住宅改修費助成金事業 Q&A

住宅改修費助成金事業 Q&A
Q1.どのような工事が「補助対象」となるのか?
A1.個人住宅の改修とは、
「住宅の機能や質の向上」のために行う工事で、
次の①及び②を満たす工事が補助対象となります。
① 香美町民が、町内施工業者(下請業者を含む。)を利用し、自分
で所有して居住する住宅について、総工事費 20 万円以上(消費税
込み)の住宅改修を行う場合。
② 「住宅の機能や質の向上」のために行う改良又は設備改善の工
事で、単なる電化製品の取付け(エアコン、食洗機等)や工事を
伴わない備品の設置は対象外です。
また、傷んだ床の部分のみの補修等を単独で行う場合は、対象
となる工事とみなしませんが、本事業の対象となる工事と一連の
ものとして行う場合は、対象経費に含みます。
Q2.どのような工事が「補助対象外」となるのか?
A2.土地購入費、住宅以外の倉庫、電化製品購入費(エアコン等)、エコ
キュート、エコジョーンズ、エネファーム等(注)、車庫等の増設及び
補修工事、住宅の取り壊しのみの工事、シロアリ等の害虫駆除等は補助
対象とはなりません。
(注)但し、製品、リモコンは対象外ですが、工事費は対象となります。
Q3.住居の「修繕」工事は、補助対象となるのか?
A3.機能復旧のために部分修繕のみを行う工事は、補助対象としません。
一部修繕工事を含め全体を改修する場合は、補助対象とします。
Q4.町内施工業者とは?
A4.町内に「本店」のある業者を指します。下請けもすべて、町内に「本
店」のある業者とします。確認のため、申請と併せて、「下請け業者
名簿」の提出をお願いします。変更が生じた場合、変更交付申請を行
ってください。
Q5.既に終わっている工事(また、既に開始している工事)は、補助対象
となるか?
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A5.補助対象となりません。補助金交付申請をしていただいた後、町が審
査を行い、補助金の交付決定をした工事のみが対象です。
Q6.店舗、会社等の事務所を改修する場合は補助対象となるのか?
A6.補助対象となりません。本事業では、住宅環境の向上も目的の一つと
しており、町民が自分で所有し、実際に居住している住宅を改修する場
合のみ補助対象とします。なお、店舗兼用住宅の場合は、住居部分の工
事のみを補助対象とします。
Q7.他の補助事業と併用は可能か?
A7.介護保険法による住宅改修(福祉課)
、身体障害者日常生活用具給付
制度(福祉課)、人生80年いきいき住宅助成制度(福祉課)などを受
けている、また受けようとする工事は補助対象外です。
ただし、
水洗便所等改造資金利子補給制度
(上下水道課)
については、
併用可能です。
町以外の補助金を受けている場合又は受けようとする場合、補助対
象金額から町以外の補助金額を控除したものを本補助金の補助対象金
額とします。
Q8.役場で工事業者を紹介してくれるのか?また、役場で業者を指定して
いるのか?
A8.本事業では、町内に本店のある業者を利用していただくこと以外は、
特に業者の指定はしていませんし、紹介もしておりません。
Q9.来年度も本事業は実施されるのか?
A9.平成28年度から平成31年度までの4年間の実施予定です。
Q10.申請時に必要なものは何か?
A10.「香美町住宅改修費助成金交付申請書」
、
「工事費見積書の写し及び契
約書の写し」
、
「下請け業者名簿」、
「工事個所の位置図」
、
「施工予定箇所
(着工前)の写真」
、
「印鑑」をご持参ください。空き家を改修する場合、
加えて「売買契約書の写し又は賃貸者契約書の写し」
、賃貸借契約の場
合「香美町住宅改修費助成金施工同意書」もお願いします。
Q11.申請は、工務店など代理人に代行してもらっても良いか?
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A11.代理での申請も可能です。その場合、
「代理届」等、特に必要な書類
はありませんが、申請者はあくまで改修する住宅の所有者です。
Q12.自己都合で工事をしないことになった場合は?
A12.
「香美町住宅改修費助成金変更交付申請書」をお渡ししますので、
「変
更理由」欄に「辞退するため」と記載し、提出してください。
Q13.補助金交付決定を受けた後に、工事の内容が変わった場合は?
A13.「香美町住宅改修費助成金変更交付申請書」をお渡ししますので、変
更申請の手続きを行っていただきます。ただし、補助金交付申請を行っ
た工事内容のままで、補助金の額が変わらない場合は、申請の必要はあ
りません。
実績報告書を提出する際に変更後の内容を記載していただけ
れば結構です。
※ 補助金の額が変わる場合は、必ず、変更申請を行ってください。
※ 全く違う工事をする場合は、必ず、新たに申請を行ってください。
Q14.実績報告時に必要なものは何か?
