現状も一部にあるが、全家庭が自家用車送迎は困難であると考え
る。また、学校行事に合わせて登下校の時間を弾力的に変更している現状から、児童生徒を送迎する保
護者の負担もより大きくなると思われる。スクールバスを運行することで、児童生徒が安全・安心で効
率的に通学が行えると考える。
2 料金の徴収について
児童生徒の登下校については、通常、学区内にある学校に徒歩や自転車を利用して登校している。学
校の統合に伴い、本来の学区の学校に登校をすることができず、統合先への遠距離通学者の措置とし
て、また、保護者負担の不公平感を解消するため、無料でスクールバスを運行している。
住民混乗に関しては、平成19年3月31日に市営バスが廃止されるのに伴い、庁内関係部局と対象地区で
協議した結果、無料とした経緯がある。今後、利用の実態を踏まえて住民混乗、料金の徴収のあり方に
ついて検討する。
3 特例利用について
特例利用については、スクールバスの登下校の運行に支障のない範囲で、年間200回程度の運行実績が
あり、校外学習、学校間の交流学習、路線バスが運行していない時間帯の児童生徒の送迎を行ってい
る。送迎について各学校で民間業者のバスを借りた場合の負担を考慮すると特例利用を活用することで
より効果的、効率的な教育活動を行うことができると考える。今後は特例利用の回数や生涯学習バスと
の連携等、協議していく。
H28
・より効率的
な運用の検討
・老朽化バス
の更新、購入
の検討
H29
・事業の継続
・老朽化バス
の更新、購入
の検討
H30
・事業の継続
・次年度への
より効率的な
運用の検討
・老朽化バス
の更新、購入
の検討
効果額
(H28-H27)
0
11
学校教育課
学校バス運営事業
12
企画課
バス運行負担金
要改善 ・地域(バス路線沿線)の人口減少が明らかなこの時代、今のシス
テムでは経費が膨らみ続けることが明らかである。バス会社へも
(廃止路線代替バス
応分の経費努力を求めてコスト削減に努めるべきであると考え
運行費負担金)
る。一斉に廃止すると市民(弱者)への影響が大きすぎると思う。
(富津市役所・君津
・路線変更、便数、運賃を見直すべきである。
駅バス運行費負担
・補助金を出すにあたって企業側が何かしらの努力をしているの
金)
か?
改善
●現在もバス路線ごとの決算額、利用者一人当たりの負担額の公表をしてきたが、さらに路線ごと、便
ごとの利用者数などの公表を追加し、バス運行費負担の現状を市民に広く周知する。
●現在年2回実施の乗降調査の実施方法の検討し、精度を上げる。
●バス事業者の経営努力を促すため、方策を検討する。
●市民及び全庁に路線バスの利用を働きかける。
・市民に利用促進を広報紙、ホームページなどにより行う。
・職員に対する利用促進(京丹後市・松江市など)
・市主催、後援等事業でのバス利用促進を行う。
・市民向け広
報
・乗降調査の
実施
・経営努力を
促す方策を検
討
・利用促進
0
13
企画課
企業誘致奨励金
改善
●現在年4回の従業員数調査を継続して実施。
●事業者の、市内雇用の増加や従業員の市内定住促進等につながるインセンティブを探るため、速やか
に現状の把握及び意向の調査を行う。
・新富地区進出事業所に対するアンケート調査実施
・同上事業所従業員に対するアンケート調査実施
・事業所に対しヒアリングを行う。
●他市等の情報収集
●新富地区がほぼ分譲されたことから、以下の対応を検討する。
・新富地区以外の企業進出適地の把握
・新奨励制度 ・条例改正
検討
0
現行
通り
県単独補助事業として継続されるものであり、名称を変えることは事務の混乱を招くものでもあり、
現行通りとしたい。
また、市単独分(県補助対象とならない場合の補てん分)についても、市の安全・安心な保育に対す
る姿勢を示すものであり、継続する必要がある。
県補助事業名
が「保育士配
置改善事業補
助金」に変更
となったこと
に伴い、補助
名称を変更し
た。
0
現行
通り
近年の就労形態の多様化に伴う保育時間の延長は需要を増している。
「子ども・子育て支援事業計画」においても実施する事業としており、入所児童の多い民間保育園に
ついては延長保育の利用希望者も多いことから、児童の福祉向上のため、現行どおり行う。
子どもの医療費を助成することは、子どもの保健の向上及び子育て支援の充実に寄与することを目的
としており、富津市子ども・子育て支援事業計画においても中学校終了前までの子どもが入院や通院を
した場合は、千葉県の助成制度に上乗せし助成することを継続して実施するとしている。
また、子ども医療費助成制度は、各都道府県の制度の下で実施されているが、同じ県内においても市
町村によって格差があり、不利益が生じる状況となっている。本市の自己負担額200円についても無料を
望む保護者の声が多くある一方で、自己負担額の引上げ等は、近隣市との格差の拡大となり、子育て世
帯の流出につながると考える。
この制度は、全国的な制度として取り組むべきとの要望があることから、国が子どもの医療費のあり
方についての検討会を設置したところであり、その動向を確認し、検討したいと考える。
以上のことから、現行通り継続する。
14-1 子育て支援課 私立保育園運営事業
(私立保育園予備保
育士設置費補助金)
要改善 ・企業の進出が立地条件で呼べるのであれば、従業員が富津に
住んだ場合のインセンティブ又は社員寮の建設等にインセンティ
ブを与えることを考えるべき。しかし、排他的な土地柄の改善が必
要。
・工業団地での空きが少なくなれば、適用要件を満たす企業の進
出が難しくなると思われる。新たな誘致の案を検討した方が良い
のではないか。
・企業の誘致が進んだ時、雇用が増えると思い単純に市民として
喜んだ。しかし、実際にはあまりなかったように感じる。あと、大き
い会社に限定しているようなので、最初の高い3年間分の固定資
産税が入ってこないのは、もったいないと思った。全体として、どん
な街づくりをしたいのかを行政と市民で話し合って、より良い雇用
の補助金や、住み移ってくれる人を求めるようにするといいと思
う。
要改善 ●予備的補てんという考え方ではなく、改善への補助という考え
の事業にして行くべき。
●管理数字を適切に採取し、PDCAを有効に回せていない印象を
受けた。
●業務に関して精度が甘い。シビアに見直すべき。
●民間の保育園経営の内容が提示されていないので状況が把握
できませんが、補助金ありの経営は見直すべきではないか。説明
から判断すると市の指導を強化することにより私立の独自性を維
持する方向を促進する。
現行 ●公立を補う役割が必要。
通り
14-2 子育て支援課 私立保育園運営事業
(延長保育促進事業
補助金)
15 子育て支援課 子ども医療対策費
要改善 ●別の方法で市の魅力を高めた方が良いのでは?
●経済的理由で医療機関にかかれない人に対しては、別途手当
てすれば良いことだと思う。また、長期入院が必要なので負担が
大きい世帯も別に手当てすれば良い。一般的に子供は高学年に
なれば病院にかかる率も少なくなることが多いので、中学3年まで
の必要性を感じられない。また、個人的にもいたずらに医者にか
かり、薬を処方される事が人体にいいとは思えない。
改善
今後の取組スケジュール
現行
通り
4
0
・国の動向を
確認しながら
現行どおり行
う。
0
事業
番号
所 属
16-1 教育総務課
16-2 教育総務課
事業名
判定
結果
市民判定人の主な評価内容
学校給食管理運営事 要改善 ●施設は老朽化して、費用もかかることを考えれば、デリバリー制
業
にして外部委託してもよい。地元企業の振興にもなる。
●共同調理場で加工食品を使うことが増えると、それに含まれる
食品添加物の摂取量が増えてしまうことがとても心配。例えば、調
理開始時間を早くするなどして、手作り食をできる限り残してもら
いたい。作業開始が8時からである必要はないと思う。今行ってい
る地元の食材を使った安全なおいしい料理はぜひ残してもらいた
い。
●給食は、毎日食べるものなので、食の安全の確保は絶対しても
らいたい。子供が食べる食材の生産地や農薬等の使用状況、食
品添加物の摂取量(これに対する危険性など行政の方はきちんと
理解されているか、どの程度把握されているかとても疑問に感じ
ました)など、親の管理から離れてしまうのでとても心配です。食
材・調味料・油など、安全なものを使用し、加工品は極力使わない
工夫をしていただきたい。そこで、多少コストがかかっても将来の
健康の維持ができるならいいと思u。子供の食の管理をどうしても
学校がするなら、必ず安全なものを出してもらいたい。
●夏休み中の利用活用の検討。
学校給食事業
要改善 ●給食費と相応できる食材の仕入れ促進をすること。地産地消で
地元機能(食教育)。
(給食材料費)
●富津は地元の野菜や魚がとてもおいしいので、ぜひ今まで通り
地元で調達してほしい。多少高くても良い品、おいしい品を子供た
ちに食べさせたい。子供の将来のために味覚も育てていただきた
い。変な物を食べさせるリスクをぜひ真剣に考えてほしい。
今後の取組スケジュール
対応
方針
評価に対する方針
改善
1 食育に配慮した給食の実施
共同調理場においても、地産地消を推進し、学校給食を生きた食材として活用できるような給食の提
供と食育に関する諸活動に取り組むことができる施設の整備を図り、各学校と連携して食育の推進を行
うことで十分に食育授業の効果を得ることができると考える。
2 手作り給食の継続
現在でも、共同調理場においては、可能な限り手作りによる給食の提供を行っているが、更なる手作
り給食の充実を目指して、現行の調理等業務委託で対応が困難である場合は、仕様書の一部見直し等、
契約変更も視野に入れて検討を行う。
3 デリバリー及びケータリングサービスの利用について
学校給食においてデリバリー制を導入する場合は、給食施設が未整備で弁当持参やミルク給食を実施
している学校で最も早く完全給食を実施するための手法として実施されている。また、ケータリング
サービスは自治体に給食施設が整備されている場合、調理・配送・配膳・後片付け等を行うため、現行
の業務委託との違いはない。
現在、本市においては完全給食の実施率は100%であり、今後調理場の整理統合を推進する過程でも同
様であることから、デリバリー及びケータリングサービスを利用する必要はないと考える。
改善
1 地産地消と食育の推進
本市の学校給食では、可能な限り地元の食材を使用することとし、富津市産の食材を優先して、近隣
産、千葉県産、国内産のできるだけ良質な食材を地元の業者から購入している。特に学校給食に使用す
る米は、富津市産コシヒカリ1等米を指定して購入している。
また、富津市特産の食材を使用した給食を市内統一献立として毎年全調理場において提供して、食育
授業を行っている。
2 統一メニュー、共同発注の実施
本市の給食は調理場毎に献立を作成することで、多くの地元業者から食材を購入し、特色ある給食の
提供に努めている。引き続き安全安心で美味しい給食を安定的に提供するため、優先的に地元業者から
食材を購入していく。
今後は、新たなメニューの開発や調理場間の研鑽等、本市学校給食の更なるレベルアップを目指し、
一定期間統一メニューによる給食の提供を検討する。
合 計
H28
・飯野小学校
調理場を大貫
共同調理場へ
統合
・富津市学校
給食施設整備
の指針第2期
計画の検討開
始
H29
・富津市学校
給食施設整備
の指針第2期
計画の決定
H30
・富津市学校
給食施設整備
の指針第2期
計画の実施計
画策定
・統一献立の ・統一献立の ・統一献立の
検討及び実施 検討及び実施 検討及び実施
効果額
(H28-H27)
0
0
▲ 7,323,517
5
事業仕分け対象外事業の再点検結果
(単位:円)
事業
番号
所 属
事業名
今後の取組スケジュール
対応
方針
説 明
H28
H29
H30
効果額
(H28-H27)
備考
5-1-5 秘書広報課
その他秘書【うち新春賀詞交換
会】
要改善
市政の円滑なる運営と進展に寄与するとともに、住民福祉の増進に資することを目的として市主催(職員人件 富津市商工会主催とし
費のみ投入)により実施してきたが、近隣3市等の状況を鑑み、平成27年度をもって市主催としての実施を終了 て、形態を変え実施さ
し、平成28年度から富津市商工会主催として、形態を変え実施することとする。
れる。
51-1-2 社会福祉課
社会福祉総務費(市戦没者追悼
式)
要改善
遺族の高齢化や世代交代に伴い、参加者数も年々減少傾向にある。
市の厳しい財政状況を勘案のうえ、今後は隔年実施等を検討して行く。
51-1-7 社会福祉課
市手をつなぐ育成会補助金
廃止
事業開始年度は不明だが古くから実施している事業で、同じ障がいがある人達や家族の勉強会や意見交換・情
報交換、家に引きこもっている障がい者や親達の社会参加等の事業を実施していた団体であり、補助金を支出し
会の育成をしてきた。
しかし近年は会員の高齢化に伴い会員数の減少や事業の縮小がされてきたため、市からの補助が無くても会員
の会費収入・物品の販売や寄附金等により会の運営を賄う事が出来てきた。また会員独自で活動が出来るように
なり、所期の目的が達成できたため。
会長と30年度廃止に向
け協議し、補助金を前
年度より減額を検討す
る。
補助事業廃止検討
効果額未定
51-1-8 社会福祉課
社会福祉総務費(市遺族会補助
金)
廃止
参拝、各慰霊祭、研修旅行などが主な活動内容であり、公益性の観点から公費で負担すべき事業とは考えにく
い。
従って、補助金を廃止し、会費収入により、事業の充実と会員の福祉向上が図られる自立した団体運営につい
て検討を依頼する。
廃止に向けて遺族会と
協議し、補助金を前年
度より減額を検討す
る。
補助事業廃止検討
効果額未定
51-1-9 社会福祉課
市ろうあ協会補助金
廃止
事業開始年度は不明だが古くから実施している事業で、同じ障がいがある人達や家族の勉強会や意見交換・情
報交換、家に引きこもっている障がい者や親達の社会参加等の事業を実施していた団体であり、補助金を支出し
会の育成をしてきた。
しかし近年は会員の高齢化に伴い会員数の減少や事業の縮小がされてきたため、市からの補助が無くても会員
の会費収入や寄附金等により会の運営を賄う事が出来てきた。また会員独自で活動が出来るようになり、所期の
目的が達成できたため。
会長と30年度廃止に向
け協議し、補助金を前
年度より減額を検討す
る。
補助事業廃止検討
効果額未定
51-1-10 社会福祉課
市身体障害者福祉会補助金
廃止
平成28年3月末で会が解散
廃止
この事業は、平成26年度で終了し平成27年度より生活困窮者自立支援事業となった。ただし、平成27年度にお 事業廃止
いても継続して支出する予定であったため予算措置したが、実績は0である。以上により廃止する。
0
廃止
58
社会福祉課
住宅手当緊急特別措置事業
66
社会福祉課
知的障害者生活ホーム運営事業
要改善
77
介護福祉課
広域市町村圏事務組合負担
要改善
79
介護福祉課
老人クラブ活動事業
要改善
千葉県在宅福祉事業費補助金の見直しに合わせ見直しをする。また、加入者数が減少しているため見直しの必
要がある。
81
介護福祉課
ふれあいシニア館管理運営
要改善
H27年度の進捗状況に
H27年度で指定管理者選定委員会において、H28年度から3年間の基本協定を結ぶべく協議中である。
協議の中で、ヘルストロンは国の補助金を活用して設置された経緯があるが、利用者数が少ない、保守点検料 より引き続き検討及び
がかさむという点と、撤去することにより指定管理料の削減に繋がって行くことから、改善に向け調整中であ 実施
る。
92-5 社会福祉課
地域活動支援センター事業
要改善
障害福祉計画事業
要改善
事業開始年度は不明。地域活動支援センター事業は、日中一時支援事業、地域活動支援センターⅠ型、Ⅱ型、 委託法人に国県負担金
が確保できる事業内容
Ⅲ型の4事業で構成される。要改善が検討されるのは、地域活動支援センターⅡ型、Ⅲ型である。
が似た事業への移行の
【日中一時支援】障害者等の日中における活動の場を確保し、障害者等の家族の就労支援及び障害者等を日常的 検討を依頼していく予
定。
に介護している家族の一時的な休息を目的とする。→現行通り
【Ⅰ型】専門職員(精神保健福祉士等)を配置し、医療・福祉及び地域の社会基盤との連携強化のための調整、
地域住民ボランティアの育成、障害に対する理解促進を図るための普及啓発等の事業を実施する。なお、相談支
援事業を併せて実施又は委託を受けていることを要件とする。また、地域で暮らす障害者等の自立した日常生活
又は社会生活の促進及び精神面での不安解消を図る。→現行通り
【Ⅱ型】地域において雇用・就労が困難な在宅障害者に対し、機能訓練、社会適応訓練、入浴等のサービスを実
施する。→要改善
【Ⅲ型】障害者総合支援法による地域生活支援事業のうち、知的障害者小規模作業所や精神障害者共同作業所か
ら移行した事業所において、地域で暮らす障害(児)者に対し、創作活動又は生産活動の機会の提供、社会との
交流の促進等の便宜を図ることにより、障害者等の地域生活を支援する。→要改善
【要改善内容】・・・Ⅱ型、Ⅲ型
現事業(地域生活支援事業 地域活動支援センター)より国県負担金が確保できる、介護給付事業(生活介護や
就労移行支援、就労継続支援等の就労系サービス)の事業内容が似た事業への移行についての検討を委託法人へ
依頼をしていく。
移行については、事業所の設置条件や利用人数、サービス管理責任者の資格所持者等、県が定めた条件の問題も
あるが、移行を検討いただける法人については、事業所所在市町村にも協力いただき、時間をかけてサポートを
行っていく予定。
当事者を対象としたアンケート調査票については、委託業者にすべて任せるのではなく地域の実情を勘案し独
自に作成をする。
第4期障害福祉計画は、平成27年度から平成29年度までの計画で、平成26年度に策定した。次の第5期
障害福祉計画は、平成30年度から平成32年度までの計画で、平成29年度に策定する。
93
社会福祉課
▲ 811,000
現在1名が生活ホームに入居しているが、68才(昭和22年生れ)と高齢のため、今後は本人や家族・世話 本人や家族・世話人と
人等と話し合い、本人に合った介護施設や養護老人ホーム等への入所を勧めたい。
話し合い、本人の同意
が得られたら。
平成27年度において、広域型施設建設費補助については、国の事業も充実し、また、入所者が4市の市民に限 養護老人ホーム運営に
られていないことから廃止した。
ついては、引き続き継
天羽養護老人ホームの入所者が大きく定員割れする中、4市(君津郡市広域市町村圏事務組合)で定員のあり 続
方を検討する。
1
▲ 22,000
▲ 149,000
本人や家族・世話人と
