し尿処理施設更新基本設計業務委託公募プロポーザル技術提案書評価

し尿処理施設更新基本設計業務委託公募プロポーザル技術提案書評価要領
1
評価要領の位置付け
本要領は、し尿処理施設更新基本設計業務委託公募プロポーザル募集要項(以下「募集要項」と言う。)
に基づき、
「し尿処理施設更新基本設計業務委託公募プロポーザル企画提案審査会」
(以下「審査会」と言う。)
が、受託候補者を選定するために行う技術提案書の特定に際し、その評価基準等を示すものである。
2
評価項目及び配点
評価項目及び配点は下表のとおりである。
評価項目
3
配点
客
観
評
価
参加者の業務実績
100
主任技術者の資格
40
主任技術者の実績
100
技
術
提
案
評
価
取組体制
120
業務に関する具体的作業内容
160
共同処理の進め方
320
プレゼンテーション及びヒアリング
80
参考見積書による価格評価
120
小計
1040
評価基準
(1)客観的評価【240 点】
①
参加者の業務実績【100 点】
同種業務及び類似業務の実績(実績の有無及び件数)について、評価を行う。
平成13年度以降に履行した実績各 5 件を 1 件当り基礎配点 20 点として、区分の係数を乗じた合算点
数にて評価する。
評価点の計算は下表のとおりとなる。
件数
基礎配点
区分係数
評価点
A
B
A×B
1
20
2
20
3
20
4
20
5
20
同種業務
1.0
最大評価点
類似業務
0.5
20
同種業務
1.0
最大評価点
類似業務
0.5
20
同種業務
1.0
最大評価点
類似業務
0.5
20
同種業務
1.0
最大評価点
類似業務
0.5
20
同種業務
1.0
最大評価点
類似業務
0.5
20
1/4
合計
100
同種業務及び類似業務は以下のとおりとする。(主任技術者の実績についても、同様とする。)
同種業務 し尿及び浄化槽汚泥と下水処理施設の共同処理を対象とした基本計画業務または基本設
計業務
(基本計画業務と基本設計業務について、同一案件のもと各々実績を有する場合は 1 件と
する。)
類似業務 汚泥再生処理センターを対象とした基本設計業務
農業集落排水と下水処理施設の共同処理を対象とした基本設計業務
終末処理場を対象とした基本設計業務(水処理施設の新設または増設に限る。)
②
主任技術者の資格・実績【140 点】
ア 主任技術者の資格【40 点】
主任技術者の有する資格について、下表により評価する。
評価基準
A
B
C
D
E
配点
B を満たす者で、総合技術監理部門(廃棄物管理)または総合技術監理部門(下水
道)を有する者。
衛生工学部門(廃棄物管理)または(廃棄物処理)または RCCM(廃棄物部門)を
有する者で、上下水道部門(下水道)または RCCM(下水道)を有する者
上下水道部門(下水道)または RCCM(下水道)を有する者で、総合技術監理部門
(下水道)を有する者。
衛生工学部門(廃棄物管理)または(廃棄物処理)または RCCM(廃棄物部門)を
有する者で、総合技術監理部門(廃棄物管理)を有する者。
募集要項3(5)②アを満たす者
40
30
20
20
0
※ABCDE のうち1つを選択し、評価する。
イ 主任技術者の実績【100 点】
主任技術者の同種業務及び類似業務の実績(実績の有無及び件数、立場)について評価を行う。平成
13 年度以降に履行した実績各 5 件を 1 件当り基礎配点 20 点として、区分の係数及び過去の実績での立
場の係数を乗じた合計点数にて評価する。
評価点の計算は下表のとおりとなる。
件数
基礎配点
区分係数
過去の実績での立場
評価点
A
B
C
A×B×C
1
20
2
20
3
20
4
20
5
20
同種業務
1.0
主任技術者
1.0
最大評価点
類似業務
0.5
担当者
0.7
20
同種業務
1.0
主任技術者
1.0
最大評価点
類似業務
0.5
担当者
0.7
20
同種業務
1.0
主任技術者
1.0
最大評価点
類似業務
0.5
担当者
0.7
20
同種業務
1.0
主任技術者
1.0
最大評価点
類似業務
0.5
担当者
0.7
20
同種業務
1.0
主任技術者
1.0
最大評価点
類似業務
0.5
担当者
0.7
20
2/4
合計
100
(2)技術提案書の評価【680 点】
① 評価方法
ア 提出された技術提案書を基にプレゼンテーションを行い、あらかじめ定めた評価基準に基づき、
各項目 ABCD の 4 段階評価を行う。
イ 各項目の配点に対し、評価 A は 1.0、評価 B は 0.6、評価 C は 0.3、評価 D は 0 の係数を乗じて得た
数値を各項目の評価点とする。
(合計点算出後に小数点以下切捨て)
ウ 得点は、各審査員の持ち点を技術提案書 1 件につき 85 点とし、審査員 8 名で 680 点とする。
② 評価基準及び配点
評価基準及び配点は以下のとおりとする。
評価項目
取組体制
業務に関する具体
的作業内容
評価事項
配点
効果的かつ適切な人員配置と
15
×8
20
×8
10
×8
10
×8
課題の抽出が的確であるか
10
×8
対処方法が合理的であるか
10
×8
10
×8
85
×8
なっているか
仕様書の内容を理解したうえ
で、業務スケジュールを確立
し、業務成果が期待できる内
容となっているか。
既存施設の状況をどのように
把握し進めていくか
し尿処理施設整備基本計画等
の各計画を考慮しているか
評価基準点
A
極めて
明瞭
極めて
明瞭
極めて
明瞭
極めて
明瞭
B
C
D※
明瞭
普通
明瞭
普通
不十分
明瞭
普通
不十分
明瞭
普通
不十分
明瞭
普通
不十分
明瞭
普通
不十分
積極的
普通
共同処理の進め方
プレゼンテーショ
ン及びヒアリング
質問に対する応答が明確かつ
迅速で、積極性、熱意が感じ
られるか
小計
※評価事項に対し、具体性に欠けるものや未記載があるもの。
3/4
極めて
明瞭
極めて
明瞭
極めて
積極的
(3)参考見積書の価格評価
参考見積書の価格評価は以下の式によって求めることとする。
【最高点 120 点】小数点以下切捨て
120
×
提出された参考見積書の最低価格 / 当該参考見積書の価格
※ただし式によって求めた点数が80点以下の場合は80点とする。
4
技術提案書の特定
客観評価点と技術提案書の評価点、参考見積書の評価点の合計が最も高いものを最優秀提案とし、次に
高いものを次点提案とする。
審査会は最優秀提案を行ったものを受託候補者、次点提案を行ったものを次点候補者に選定する。
4/4