保健だより(特別号)(PDF 603.1KB)

ほけんだより
食中毒に気をつけよう!!!
特別号
平成 27 年 6 月 22 日
水戸市立梅が丘小学校
すっかり梅雨の季節となりました。気温の変化や湿度の変化が激しく、体調を崩して保健室に来る
児童がいます。衣服を上手に調節して風邪をひかないようお子さんの体調管理に注意していただくよ
うお願いいたします。また、ご家庭でも暑い日や日差しの強い日は帽子をかぶったり、水分補給をし
たりすることで熱中症の予防に努めていただくようお願いいたします。
これからの時期は気温と湿度が高くなり、食中毒が増えてきます。食中毒は、食べ物についた細菌
やウイルスが体の中に入り、食後 1~5 時間で腹痛、吐き気や嘔吐、下痢、発熱などの症状が出ます。
☆予防のための 3 つのポイント☆
つけない!
食中毒の菌やウイルスは魚や肉、野菜などの食材についていることがあります。この食材から手や調
理器具を介して、他の食品を汚染することがあるため、食材に触れる時は、石けんでしっかり手を洗う
ようにして下さい。また、まな板や包丁は、肉・魚・そのまま食べる野菜・加熱後の食品など区別して
使い分けるようにして下さい。
歯科指導を行いました!
ふやさない!
調理して長い時間を置くと、食中毒菌を増殖しやすくしてしまいます
ので、できるだけ早めに食べるようにして下さい。保存するときは、
6 月 15 日~18 日にかけて1年生を対象に歯科指導を行いました。慣れない授業でしたが、子供達の
協力もあって無事に終えることができました。
冷凍庫・冷蔵庫を使用することで、菌やウイルスの繁殖を抑えること
ができます。
授業では、歯の染め出しを行いました。みがき残しがたくさんあり、ピンクに染まった歯を見て、「朝
みがいてきたのに!」と子供達もとても驚いていました。小学生の時期は、歯が抜け替わり成長途中の歯が
やっつける!
食品を調理する時は、中心部までしっかり加熱することが重要です。食品の
多く、虫歯になりやすい時期でもあります。ご家庭でも引き続きお子さんの歯みがきの様子に気をつけて
中心温度が 75℃以上(ノロウイルス対策では 85℃以上)、1分間以上の熱が加わることが必要
いただき、子供達の歯の健康を守っていただけたらと思います。
です。お肉の色がピンクから褐色に変化することが目安です。調理済みの食品を再加熱する時は、
温めるだけではなく、十分な加熱が必要です。
○●予防のための手洗い●○
○●洗い残しの多いところ●○
1 年生の
歯みがきの様子
良い歯ブラシ?悪い歯ブラシ?
歯科指導の際に歯ブラシの毛が開いた状
態で歯磨きをする子供達が多くいまし
た。歯ブラシの毛が開いた状態のまま歯
磨きをすると、磨き残しが多く出てしま
います。歯ブラシの毛がひらいてきたら、
交換の時期です。左のイラストのように
歯ブラシの毛が開いてきましたら、新し
い歯ブラシに交換するようにお願いしま
す。
この度、梅が丘小学校で 2 週間教育実習をさせていただきました。保健室に来室した子供への対
応や 1 年生の歯科指導の授業等をさせていただき、今回の実習を通して学校現場における養護教諭
の仕事についてたくさん学ぶことができました。笑顔で元気な梅が丘小学校の子供達から力をいた
だき、楽しく充実した時間を送ることができました。今回の実習で学んだことを生かし、これから
も勉学に励んでいきます。
2 週間ありがとうございました。
茨城大学教育学部養護教諭養成課程
4 年次
養護実習生