話し合い、本人の同意
が得られたら。
本人や家族・世話人と
話し合い、本人の同意
が得られたら。
効果額未定
0
▲ 51,000
0
委託法人に国県負担金
が確保できる事業内容
が似た事業への移行の
検討を依頼していく予
定。
福祉計画は3年ごとの
作成のため、次期の策
定は平成29年度とな
ります。
委託法人に国県負担金
が確保できる事業内容
が似た事業への移行の
検討を依頼していく予
定。
8,501
0
事業
番号
111
所 属
事業名
子育て支援課 市立保育所運営事業
112-5 子育て支援課 保育士等処遇改善臨時特例事業
補助金
今後の取組スケジュール
対応
方針
要改善
説 明
H28
少子化により就学前児童人口は減少していることから、平成27年度に保育所の定員を減少させたところであ
る。
今後も人口は減少すると推測されているものの、一方では3歳未満の児童の入所が増加している。全国的な現
象の保育士の確保困難も、当然当市でも課題であることから、今後、利用児童の状況をみながら運営方法を検討
していく。
当課所管の付属機関で
ある「子ども・子育て
会議」において、統廃
合も含めた”今後の市
立保育所の在り方”を
検討をしていく。
H29
H30
今後の市立保育所の在
り方の方針決定により
進める。
0
国・県・ 保育士の賃金については、運営費(施設型給付費)の公定価格で相当な価格で算定すべきものであると考える 運営費の公定価格の加
広域
ため、今後国、県に働きかけ、改善を図る。
算に算入された。
0
113
子育て支援課 児童遊園地管理運営事業
要改善
児童福祉法に基づく児童厚生施設としての位置づけであるが、敷地規模・遊具数など一律に整備されておら 施設近隣住民との「ワーク 施設近隣住民との「ワーク 検討結果の反映
ず、遊具等の老朽化も進んでおり、少子化で児童数も減少していることから利用者が少ないという声もある。一 ショップ」を開催し、必要 ショップ」を開催し、必要
方、子どもが安全に遊べる公園の要望もあることから、管理方法を検討していく必要がある。
な利用形態等を検討。 な利用形態等を検討。
127
健康づくり課 地域自殺対策緊急強化基金事業
要改善
経費を必要としない啓発活動等を実施する。
137-3 環境保全課
効果額
(H28-H27)
経費を必要としない啓
発活動のみの実施とす
る。
今後、人口の減少や高齢化により土地管理が行き届かなくり、このような苦情の増加が懸念される。
消防署と協議のうえ実
現況では「富津市まちをきれいにする条例」において草刈り指導を実施しているところであるが、強制力はな 施
く、あくまでもお願いの範囲での指導となっている。このことから、行政代執行を条例に加えたらどうかとの検
討もしたが、当市は住宅地よりも農地や山林が多く、どこまで強制できるかの線引きに難しい点がある。
現状での指導後の改善率は80%程度であるが、今後は消防署との連携を図り改善率の向上を目指したい。
雑草苦情については、冬場の枯れ草等の場合は火災予防の観点から消防署で指導を行っていることから、市内
空き地情報等を消防署と共有するなどし、両者で連携のもと効率で適切な指導を行うこととする。
経費を必要としない啓
発活動のみの実施とす
る。
見直し結果の反映
経費を必要としない啓
発活動のみの実施とす
る。
見直し結果の反映
0
▲ 582,000
空地の雑草に対する指導要綱事
務
要改善
環境保全課
火葬場管理運営事業
要改善
・これまで市の予算で茶葉の提供を行ってきたが、平成28年度から廃止する。
事業について見直し
・富津聖苑の定期清掃(館内ワックスがけ等)について、平成27年度は年間4回実施して来たが、これを3回
に減らす。
・富津聖苑業務委託料の長期継続年数については、現行3年契約であるが、これを5年契約にしたときに契約金
が削減ができるかを検討する。
・火葬場使用料については、消費税改訂にあわせて料金改定ができないか、君津市と調整を行う。
・火葬場共同処理負担金については、平成18年度から事業経費の5%を事務費として加算しているが、人件費
相当に見合う金額を加算すべきとして君津市と調整を行う。
見直し結果の反映
見直し結果の反映
▲ 2,100,000
145-3 環境保全課
環境監視指導員関係
要改善
見直し結果の反映
見直し結果の反映
0
145-6 環境保全課
鳥獣関係
要改善
環境監視員については、不法投棄等の抑制や残土運搬等の早期発見や抑制に寄与していることから、現行どお 改善案の検討
り実施する。なお、同様に環境監視員を配置している君津市や袖ケ浦市も環境監視パトロールのみ実施してい
る。業務の性格上、不当要求や暴力行為に対応するため警察官OB(もう一方は、残土埋立て等の技術的確認の
ための土木技術職員OB)を非常勤特別職としているが、任期満了後は、警察官OB1名、非常勤一般職1名の体
制に変更する。
・被害発生場所等の違いにより、同じ事務を複数の担当課で実施しているので、事務の統合が必要と考える。
・捕獲鳥獣の処分を県に持ち込み行っているが、処分先(千葉県射撃場)が遠く事務が煩雑になっているので、
処分方法の見直しの検討が必要だが、アライグマ防除実施計画では、殺処分方法まで規定されていることから、
現状では、殺処分方法の変更は、難しいと思われる。
145-7 環境保全課
企業進出・協定関係
要改善
緑化協定については、緑地を保全するため、事業所の面積に応じて県、市、事業所の三者(事業所の面積が 事業についての見直し
10,000㎡以上)あるいは市、事業者の二者(500㎡以上10,000㎡未満)で協定を締結しているが、市と事業所の を検討する。
二者による協定の締結については、県内でも緑化協定制度を設けている市町村は13市町村にとどまり、都市部の
自治体と比べ緑豊かな当市において、協定を締結してまで緑地を保全しなければならない必要性は低く、廃止も
含め、協定を要する事業所の面積を見直すなど改善する必要がある。なお、工場立地法との関係もあり、企画課
と協議が必要である。
146-1 環境保全課
花いっぱい運動事業
要改善
管理できない、人が常駐しない施設への花植をやめる。一年草から多年草に切替え、経費削減する。
146-2 環境保全課
環境美化団体事業
要改善
144
事業についての見直し
を検討する。
0
0
0
見直し結果の反映
見直し結果の反映
環境保全課内に事務局を置いている「まちを美しくする会」、「湊川を美しくする会」について、事務局を移 事業についての見直
行する方向で協議していく。環境美化補助金交付要綱を広く周知し、該当する団体があれば交付していく。
し・協議検討
事業についての見直
し・協議検討
事業についての見直
し・協議検討
▲ 10,000
0
147
環境保全課
大気汚染対策事業
要改善
見直し結果の一部反映
・煙道排ガス調査は協定に基づき実施しているが、調査結果は安定しているため、検査回数削減を行う。
・大気汚染分析検査については、ダストジャーによる調査は平成27年度より調査地点の近い場所を削減しており、
降下ばいじんの苦情もあることなどから、これ以上の削減は難しいと考えられる。浮遊粉じんに対しては、ローボ
リュームエアサンプラーによる調査を湊地区で実施しているが、機械の老朽化が進んでいることから調査を終了することを
検討する。なお、同様の調査を下飯野にて千葉県が実施しているため、調査は継続される。
見直し結果の一部反映
見直し結果の一部反映
▲ 246,000
148
環境保全課
水質汚濁対策事業
要改善
・調査地点や回数、項目の見直しを行う。
見直し結果の反映
見直し結果の反映
見直し結果の反映
▲ 184,000
149
環境保全課
地球温暖化対策事業
要改善
住宅用太陽光発電システムの設置者に設置費用の一部を助成することで、住宅用太陽光発電システム設置の普
及、拡大が図られ、東日本大震災を起因とするエネルギーの安定供給対策及び地球温暖化防止に有効であるた
め、引き続き事業を実施する必要がある。(全額県の補助金を活用)
今後は、補助金交付者に対し、太陽光発電システムの設置に関するアンケート調査等の実施を検討しながら、
対象設備の拡大を視野に事業を継続していく。
・アンケート調査等の
実施
・対象設備の拡大検討
及び要綱等の規則整備
の実施
見直し結果の反映
見直し結果の反映
0
150
環境保全課
放射線対策事業
要改善
・新たな放射能による汚染が発生していないことから、測定結果を見ながら調査地点や回数の見直しを適宜実施 見直し結果の反映
する。
見直し結果の反映
見直し結果の反映
▲ 121,000
2
備考
事業
番号
所 属
151-3 環境保全課
事業名
対応
方針
資源ごみ回収活動推進事業
要改善
今後の取組スケジュール
説 明
H28
資源ごみの回収は集団回収の他に通常のごみステーションでの無料回収を実施しており、全てをごみステー 助成額の適正について
ション回収に転換した方が良いとの考えもあるが、集団回収は子供会や小中学校での活動が主であり、資源の有 協議検討
効活用だけでなく、身近なごみ減量学習の場として、子供たちが物を大切にする心を育てるとともに、交付され
た助成金は地域内での親睦やコミュニティの活性化に有効活用されている。
また、今まで集団回収されていた資源ごみが可燃ごみに流れ、処理費が現行以上となることも懸念されるの
で、当制度は現行のまま継続したいと考る。
ただし、助成額(回収団体3円、引取団体1円)が適正かどうか、近隣市等の制度も参考にしながら、再度、
協議検討を実施する。
木更津市、君津市、袖ケ浦市、本市により、かずさクリーンシステムごみ処理委託費低減活動「チャレンジ1 改善案の実施
0」と称して検討をしている。
(現状処理している4市のごみ以外のごみをかずさクリーンシステムの処理能力の余力範囲において受け入れ、
4市の負担を低減を目的としている。)
154
環境保全課
君津地域広域廃棄物処理事業
要改善
156
環境保全課
クリーンセンター管理運営事業
要改善
184
商工観光課
市民の森管理運営事業
要改善
施設の維持管理に係る経費の削減は困難であるため、今後更に施設のPRを行い、集客の増につなげる。
199-7 商工観光課
市観光協会関係事務
要改善
富津市観光協会の組織の統合を促しながら、観光誘致の促進を図る。
204-3 商工観光課
高宕山自然動物園管理運営事業
要改善
当該施設を廃止するとしても、サルの寿命は25年程度であることから、オス、メスを分けての飼育や避妊を
行っても25年間は飼育を継続する必要があるので、施設の運営を継続することを前提に改善が必要と考える。
今後、柵のエリアを縮小して鉄骨の施設に改修するとともに、個体識別を可能にする処置(マイクロチップ)
を行うことで、積極的なPRが可能な施設にする。
対象建築年等の見直しを検討する。
耐震改修促進計画の改
訂
・用役原単価の低減 ・売電収入の向上 ・処理対象ごみの拡大 ・補修費の抑制 ・管理費のスリム化
・クリーンセンター運営費受益者負担金(東日本リサイクル・東電・日鉄住金)について、当該年度処理量によ 事業について見直し
り負担金を精算する方法を検討する。(現行の徴収方法としては、予定処理量を元に負担額を算出し、それを納
付してもらい、過不足分については翌年度の負担金で精算するものとしている。)
・し尿処理場管理業務委託料について現行3年契約であるが、これを5年契約にしたときに契約金が削減ができ
るかを検討する。
・し尿処理手数料について、現在、4市同額で10kg/4.3円であるが、消費税改訂にあわせて料金改定ができない
か4市で調整を行う。
H29
H30
効果額
(H28-H27)
見直し結果の反映
見直し結果の反映
0
見直し結果の反映
見直し結果の反映
▲ 26,667,000
見直し結果の反映
見直し結果の反映
0
0
組織統合に向けた準備
組織統合に向けた準備
組織統合
0
0
234
都市政策課
住宅・建築物耐震改修等事業
要改善
248
総務予防課
詰所等管理事業
要改善
249
総務予防課
車両維持管理事業
要改善
259
学校教育課
就学指導関係費 就学時健康診
断報償費
要改善
小学校ごとに行われていた就学時健康診断を青堀小、富津地区、大佐和地区、天羽地区の4会場で実施するこ 医師6名減
とにより、医師の人数を見直した。従来、次年度入学予定児童の健康状態を把握するため、各学校ごとに青堀小
4名、他の小学校2名(10校×2名=20名) 計24名の医師に依頼し、実施していた。
合同で実施することで、学校の負担軽減にもつながるため、校長会・医師会と協議し、青堀小以外は合同での
実施とした。
医師の人数を18名に削減することにより、報償費の減額となる。
継続
継続
▲ 150,000
264
学校教育課
教育センター費(教育総務費)
要改善
自立支援事業について運営委員会議の効率化を図り、会議回数の削減をする。年間5回の会議を4回にする。 ・自立支援事業の運営
教育相談事業では、はまかぜ教育相談の相談実態を検討した結果、相談回数の削減を図る。年間10回の教育 委員会議を5回から4
相談を9回に削減する。
回に削減する。
・教育相談事業のはま
かぜ教育相談の回数を
年間10回から9回に
削減する。
継続
継続
▲ 33,000
266
275
学校教育課
小中学校保健管理費
学校医等報酬
要改善
各小中学校に委嘱している学校歯科医の人数改善。
児童生徒数に見合う委嘱人数 (児童生徒350人に対して1人委嘱)
小学校2人減・中学校3人減。学校歯科医の人数変更により報酬費の削減となる。
継続
継続
▲ 565,000
消防団の組織は、市政施行時には拠点数37個、団員数1,100人以上であったが、現在は、「消防団の将
来計画」により拠点数は16個となっている。拠点数の削減に関しては、各地域の代表である区長を始めとした
役員の方々と数年に渡り協議をし、現在の拠点数とした。
消防団組織を統廃合した際に要望や地域の実情により、1個部で2台の車両を保有している部があり管理する
ため詰所のほかに機庫を保有している部がある。
機庫は8施設あるが、1個部1詰所が目標であり今後、更新時に2台を収納できる詰所の建築または、車両削
減について検討している。
また、現在未使用な施設が1施設あり次年度解体する予定である。
消防団の拠点数は、以前は37個であったが、統廃合を実施し現在は、「消防団の将来計画」により、拠点数
は16個となった。拠点数の削減に関しては、各地域の代表である区長を始めとした役員の方々と数年に渡り協
議をし現在の拠点数となった。
統廃合時、要望や地域の実情により、1個部で2台の車両を保有している部があるが、車両の削減、小型化に
ついて検討している。
合 計
効果額未定
詰所解体(1施設)
詰所更新(1施設)
詰所更新(1施設)
機庫解体(1施設)
車両1台廃車26台→25
台
委嘱歯科医5名減
(小学校2校・中学校
3校)
効果額未定
▲ 133,000
▲ 31,815,499
3
備考
資料7
富津市公共施設等総合管理計画
平成28年3月
富
津
市
目
次
第1章
1
2
計画の概要 ………………………………………………………………… 1
背景・目的 ……………………………………………………………………… 1
計画の位置付け ………………………………………………………………… 2
3
対象範囲 ………………………………………………………………………… 2
第2章
公共施設等の現状と将来予測 …………………………………………… 3
1 対象施設 ……………………………………………………………………… 3
(1)公共施設 …………………………………………………………………… 3
(2)インフラ …………………………………………………………………… 9
2 人口の見通しと課題 …………………………………………………………10
3 財政状況の見通しと課題 ……………………………………………………12
4 将来負担コストの見通し ……………………………………………………14
(1)公共施設 ……………………………………………………………………14
(2)インフラ ……………………………………………………………………15
(3)将来負担コストの推計 ……………………………………………………15
第3章
公共施設等の総合的かつ計画的な管理に関する基本的な方針 ………16
1 計画期間 ………………………………………………………………………16
2 基本方針 ………………………………………………………………………16
(1)公共施設 ……………………………………………………………………16
(2)インフラ ……………………………………………………………………17
3 計画の推進に向けて …………………………………………………………17
(1)取組体制 ……………………………………………………………………17
(2)個別施設計画の策定 ………………………………………………………18
(3)PPP/PFIの活用
……………………………………………………18
(4)広域的な連携 ………………………………………………………………18
(5)住民との情報共有・合意形成 ……………………………………………18
(6)フォローアップ体制 ………………………………………………………18
第4章
施設類型ごとの基本的な方針 ……………………………………………19
1 公共施設 …………………………………………………………………………19
(1)市民文化系施設・社会教育系施設 ………………………………………19
(2)スポーツ・レクリエーション施設 ………………………………………20
(3)学校教育施設 ………………………………………………………………21
(4)子育て支援施設 ……………………………………………………………22
(5)保健・福祉施設 ……………………………………………………………23
(6)行政系施設 …………………………………………………………………24
(7)市営住宅 ……………………………………………………………………25
(8)公園 …………………………………………………………………………26
(9)供給処理施設・その他施設 ………………………………………………27
(10)上水道施設 ………………………………………………………………28
2 インフラ …………………………………………………………………………29
(1)道路・橋りょう ……………………………………………………………29
(2)上水道 ………………………………………………………………………29
(3)下水道 ………………………………………………………………………29
資料1
更新費用の試算方法
資料2
予防保全型維持管理とリスクベースメンテナンス
資料3
