社員のキャリア形成支援 - The Coca

社員のキャリア形成支援: 日本コカ・コーラ株式会社 Coca-Cola Journey
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日本コカ・コーラでは、「社員自身がキャリア形成の担い手であり責任を持つ」という方針のもとに、社員のキャリアプランの実現を支援する世界共通の仕組みや
ツール・機会を紹介するだけではなく、社員の理解を深めるため、「7つの習慣®」を基盤とする、日本独自の「ビジョナリーキャリアワークショップ」を展開していま
す。
また、上司は年初に部下と長期・短期キャリアプランについての話し合いを持ち、キャリア実現に必要な業務経験や能力について助言するとともに、トレーニング
だけではなくプロジェクトへの参加や、目標設定により実際の業務を通じた能力開発の機会を提供します。こうしたキャリアプランニングのプロセスを通じて、社員
の能力開発計画を具体化し進捗を管理しています。
また、上級管理職を除くすべてのオープンポジションは公募され、全世界の社員が応募することができます。すべての応募者に面接の機会が設けられ、結果によ
らず面接者からは率直なフィードバックがされる仕組みとなっています。
主要な役職については後継者育成を着実に行うため、グローバルに人材情報の共有と育成の検討が行われており、職責のレベルに応じて有望な人材の特定と
その育成プランを話し合う「人材開発フォーラム」と呼ばれる会議を開催しています。
評価制度
日本コカ・コーラでは、社員一人ひとりが個人の目標を達成することが会社全体の目標を達成することにつながるよう、全社目標から部門目標へ、部門目標から
チーム目標に落とし込み、その上で個人目標を設定する仕組みで業績目標を設定しています。社員は、毎年業績目標とキャリアプラン・能力開発計画の3つのプ
ランについて直属の上司と話し合い、合意した上でプランを最終化し実行に移すことが、全社員とその上司に求められています。また、上半期を終了した7月には
上司と進捗状況を確認しフィードバックやコーチングを受け、目標達成を確実にするための対策を話し合い、必要があれば目標の見直しも行います。
これらの業績管理はすべて全世界共通のプロセスとシステムで管理され、年度末の評価は目標の達成度に加えて社員が発揮した知識やスキル、能力、行動姿
勢の側面から行われ、上司の評価後、部門別さらには全社レベルの評価会議を通じて最終化されます。
社内公募制度
ザ コカ・コーラ カンパニーでは、社員が自主的にキャリアを選択し形成することを支援するための機会の一つとして社内公募制度を設けています。社員は日本コ
カ・コーラのオープンポジションだけではなく世界中のオープンポジションを閲覧し、上司の了解を得た上で応募することが可能になります。また、求める要件を明
確にして人材募集を行うことで、能力開発や経験に対する目的意識を高めることもねらいとしています。
社員教育プログラム
コカ・コーラユニバーシティ
日本コカ・コーラでは、On-the-Job Training(仕事を通して学習する)とOff-the-Job Training(研修などの正式な機会)を適切なバランスで行うことにより社員の
キャリア形成と能力開発を支援するという考え方のもと、ザ コカ・コーラ カンパニーが設立した企業内大学「コカ・コーラユニバーシティ」を利用した教育プログラム
を社員に提供しています。
「コカ・コーラユニバーシティ」では世界共通のカリキュラムやラーニングパスを職務分野ごとに用意し、世界中の社員がリーダーシップ研修や独自の能力開発プロ
グラム、さらには全世界共通のWEBサイトを通じてeラーニングを受講することが出来ます。
毎年、社員や組織ニーズに基づいてプログラムが開発・提供されます。2013年は主に以下のコースが社員に提供されました。
・ビジョナリーキャリアワークショップ
・自己理解・他者理解ワークショップ
・異文化コミュニケーショントレーニング
・7つの習慣トレーニング
ラーニングクラブ
仕事のパフォーマンスを通じて継続的に価値を提供することが出来る、ビジネスニーズに添った人材育成の一環として、2013年より株式会社リクルートマネジメン
トソリューションズの運営するリクルートラーニングクラブのコースを社員教育プログラムに導入しています。
社員のキャリア形成支援: 日本コカ・コーラ株式会社 Coca-Cola Journey
社員はラーニングクラブのコースの中から自分に合うものを任意に選択して受講することが出来ます。
人事に関する考え方・方針
日本コカ・コーラでは、世界のコカ・コーラシステムの社員に共通して保証される「職場の権利に関する方針」と、社員の行
動指針である「事業運営規範(Code of Business Conduct)」を職場における基本指針としています。
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働きがいのある職場づくり
日本コカ・コーラでは世界共通の人事方針に則り、一人ひとりがポテンシャルを最大
限発揮して最高の仕事ができる働きがいのある職場となることを目標とし、コカ・
コーラビジネスの成長に貢献することのできる高い能力と意欲を持つ人材を積極的
に採用し、育成しています。
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職場の労働安全衛生
世界共通のマネジメントシステム「KORE」に
基づいた労働安全衛生の取り組みをシステ
ム全体の各職場で実施しています。
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社員とのコミュニケーション
社員同士あるいは社員とマネジメント層との対話の場の設定や、さまざまな社内コミュニケーションツールを積極的に活用
し、社内コミュニケーションの活性化を図っています。
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