第3回まちづくり総合委員会の主な意見

第3回北広島町まちづくり総合委員会(平成 27 年 8 月 28 日開催)の主な意見
区分
委員意見
「北広島町人口ビジョン(素案)」について
◆ 将来展望において社会増をめざすとあるが、合併後 10 年で 2,000 人減っている。この減少の多さを踏まえると、社会増は考えにくいと思われる。
◆ 将来展望のところで、出生率の改善をめざすとなっているが、具体的には何人くらいの効果なのか。また、転入増加・転出抑制も具体的にはどのような効
果があるから、このような数字になるのか根拠を知りたい。各地域でどれくらい頑張ればよいかが具体的に見えてくるようにできないか。
◆ 本来は、人口の過去・現在・将来(仮定)を提示し、そこからの問題・課題の整理を行い、課題克服に向けての出生率や移動率等の目標設定および取り組
みを記載し、実際にそれが実現した場合の想定までが、人口ビジョンの考え方だと思うが、この資料の目次はそうなっていない。データと結果が混在してしまっ
ている。内容にかかわることではないのだが、流れがわかりにくくなってしまっているので、読みやすくわかりやすいレポートを作ることを考えていきたい。
「北広島町まち・ひと・しごと創生総合戦略(素案)」について
第1章 基本的な考え方 第2章 総合戦略の策定・推進方針 その他全般に関わること
◆ 全体の枠組みについてはよいと思うのだが、これを実施するには相当な予算がかかるのではないか。その予算的なことが記載されていないが、どうなって
いるのか。
◆ 予算は相当かかると思われるので、一年ごとにひとつずつ実施していくビジョンであろうと思う。この町に住んでみたいと思える魅力ある町にするために、絵
に描いた餅にしてはいけないと思う。
◆ 北広島町を売り込むために、具体的には様々なことがあるのだろうが、北広島町の強み・特色を生かした町づくりの大きな方向性を考えていきたいと思って
いる。本町には、たくさん自信を持ってよいところがあるわけで、メリハリのある町づくりを希望する。
◆ 他市町村より先にスピード感をもって早めの対応でお願いしたい。
◆ 『4 計画の基本方針』が前回いただいた資料では“基本理念”になっていた。“基本方針”に変わり、内容も若干弱くなったような感じがする。
第3章 施策の方向(基本目標1 心響くしごとづくりと産業の魅力発信)
◆ 『方向1 しごとの育成・創業支援』の“ビジネス創造事業”については、時代のニーズもあり、小規模の開発型の企業等も創業しやすくなるのでよいと思う。
◆ “企業誘致事業”に関しては、現状としては現実的には考えられず、計画のこの部分に入れる必要性があるのか疑問に思う。各企業が新たに大きく工場を
本町に出すようなプラスのことを考えるより、現実的な大きな企業の撤退によるマイナスを防ぐことの方が必要であると思う。
◆ 町内企業でのビジネスマッチングは、今後もより一層推進する必要がある。町内企業・町内誘致企業のアフターケアや新規の仕事が貰えるようなビジネス
マッチングに掛ける費用はまさに生きたお金となるのではないだろうか。
◆ 地元企業ではない企業が懸念していることは、従業員の確保である。若い人の確保が年々難しく、最終的には企業撤退する可能性もあり得る状況にある。
まずは若い世代が巣立つ時に地元から離れてしまい、戻ってこない現状を考えなければいけない。
◆ 起業家を目指せる人間を育成・教育することが、その地場に力をつけること、活性化させることに繋がるのではないかと思う。
◆ 地場企業をどう支援するか、育てるかが大切だと思う。企業誘致は今までの流れでは確かにあったが、地元の企業が育つことを支援することを優先するべ
きである。最近本町および全国的にもIターンしてきた人達の中に、仕事を自分で作ったり・やっている人が増えている。ITをはじめとする第3・第4の人材を迎え
入れるような仕事の支援などがあってもよいのではないか。
◆ 毎日 2,500 人が町外から北広島町に通っていただいているという大きなプラスがあるので、これを何かに繋げていく必要があるだろうと思う。
◆ 医療と介護についてだが、高齢者は増えているが看護・介護する人材は全国的に不足している。医療難民という形で、北広島町を出られ都心に行かれると
いう状況にならないよう、検討していただきたい。
◆ “本町での主要産業である製造業関係や農林業を強化”とあるが、製造業関係の何について強化するのか、自動車関連産業かIT関係なのか、もっと詳細