「富津市の公共施設等に関するアンケート調査」結果 ……………35
用語の解説
……………………………………………………31
…………………34
…………………………………………………………………………41
第1章
1
計画の概要
背景・目的
一般的にハコモノと呼ばれる公共施設は、経済成長を背景に人口増加に比例するかたち
で整備されてきており、本市でも昭和40年代後半から50年代後半にかけて整備が集中
している状況です。これらの施設は、近い将来一斉に老朽化し、更新の時期を迎えること
になり、道路・橋りょう等のインフラを含めた社会資本の更新に膨大な財政負担が必要と
なってきます。
また、これに重ね合わせるように我が国は、総人口が減少に転じ、今後、施設は過剰に
なるとともに、財政資源となる税収の増加は見込めないことが予想されます。
このような中、国も地方も社会資本の更新を行うことに関し、計画なくして進めること
は考えられません。
これに関連して平成26年4月22日に総務省から全ての自治体に対し、保有する公共
施設、道路・橋りょう等といったインフラ(以下「公共施設等」という。
)の状況、更新
費用の見込みと基本的な方向性を示した、公共施設等総合管理計画の策定要請がありました。
「公共施設を再配置する」ということは、住民の身近にある公共施設の在り方を根本的
に見直すことであり、それは、時として、住民生活に大きな影響を及ぼす場合があります。
しかし、厳しい財政状況が続く中、次世代への負担をできる限り軽減し、平準化するため
にも、公共施設の全体を把握した上で、長期的視点をもって、更新・統廃合・長寿命化等
の公共施設再配置を着実に実行していく必要があります。
そこで、今後の公共施設再配置に向けた本市の取組の基本的な考え方を示すものとして、
「富津市公共施設等総合管理計画」を策定します。
1
2
計画の位置付け
本計画は、国において急速な公共施設等の老朽化への対応として決定された「インフラ
長寿命化基本計画」
(平成 25 年 11 月策定)に基づき、公共施設等の維持管理・更新等
を着実に推進するための取り組み方策を明らかにする「行動計画」として地方公共団体に
策定を求められたものです。
また、この「行動計画」に基づき、施設ごとの具体的な対応方針を定める「個別施設計
画」を策定することとされています。
インフラ長寿命化基本計画
(基本計画)【国】
インフラ長寿命化計画
(各省庁が策定)【国】
(行動計画)
個別施設計画
(公共施設)
3
公共施設等総合管理計画
(地方公共団体が策定)【地方】
(行動計画)
個別施設計画
(各種インフラ)
個別施設計画
個別施設計画
(公共施設)
(各種インフラ)
対象範囲
本計画の対象とする市有財産は、公有財産に分類されるもので、市民の生活に密接に関
わっている公共施設及び道路・下水道等のインフラ施設、土地とします。
市有財産
基金
債権
物品
公有財産
公共施設
インフラ施設
庁舎、消防施設、
道路、橋りょう、
集会施設、学校、
上下水道など
スポーツ施設など
対象範囲(公共施設等)
2
土
その他
地
動産など
第2章
1
公共施設等の現状と将来予測
対象施設
(1)公共施設
①
保有施設面積と人口推移
本市の保有施設の面積推移を見ると、ほぼ半数を昭和 50 年代後半にかけて整備
してきました。その後、平成 6 年まで市役所庁舎や各小中学校の改修など大規模な
整備を継続してきました。近年では、平成 18 年に富津市クリーンセンターと富津中
学校、平成 25 年には富津市消防防災センターといった大規模な整備を行なっています。
また、市制施行時の昭和 46 年から平成 26 年までの人口推移を見ると、昭和 60
年の 56,777 人をピークに減少し続けています。
延床面積(㎡)
保有施設面積と人口推移
人口(人)
56,777
180,000
168,295
172,478
55,000
160,000
149,251
54,281
140,000
50,000
120,000
46,066
100,000
45,000
80,000
40,000
60,000
40,000
30,007
35,000
20,000
0
S46 S48 S50 S52 S54 S56 S58 S60 S62 H1 H3 H5 H7 H9 H11 H13 H15 H17 H19 H21 H23 H25
30,000
<※各年10月1日現在 常住人口>
延床面積
②
人口
分類別施設状況
本計画で対象とする公共施設の総量は、平成27年3月末において 227 施設、総
延床面積は 172,478.34 ㎡です。本市の施設の分類別割合では、学校教育施設が
55.0%、次いで市役所本庁舎・出張所・消防施設等の行政系施設が 12.5%、公民
館・集会所等の市民文化系施設が 6.7%の順となっています。
3
分類別施設割合
上水道施設
2.1%
供給処理施設
2.9%
市民文化系施設
6.7%
社会教育系施設
0.6%
その他
6.5%
公園
2.2%
スポーツ・レクリ
エーション施設
3.3%
市営住宅
4.5%
行政系施設
12.5%
学校教育施設
55.0%
保健・福祉施設
1.1%
子育て支援施設
2.6%
③
年別施設状況
公共施設は、老朽化の度合いに応じて順次、大規模改修や更新が必要となり、一般
的に鉄筋コンクリート造の建物は、建築後30年程度経過すると大規模改修が、60
年程度経過すると更新が必要となると言われています。
本市の施設状況は、築30年以上の施設が 41.6%を占めており、今後、大規模改
修や更新が集中する時期の到来が見込まれます。
年別施設状況
延床面積(㎡)
累計面積割合
18,000
100%
旧耐震基準施設(S56年以前)
16,000
90%
80%
14,000
70%
12,000
60%
10,000
50%
8,000
40%
6,000
30%
4,000
20%
2,000
10%
0%
市民文化計施設
学校教育施設
行政系施設
供給処理施設
築年順累計面積割合
社会教育系施設
子育て支援施設
市営住宅
上水道施設
4
スポーツ・レクリエーション施設
保健・福祉施設
公園
その他
H26
H24
H22
H20
H18
H16
H14
H12
H10
H8
H6
H4
H2
S63
S61
S59
S57
S55
S53
S51
S49
S47
S45
S43
S41
S39以前
0
④
施設分類
本計画における施設分類は、一般社団法人地域総合整備財団が提供する「公共施設
等更新費用試算ソフト」
(以下「試算ソフト」という。)の分類表を参考とします。
大分類
中分類
主な施設
棟数
施設数
延床面積(㎡)
集会施設
コミュニティセンター、集会所
6
6
1,775.50
文化施設
公民館、市民会館
6
4
9,741.28
博物館等
青堀駅東口史跡情報案内所、富津埋立記念
館、文化財収蔵庫
5
3
955.00
スポーツ施設
総合社会体育館、浅間山運動公園、運動広場
4
4
4,668.00
レクリエーション
施設・観光施設
市民の森、金谷海浜公園、高宕山自然動物園、
海水浴場トイレ、志駒公衆トイレ、鋸山登山道トイ
レ、富津観光案内所
20
9
990.35
学校
小学校(12校)、中学校(5校)
156
17
92,176.00
その他教育施設
共同調理場、旧環南小学校
11
3
2,664.00
子育て支援施設
幼保・こども園
保育所(7か所)
7
7
4,528.35
保健・福祉施設
高齢者福祉施設
ふれあいシニア館、老人憩の家
6
6
1,941.18
庁舎等
富津市役所本庁舎、連絡所(富津、関豊)
7
3
15,807.87
消防施設
消防防災センター、天羽分署、詰所・機庫、防
災備蓄倉庫
34
31
5,797.38
市営住宅
市営住宅
市営住宅(12か所)
90
12
7,730.60
公園
公園
市民ふれあい公園、児童遊園地、都市公園、
市立公園、その他公園等
28
53
3,765.00
供給処理施設
供給処理施設
環境センター、クリーンセンター、一般廃棄物
最終処分場
7
3
5,030.69
上水道施設
上水道施設
浄水場、配水池、ポンプ室等
47
37
3,641.36
その他
その他
富津聖苑、大気汚染測定局、その他普通財産
37
29
11,265.78
471
227
172,478.34
市民文化系施設
社会教育系施設
スポーツ・レクリ
エーション施設
学校教育施設
行政系施設
合
計
5
⑤
地区別公共施設設置状況
本市の公共施設の分布状況を見る区分として、市制施行前の旧町である富津・大佐
和・天羽の3地区と、小学校区別の 12 地区(平成 26 年度末現在)を設定します。
地区別の主な公共施設の設置状況は、以下のとおりです。
地区別公共施設設置状況
分類
富津
富津地区
青堀
飯野
大貫
大佐和地区
吉野
佐貫
市民文化系施設
集会施設
文化施設
大堀2区集会所
飯野コミュニテ
ィセンター
富津公民館
佐貫コミュニテ
ィセンター
中央公民館
社会教育系施設
博物館等
富津埋立記念館
青堀駅東口史
跡情報案内所
(古墳の里ふ
れあい館)
富津運動広場
総合社会体育館
千種新田収蔵庫
スポーツ・レクリエ
ーション施設
スポーツ施設
レクリエーション
施設・観光施設
新富運動広場
富津海水浴場
トイレ
布引海岸公衆
用トイレ
新舞子海水浴
場トイレ
富津観光案内所
学校教育施設
学校
その他教育施設
富津小学校
青堀小学校
飯野小学校
大貫小学校
富津中学校
大貫中学校
富津小学校単
独調理場
青堀小学校単
独調理場
飯野小学校単
独調理場
大貫共同調理場
吉野小学校
佐貫小学校
佐貫中学校
子育て支援施設
幼保・こども園
飯野保育所
6
吉野保育所
佐貫保育所
分類
富津
富津地区
青堀
飯野
大貫
大佐和地区
吉野
佐貫
保健・福祉施設
富津老人憩の家
高齢福祉施設
青堀ふれあい
シニア館
大貫ふれあい
シニア館
大佐和老人憩
の家
行政系施設
庁舎等
消防施設
富津連絡所
消防団詰所
(1-1)
消防団詰所
(1-2)
消防団詰所
(3-1)
消防団詰所
(3-2)
富津地区防災
備蓄倉庫
富津市役所本
庁舎
富津市消防防
災センター
消防団詰所
(2-1)
旧消防団詰所
(2-1)
大貫連絡所
(中央公民館内)
消防団詰所
(4-1)
消防団機庫
(4-1)
旧消防団詰所
(旧 4-1)
大佐和地区防
災備蓄倉庫
本山団地
亀尾団地
東外林団地
平野団地
消防団詰所
(5-1)
佐貫連絡所
(亀田浄水場内)
消防団詰所
(6-1)
消防団機庫
(6-1)
神妻配水池
亀田浄水場
市営住宅
富津団地
市営住宅
向根団地
新小原団地
公園
富津児童遊園地
市民ふれあい
公園
富津臨港公園
青堀児童遊園地
飯野児童遊園地
大貫海浜児童
遊園地
岩瀬児童遊園地
青堀駅裏公園
大堀第1号公園
大堀第2号公園
大堀第3号公園
公園
大堀第4号公園
大堀第5号公園
青木公園
若葉公園
青木第4号公園
青堀駅西口公園
供給処理施設
クリーンセンター
一般廃棄物最
終処分場 汚
水処理施設
( 供給処理施設)
上水道施設
上飯野第1配
水池
上飯野第2配
水池
(上水道施設)
小久保ダム
大坪山配水池
亀田送水ポン
プ場
宝竜寺受水槽
その他
(その他)
大気汚染測定
局富津測定局
大気汚染測定
局大堀測定局
富津聖苑
7
大気汚染測定局
小久保測定局
大気汚染測定
局鶴岡測定局
分類
天羽地区
湊
天神山
竹岡
金谷
天神山コミュ
ニティセンター
竹岡コミュニテ
ィセンター
金谷コミュニテ
ィセンター
環
関豊
市民文化系施設
集会施設
文化施設
市民会館
峰上地区公民館
社会教育系施設
博物館等
スポーツ・ レクリエ
ーション施設
スポーツ施設
富津市浅間山
運動公園
金谷海浜公園
レクリエーション
施設・観光施設
志駒公衆トイレ
鋸山登山道ト
イレ
富津市民の森
高宕山自然動
物園
学校教育施設
学校
その他教育施設
湊小学校
天神山小学校 竹岡小学校
金谷小学校
環小学校
天羽中学校
天羽東中学校
天羽共同調理場
旧環南小学校
関豊小学校
子育て支援施設
幼保・こども園
中央保育所
竹岡保育所
金谷保育所
峰上保育所
保健・福祉施設
高齢福祉施設
関豊ふれあい
シニア館
天羽老人憩の家
行政系施設
庁舎等
天羽行政セン
ター(市民会
館内)
金谷連絡所
(金谷コミュニテ
ィセンター内)
峰上出張所
(峰上地区公
民館内)
関豊連絡所
消防団詰所
(10-1)
消防団機庫
(10-1)
消防団詰所
(11-1)
消防団機庫
(11-1)
消防団詰所
(11-2)
消防団機庫
(11-2)
消防団詰所
(12-1)
消防団機庫
(12-1)
消防署天羽分署
消防施設
消防団詰所
(7-1)
消防団詰所
(7-2)
天羽地区防災
備蓄倉庫
消防団詰所
(8-1)
消防団機庫
(8-1)
消防団詰所
(9-1)
消防団機庫
(9-1)
市営住宅
市営住宅
岩坂団地
萩生団地
為木山団地
竹岡団地
望井団地
公園
神田橋川面親
水公園
公園
湊親水公園
上総湊駅前公園
供給処理施設
( 供給処理施設)
富津市環境セ
ンター
上水道施設
(上水道施設)
岩坂浄水場
竹岡第1配水池
岩坂配水池
竹岡第2配水池
関尻配水池
犬吠配水池
その他
(その他)
大気汚染測定
局岩坂測定局
大気汚染測定
局金谷測定局
8
(2)インフラ
本市が保有しているインフラは、以下のとおりです。
①
道路等
区
道路
分
路線数
26
48,316.80
390,622
2 級市道
48
64,467.80
338,341
988
383,046.30
1,854,072
1,062
495,830.90
2,583,035
3
371.20
―
農道
6
9,491.00
47,508
林道
10
30,499.00
115,137
その他
合計
自転車歩行者道
区
分
本数
橋りょう
②
面積(㎡)
1 級市道
市道
出典
延長(m)
193
延長(m)
面積(㎡)
2,930.80
19,234
市道:道路台帳(H27.3)、農道:固定資産台帳(H25)、林道:固定資産台帳(H25)、
橋りょう:橋調書(H27.3)
上水道
区
上水道
簡易水道
出典
③
分
延
長 (m)
導水管
21,238.53
送水管
23,302.64
配水管
421,470.92
合計
466,012.09
山中地区
508.9
合計
508.9
上水道:H26 管敷設延長一覧表、簡易水道:固定資産台帳(H25)
下水道
区
下水道
農業集落排水
出典
分
延
長 (m)
公共下水道
92,589.03
合計
92,589.03
川名川
3,397
岩瀬川
1,640
西新川
1,955
合計
6,992
下水道:下水道台帳(H27.3)、農業集落排水:固定資産台帳(H25)
9
2
人口の見通しと課題
本市の人口は、昭和 60 年から平成 26 年までの 29 年間に約 10,000 人減少してい
ます。この間、少子高齢化の進行により、年少(15 歳未満)人口の減少と老年(65 歳
以上)人口の増加が顕著にみられ、平成 7 年から老年人口が年少人口を上回る状況とな
っています。
また、平成 18年から平成 27年までの9年間の地区別の推移は、富津地区が 246 人
の減少、大佐和地区が 1,892 人の減少、天羽地区が 2,213 人の減少となっており、大佐
和地区及び天羽地区は人口減少が大きく進んでいます。
国立社会保障人口問題研究所公表の「日本の地域別将来推計人口」
(平成 25 年 3 月推
計)によると、25年後の平成 52 年には本市の人口は、30,769 人となる見込みであ
り、更なる生産年齢人口の減少と少子高齢化の進行が予測されています。
年齢階層別推計人口(H27以降は推計値)
(人)
60,000
56,777
54,855 54,273
55,000
52,814
7,228
8,223
50,000
50,162
48,011
9,778
11,416
45,000
45,501
42,778
12,758
39,863
13,974
40,000
36,862
15,479
35,000
33,818
15,941
30,769
15,575
30,000
38,000
14,932
37,287
14,117
36,311
25,000
34,207
13,448
31,444
20,000
29,028
25,849
23,311
15,000
21,294
19,344
10,000
5,000
11,549
9,345
8,184
7,191
5,960
H2
H7
H12
老年人口
H17
15,240
5,009
4,173
3,526
2,994
2,586
2,302
2,081
H22
H27
H32
H37
H42
H47
H52
0
S60
17,399
生産年齢人口
年少人口
<※各年10月1日現在 常住人口 年齢不詳は除く>
10
地区別人口推移
(人)
55,000
51,216
50,664
50,000
45,000
13,949
13,767
50,022
13,500
49,636
13,340
49,214
13,073
48,695
12,823
48,205
12,554
47,982
47,411
46,865
12,367
12,101
11,736
40,000
天羽地区
35,000
30,000
14,916
14,724
14,541
14,298
14,103
13,897
13,707
13,511
13,216
13,024
大佐和地区
25,000
20,000
15,000
22,351
22,173
21,981
21,998
22,038
21,975
21,944
22,104
22,094
22,105
富津地区
10,000
H18
H19
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26
H27
〈※各年 4 月 1 日現在 住民基本台帳人口〉
小学校区別人口(平成27年度)
(人)
竹岡
2,064
大貫 6,355
吉野 3,721
天神山
湊
佐貫 2,948 3,730 1,636
金谷
1,459
環
2,126
富津 5,814
飯野 5,470
青堀 10,821
関豊
721
0
5,000
10,000
15,000
20,000
25,000
30,000
35,000
40,000
45,000
50,000
〈※各年4月1日現在 住民基本台帳人口〉
11
3
財政状況の見通しと課題
本市の財政状況は、市の預金である財政調整基金の残高が平成 26 年 3 月末にわずか 2
億円となり、同年 8 月に発表された中期収支見込み(平成 27 年度から平成 31 年度)
では、5 か年間の累計で約 28 億円の財源不足が見込まれました。その後の経営改革の集