A14.
「香美町住宅改修費助成事業完了・実績報告書」
、
「工事代金領収書(写
し)」
、
「工事完了後の写真」
、
「同補助金請求書」、変更があった場合「下
請業者名簿」
、「印鑑」をご持参ください。
Q15.自分が所有する賃貸アパート等を改修する場合は補助対象となるか?
A15.補助対象とはなりません。このケースでは、所有者にとっての住宅が、
収益事業に当たるためです。本事業は、「町民が自分で所有し居住する
住宅」に対し補助することで、住環境の向上を目的の一つとしています。
ただし、自分が所有する賃貸アパートに自分が居住している場合は、そ
の居住部分の改修であれば補助対象となります。
Q16.一人が何度でも申請できるのか?
A16.平成28年度から平成31年度の4年間の制度としており、その間の
補助金の交付回数は、一人1回、同一住宅1回とします。
また、平成23年度から平成27年度に実施した、
「香美町産業活性
化緊急支援事業(住宅リフォーム助成)及び香美町地域内経済循環促進
事業(住宅リフォーム助成)において、補助金の交付を受けた方は対
象外です。
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Q17.太陽光発電設置工事は対象となるか?
A17.太陽光発電の設置工事については、本制度では対象外です。
Q18.自身の経営する会社を利用し、自らの住宅を改修する場合、見積書は
自社の物でよいか?
A18. このような場合は、自社の見積書と合わせて、もう1社の見積書を提
出して下さい。
Q19.建物外の工事、例えばスロープ設置・手すりの設置は工事の対象とな
るか?
A19. 本工事の対象は、あくまでも建物の内外を対象としていることから、
補助の対象とはなりません。但し、町福祉課が行っている介護事業にお
ける「住宅改修」の補助金が適用となる場合がありますので、福祉課に
ご相談下さい。
Q20. 4/1 から申請受付だが、申請を出したら決定を待たずに工事着工を行
ってもよいか?
A20. 交付決定される前に着工すれば、補助対象外となります。なお、申請
から交付決定までに最低 5 日間の事務手続期間を要しますので、ご理解
をお願いします。
Q21. 改修する際に増築が出てきたら、その分ははずして見積もり、申請し
たほうがよいか?
A21. 本事業は、既存の住宅の性能を向上させるためのもので、既存部分の
改修に対する補助としていることから、増築部分をはずした見積もりを
提出して下さい。
Q22. 一回きりとあるが、前回の補助対象者がなくなった場合は、息子が新
たに申請を行ってもよいか?
A22. 同一住宅は 1 回のみの交付決定であることから、申請者が変わっても
補助対象とはなりません。
Q23. 足場の設置・解体の費用も補助対象となるのか?
A23. 改修工事に必要な足場等の費用は、補助対象となります。
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Q24. 空き家とはどのような物件ですか?
A24. 町が平成28年度に制度化する空き家バンクに登録された物件を対象
とします。
Q25.空き家を居住用に改修する場合、どのような工事が「補助対象」とな
るのか?
A25.基本的には、個人住宅の改修工事と同じ考え方です。
Q26. 空き家を居住用以外に改修する場合に、どのような利用目的での改修
工事が対象となるのか?
A26.本事業は、住宅改修と併せて空き家の利活用を促進させるために助成
を行うものですが、居住用以外で個人的な利用のための改修は対象外と
させていただきます。
地域のコミュニティー施設としてとか、オフィースとしての改修を対
象と考えていますので、事前にご相談下さい。
Q27.空き家を改修する場合の申請者は、空き家の所有者だけですか?
A27.所有者以外に借主も申請者できます。その場合、
「賃貸借契約書の写し」
と所有者の工事施工同意を確認するため「香美町住宅改修費助成金施工
同意書」の提出をお願いします。
Q28.申請者の若者とは?
A28.申請者とは、工事を業者にお願いし、工事代金を支払う方です。
工事代金を支払うことが出来ない方は申請者となることはできません。
また、若者とは、申請をした日において、満39歳以下の方としてい
ます。
Q29.空き家を購入し、改修した場合、香美町住宅取得奨励金と香美町住宅
改修費助成金のどちらも申請することは出来ますか?
A29.香美町住宅改修費助成金は、町のその他の改修に関する補助金等を受
けていないことを条件とさせていますので、どちらも申請することは可
能です。
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