Compliance - The Coca

Compliance
Sustainability Report 2015
GRI Report
Compliance
コンプライアンス
基本的な考え方
「コカ・コーラ」の名前とコカ・コーラ社製品は世界中
事業運営規範は全社員に配布されているハンドブック、
のお客様の信頼に支えられており、社員一人ひとりに
およびイントラネットで常に確認することができます。
その信頼を守る責任があります。また、誠実に行動す
また、社員が業務を行う上で倫理的・法令的な懸念を
ることは会社への信頼や評判を守るためだけではな
感じる場合、判断に迷う場合は、随時直属の上長また
く、社員が誇りを持って働ける職場を維持することで
は法務部に相談し、指示を仰ぐことができる体制も整
もあります。
えられています。なお、ザ コカ・コーラ カンパニーで
日本コカ・コーラでは、ザ コカ・コーラ カンパニーが
は具体的な項目別にコンプライアンス原則や方針を
定める「事業運営規範(Code of Business Conduct)
」
定めており、日本コカ・コーラの事業活動においても
と適用法令に従い、社員が良識ある行動を取ることを
指針として適用されています。
コンプライアンスの基本として定めています。
・資産利用の方針(Acceptable Use Policy)
・反賄賂規定(Anti-Bribery Policy)
・競争法に関する方針(Competitive Intelligence Policy)
・競合他社の情報に関する方針(Competition Intelligence Policy)
・権限委任に関する方針(Delegation of Authority)
・取締役任命に関する方針(Director Appointee Guideline)
・事業運営規範に関する諸事項の取り扱いに関する方針(Guidelines for Handing Code of Business Conduct Matters)
・情報保護に関する方針(Information Protection Policy)
・インサイダー取引に関する方針(Privacy Policy)
・プライバシーに関する方針(Private Policy)
・出張および接待に関する方針(Travel & Entertainment Policy)
コンプライアンス推進体制
日本コカ・コーラでは、ザ コカ・コーラ カンパニーの
コカ・コーラの事業活動において、コンプライアンスの
「倫理・コンプライアンス委員会」の日本におけるメン
基本である事業運営規範に違反すると思われる事象が
バーとして、法務部門をはじめ人事、財務部門が参画し、
発生した際は、法務部門を中心に事象の内容に応じて
連携を取りながら法令遵守に取り組んでいます。日本
関係する各部門で検討し、対応しています。
コンプライアンス研修
日本コカ・コーラでは、社員のコンプライアンスに対
項を遵守していることを確認するプロセスが世界共
する理解を深めるため、社内ワークショップ、e ラー
通で導入されており、全社員はオンラインのトレーニ
ニングなどの研修プログラムを適宜実施しています。
ングに参加するとともに、遵守していると証明するこ
年に 1 回、社員が「事業運営規範」を理解し、各条
とが求められています。
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内部通報制度
日本コカ・コーラではザ コカ・コーラ カンパニーが定め
ての社員がいつでも情報や相談窓口にアクセスできる環
る「事業運営規範」違反を社員が発見した場合には、匿
境を整えることによって、職場における倫理と法令遵守
名で電話や e メールを利用し通報できる世界共通の相
に努めています。
談窓口(Ethics Hotline)が開設されています。すべ
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