中的な取組により財政調整基金を積み増し、財源不足はかろうじて解消する見込みとなり
ました。しかしながら依然、市債残高は多額であり、財政構造の抜本的な転換に向けて、
引き続き経営改革を強力に推進することが求められています。
このような中、ますます複雑化・多様化する行政課題への対応、社会保障費の増加、更
に防災・減災対策や公共施設の老朽化に伴う維持管理や建替費用の増大など課題が山積み
です。
今後は、
「富津市まち・ひと・しごと創生総合戦略」を着実に推進し、創意工夫を凝ら
した事業の拡充を図るとともに、各種分野施策について、迅速かつ的確に推進しなければ
なりません。
さらに、将来の人口減少を見据え、持続可能な行政経営を実現するため、すべての事業
を原点から見直し、必要性、優先性を精査するとともに、社会情勢の変化に応じた事業の
再構築が必要になります。
歳入決算額の推移
(億円)
180
179.8
176.8
165.6
160
32.9
157.6
33.4
140
16.6
160.7
160.4
27.7
23.9
20.6
2.6
167.0
25.5
13.2
16.2
16.6
21.6
21.2
24.0
31.9
2.0
1.3
1.7
1.9
14.8
157.4
25.5
25.2
28.4
100
164.1
33.6
8.1
120
162.0
12.3
27.0
5.4
4.2
その他
16.2
市 債
25.4
11.9
26.0
27.8
33.5
26.1
31.3
国県支出金
7.2
7.1
地方交付税
89.7
86.4
84.6
市 税
H24
H25
H26
6.0
80
60
96.2
92.4
93.6
91.9
40
89.7
93.7
H21
H22
95.5
20
0
H17
H18
H19
H20
12
H23
歳出決算額の推移
(億円)
180
176.2
172.0
159.4 159.3
14.9
160
151.1
16.4
140
16.6
13.4
17.1
18.0
14.3
11.6
16.8
120
11.9
33.4
100
16.8
80
30.3
60
158.6
159.9
154.2
14.6
18.8
18.4
20.4
13.2
13.8
13.9
15.1
13.4
12.3
12.7
12.3
16.4
21.2
18.2
160.1
152.5
20.3
その他
19.9
20.5
繰出金
14.8
15.4
公債費
9.4
7.9
19.8
12.8
14.2
27.2
17.1
22.1
25.7
18.2
18.8
19.3
20.6
26.6
29.3
30.0
30.4
33.2
扶助費
25.4
25.9
25.0
26.8
25.6
26.4
26.3
25.6
25.0
物件費
人件費
投資的経費
40
48.7
20
47.4
46.6
45.1
43.0
41.9
41.3
40.5
39.5
37.8
H18
H19
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26
0
H17
市債と財政調整基金の残高推移
(億円)
160
140
117.3
120
100
123.1
116.4
30.3
34.6
87.0
81.8
38.0
132.6
136.3
136.8
40.7
45.4
51.4
53.8
89.1
87.2
84.9
83.0
129.8
152.6
150.2
149.9
58.8
64.9
71.1
91.4
85.0
81.5
80
60
40
20
6.6
85.1
6.6
4.9
3.0
7.0
5.0
3.0
6.6
2.0
4.0
0
H17
H18
H19
臨時財政対策債
H20
H21
H22
臨時財政対策債以外
13
H23
H24
H25
財政調整基金残高
H26
4
将来負担コストの見通し
試算ソフトを用いて、対象となる公共施設及びインフラに平成27年度から50年間で
発生する更新費用を推計した上で、将来の負担コストを試算します。
(1)公共施設
①
更新費用
現在保有する公共施設を、全て同じ規模のまま保有する前提で試算すると、今後
50 年間の累積更新費用の総額は 624.8 億円、年平均では 12.5 億円のコストがかか
ることになります。
②
投資額の実績
本市の過去 5 年間(平成 22 年度から平成 26 年度)の投資的経費のうち、公共施
設に係る経費の年平均は約4.9億円となっています。また、このほかにも既存施設の
修繕等に係る経費が年平均で約 1 億円あり、公共施設への投資額の合計は、年平均で
約 5.9 億円となります。
この投資額が今後も可能であると仮定すると、累積更新費用の年平均 12.5 億円は、
年平均約 6.6億円の不足が生じることとなり、このまま公共施設を全て維持していく
には、今後、毎年度約 2.1 倍の費用が必要となることになります。
(億円)
(億円)
公共施設の将来更新費用・累積額の推計
120
700
50年間累積更新費用
624.8億円(12.5億円)
100
650
600
投資可能額
295億円(5.9億円/年)
550
不足額 329.8億円
(6.6億円/年)
80
500
450
72.16
400
60
350
更新費用累積額
200
投資可能額累計
14
更新費用
H75
H73
H71
H69
H67
H61
H59
H57
H55
2.48
H65
9.63
H63
150
20.47
15.33
9.28
100
8.57
5.71
50
16.61
15.89
H53
H47
H45
H43
H41
H39
H35
H33
H31
H29
H37
15.11
8.35
7.18
2.38 4.20
250
26.19
H51
17.30
13.64
9.28
H27
40.97
23.51
24.81
H49
26.11
0
41.58
35.31
30.2629.33
40
20
300
37.95
42.48
0
(2)インフラ
① 更新費用
現在保有する道路、橋りょう、上下水道の管路は同じ面積・延長等で保有すること、
農道・林道、簡易水道、農業集落排水設備は対象外とすることを前提で試算すると、
今後 50 年間の累積更新費用の総額は 1,550 億円、年平均では 31 億円のコストが
かかることになります。
区分
1年当たり更新費用推計値(億円)
道路
13.7
橋りょう
1.7
上水道
11.7
下水道
3.9
※それぞれの試算方法は、P31 資料1参照
②
投資額の実績
本市の過去 5 年間(平成 22 年度から平成 26 年度)の投資的経費のうち、イン
フラに係る経費の年平均は約 9.9 億円となっています。また、このほかにも既存イ
ンフラの修繕等に係る経費が年平均で約 2.2億円あり、インフラへの投資額の合計
は、年平均で約 12.1億円となります。
この投資額が今後も可能であると仮定すると、累積更新費用の年平均 31 億円は、
年平均約 18.9億円の不足が生じることとなり、このままインフラを全て維持してい
くには、今後、毎年度約 2.6倍の費用が必要となることになります。
(3)将来負担コストの推計
現在保有する公共施設とインフラを、同じ規模のまま保有する前提で試算すると、
今後 50 年間の累積更新費用の総額は 2,174.8 億円、年平均では 43.5 億円のコスト
がかかることになります。また、公共施設とインフラの投資額の合計は、年平均で約
18 億円となります。
この投資額が今後も可能であると仮定すると、累積更新費用の年平均 43.5 億円は、
年平均約 25.5億円の不足が生じることとなり、今後、毎年度約 2.4 倍の費用が必要と
なることになります。
さらに、本市の人口は、25 年後には 30,769 人にまで減少する推計であることから、
公共施設は、保有総量の抑制を踏まえた適正化を進める必要があります。
また、インフラは、市民の生活基盤であるため、社会構造の変化に伴う利用状況を踏
まえ、適正化や維持管理コストの削減を図る必要があります。
15
第3章
1
公共施設等の総合的かつ計画的な管理に関する基本的な方針
計画期間
平成 28 年度から平成 37 年度までの 10 年間を計画期間とします。
本計画において、将来更新費用の試算は、長期的な視点での検討を行うために 50 年間
としていますが、今後の関連する諸計画の策定・見直しや社会経済情勢、本市の財政状況
の変化等に応じて柔軟に見直しを図ります。
2
基本方針
ファシリティマネジメントの考え方に基づき、以下の基本方針を定め、本計画を推進し
ます。
(1)公共施設
①
公共施設等の保有総量の適正化
ア 原則として、新規施設は建設しません。ただし、政策上、新規施設を建設する
場合は、既存施設の廃止を進めることで、施設の保有総量の抑制を図ります。
イ
最適な公共施設の配置を促進していくため、検討した上で不要と判断される施
設については、積極的な除却を行います。
ウ
用途や設置目的が同じ施設については、利用状況や立地状況を踏まえ、施設の
機能移転、統合、複合化を進めます。
エ
既存施設を更新する場合は、できる限り機能を維持する方策を講じた上で面積
を圧縮します。
②
計画的な保全の促進
計画的な修繕計画による建物の長寿命化を図ります。
長期的に維持するとした施設は、各部位ごと定期的に点検し劣化状況を把握すると
ともに、その状況に応じた修繕計画の作成に努めます。
このような予防保全の導入により、予防保全費用が必要となる一方で、事後保全費
用が不要となるため、ライフサイクルコストを縮減させることができます。
一方、すでに老朽化または劣化が進んでいて、修繕しても長寿命化があまり見込め
ない場合は早期に使用を停止し、機能として必要な場合には、将来の人口推移に合わ
せて小規模化して建て替えることも検討します。
③
既存施設の維持管理・運営等に必要な財源の確保
ア 不測の事態に備えて、公共施設維持管理基金への積み立てなどを計画的に行い、財
源の確保に努めます。
イ 「稼ぐ公共施設」を目指し、広告の掲出やネーミングライツの導入、未活用施設
の賃貸・売却により収入を確保する等新たな財源の確保を検討します。
ウ 適正な施設使用料に向けた受益者負担の見直しを検討します。
16
(2)インフラ
① 安全・安心な維持管理
今までの「傷んでから直す、または造り替える」維持管理から、
「傷む前に直して、
できる限り長期間使う」という予防保全型維持管理を推進します。
②
長寿命化によるコスト削減
ア 個別インフラごとの長寿命化計画の策定を推進します。
イ
既存インフラの維持管理業務の効率化を推進し、修繕等に係る経費の削減に努め
ます。
3
計画の推進に向けて
(1)取組体制
本計画の策定が全国的に求められた背景には、各事業部門の担当が主体となって公共
施設等を整備・維持管理する従来の発想は、全体として規模が肥大化し、最適にはなら
ないという反省があります。このため、本計画の進行管理については、専任担当を設置
し、各事業部門との密接な連携を図った上で、総合的かつ計画的に行います。
また、総合的施設配置の全庁的な取りまとめを行う場として、「(仮称)公共施設等庁
内検討会議」を設置し、継続的に検討していきます。
さらに、長期的な方向性として、公共施設や余剰不動産管理等、市有資産の一元的な
管理を行う体制づくりを検討します。
公共施設等マネジメント検討推進体制
行
政
富津市経営改革本部
情報共有・合意形成
市
民
【意思決定】
○本部長 市 長 ○副本部長 副市長
○本部員 教育長
各部局長
意見・参加
指示
報告
アンケート
ワークショップ
講演会 等
(仮称)公共施設等庁内検討会議
【総合的施設配置の取りまとめ】
○主宰 副市長
○構成員 課長級
報告・附議
議
指示
会
報告
各
部
意見・審議
局
∼個別施設計画の策定∼
諮問・報告
集会施設/文化施設/博物館等/スポーツ施設/レクリ
エーション施設・観光施設/学校/その他教育施設/幼
保・こども園/高齢者福祉施設/庁舎等/消防施設/市
営住宅/公園/供給処理施設/上水道施設/その他
≪外部組織≫
富津市経営改革会議
調査審議
意見・提言
17
有識者
(2)個別施設計画の策定
本計画に基づく基本方針により、今後、公共施設・インフラごとに再配置の検討を行
い、更新や保全に関する考え方を明確にした個別施設計画を策定します。
(3)PPP/PFIの活用
PPP/PFI手法の導入や、民間施設を利用した行政サービスの提供、また、ノウ
ハウを有した民間企業から提案を受ける窓口の設置など、公民連携の充実を図るための
体制を検討します。
(4)広域的な連携
公共施設の更新に当たっては、効率的な運営の観点から自らが全てを整備することを
前提とせず、国や県、近隣市町との相互利用や共同設置を検討していきます。
(5)住民との情報共有・合意形成
公共施設の再配置に当たっては、市民や議会と問題意識や施設の情報等を共有し、相
互理解のうえ検討を進めていきます。
また、本計画の趣旨や内容について、広報ふっつ、市ホームページ等を活用し周知を
図ります。
①
アンケートの継続的な実施
今後、市民の関心を更に高めていく手段として、アンケートを定期的に実施します。
②
ワークショップ等の開催
ファシリティマネジメントについて、市民自らが考え、話し合える市民参加のワー
クショップなどの開催を検討します。
③
講演会の実施
ファシリティマネジメントについて、広く市民に理解してもらうため、専門家等に
よる講演会を実施します。
(6)フォローアップ体制
本計画は、個別施設計画に基づく取組をはじめ、施設の利用需要や人口動態の変化等
を踏まえ、サービスの質と量、コストを検討しながら、PDCAサイクルを実行し、進行
管理と必要な見直しを行います。
公共施設の現状を知るための基礎資料である公共施設白書は、毎年度更新します。
18
第4章
1
施設類型ごとの基本的な方針
公共施設
(1)市民文化系施設・社会教育系施設
市民文化系施設・社会教育系施設は、施設の老朽化や利用状況を踏まえ、必要な機能
の見直しを行い、統廃合や多機能化について検討します。
図1
市民文化系施設・社会教育系施設
大堀2区集会所
青堀駅東口史跡情報案内所(古墳の里ふれあい館)
飯野コミュニティセンター
富津公民館
富津埋立記念館
千種新田収蔵庫
中央公民館
佐貫コミュニティセンター
市民会館
峰上地区公民館
天神山コミュニティセンター
竹岡コミュニティセンター
金谷コミュニティセンター
19
(2)スポーツ・レクリエーション施設
スポーツ施設は、施設の老朽化や利用状況を踏まえ、必要な機能を見直します。また、
近隣自治体との施設の相互利用や施設運営への民間活用を検討します。
レクリエーション施設・観光施設は、施設の老朽化や利用状況を踏まえ、必要な機能
を見直します。
図2
スポーツ・レクリエーション施設
市民ふれあい公園
富津観光案内所
富津公園
布引海岸公衆用トイレ
新富運動広場
総合社会体育館
富津海水浴場トイレ
富津運動広場
新舞子海水浴場トイレ
富津市浅間山運動公園
志駒公衆トイレ
高宕山自然動物園
富津市民の森
鋸山登山道トイレ
金谷海浜公園
20
(3)学校教育施設
小中学校は、今後の児童数・生徒数の推計を考慮しつつ、「富津市小中学校再配置構
想」に基づき統廃合を検討します。
調理場は、
「富津市学校給食施設整備の指針」に基づき統廃合を推進します。
旧環南小学校・関豊小学校については、売却を検討します。
図3 学校教育施設
青堀小学校(青堀小学校単独調理場)
富津中学校
飯野小学校(飯野小学校単独調理場(H28.3.31 廃止予定))
富津小学校(富津小学校単独調理場(H27.3.31 廃止))
吉野小学校
大貫共同調理場
大貫中学校
大貫小学校
佐貫中学校
佐貫小学校
天羽中学校
天羽共同調理場 湊小学校
竹岡小学校
天神山小学校
環小学校
天羽東中学校
関豊小学校(H27.3.31 閉校)
金谷小学校
旧環南小学校(H20.3.31 閉校)
21
(4)子育て支援施設
保育所は、今後の児童数や民間施設の状況、地域のバランス等を踏まえて、統廃合を
検討します。
図4 子育て支援施設
明澄幼稚園
青堀保育園
市立飯野保育所
富津保育園
市立吉野保育所
大佐和幼稚園
大貫保育園
和光保育園
市立佐貫保育所
みなと幼稚園
市立中央保育所
市立峰上保育所
市立竹岡保育所
市立金谷保育所
22
(5)保健・福祉施設
ふれあいシニア館・老人憩の家は、施設の利用状況等を踏まえ、機能の見直しを検討
します。
図5 保健・福祉施設
青堀ふれあいシニア館
富津老人憩の家
大佐和老人憩の家
大貫ふれあいシニア館
天羽老人憩の家
関豊ふれあいシニア館
23
(6)行政系施設
本庁舎は、市政運営の拠点施設であり、災害時における重要施設であるため、今後も
計画的な保全により長寿命化を図ります。
その他行政施設は、施設の老朽化や利用状況、市民ニーズに配慮し、他施設への機能
集約や代替サービスを検討します。
図6 行政系施設
富津連絡所
6
富津地区防災備蓄倉庫
5
3
1
4
富津市消防防災センター
富津市役所本庁舎
2
8
9
大貫連絡所(中央公民館内)
大佐和地区防災備蓄倉庫
7
26
10
佐貫連絡所(亀田浄水場内)
11
天羽行政センター(市民会館内)
消防署天羽分署
天羽地区防災備蓄倉庫
13
12
21
20
峰上出張所(峰上地区公民館内)
14
16
25
17
15
24
22
関豊連絡所
19
金谷連絡所(金谷コミュニティセンター内)
18
23
消防団詰所・機庫一覧(※図中は、番号で表記。)
1
消防団詰所(1-1)
7
消防団詰所(4-1)
13
消防団詰所(7-2)
19
消防団機庫(10-1)
25
消防団機庫(12-1)
2
消防団詰所(1-2)
8
消防団機庫(4-1)
14
消防団詰所(8-1)
20
消防団詰所(11-1)
26
旧消防団詰所(旧 4-1)
3
旧消防団詰所(2-1)
9
消防団詰所(5-1)
15
消防団機庫(8-1)
21
消防団機庫(11-1)
4
消防団詰所(2-1)
10
消防団詰所(6-1)
16
消防団詰所(9-1)
22
消防団詰所(11-2)
5
消防団詰所(3-1)
11
消防団機庫(6-1)
17
消防団機庫(9-1)
23
消防団機庫(11-2)
6
消防団詰所(3-2)
12
消防団詰所(7-1)
18
消防団詰所(10-1)
24
消防団詰所(12-1)
24
(7)市営住宅
市営住宅は、適切な修繕を行いつつ、老朽化した住宅については、順次解体していき
ます。
図7 市営住宅
本山団地
東外林団地
富津団地
新小原団地
向根団地
亀尾団地
平野団地
岩坂団地
望井団地
為木山団地
竹岡団地
萩生団地
25
(8)公園
