報道厚基発第41号 平成28年3月29日 事業主 各位 東京都報道事業厚生年金基金 理事長 落合 勝安 (公印省略) 行政不服審査法等の改正に伴う行政不服審査に係る 文章の改訂について(ご依頼) 拝啓 平素は当基金の運営に格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。 さて、行政不服審査法(平成26年法律第68号)及び行政不服審査法の施行に伴う関係法律の 整備等に関する法律(平成26年法律第69号)が平成28年4月1日から施行されることに伴い、行 政不服審査に係る文章(以下、「教示文」といいます)が改訂されることとなりますが、法改正後もこれ まで使用していた適用関係届出用紙も使用できることとしているため、今後お送りする適用関係通知 書に表示されている教示文が、改訂前の文章となっている場合がございます。 事業主様には大変ご不便をおかけいたしますが、教示文が改訂前の文章となっている適用関係通 知書については、法改正に伴い改正された下記の厚生年金基金における事業運営基準の取扱いに ついての内容をご高覧の上、改訂後の文章に読み替えていただきますよう、よろしくお願い申し上げ ます。 敬具 記 ¾ 法改正の内容 厚生年金基金における事業運営基準の取扱いについて(昭和42年3月28日年企発第20号) 別 添 厚生年金基金事務取扱い準則より抜粋 改訂後 ア この決定又は改定に不服がある者は、 当該決定又は改定のあったことを知った 日から三か月以内に社会保険審査官に 対して審査請求をし、その決定に不服が ある者は社会保険審査会に対して再審査 請求をすることができる旨 イ この決定又は改定の取消の訴え(取消 訴訟)は、アの審査請求に対する社会保 険審査官の決定を経た後に、その決定 改訂前 ア この決定又は改定に不服がある者は、 当該決定又は改定のあったことを知った 日から六十日以内に社会保険審査官に 対して審査請求をし、その決定に不服が ある者は社会保険審査会に対して再審査 請求をすることができる旨 イ この決定又は改定の取消の訴え(取消 訴訟)は、アの再審査請求に対する社会 保険審査会の裁決を経た後に、その裁決 (アの再審査請求をした場合には、当該決 定又は社会保険審査会の裁決。)の送達 を受けた日の翌日から六か月以内に、基 金を被告として提起しなければならない 旨。ただし、次の①から③までのいずれか に該当するときは、決定を経ないで提起 することができる旨 ① 審査請求をした日から二か月を経過して も決定がないとき。 ② 決定又は改定、その執行又は手続きの 続行により生ずる著しい損害を避けるた め緊急の必要があるとき。 ③ その他決定を経ないことにつき正当な理 由があるとき。 の送達を受けた日の翌日から六か月以内 に、基金を被告として提起しなければなら ない旨。ただし、次の①から③までのいず れかに該当するときは、裁決を経ないで提 起することができる旨 ① 再審査請求をした日から三か月を経過 しても裁決がないとき。 ② 決定又は改定、その執行又は手続きの 続行により生ずる著しい損害を避けるた め緊急の必要があるとき。 ③ その他裁決を経ないことにつき正当な 理由があるとき。 ¾ 対象通知書 ・「厚生年金基金 加入員資格取得および報酬標準給与決定通知書」(資格取得届) ・「厚生年金基金 加入員報酬標準給与決定通知書」(算定基礎届) ・「厚生年金基金 加入員賞与標準給与決定通知書」(賞与支払届) ・「厚生年金基金 加入員報酬標準給与改定通知書」(月額変更届) (産前産後休業終了時および育児休業等終了時の改定についても同様です。) *「厚生年金基金 加入員資格喪失確認通知書」(資格喪失届)については、教示文の付記義務がない ため、今回の改訂の対象外となります。 なお、平成28年4月以降に印刷する「厚生年金基金 加入員資格喪失確認通知書」(資格喪失届)か らは、教示文を削除いたします。 以上 【本件に関するお問合わせ先】 東京都報道事業厚生年金基金 電話:03-6264-7850 (受付時間 平日9:00~17:00)
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