に強化内容を検討する必要がある。
◆ 『方向3 農林畜産分野のブランド化と人材の確保』についてで、現在ある地域には農作業を請け負う農林建公社という組織があり、若い人達がたくさん就
労している。個人で農業をやっていくのは後継者などの問題からも益々難しく、そのような組織が増えれば農業の振興にもなるので、この方向性にそのような内
容を加えるのはいかがだろうか。
◆ 農業の関係についてで、農協間の方針・指導方法の違いがかなり出ている。その調整をお願いしたい。
◆ 『方向3 農林畜産分野のブランド化と人材の確保』で、KPIにブランド化があるが、北広島町のブランド化を進めていくことになれば、加工品になるのでは
ないかと思う。統一ブランドの加工品の開発アイテム数をKPIに設定するのはどうだろうか。
◆ KPIにある“「北広島軟弱野菜ブランド」認定制度の構築”も認定する商品名・商品数や販売高の方がより具体的になるのではないかと思う。
◆ 統一ブランドの商品開発をする加工施設の開設には、パッケージで支援することが取り組みとして必要であると思う。
◆ “広島血統和牛の増産と販路拡大”とあるが、現在地場牛はいない。全て鹿児島などの九州産の種が入っている。この施策内容は難しいのではないか。
◆ “集落法人数”をKPIにするなら、基準値は数でなく面積の方が適当ではないか。
第3章 施策の方向(基本目標2 キタを体感する観光・交流・教育の推進)
◆ 基本目標2に『教育の推進』が示されるのには違和感を覚えるので、検討をお願いしたい。次の基本目標3の子育てと一貫になるのではないかと思う。
◆ Uターン・Iターン・Jターンは一見同じような内容ではあるが、実は全く異質なものだと思う。Iターン・Jターン者は仕事に関しては問題の少ない方が多く、定
住促進のUターン・Iターン・Jターンは少なくとも2種類に区別をした対策があった方が、より効果が上がるのではないかと思う。
◆ 北広島町の中山間地域は沿岸部とは違うので、学校教育を沿岸部と同じようにやっていては駄目であり、今年度から北広島ふるさと夢プロジェクトを実施し
ている。
◆ 北広島町は学力において県内でも上位に位置づけている。このことを、もっと保護者・地域等に周知する必要があるのではないだろうか。
◆ 体力の面では、教育委員会の中に他町には無い体力向上推進委員を設け、小・中学校の体力向上に取り組んでおり、県内1,2位を争うほどの体力が北
広島町の小・中学生にはある。学力・体力共によい部分があることを、行政・学校はもっと広範囲に発信を行うことにより、北広島町で子育てする人達も増える
のではないだろうか。
◆ 地元高校への入学者が減少して困っているが、自分が好きな工業や電気の道に進む中学生も増えているので、地元からの入学者を増やすことを目標とす
るのは難しいのではないか。
第3章 施策の方向(基本目標3 結婚・出産・子育てを幅広く応援する環境の整備)
◆ Iターン・Uターンする若い世代からの要望・課題の中では、学校と病院が大きい。特に産婦人科と小児科の減少問題はどこの地域でも取り上げられる問題
である。産婦人科と小児科の北広島町の現状も教えてほしい。
◆ 働きながら子育てをできる、しやすい環境が必要である。近くに祖父母がいなくても、軽い病気の時などを含めて子供を預かって貰える施設やサービスの
事業が本町にあれば、子育て世代には魅力的である。
第3章 施策の方向(基本目標4 地域資源を生かした活力あふれる暮らしの創出)
◆ 『方向1 健康づくり・元気づくりの促進と地域づくりを担う人材の育成』に関連することで、元気づくりは各自治会でやっているが、参加住民がとても少ない。
また、老人クラブも縮小・減少傾向にあり、要因としては会場までの交通手段が無いことである。買い物弱者も同様で、元気づくりやみんなで集うことなど、高齢
者に一番必要なことが困難な状況にある。高齢者が多いわけだから、町づくりの施策の中でも緻密に考えていかなければいけないと思う。
◆ 『方向1 健康づくり・元気づくりの促進と地域づくりを担う人材の育成』の主な取り組み・事業に“地域リーダーの育成”とあるが、リーダーは必要ではある
が、価値観が多様化している今全てをリーダーの下でまとまってやる時代ではない。リーダーを自分からやる人間を育てるような人材育成が必要である。
◆ 多様な意見等をまとめる力を持った地域コーディネーターがかなり必要になってきていので、この地域コーディネーターについての研究・育成も重要ではな
いかと思う。