公園としての機能を確保するとともに、民間活用による効率的な維持管理、運営手法
を検討します。また、利用率等を考慮し、適正な配置について検討します。
図8 公園
飯野児童遊園地
富津児童遊園地
岩瀬児童遊園地
大貫海浜児童遊園地
上総湊駅前公園
湊親水公園
神田橋川面親水公園
拡大図内施設名一覧(※図中は、番号で表記。)
1
市民ふれあい公園
8
富津臨港公園
2
青堀駅裏公園
9
青木公園
3
大堀第1号公園
10
若葉公園
4
大堀第2号公園
11
青木第4号公園
5
大堀第3号公園
12
青堀駅西口公園
6
大堀第4号公園
13
青堀児童遊園地
7
大堀第5号公園
10
4
3
6
5
9
7
1
11
2
13
12
※ 子どもの遊び場、その他公園は、
記載していません。
8
26
(9)供給処理施設・その他施設
クリーンセンターは、適正な維持管理を行い、長寿命化に努めます。
最終処分場は、維持管理基準を遵守し、適正な管理を行います。
環境センターは、近隣自治体との広域化も見据え、統廃合を検討します。
富津聖苑は、広域化に合わせた廃止後、売却を含めた処分を検討します。
その他普通財産のうち、利活用可能な施設は、活用方法又は売却等処分を検討し、
使用に耐えないものは早期に解体します。
図9
供給処理施設・その他施設
27
(10)上水道施設
君津地域の水道事業統合広域化に合せ、統廃合を推進していきます。
図 10 上水道施設
上飯野第1・第2配水池
神妻配水池
小久保ダム
大坪山配水池
亀田送水ポンプ場
亀田浄水場
宝竜寺受水槽
岩坂配水池
岩坂浄水場
関尻配水池
犬吠配水池
竹岡第1配水池
竹岡第2配水池
28
2
インフラ
(1)道路・橋りょう
道路は、市民生活に直結する重要なインフラであるため、長寿命化、予防保全型の維
持管理を計画的に実施し、ライフサイクルコストの最小化に努めます。
橋りょうは、
「富津市橋りょう長寿命化修繕計画」に基づき、定期的に点検を実施し、
効率的な維持管理を行っていきます。
(2)上水道
上水道は、市民生活に直結する重要なインフラであるため、長寿命化、予防保全型の
維持管理を計画的に実施し、ライフサイクルコストの最小化に努めます。
(3)下水道
下水道は、市民生活に直結する重要なインフラであるため、長寿命化、予防保全型の
維持管理を計画的に実施し、ライフサイクルコストの最小化に努めます。
29
資
料
1 更新費用の試算方法
2
予防保全型維持管理とリスクベースメンテナンス
3
「富津市の公共施設等に関するアンケート調査」結果
30
資料1
更新費用の試算方法
将来の公共施設等の改修・更新費用の推計には、一般社団法人地域総合整備財団が提供す
る公共施設等更新費用試算ソフトを用いて試算しています。
1
試算の前提条件
このソフトによる試算は、将来想定される費用の概算を示すもので、実際の施設の老朽化
や物価変動等様々な変動要因は考慮していないため、既に公表されている個別施設の計画や
統計資料等の数値とは異なる場合があります。
(1)公共施設
・ 対象施設は、将来にわたり現状の施設規模・内容を維持するものとします。
・
原則として平成 27 年 3 月 31 日現在の保有施設とし、現時点において建設中の施
設や取り壊し途中の施設は除きます。
・
建物は、構造による耐用年数を経過した時点で建て替えを行います。
(2)インフラ
・ 道路、橋りょう、上下水道の管路は、同じ面積、延長等で更新するものとします。
・ 道路等(農道・林道)
、上水道(簡易水道)、下水道(農業集落排水施設)は対象と
していません。
2
試算方法
(1)公共施設
構造ごとに耐用年数経過後も現在と同じ床面積等で更新すると仮定し、延床面積に更
新単価を乗じることにより更新費用を試算し、期間は 50 年間を設定します。(試算期
間
平成 27 年から平成 76 年)
公共施設の更新費用・・・整備年度ごとの延床面積(m )×更新単価(円/m )
構造ごとの耐用年数、更新に係る 1 m 当たりの単価は以下のとおりです。(更新単価
には、解体費も含みます。
)
●耐用年数
構造
鉄骨造
軽量鉄骨プレハブ造
鉄筋コンクリート造
鉄骨鉄筋RC
木造
コンクリートブロック造
その他非木造
耐用年数(年)
38
22
50
50
22
38
22
●更新単価
用途(大分類)
市民文化系施設
社会教育系施設
スポーツ・レクリエーション系施設
産業系施設
学校教育系施設
子育て支援施設
保健・福祉施設
医療施設
行政系施設
公営住宅
公園
供給処理施設
その他
31
更新単価
400千円
400千円
360千円
400千円
330千円
330千円
360千円
400千円
400千円
280千円
330千円
360千円
360千円
(2)インフラ
【道路】
・ 一般道路及び自転車歩行者道路に係る舗装の一般的な供用寿命を踏まえ、耐用年数
(更新頻度)を 15 年と仮定しています。
・ 路線ごとに一度に整備するものではなく、区間ごとに整備していくことから、年度
別に把握することが困難なため、道路施設現況調査により把握した現在の市道の総面
積(舗装面積)を、道路分類ごとに舗装部分の更新(打換え)の耐用年数と仮定した
15 年で割った面積を 1 年間の舗装部分の更新量とし、更新単価(4,700 円)を乗じ
ています。
舗装部分の更新費用・・・ 市道総面積(m )/15 年×4,700 円
【橋りょう】
・
整備した年度から、法定耐用年数の 60 年を経た年度に更新すると仮定し、整備年
度ごとの橋りょう面積に構造別の更新単価を乗じています。
橋りょうの更新費用・・・ 整備年度ごとの橋りょう面積(m )×更新単価(円/m )
耐用年数、更新に係る 1 m 当たりの単価は下記のとおりです。
●耐用年数
通常耐用年数
60
●更新単価
橋種
PC橋
PC橋
PC橋
RC橋
RC橋
鋼橋
鋼橋
鋼橋
鋼橋
石橋
その他
プレテンホロー桁
形式
Kr
Kb
Ka
Pb
Pr
Sg
Sr
Sl
Sus
Ma
Wb
更新単価(千円/㎡)
425
425
425
425
425
500
500
500
500
425
425
400
【上水道】
・
上水道の管路は、耐用年数(40 年)経過後に更新すると仮定し、管種・管径別の
延長に更新単価を乗じています。
上水道管の更新費用・・・整備年度ごとの管径別の延長(m) ×更新単価(円/m)
32
耐用年数、更新に係る 1m当たりの単価は下記のとおりです。
●耐用年数
用途
種別
導水管
送水管
配水管
その他
●更新単価
耐用
年数
40
40
40
60
●更新単価
管径
300mm 未満
300∼500mm 未満
500∼1,000mm 未満
1,000∼1,500mm 未満
1,500∼2,000mm 未満
2,000mm 以上
導水管/送水管
(千円/m)
100
114
161
345
742
923
管径
150mm 以下
200mm 以下
250mm 以下
300mm 以下
350mm 以下
400mm 以下
450mm 以下
550mm 以下
600mm 以下
700mm 以下
800mm 以下
900mm 以下
1,000mm 以下
1,100mm 以下
1,200mm 以下
1,500mm 以下
1,650mm 以下
1,800mm 以下
2,000mm 以下
配水管
(千円/m)
97
100
103
106
111
116
121
128
142
158
178
199
224
250
279
678
738
810
923
【下水道】
・
下水道管は耐用年数(50 年)経過後に更新すると仮定し、管径別の延長に更新単
価を乗じています。
・
雨水と汚水を合わせています。
下水道管の更新費用・・・整備年度ごとの管径別の延長(m)×更新単価(円/m)
耐用年数、更新に係る 1m当たりの単価は下記のとおりです。
●耐用年数、更新単価
管径
耐用年数
250mm 以下
50
251∼500mm
50
501∼1,000mm
50
1,001∼2,000mm
50
2,001∼3,000mm
50
3,001mm 以上
50
その他
50
更新単価(千円/m)
61
116
295
749
1,690
2,347
2,347
33
備考
更生工法を前提
資料2
予防保全型維持管理とリスクベースメンテナンス
今後老朽化していく公共施設等の機能を損なうことなく維持するためには、これまで以上
に効率的かつ効果的な維持管理を行っていく必要があります。
そのための手法として、予防保全型維持管理、また、考え方としてリスクベースメンテナ
ンスがあります。
1
予防保全型維持管理とは
これまでの維持管理は、
「傷んでから直す、または造り替える」という対症療法的な方策
を取ってきましたが、この手法では、施設の機能が損なわれてから対応するため、修繕中の
代替機能の確保や新たに施設を作るために多額の費用がかかっていました。
予防保全型維持管理は、これまでの対症療法から「傷む前に直して、できる限り長期間使
う」維持管理を進めていく手法です。
これにより、より効率的・効果的な維持管理が行われることで、施設の延命化、ライフサ
イクルコストの低減、更新を含む費用の低減・平準化が可能となります。
2
リスクベースメンテナンスとは
予防保全型維持管理の手法において、
「できる限り長期間使う」という考え方の一つに、
リスクベースメンテナンス(RBM)があります。
リスクベースメンテナンスは、公共施設等の重要度に応じて利用年数に差を付け管理する
ことで、ライフサイクルコストの削減を図るという考え方です。
例えば、インフラの場合、種類ごとに劣化が進みやすい部分や、機能が損なわれた際の社
会的被害(重要度)の大小から【クラス A】
、
【クラス B】
、
【クラス C】に分類します。
【クラス A】
一般道路であれば、幹線道路のうち特に大型車の往来の激しい重要な道路のことであり、
障害は最小化されるべきなので一般的に推奨される耐用年数どおり(15 年)に維持管理し
ます。
【クラス B】
一般道路であれば、上記を除く幹線道路であり、多少の障害は許容されるので、一般的に
推奨されてきた耐用年数の 50%増しの耐用年数を想定し管理します(23 年)
。
【クラス C】
一般道路であれば、生活道路であり、利用者の生命や財産に対する大きな被害が出ない程
度で最小限の維持管理を行えば足りると考え、一般的に推奨されてきた耐用年数の2倍の耐
用年数を想定し管理します(30 年)
。
予防保全の効果として事後保全費用が削減されるので、結果的に維持管理費には影響を与
えないと判断します。
また、耐用年数が延びた分、更新費用が削減されますので、ライフサイクルコストも減少
します。
34
資料3
1
「富津市の公共施設等に関するアンケート調査」結果
調査の目的
公共施設等の適正配置を推進していくための参考として実施する。
2
調査設計
(1)調査地域 富津市全域
(2)調査対象 満15歳以上の市民(男女個人)
(3)標 本 数 3,000人
(4)抽出方法 住民基本台帳による無作為抽出
(5)調査方式 郵送回答方式
(6)調査期間 平成27年10月14日(水)から11月4日(水)
3
回収結果
(1)回 収 数 1,081件
(2)回 収 率
4
36.0%
単純集計結果
問1:それぞれの設問の該当する番号に○印をつけてください。
性別
年代
職業
男性 41.9%
20歳代 11.0%
30歳代
15.1%
40歳代 21.7%
50歳代 14.4%
60歳代
16.1%
70歳代 10.9%
80歳以上 3.7%
無回答
会社役員
3.8%
会社員・公務員
学生
6.3%
家事専業 11.9%
自営業主
8.3%
その他
2.6%
14.5%
1.1%
34.0%
非正規社員15.5%
無回答
富津市内
在住年数
無回答 11.1%
6.0%
10歳代
無職
居住地区
女性 47.0%
3.1%
富津地区 11.1%
青堀地区 21.8%
飯野地区
11.4%
大貫地区 13.6%
吉野地区
9.3%
佐貫地区
8.3%
竹岡地区
3.7%
無回答
1.4%
湊地区
7.6%
天神山地区 3.1%
金谷地区
2.9%
峰上地区
8.9%
5年未満
10年以上
20年以上
15年未満
4.5%
66.7%
35
5.8%
5年以上 10年未満
6.0%
15年以上 20年未満 11.1%
無回答
2.8%
問 2 : あなたが富津市に住む理由は次のうちどれですか。最大で3つまで、ご記入ください。
富津市に地縁がある(生まれが富津市、家族・親戚がいる、以前住んでいた事がある等) 77.7%
交通の便がよい
3.3%
買物、食事、娯楽の場所が多い
2.1%
自然環境がよい
31.0%
教育環境がよい
1.5%
歴史・文化に魅力がある
1.9%
全体としてイメージがよい
2.6%
街並みや町の雰囲気がよい
2.2%
行政サービス(福祉サービス・子育てサービス等)が充実している
1.0%
公共施設が充実している
0.5%
商売や勤務の都合上住んでいる
15.2%
住まいの周辺が静かである
23.2%
9.4%
その他
問3:あなたは、市の公共施設(※)をどのくらい利用していますか。それぞれ該当する
項目の番号に○印をつけてください。回答は、ご自身の感覚で構いません。
※不特定の方が自由に利用できる施設を対象としています。
頻度
分類・施設名
よく利用し
時々利用し
ほとんど利
利用したこ
ている
ている
用しない
とがない
無回答
市民会館
1.6%
12.2%
40.3%
41.4%
4.5%
富津公民館・中央公
民館・峰上地区公民館
2.6%
18.8%
42.4%
32.7%
3.5%
コミュニティセンター
0.9%
6.8%
24.3%
62.5%
5.5%
富津埋立記念館
0.4%
1.9%
17.0%
76.0%
4.7%
青堀駅東口史跡情報
案内所(古墳の里ふ
れあい館)
0.1%
1.5%
11.1%
82.1%
5.2%
総合社会体育館
2.8%
13.2%
33.2%
45.8%
5.0%
スポーツ施
浅間山運動公園
0.6%
4.3%
14.0%
76.3%
4.8%
設
新富運動広場
2.0%
4.7%
20.2%
68.1%
5.0%
富津運動広場
2.2%
8.7%
25.6%
58.5%
5.0%
富津市民の森
1.4%
6.9%
21.9%
64.7%
5.1%
金谷海浜公園
1.5%
4.5%
14.7%
73.7%
5.6%
高宕山自然動物園
0.6%
4.4%
27.2%
62.4%
5.4%
富津観光案内所
0.4%
1.0%
13.4%
80.0%
5.2%
0.5%
3.2%
11.1%
80.2%
5.0%
0.7%
1.8%
7.2%
84.8%
5.5%
市民文化系
施設
社会教育系
施設
レクリエーシ
ョン施設・
観光施設
保健・福祉
施設
ふれあいシニア館
(青堀・大貫・関豊)
老人憩の家(富津・
大佐和・天羽)
36
頻度
分類・施設名
行政系施設
よく利用し
時々利用し
ほとんど利
利用したこ
ている
ている
用しない
とがない
無回答
富津市役所本庁舎
10.5%
47.6%
22.6%
15.4%
3.9%
天羽行政センター
2.9%
9.1%
13.2%
69.2%
5.6%
峰上出張所
1.2%
2.7%
8.0%
82.1%
6.0%
連絡所(富津・大
貫・佐貫・金谷・
関豊)
2.1%
10.2%
14.4%
67.1%
6.2%
市民ふれあい公園
10.0%
26.3%
26.9%
32.8%
4.0%
3.3%
15.8%
30.8%
44.5%
5.6%
公 園
その他の公園
問4:問3で、
「ほとんど利用しない」「利用したことがない」と回答された方にお聞き
します。その理由は主にどのようなことでしょうか。問3で、「ほとんど利用しな
い」「利用したことがない」と回答した項目のそれぞれ該当する番号に○印をつけ
てください。
理由
施設の存在
施設の存在
施設、サ
他市町村
民間施設
やサービス
は知ってい
ービス、
や国・県
を利用し
内容を知ら
るが利用す
利用時
の施設を
ている
ない
る必要がな
間、利用
利用して
い
料などに
いる
不満があ
分類・施設名
市民文化系
施設
無回答
る
市民会館
19.1%
73.3%
0.8%
2.2%
1.0%
3.6%
富津公民館・中央公
民館・峰上地区公民館
18.4%
74.0%
1.6%
2.1%
0.7%
3.2%
コミュニティセンター
36.4%
58.6%
0.3%
0.8%
0.5%
3.4%
富津埋立記念館
41.3%
53.8%
0.5%
0.4%
0.2%
3.8%
青堀駅東口史跡情報
案内所(古墳の里ふ
れあい館)
45.2%
50.4%
0.6%
0.3%
0.1%
3.4%
総合社会体育館
17.6%
74.1%
1.3%
1.5%
1.8%
3.7%
スポーツ施
浅間山運動公園
37.9%
56.7%
0.7%
0.8%
0.4%
3.5%
設
新富運動広場
36.7%
56.8%
1.2%
1.0%
0.6%
3.7%
富津運動広場
30.6%
62.8%
1.1%
1.1%
0.7%
3.7%
富津市民の森
37.4%
56.0%
1.0%
1.2%
1.2%
3.2%
金谷海浜公園
44.8%
49.9%
0.4%
0.5%
1.0%
3.4%
高宕山自然動物園
30.1%
63.2%
0.7%
0.9%
1.1%
4.0%
富津観光案内所
38.4%
55.4%
0.4%
0.7%
0.6%
4.5%
50.0%
46.2%
0.5%
0.1%
0.4%
2.8%
45.9%
49.2%
0.5%
0.1%
0.6%
3.7%
社会教育系
施設
レクリエーシ
ョン施設・
観光施設
保健・福祉
施設
ふれあいシニア館
(青堀・大貫・関豊)
老人憩の家(富津・
大佐和・天羽)
37
理由
施設の存在
施設の存在
施設、サ
他市町村
民間施設
やサービス
は知ってい
ービス、
や国・県
を利用し
内容を知ら
るが利用す
利用時
の施設を
ている
ない
る必要がな
間、利用
利用して
い
料などに
いる
不満があ
分類・施設名
行政系施設
無回答
る
富津市役所本庁舎
13.4%
74.4%
5.4%
1.2%
0.0%
5.6%
天羽行政センター
35.5%
56.9%
1.3%
1.2%
0.0%
5.1%
峰上出張所
42.8%
50.3%
0.4%
1.1%
0.0%
5.4%
連絡所(富津・大
貫・佐貫・金谷・関
豊)
41.8%
50.7%
1.1%
0.7%
0.0%
5.7%
市民ふれあい公園
18.7%
71.1%
1.4%
2.2%
1.6%
5.0%
その他の公園
26.5%
61.2%
2.0%
3.2%
1.2%
5.9%
公 園
問5:今後、公共施設の更新に多額の費用がかかることについて、どのように思われます
