小学校算数

第5学年
算数科学習指導案
対
1
単元名
象:男11名、女12名、計23名
単位量あたりの大きさ
2 本時の概要
(1)本時の目標
・部屋の混み具合について自分なりの方法で比べようとしている。(算数への関心・意欲・態度)
・異種の2つの量について単位量あたりで考えることができる。(数学的な考え方)
(2)本時の展開
学
習
活
動
1 問題をつかむ。
みなさんはどの部屋を選びますか。
A
B
C
たたみ 10 枚
たたみ 10 枚
たたみ 8 枚
6人
5人
5人
教師の働きかけ
・修学旅行の話題の後、畳の枚数が
示された部屋の図を提示する。
・混み具合は部屋の広さだけで判断
できないことに気付かせ、各部屋
の人数を提示する。
2
課題をつかむ。
・畳の枚数か人数が同じであれば比
・A と B の部屋では、A の方が混んでいるよ。
べられることをおさえる。
・B と C の部屋では、同じ人数でも狭い方の C が混ん ・A と C の部屋は、畳の枚数と人
でいる。
数のどちらも異なることから、こ
・A と C はどうすれば比べられるのかな。
のままでは比べられないことに気
広さも人数もちがう部屋のこみ具合は、どうした
付かせる。
ら比べられるのだろうか。
3
見通しをもつ。
・畳の枚数をそろえればいいのかな。
・畳の枚数を人数で割ってみよう。
・課題をノートに早く書き終えた児
童から見通しをもたせる。
4
自分の考えた方法で比べる。
①畳1枚あたりの人数を求める。
②1人あたりの畳の枚数を求める。
③畳や人数の最小公倍数から一方をそろえて比べる。
・自力解決の様子を机間支援しなが
ら確認し、指名した児童に考えを
紙に書かせる。
5
考えを説明し、互いの比べ方について話し合う。
・①では人数が多い方が、②では畳
の枚数が少ない方が混んでいるこ
とになるので、混同しないように
させる。
・③が出てきた場合、考えを認め、
練習問題を通して、①や②の方が
便利であることに気付かせる。
6
まとめる。
「 たた み 1枚 あた りの 人数」「1 人あた り のた たみ
の枚数」を求め、比べるとよい。
7
練習問題を解く。
8
学習を振り返り、感想を書く。
・D ~ F の3部屋を追加し、①と②
の方法で求めさせる。
3
板書計画
写真
1
写真
2
問 みなさんはどの部屋を選び
○
ますか。
部屋A
部屋B
部屋C
課 広さも人数もちがう部
○
ま 「たたみ1枚あたりの
○
屋のこみ具合は、どうし
たら比べられるのだろう
か。
人 数」「1人あ たりのた
たみの枚数」を求め、比
べるとよい。
〈児童の考え〉
・畳1枚あたりの人数。
・1人あたりの畳の枚数。
(公倍数を利用して)
〈練習問題〉
部屋D
部屋E
部屋F