か。該当する項目を一つだけ選んで番号に○印をつけてください。
強い関心を持っている
20.5%
関心を持っている
44.7%
どちらかと言えば関心はない
19.7%
関心はない
6.1%
無回答
9.0%
問6:将来も安全で使いやすい施設サービスを提供していくために、様々な視点で方策を
検討する必要があります。これら市の保有する施設全般に関する方策について、あ
なたはどのようにお考えですか。それぞれ該当する項目の番号に○印をつけてくだ
さい。 (注)複 合 化:一つの施設に複数の機能を持たせること。
多機能化:その時々のニーズに合わせて機能を変えられるようにし
ておくこと。
考え
方策
もともと不要、また
は、機能が重複してい
る施設を廃止・統合
し、施設数を減らす。
現在ある施設の統廃合
や機能の複合化・多機
能化(注)によって施
設数を減らす。
積極的に実 どちらかと どちらかと 実施すべき
施すべき
いえば実施 いえば実施 ではない
すべき
すべきでは
ない
無回答
56.5% 29.5%
6.2%
2.7%
5.1%
51.2% 32.3%
9.3%
2.2%
5.0%
38
積極的に実 どちらかと どちらかと 実施すべき
施すべき
いえば実施 いえば実施 ではない
すべき
すべきでは
ない
無回答
32.2% 41.4% 14.8%
4.8%
6.8%
施設の更新(建替え)
33.7% 36.5% 15.0%
や管理運営に民間のノ
ウハウや資金を活用する。
8.0%
6.8%
地域活動に密着した施
17.5% 31.8% 28.8% 15.1%
設は、地域住民等が所
有し、維持・管理を行う。
6.8%
考え
方策
近隣自治体と共同で施
設を建設・運営をす
る。または、近隣自治
体の施設を利用する。
施設を補強し、長持ち
するようにして(長寿
命化)、しばらくの間は
建替えない。
施設を減らす代わりに
民間施設(会議室やス
ポーツ施設等)の利用
に対し、助成する。
31.4% 40.5% 14.3%
7.9%
5.9%
23.8% 41.7% 19.3%
8.0%
7.2%
59.4% 28.6%
1.9%
4.8%
施設におけるサービス
14.2% 28.5% 34.4% 15.8%
の水準を引き下げる。
(開館日数の削減など)
7.1%
利用料を徴収できる施
13.3% 23.5% 38.1% 19.1%
設の料金を引き上げる。
6.0%
特別な税金等の徴収な
ど市民全体で負担する。
5.6%
利用していない市の土
地を売却・賃貸して収
入を得る。
5.3%
4.9% 13.9% 34.8% 40.8%
39
問7:道路、橋、上下水道などのインフラの老朽化も進み、安全に維持管理するための予
算の不足が指摘されています。このことを踏まえて、あなたは公共施設とインフラ
に関してどのようにお考えですか。1 3の中から該当する項目の番号に○印をつ
けてください。
インフラの維持管理を優先すべきである。
59.7%
公共施設の維持管理を優先すべきである。
6.2%
どちらとも言えない。
22.1%
無回答
12.0%
問8:道路、橋、上下水道などのインフラの老朽化対策のために、どのような方法を用い
ることが適当だとお考えですか。これら市の保有するインフラ全般に関する方策に
ついて、それぞれ該当する項目の番号に○印をつけてください。
考え
積極的に実
施すべき
どちらかと
いえば実施
すべき
どちらかと
いえば実施
すべきでは
ない
実施すべき
ではない
32.7%
40.5%
13.4%
6.4%
7.0%
24.1%
53.7%
10.5%
3.0%
8.7%
26.9%
46.5%
13.3%
5.7%
7.6%
12.3%
25.4%
35.8%
18.5%
8.0%
5.8%
15.8%
38.8%
33.5%
6.1%
4.7%
13.6%
35.7%
38.9%
7.1%
方策
インフラも一つ一つ必
要性を吟味して、一部
を廃止することもやむ
を得ない。
維持管理に予算を割い
てできるだけ長持ちさ
せるようにする。
維持管理のノウハウを
持っている民間企業に
委託する。
地域に密着したインフ
ラ施設は、地域住民等
で点検を行う。
上下水道は料金を引き
上げて必要な予算をま
かなう。
特別な税金等の徴収な
ど市民全体で負担する。
無回答
問 9 : 市の公共施設やインフラの今後のあり方について、率直なご意見をお聞かせください。
40
― 用語の解説 ―
ネーミングライツ
公共施設等の名称を広告媒体として、企業名や商品名等を冠した愛称を付与する
代わりに、相手方から対価(ネーミングライツ料)を得ること。
PFI
Private Finance Initiative(プライベート ファイナンス イニシアティブ)の略。
PPPの代表的な手法の一つで、公共施設等の建設、維持管理、運営等を民間の
資金、経営能力及び技術的能力を活用することで、効率化やサービス向上を図る
公共事業の手法。
PDCAサイクル
Plan(計画)、Do(実行)、Check(確認)、Action(行動)の 4 つで構成された行動プ
ロセス。4 段階を繰り返すことによって、計画を継続的に改善することができる。
PPP
Public Private Partnership(パブリック プライベート パートナーシップ)の
略。公共サービスの提供に民間が参画する手法を幅広く捉えた概念で、民間資本
や民間ノウハウを活用し、効率的かつ効果的な公共サービスの提供を目指すこと。
ファシリティマネジメント
建物・設備・土地(ファシリティ)を経営資源として捉え、経営的な視点から設
備投資や管理運営を行うことにより、施設に係る経費の最小化や施設効用の最大
化を図りながら適正に管理・活用していく経営管理手法のこと。
フォローアップ
ある事柄を徹底させるために、あとあとまでよく面倒をみたり、継続的に追跡調
査をしたりすること。
ライフサイクルコスト
ライフサイクルコスト(Life cycle cost)とは、建物にかかる生涯コストのこと
で、建物の企画・設計費、建設費などの初期投資(イニシャルコスト)と、保全
費、修繕・改善費、運用費などの運営管理費(ランニングコスト)及び解体処分
までの「建物の生涯に必要な総費用」のこと。
ワークショップ
さまざまな立場の人々が集まって、自由に意見を出し合い、互いの考えを尊重し
ながら、意見や提案をまとめ上げていく場のこと。
41
富津市公共施設等総合管理計画
平成 28 年3月発行
お問い合わせ先
富津市総務部経営改革推進課
〒293-8506 富津市下飯野 2443 番地
電話 :0439-80-1211
E-mail:[email protected]
42
資料8
平 成 28 年 度 当 初 予 算 資 料
富
津
市
目
1
2
次
予算総括
(1)予 算 編 成 方 針 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
(2)各 会 計 別 予 算 額 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
(3)地 方 債 [一 般 会 計 ]・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
− 1−
− 1−
− 2−
一般会計
(1)歳 入
(2)歳 出
(3)歳 出
− 3−
− 5−
− 7−
予算前年度比較表
款項別・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
款項別・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
性質別・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3
一 般 会 計 の 主 な 事 業 別 予 算 の 概 要 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ − 8−
4
一 般 会 計 の 主 な 削 減 項 目 の 概 要 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ − 16−
1 予算総括
(1)予算編成方針
公共施設再配置などの課題について取り組むなど経営改革プランに基づき「経営改革2年目」とし
て、手を緩めることなく経営改革を実行するとともに、地方創生の足掛かりとする予算編成方針とし
た。
(2)各会計別予算額
(単位:千円、%)
会
計
一
般
名
会
平 成 28 年 度 平 成 27 年 度
計
増
減
額
増 減 率
16,720,000
15,600,000
1,120,000
7.2
特
国民健康保険事業特別会計
7,505,000
7,748,000
-243,000
-3.1
別
後期高齢者医療特別会計
532,000
466,000
66,000
14.2
会
介 護 保 険 事 業 特 別 会 計
4,752,000
4,619,000
133,000
2.9
12,789,000
12,833,000
-44,000
-0.3
計
2,350,000
2,366,000
-16,000
-0.7
温 泉 供 給 事 業 特 別 会 計
2,822
2,100
722
34.4
31,861,822
30,801,100
1,060,722
3.4
計
小
水
道
合
計
事
業
会
計
−1−
−2−
(3)地方債[一般会計]
起
債
の
目
保育所施設整備事業
的
限
度
額
24,800
起 債 の 方 法
上水道事業
普
又
12,800 証
漁港整備事業
18,200
道路橋梁新設改良事業
331,200
消防施設整備事業
176,100
学校教育施設整備事業
臨時財政対策
合 計
33,900
927,000
1,524,000
通
貸
券
発
利
率
(単位:千円)
償還の方法
借 5.0%以内
政府資金につい
は (ただし、利率見 ては、その融資条
行 直し方式で借り入 件により、銀行そ
れる政府資金及び の他の場合にはそ
地方公共団体金融 の債権者との協定
機構資金につい
による。ただし、
て、利率の見直し 市財政の都合によ
を行った後におい り据置期間及び償
ては、当該見直し 還期限を短縮し、
後の利率)
又は繰上償還若し
くは低利に借換え
することができ
る。
2 一般会計予算前年度比較表
(1)歳入 款項別
款
(単位:千円、%)
項
1 市税
平
成
28
年
度
平
成
27
年
比 較
度
当 初 予 算 額 構成比 当 初 予 算 額 構成比
増
減
額
増 減 率
8,130,372
48.6
8,127,455
52.0
2,917
0.0
1 市民税
2,368,791
14.2
2,326,221
14.9
42,570
1.8
2 固定資産税
5,261,074
31.5
5,295,422
33.9
-34,348
-0.6
3 軽自動車税
124,525
0.7
116,673
0.7
7,852
6.7
4 市たばこ税
369,556
2.2
383,008
2.5
-13,452
-3.5
6,426
0.0
6,130
0.0
296
4.8
0
0.0
1
0.0
-1
皆減
251,000
1.5
240,000
1.5
11,000
4.6
1 地方揮発油譲与税
44,000
0.3
46,000
0.3
-2,000
-4.3
2 自動車重量譲与税
117,000
0.7
104,000
0.6
13,000
12.5
90,000
0.5
90,000
0.6
0
0.0
5 入湯税
特別土地保有税
2 地方譲与税
3 特別とん譲与税
3 利子割交付金
1 利子割交付金
5,000
0.0
9,000
0.1
-4,000
-44.4
4 配当割交付金
1 配当割交付金
20,000
0.1
18,000
0.1
2,000
11.1
5 株式等譲渡所得割交付金
1 株式等譲渡所得割交付金
9,000
0.1
9,000
0.1
0
0.0
6 地方消費税交付金
1 地方消費税交付金
818,000
4.9
768,000
4.9
50,000
6.5
7 ゴルフ場利用税交付金
1 ゴルフ場利用税交付金
63,000
0.4
66,000
0.4
-3,000
-4.5
8 自動車取得税交付金
1 自動車取得税交付金
30,000
0.2
23,000
0.1
7,000
30.4
9 地方特例交付金
1 地方特例交付金
19,000
0.1
18,000
0.1
1,000
5.6
941,000
5.6
773,000
5.0
168,000
21.7
1 地方交付税(普通交付税)
781,000
4.6
593,000
3.8
188,000
31.7
1 地方交付税(特別交付税)
160,000
1.0
180,000
1.2
-20,000
-11.1
4,000
0.0
4,000
0.0
0
0.0
226,781
1.4
195,532
1.3
31,249
16.0
1 分担金
12,930
0.1
0
0.0
12,930
皆増
2 負担金
213,851
1.3
195,532
1.3
18,319
9.4
10 地方交付税
11 交通安全対策特別交付金
1 交通安全対策特別交付金
12 分担金及び負担金
−3−
−4−
款
項
13 使用料及び手数料
平
成
28
年
度
平
成
27
年
比 較
度
当 初 予 算 額 構成比 当 初 予 算 額 構成比
増
減
額
増 減 率
265,207
1.6
277,714
1.8
-12,507
-4.5
1 使用料
73,927
0.4
76,026
0.5
-2,099
-2.8
2 手数料
191,280
1.2
201,688
1.3
-10,408
-5.2
2,375,762
14.2
2,144,480
13.8
231,282
10.8
1 国庫負担金
1,665,565
9.9
1,662,845
10.7
2,720
0.2
2 国庫補助金
697,872
4.2
470,821
3.0
227,051
48.2
12,325
0.1
10,814
0.1
1,511
14.0
1,442,961
8.6
1,032,313
6.6
410,648
39.8
1 県負担金
671,063
4.0
670,444
4.3
619
0.1
2 県補助金
646,839
3.9
256,422
1.6
390,417
152.3
3 委託金
125,059
0.7
105,447
0.7
19,612
18.6
14,744
0.1
18,568
0.1
-3,824
-20.6
1 財産運用収入
14,742
0.1
18,566
0.1
-3,824
-20.6
2 財産売払収入
2
0.0
2
0.0
0
0.0
50,854
0.3
72,049
0.5
-21,195
-29.4
76,278
0.5
160,938
1.0
-84,660
-52.6
76,277
0.5
160,937
1.0
-84,660
-52.6
1
0.0
1
0.0
0
0.0
100,000
0.6
50,000
0.3
50,000
100.0
353,041
2.1
351,451
2.3
1,590
0.5
14,002
0.1
10,002
0.1
4,000
40.0
10
0.0
10
0.0
0
0.0
3 貸付金元利収入
71,036
0.4
71,276
0.5
-240
-0.3
4 受託事業収入
31,308
0.2
29,096
0.2
2,212
7.6
5 雑入
236,685
1.4
241,067
1.5
-4,382
-1.8
1 市債
1,524,000
9.1
1,241,500
8.0
282,500
22.8
16,720,000
100.0
15,600,000
100.0
1,120,000
7.2
うち特定財源 5,280,235
31.6
4,641,141
29.8
639,094
13.8
うち一般財源 11,439,765
68.4
10,958,859
70.2
480,906
4.4
14 国庫支出金
3 委託金
15 県支出金
16 財産収入
17 寄附金
1 寄附金
18 繰入金
1 基金繰入金
2 特別会計繰入金
19 繰越金
1 繰越金
20 諸収入
1 延滞金加算金及び過料
2 預金利子
21 市債
合
計
(2)歳出 款項別
(単位:千円、%)
款
項
平
成
28
年
度
平
成
27
年
当 初 予 算 額 構成比 当 初 予 算 額 構成比
1 議会費
1 議会費
増
減
額
増減率
167,452
1.0
226,435
1.4
-58,983
-26.0
2,094,659
12.6
1,902,481
12.2
192,178
10.1
1,473,776
8.8
1,376,877
8.8
96,899
7.0
2 徴税費
347,565
2.1
300,304
1.9
47,261
15.7
3 戸籍住民基本台帳費
109,099
0.7
138,214
0.9
-29,115
-21.1
4 選挙費
139,091
0.8
43,411
0.3
95,680
220.4
5 統計調査費
10,644
0.1
28,171
0.2
-17,527
-62.2
6 監査委員費
14,484
0.1
15,504
0.1
-1,020
-6.6
6,475,080
38.7
5,987,505
38.4
487,575
8.1
1 社会福祉費
3,961,950
23.7
3,445,687
22.1
516,263
15.0
2 児童福祉費
1,761,124
10.5
1,783,842
11.4
-22,718
-1.3
3 生活保護費
751,389
4.5
757,357
4.9
-5,968
-0.8
4 災害救助費
617
0.0
619
0.0
-2
-0.3
1,678,339
10.1
1,668,364
10.7
9,975
0.6
1 保健衛生費
698,422
4.2
685,384
4.4
13,038
1.9
2 清掃費
961,618
5.8
974,819
6.3
-13,201
-1.4
3 上水道費
18,299
0.1
8,161
0.0
10,138
124.2
1 労働諸費
158
0.0
159
0.0
-1
-0.6
641,883
3.8
432,881
2.8
209,002
48.3
1 農業費
295,739
1.8
287,108
1.9
8,631
3.0
2 林業費
21,050
0.1
19,528
0.1
1,522
7.8
325,094
1.9
126,245
0.8
198,849
157.5
2 総務費
1 総務管理費
3 民生費
4 衛生費
5 労働費
比 較
度
6 農林水産業費
3 水産業費
−5−
−6−
款
項
平
成
28
年
度
平
成
27
年
当 初 予 算 額 構成比 当 初 予 算 額 構成比
7 商工費
1 商工費
増
減
額
増減率
157,422
0.9
173,449
1.1
-16,027
-9.2
1,478,549
8.9
1,419,257
9.1
59,292
4.2
1 土木管理費
102,867
0.6
153,816
1.0
-50,949
-33.1
2 道路橋梁費
848,928
5.1
745,173
4.8
103,755
13.9
3 河川費
962
0.0
921
0.0
41
4.5
4 港湾費
2,043
0.0
181
0.0
1,862 1,028.7
493,470
3.0
490,227
3.1
3,243
0.7
6 住宅費
30,279
0.2
28,939
0.2
1,340
4.6
1 消防費
1,007,361
6.0
866,648
5.6
140,713
16.2
1,271,671
7.6
1,237,800
7.9
33,871
2.7
1 教育総務費
273,997
1.6
258,287
1.7
15,710
6.1
2 小学校費
155,629
0.9
147,058
0.9
8,571
5.8
3 中学校費
179,867
1.1
220,680
1.4
-40,813
-18.5
4 社会教育費
263,427
1.6
207,253
1.3
56,174
27.1
5 保健体育費
398,751
2.4
404,522
2.6
-5,771
-1.4
3,065
0.0
4,479
0.0
-1,414
-31.6
3,065
0.0
1,479
0.0
1,586
107.2
0
0.0
3,000
0.0
-3,000
皆減
1,636,290
9.8
1,569,731
10.1
66,559
4.2
8 土木費
5 都市計画費
9 消防費
比 較
度
10 教育費
11 災害復旧費
1 公共土木施設災害復旧費
農林水産業施設災害復旧費
12 公債費
1 公債費
13 諸支出金
1 普通財産取得費
58,071
0.3
60,811
0.4
-2,740
-4.5
14 予備費
1 予備費
50,000
0.3
50,000
0.3
0
0.0
16,720,000
100.0
15,600,000
100.0
1,120,000
7.2
合
計
(3)歳出 性質別
(単位:千円、%)
平
区
成
28
年
度
平
成
27
年
度
比 較
分
当 初 予 算 額
構 成 比
当 初 予 算 額
構 成 比
増
減
額
増 減 率
1
人件費
3,664,023
21.9
3,728,786
23.9
-64,763
-1.7
2
物件費
2,933,665
17.6
2,673,741
17.1
259,924
9.7
3
維持補修費
148,128
0.9
151,885
1.0
-3,757
-2.5
4
扶助費
3,592,920
21.5
3,322,394
21.3
270,526
8.1
5
補助費等
1,041,177
6.2
913,403
5.9
127,774
14.0
6
普通建設事業費
1,371,059
8.2
1,051,496
6.7
319,563
30.4
7
災害復旧事業費
3,065
0.0
4,479
0.0
-1,414
-31.6
8
公債費
1,636,290
9.8
1,569,731
10.1
66,559
4.2
9
積立金
10,355
0.1
210
0.0
10,145
4,831.0
10 投資及び出資金
18,403
0.1
7,594
0.0
10,809
142.3
11 貸付金
72,520
0.4
72,040
0.5
480
0.7
12 繰出金
2,178,395
13.0
2,054,241
13.2
124,154
6.0
13 予備費
50,000
0.3
50,000
0.3
0
0.0
16,720,000
100.0
15,600,000
100.0
1,120,000
7.2
合
計
−7−
−8−
3 一般会計の主な事業別予算の概要
※区分欄:新は新規事業、建は普通建設事業、拡は拡充事業、総は総合戦略
目的別
予 算 書 事 業 名
( 内 容 )
総務費
経営改革関係費
(経営改革会議関連)
総務費
経営改革関係費
(事業仕分け関連)
区分 予
算
額
左
特
の
定
国庫支出金 県支出金
332
総務費 公共施設再配置関係費
財
(単位:千円)
源
財
地 方 債
内
源
そ の 他
訳
説
一般財源
明
332 経営改革会議関係費等
2,275
2,275 事業仕分け関係費
1,047
1,047 公共施設再配置関係費
ドライブレコーダー、通信機能、GPS機
能を備えたリース車の導入(H28で8台)
1,419
により、車両の運行状況や運転者の運転実
施状況を把握し交通事故を防止する。
総務費 車両管理費(公用車メンテナンスリース)
新
1,419
総務費 基金費(公共施設維持管理基金積立金)
新
10,030
企画関係費
総務費
(創生会議委員報償費等)
新
・
総
積立金
10,030 ・利子分
・積立分
報償費
・講師謝礼
832
・地方創生アドバイザー謝礼
・創生会議委員報償費
832
定住奨励金
・H25年度対象者受付分 92件
29,000 ・H26年度対象者受付分 120件
・H27年度対象者受付分 122件
・申請漏れ(見込み) 7件
総務費
企画関係費
(定住奨励金)
総
29,000
総務費
地域づくりネットワーク事業
(市民が誇れる市の顔づくり関連事業等)
総
623
623
総
33,066
33,066
新
5,608
5,608
旧天羽行政センターの解体に向けた設計業
務委託料
1,944
1,944
市税等徴収指導員(国税局、県税事務所O
B各1名)
1,263
参議院議員選挙費
・H28.7.25任期満了
総務費 ふるさとふっつ応援寄附関係費
総務費
天羽行政センタ−関係費
(旧天羽行政センター解体設計業務委託料)
総務費
市税等徴収員関係費
(市税等徴収指導員報酬)
総務費 参議院議員選挙費
新
26,293
25,030
市民が誇れる市の顔づくり関連事業補助金
(継続案件1件+新規2件)
・返礼品(特産品等)
・手数料
目的別
予 算 書 事 業 名
( 内 容 )
区分 予
算
額
左
特
の
定
国庫支出金 県支出金
21,210
財
源
財
地 方 債
内
源
そ の 他
訳
一般財源
362
説
明
千葉県知事選挙費
・H29.4.4任期満了
総務費 千葉県知事選挙費
新
21,572
総務費 市長選挙費
新
22,278
22,278
市長選挙費
・H28.10.5任期満了
総務費 市議会議員選挙費
新
39,082
39,082
市議会議員選挙費
・H28.4.24任期満了
11,047
8,284
生活保護に至る前の段階の自立支援策の強
化を図るため、生活困窮者に対し、自立相
2,763
談支援事業及び住居確保給付金の支給を実
施
民生費 地域介護・福祉空間整備事業
新
・
建
・
総
6,398
3,000
高齢者等の屋外運動習慣化へ向けた、うん
3,398 どう教室開催に必要な屋外健康増進器具を
設置
民生費 地域密着型サービス整備等事業
新
・
総
164,479
164,479
民生費 重度心身障害者医療費等助成事業
106,245
53,006
53,239
重度心身障害者に対し、医療費等の一部を
助成
介護・訓練等給付事業
(介護・訓練等給付費)
942,720
454,351
229,615
258,754
障害者総合支援法に定める介護給付及び訓
練等給付の障がい福祉サービスを給付
37,071
37,071
低所得者に対し、消費税率引上げによる影
0 響を緩和するため、簡素な給付措置を実施
(一人3千円)
198,480
低所得の高齢者、障害基礎年金または遺族
基礎年金を受給している者に対し、個人消
0
費の下支えに資するよう給付措置を実施
(一人3万円)
民生費 生活困窮者自立支援事業
民生費
民生費 臨時福祉給付事業
民生費 年金生活者等支援臨時福祉給付事業
新
民生費 子ども医療対策費
民生費 ひとり親家庭自立支援給付金事業
198,480
116,899
新
1,250
35,482
937
地域密着型介護施設の開設準備事業及び地
0 域密着型サービス整備事業に対して補助を
行う。
81,417
子どもの医療に要する費用の全部又は一部
を給付(中学校3年生まで対象)
就業に有利な資格の取得を推進し、その間
の生活負担軽減を図るため、高等職業訓練
313
促進給付金及び高等職業訓練修了支援給付
金を支給
−9−
−10−
目的別
予 算 書 事 業 名
( 内 容 )
区分 予
算
額
左
特
建
民生費 子ども・子育て支援事業
新
・
拡
・
総
4,000
2,999
民生費 生活保護扶助費
703,752
527,811
衛生費 君津中央病院企業団負担金
272,192
総
24,292
120
81,179
衛生費 がん検診事業
28,034
443
6,800
1,500
浄化槽設置促進事業
(浄化槽転換事業補助金)
衛生費
地球温暖化対策事業
(住宅用太陽光発電システム設置費補助金)
衛生費 収集事業(備品)
衛生費 君津地域広域廃棄物処理事業
衛生費 君津広域水道企業団関係費
建
2,800
新
・
建
訳
そ の 他
説
明
保育所施設の改修工事
・飯野保育所アルミ建具改修工事
6,400
・中央保育所受水槽改修工事
・峰上保育所床等改修工事
乳幼児期の教育・保育の総合的な提供や、
地域での子育て支援を充実
・放課後児童健全育成事業補助金(補助基
32,140
準額の引き上げ)
・ファミリーサポートセンター事業補助金
(新規)
33,166
保護受給開始後、一定期間内に就労自立が
1,001 見込まれる者を対象に集中的な就労支援を
実施
4,315
2
120
171,624 生活保護法に基づく扶助
君津中央病院企業団の本院、分院及び看護
学校運営に関する負担金
24,052 妊産婦及び乳幼児の健康増進、子育て支援
81,179 感染症の予防及びまん延の防止
3,214
2,650
24,377 各種がん検診事業の実施
2,650
2,800
浄化槽転換事業補助金
・転換補助15基
0 住宅用太陽光発電システム設置費補助金
6,858
6,858 2t粗大ごみ専用車購入費
541,119
18,299
一般財源
272,192
衛生費 各種予防接種事業
衛生費
地 方 債
内
源
24,800
37,973
生活保護関係費
(被保護者就労支援事業委託料)
源
財
31,200
103,279
衛生費 母子保健事業
財
国庫支出金 県支出金
市立保育所運営事業
民生費
(保育所施設改修工事)
民生費
の
定
153,556
12,800
387,563
5,499
㈱かずさクリーンシステムへの廃棄物処理
委託(債務負担行為)
・君津広域水道企業団負担金
・君津広域水道企業団出資金
目的別
予 算 書 事 業 名
( 内 容 )
区分 予
算
額
左
特
の
定
国庫支出金 県支出金
財
源
財
地 方 債
内
源
そ の 他
訳
一般財源
説
有害鳥獣による農作物への被害防止対策
・鳥獣被害対策実施隊員報酬
11,475 ・有害鳥獣捕獲事業委託料
・鳥獣被害防止総合対策交付金
・狩猟免許取得促進事業補助金
農林水
農作物被害対策事業
産業費
総
61,769
農林水 農業生産基盤整備事業
産業費 県営ほ場整備事業:天神山地区
建
5,655
5,655
[債務負担行為]
元利補給補助金
農林水 農業生産基盤整備事業
産業費 県営ほ場整備事業:峰上地区
建
4,107
4,107
[債務負担行為]
元利補給補助金
農林水 農業生産基盤整備事業
産業費 県営ほ場整備事業:峰上Ⅱ期地区
建
7,109
7,109
[債務負担行為]
元利補給補助金
農林水 農業生産基盤整備事業
産業費 県営ほ場整備事業:湊地区
建
19,406
19,406
[債務負担行為]
元利補給補助金
農林水 農業生産基盤整備事業
産業費 県営ほ場整備事業:竹岡地区
建
11,956
11,956
[債務負担行為]
元利補給補助金
農業生産基盤整備事業
農林水
県営水田農業確立排水対策特別事業:川名
産業費
川地区
建
1,830
1,830
[債務負担行為]
元利補給補助金
農業生産基盤整備事業
農林水
県営水田農業確立排水対策特別事業:西新
産業費
川地区
建
4,882
4,882
[債務負担行為]
元利補給補助金
農林水 農業生産基盤整備事業
産業費 県営土地改良総合整備事業:川名地区
建
2,238
2,238
[債務負担行為]
元利補給補助金
農林水 農業生産基盤整備事業
産業費 県営かんがい排水事業:小糸川地区
建
34,215
34,215
[債務負担行為]
元利補給補助金
農業生産基盤整備事業
農林水
県営かんがい排水事業:小糸川地区期間延
産業費
長分
建
5,711
5,711
[債務負担行為]
元利補給補助金
農林水 東京湾漁業総合対策事業
産業費 (共同利用施設設置事業補助金)
建
・
総
22,933
50,294
22,933
明
のり養殖浸漬処理船の設置補助
共同利用施設設置事業補助金
0
・主体 富津漁業協同組合
新富津漁業協同組合
−11−
−12−
目的別
予 算 書 事 業 名
( 内 容 )
区分 予
算
額
左
特
国庫支出金 県支出金
農林水
ノリ共同利用施設建設事業
産業費
建
・
総
185,451
農林水 漁港整備事業
産業費 (富津漁港水産流通基盤整備事業負担金)
建
・
総
31,250
農林水
水産基盤施設機能保全計画策定事業
産業費
新
・
総
42,560
新
・
総
1,000
商工費 中小企業資金融資対策事業
総
79,927
商工費
観光施設関係費
(海水浴場管理運営事業)
総
11,636
土木費
防犯灯整備事業
(LED防犯灯借上料)
総
7,718
土木費
バスストップ施設整備事業(交付金分)
(バスストップ施設整備事業)
建
・
総
185,909
102,239
土木費
バスストップ施設整備事業(交付金分)
(バスストップ駐車場整備事業)
建
・
総
45,900
土木費
バスストップ施設整備事業(交付金分)
(市道浅間山線整備事業)
建
・
総
建
・
総
商工費
商工振興関係費
(プレミアム付き商品券補助金)
土木費 地域再生基盤強化交付金事業
の
定
財
源
財
地 方 債
185,251
内
源
そ の 他
200
18,200
10,416
訳
一般財源
説
明
ノリ共同加工施設整備補助
産地水産業強化施設整備支援事業補助金
0
・主体 富津漁業協同組合
新富津漁業協同組合
2,634
水産物の供給基地である県営富津漁港の整
備に係る地元負担金
水産基盤施設機能保全計画策定業務委託料
市営漁港の長寿命化を図り、更新コスト
21,280 を平準化するための計画を策定
・大貫漁港 ・竹岡漁港
・萩生漁港 ・金谷漁港
21,280
70,001
1,000
消費を拡大し、地域の活性化を図るための
商品券補助
9,926
中小企業資金融資制度に基づく預託及び利
子補給等
11,636 海水浴場の開設に伴う監視員の設置等
7,718
[債務負担行為]
LED防犯灯借上料
81,100
2,570
[債務負担行為]
バスストップ施設整備事業負担金等
25,245
18,500
2,155
測量・設計業務委託料
駐車場用地取得費
74,400
40,920
30,100
3,380
測量・設計業務委託料
道路改良工事等
53,587
26,600
23,900
3,087
市道諸崩線道路整備事業
道路改良工事等
目的別
土木費
予 算 書 事 業 名
( 内 容 )
社会資本整備総合交付金事業
(都市再生整備計画事業(交付金分))
防災・安全交付金事業
土木費
(橋梁長寿命化修繕事業)
土木費
都市計画総務関係費
(都市計画見直し業務委託料)
区分 予
額
左
特
の
定
財
建
・
総
205,500
建
・
総
83,600
新
・
総
20,000
源
財
国庫支出金 県支出金
土木費 君津富津広域下水道組合負担金
土木費
算
65,000
45,980
地 方 債
4,800
そ の 他
訳
一般財源
説
明
140,500
市道山王下飯野線
・測量・設計業務委託料
・道路改良工事等 ・道路用地取得費
・物件補償費
0 市道下飯野線
・道路改良工事等 ・道路用地取得費
・物件補償費
大貫駅東口広場整備事業
・道路改良工事等
32,800
富士見橋
設計業務委託料(家屋事前調査業務委
4,820
託)
橋梁架替工事
都市計画基礎調査業務委託
18,920 都市計画マスタープラン策定業務委託
都市計画道路見直し調査業務委託
1,080
270,000
住宅・建築物耐震改修等事業
(耐震改修促進計画策定業務委託料)
内
源
66,909
2,400
203,091 君津富津広域下水道組合負担金
2,400 耐震改修促進計画の改訂業務委託
消火栓新設(1基)
消火栓改良(6基)
消防費 消火栓新設改良事業
新
6,382
5,700
682
消防費 消防施設整備事業
新
111,077
83,300
27,777
消防費 消防自動車等整備事業
新
・
建
・
総
46,600
289
35,900
2,978
消防費 消防団詰所等整備事業
新
・
建
・
総
24,500
2,245
21,200
1,055 第6分団第1部詰所改築工事
消防費 防災関係費
新
・
総
2,558
7,433
927
旧消防庁舎、旧富津出張所及び旧第2分団
第1部詰所の解体
消防ポンプ自動車購入(1台)
小型ポンプ購入(1台)
・土砂災害ハザードマップ作成業務委託料
・避難行動要支援者名簿システム使用料
1,631
・防災用備品購入費(避難所自動解錠ボッ
クス等)
−13−
−14−
目的別
消防費
予 算 書 事 業 名
( 内 容 )
防災・安全交付金事業
(防災情報通信ネットワーク整備事業)
教育費 私立幼稚園就園奨励事業
教育費
小学校施設整備事業
(学校施設整備計画設計業務委託)
区分 予
算
額
源
財
地 方 債
内
源
そ の 他
訳
一般財源
説
明
66,800
33,400
拡
46,931
15,627
新
・
建
2,029
2,029
学校施設改修工事
・青堀小学校 プールろ過装置改修
6,400 ・富津小学校 昇降口床及び扉改修
・佐貫小学校 汚水管改修
・環小学校 給水ポンプ交換工事
建
6,400
教育費
要保護及び準要保護児童就学支援事業
(小学校)
拡
7,990
教育費
中学校施設整備事業
(学校施設整備計画設計業務委託)
新
・
建
7,260
教育費
中学校施設整備事業
(学校施設改修工事)
建
37,900
教育費
要保護及び準要保護生徒就学支援事業
(中学校)
拡
9,725
新
・
建
15,120
新
1,620
富津公民館管理運営費
(吸収式冷温水発生機交換設計業務委託料)
財
建
・
総
小学校施設整備事業
(学校施設改修工事)
教育費
の
定
国庫支出金 県支出金
教育費
教育費 生涯学習バス設置事業
左
特
30,000
3,400
電波法の改正に向け、防災行政無線設備を
デジタル化
私立幼稚園の設置者が、保護者から徴収す
31,304 る保育料等を減額または免除する場合に、
その設置者に対して補助金を交付
小学校施設の非構造部材の耐震化及び環境
整備を実施するための整備計画の作成
経済的な理由により、就学が困難な児童の
7,980 保護者に対して、負担能力に応じ、学用
品・給食費・医療費等の補助を行う。
10
7,260
33,900
中学校施設の非構造部材の耐震化及び環境
整備を実施するための整備計画の作成
学校施設改修工事
・大貫中学校 普通教室棟・管理棟屋根防
4,000 水改修工事
・佐貫中学校 屋上パイプスペース内配水
管改修
経済的な理由により、就学が困難な生徒の
9,725 保護者に対して、負担能力に応じ、学用
品・給食費・医療費等の補助を行う
15,120 生涯学習バス購入(1台)
1,620 富津公民館空調設備の改修工事に係る委託
目的別
予 算 書 事 業 名
( 内 容 )
文化財保護関係費
教育費
(国指定文化財 内裏塚古墳用地購入)
道路用地取得事業
街路用地取得事業
諸支出金
バスターミナル用地取得事業
バスストップ用地取得事業
区分 予
算
額
左
特
の
定
国庫支出金 県支出金
新
・
建
28,895
建
・
総
58,071
23,113
1,926
財
源
財
地 方 債
内
源
そ の 他
訳
一般財源
説
明
・手数料
・物件調査委託料
3,856
・文化財史跡用地購入費
・物件補償費
58,071
市土地開発公社分
(債務負担事業)
−15−
−16−
6 一般会計の主な削減項目の概要
項目
目的別
内容
議会費 議員人件費(報酬・定数の削減)の減:議員報 条例本則の規定から報酬20%引き下げ
酬、議員期末手当、議員共済組合負担金
議員定数を2人減 18人→16人
総務費 常勤特別職報酬の引き下げ:給料、期末手当、共
条例本則の規定から30%引き下げ
教育費 済組合負担金
総務費 監査委員報酬の見直し
一般職人件費
当初予算比較 (単位:千円)
平成28年度
平成27年度
対前年比較
平成26年度 H28-H26比較
124,657
183,486
-58,829
182,346
-57,689
31,592
31,370
222
37,702
-6,110
696
1,236
-540
1,404
-708
3,205,970
3,220,554
-14,584
3,402,702
-196,732
0
0
0
0
0
H27 識見 72,000円/月→58,000円/月
H28 議会選出 45,000円/月→0円/月
(H27.9月条例改正し、10月1日から施行)
〔H26.4.1現在の職員数〕448人
↓
〔H27.4.1現在の見込職員数〕408人
↓
〔H28.4.1現在の見込職員数〕402人
一般職の地域手当0%継続による影響額
4%→0%継続:H27の影響額 87,698千円
:H28の影響額 87,849千円
議会費 東京湾口道路建設促進調査研究費交付金
交付金の交付を休止
0
0
0
85
-85
議会費 市首都圏第3空港誘致推進活動費交付金
交付金の交付を休止
0
0
0
100
-100
総務費
総務管理運営関係費(旧情報課):事務機器借 新規のパソコンリースの仕様を見直しすること
上料
による減、H28は更新台数の増により増額
18,329
17,905
424
21,090
-2,761
総務費
総務管理運営関係費(財政課):事務機器借上 財務会計システムを再リースで対応するため、
料
削減、H28は再リース期間満了により増額
4,807
4,174
633
7,125
-2,318
0
0
0
710
-710
総務費 職員親和会補助金
公費負担の見直しを行い廃止
総務費 職員研修費負担金
自治大学校研修を市町村アカデミー研修に振り
替えることによる減
690
666
24
868
-178
総務費 庁舎管理費:事務機器借上料
複合機の借上げ方法の見直しにより借上料を抑
制
5,513
5,516
-3
7,000
-1,487
13,078
11,773
1,305
13,639
-561
0
0
0
120
-120
総務費 車両管理費の減
総務費 県経済対策協議会負担金
公用車の総台数を削減
・公用車合計62台(H26.4.1)→45台体制(H28
年度末)へ
・ドライブレコーダー、通信機能、GPS機能
を備えたリース車の導入(H28で8台)により、
車両の運行状況や運転実施状況を把握し、交通
事故を防止する。
退会による負担金減
項目
目的別
総務費 かずさDNA研究所負担金
内容
協力会員として支出する負担金額の減額
当初予算比較 (単位:千円)
平成28年度
平成27年度
対前年比較
平成26年度 H28-H26比較
100
100
0
300
-200
総務費
首都圏新空港誘致推進協議会交付金〔民間の協
交付金の交付を休止
議会〕
0
0
0
100
-100
総務費
君津・安房地域首都圏第3空港誘致推進協議会
交付金の交付を休止
交付金〔関係市で構成する協議会〕
0
0
0
100
-100
総務費
東京湾アクアラインを活用した地域づくり推進
負担金の交付を休止
連絡協議会負担金
0
0
0
10
-10
総務費
市東京湾口道路等建設促進協議会交付金〔市・
交付金の交付を休止
民間の協議会〕
0
0
0
105
-105
総務費
房総地域東京湾口道路建設促進協議会負担金
〔関係市で構成する協議会〕
0
0
0
5
-5
23,170
23,182
-12
36,480
-13,310
6,457
7,303
-846
7,935
-1,478
0
0
0
567
-567
社会福祉総務関係費、社会参加促進事業:福祉 平成27年度から車両を市社会福祉協議会へ無償
カー貸付事業
譲渡し、事業を移管
0
0
0
224
-224
民生費 社会福祉総務関係費:各種団体補助金
H27年度は前年度比20%を削減し、H28年度も同
額を計上。
(市手をつなぐ育成会、市遺族会、市ろうあ協
会、市身体障害者福祉会)
211
211
0
263
-52
民生費 市社会福祉協議会補助金
H27年度は自主財源活用等の対応を依頼し、減
額。H28年度は人件費増等の理由により増額計上
26,515
23,515
3,000
32,194
-5,679
総務費 区長報酬の見直し
負担金の交付を休止
①均等割
〔H26〕155,000円×107人=16,585,000円
↓
〔H27〕124,000円×107人=13,268,000円
↓
〔H28〕124,000円×107人=13,268,000円
②戸数割
〔H26〕1,200円×16,579世帯=19,894,800円
↓
〔H27〕600円×16,522世帯=9,913,200円
↓
〔H28〕600円×16,502世帯=9,901,200円
総務費 富津市役所・君津駅線バス運行費負担金
利用状況から運行の見直し、経費削減
総務費 市民憲章推進協議会交付金
事業内容を精査し、休止
民生費
−17−
−18−
項目
目的別
民生費
内容
相談支援事業所が増えてきたことにより、障が
知的障害者相談員報償費・身体障害者相談員報
い者等が相談員へ相談する事が減少してきたこ
償費
とから削減
当初予算比較 (単位:千円)
平成28年度
平成27年度
対前年比較
平成26年度 H28-H26比較
0
0
0
144
-144
H21以降実績がないため廃止
0
0
0
50
-50
民生費 要介護者家族支援金
H18以降実績がないため廃止
0
0
0
100
-100
民生費 ねたきり老人等日常生活用具給付貸与費
H22以降実績がないため廃止
0
0
0
57
-57
民生費 虐待高齢者保護措置費
H27以降は老人措置費で対応
0
0
0
148
-148
民生費 介護保険事業特別会計事務費繰出金
H27年度は介護認定審査会の開催回数縮減を想定
して減額計上したが、審査対象者の増加等によ
り開催回数を縮減できなかったことにより、H28
年度予算にて増額計上
85,618
75,323
10,295
77,814
7,804
民生費 心身障害者扶養保険事業負担金
年金の掛金について、非課税となった場合の補
助であるが、非課税になった場合は減免制度が
あるため廃止
0
0
0
54
-54
民生費 難病患者療養見舞金
難病患者及びその保護者の経済的負担の軽減を
図るための医療費自己負担の助成拡大を契機に
見舞金を廃止
0
0
0
6,122
-6,122
民生費 精神障害者医療費等助成費
自立支援医療(精神通院医療)により、通院に
対する医療費の支給があるため、通院医療費助
成部分を廃止
23,749
33,266
-9,517
29,633
-5,884
民生費 日中一時支援事業委託料
既存の4時間区切りの単位表から、2時間区切
りの単位表への見直しを行ったことによる減
14,430
17,064
-2,634
16,884
-2,454
民生費 地域活動支援センターⅡ型事業委託料
平成27年度中に介護・訓練等給付事業の生活介
護、就労継続支援(B型)、地域生活支援事業
の日中一時支援事業等への移行を図るとして減
額計上したが、急激な移行は困難としてH28年度
は増額計上
17,446
8,423
9,023
14,819
2,627
民生費 地域活動支援センターⅢ型事業委託料
平成27年度中に介護・訓練等給付事業の生活介
護、就労継続支援(B型)、地域生活支援事業
の日中一時支援事業等への移行を図るとして減
額計上したが、急激な移行は困難としてH28年度
は増額計上
4,868
2,956
1,912
5,845
-977
衛生費 地域自殺対策緊急強化基金事業:印刷製本費等
事業内容を精査し経費不要の啓発活動のみとし
たことによる減
0
582
-582
1,212
-1,212
1,431
1,782
-351
1,930
-499
民生費 生活管理指導宿泊事業委託料
衛生費
1歳6か月児健康診査事業・3歳児健康診査事 実施回数を年間12回から9回へ調整したことによ
業:医師報酬等
る減
目的別
項目
内容
衛生費 浄化槽設置促進事業
H28年度から新規設置補助を廃止し、生活雑俳水
が処理されない単独処理浄化槽及び汲み取り便
槽からの転換補助のみを補助対象としたため。
衛生費 伝染病予防対策事業:医薬材料費
当初予算比較 (単位:千円)
平成28年度
平成27年度
対前年比較
平成26年度 H28-H26比較
6,800
7,400
-600
7,400
-600
事業内容を見直した結果、事業廃止(害虫駆除
薬剤の配付)
0
0
0
2,150
-2,150
衛生費 大気環境測定局の統廃合による関連経費の削減
市管理の6局を廃止し、県管理の下飯野測定局を
継続
39
39
0
7,287
-7,248
衛生費 生ごみ処理機購入費助成金
需要が少なく、事業効果が低いため、助成を廃
止
0
0
0
300
-300
衛生費 生ごみ肥料化容器購入費助成金
需要が少なく、事業効果が低いため、助成を廃
止
0
0
0
90
-90
衛生費 君津地域広域廃棄物処理事業
委託先である㈱かずさクリーンシステムにごみ
処理委託費低減を要望した結果、委託先が業務
活動の見直し「チャレンジ10」等を実施したこ
とによる減
541,119
567,786
-26,667
568,574
-27,455
衛生費 上水道事業会計補助金
繰出し基準外の任意の補助であるため、廃止
0
0
0
40,000
-40,000
農林水
旧農村青少年研修センター:土地借上料
産業費
平成26年度で契約終了
0
0
0
967
-967
農林水
産業まつり事業交付金
産業費
農協が主催し、商工会・観光協会等が参加し、
農業まつりを実施
0
0
0
1,300
-1,300
農林水
青年就農給付金
産業費
平成28年度は対象者が増加見込み
4,500
750
3,750
1,500
3,000
農林水
県治山林道協会負担金
産業費
引き続き加入することとしたため増
844
0
844
1,224
-380
農林水
富津市民の森指定管理料
産業費
指定管理者に自主事業による財源の確保等を求
めることにより減
9,600
9,600
0
11,000
-1,400
農林水
県水産多面的機能発揮対策地域協議会負担金
産業費
平成27年度までは国費のみで事業を実施できた
が、平成28年度から一部の事業で地元負担が必
須となったため増
925
0
925
2,525
-1,600
商工費 市商工会育成補助金
補助基準の明確化 [事業費補助]16% [人件費
補助]5.5%
5,685
5,514
171
7,109
-1,424
商工費 成田空港活用協議会負担金
業務に支障をきたさないため、退会
0
0
0
50
-50
−19−
−20−
項目
目的別
内容
当初予算比較 (単位:千円)
平成28年度
平成27年度
対前年比較
平成26年度 H28-H26比較
商工費 プレミアム付き商品券補助金
平成27年度は地域住民生活等緊急支援のための
交付金の活用により、事業実施(繰越明許)、
平成28年度は市単独事業により実施のため増
1,000
0
1,000
1,000
0
商工費 消費生活相談の見直し
相談実績の状況から相談日週2回を週1回に変
更
402
402
0
801
-399
観光総務関係費:観光ガイドブック・観光パン 観光ガイドブック・観光パンフレットを在庫で
フレット等の印刷製本費
対応
0
57
-57
1,191
-1,191
商工費
商工費 東京湾口道路建設促進富津花火大会関連経費
平成27年度は、市民による花火大会を実施
商工費 海水浴場管理運営関連経費
海水浴場の監視業務委託等の内容精査による減
0
0
0
5,362
-5,362
9,600
9,600
0
14,275
-4,675
土木費 日本道路協会負担金
業務に支障をきたさないため、退会
0
0
0
30
-30
土木費 防犯灯LED化に伴う光熱水費の減
防犯灯LED化事業(債務負担行為)による電
気料の減
24,200
33,000
-8,800
38,961
-14,761
土木費 木更津港湾愛護協会負担金
引き続き加入することとしたため増
1,888
0
1,888
1,708
180
土木費 日本港湾協会負担金
業務に支障をきたさないため、退会
0
0
0
50
-50
土木費 全国海岸協会負担金
業務に支障をきたさないため、退会
0
0
0
30
-30
土木費 まちづくり情報交流協議会負担金
業務に支障をきたさないため、退会
0
0
0
30
-30
土木費 地区計画制度連絡協議会負担金
業務に支障をきたさないため、退会
0
0
0
4
-4
270,000
280,000
-10,000
370,000
-100,000
0
0
0
578
-578
土木費 君津富津広域下水道組合負担金
人件費負担の適正化等による減
土木費 市施設利用振興公社負担金
内容を見直し廃止
土木費 日本公園緑地協会負担金
業務に支障をきたさないため、退会
消防費 市危険物安全協会負担金
負担金見直しによる減
消防費 消防本部・福利厚生費:消耗品費
消防職員の被服貸与について点数制での貸与を
凍結したため減、H28年度は、活動服等が不足し
たことから増
消防費 常備・非常備車両維持管理費
消防費 消防団運営交付金
常備車両2台、非常備車両1台の廃車等による
減
消防団運営交付金の見直しによる減
消防費 支部消防操法大会出場分団交付金
支部消防操法大会へ出場する消防団への交付金
を減、H28年度は、市操法大会未実施のため、訓
練日が増加するため増
消防費 消火栓新設負担金
防火水槽撤去のため防火対策上必要不可欠な消
火栓の新設
0
0
0
25
-25
20
20
0
150
-130
1,894
1,492
402
4,716
-2,822
8,947
13,557
-4,610
9,985
-1,038
4,927
4,927
0
7,254
-2,327
818
718
100
838
-20
1,484
0
1,484
1,145
339
目的別
項目
教育費 通学費補助金
内容
天羽東中学校の支給対象生徒が、関豊小学校閉
校に伴い追加されたスクールバスに同乗するこ
とで縮減(対26年度比のみ)/天羽中学校の対
象生徒数の減少に伴う減
当初予算比較 (単位:千円)
平成28年度
平成27年度
対前年比較
平成26年度 H28-H26比較
2,565
3,506
-941
4,484
-1,919
12,000
12,001
-1
13,058
-1,058
0
0
0
170
-170
教育費 外国人英語指導助手派遣業務委託料
業務委託の仕様の工夫による減
教育費 生涯学習推進大会講演委託料
生涯学習推進大会の休止
教育費 子どもセンター設置事業委託料
事業効果を見直し、事業廃止
0
0
0
243
-243
教育費 市民文化祭事業交付金
事業内容を見直し、縮減
794
836
-42
1,078
-284
教育費 埋立記念館管理業務委託料
事業内容を見直し、縮減
667
660
7
1,921
-1,254
教育費 ふれあいスポーツフェスタ事業交付金
事業内容を見直し、縮減
800
800
0
1,800
-1,000
教育費 小学校管理運営費:光熱水費の減
PPS(特定規模電気事業者)の利用等による
減
36,060
38,318
-2,258
39,604
-3,544
教育費 中学校管理運営費:光熱水費の減
PPS(特定規模電気事業者)の利用等による
減
24,720
25,170
-450
23,623
1,097
教育費 市体育施設指定管理料
業務委託の仕様の工夫による減、公社の草刈料
減
31,030
32,157
-1,127
31,992
-962
※自然減になるものを除き、事業の見直しを行う次の基準により掲載
①人件費、扶助費については全てを表記
②負担金補助及び交付金等の補助費等については、10万円以上の減額または平成27・28年度で0円とするものを表記
③委託料等の物件費は、100万円以上の減額または平成27・28年度で0円とするものを表記
④繰出金は、100万円以上の減額を表記
−21−