平成26年度 学校関係者評価報告書 平成27年10月 学校法人セムイ学園 東海医療科学専門学校 平成26年度 学校関係者評価報告書 東海医療科学専門学校 学校関係者評価委員会 学校法人セムイ学園 東海医療科学専門学校 学校関係者評価委員会は「平成26年学校自評価表」 の結果に基づいて学校関係者評価を実施しましたので、下記のとおり報告します。 「学校関係者評価」の実施方法について 学校関係者評価は、文部科学省が策定した「専修学校における学校評価ガイドライン」を踏ま えた評価項目に沿って実施し、学校関係者評価委員に評価していただいた。学校自己評価表(平 成26年版)と併せてご覧ください。 1 実施日:平成27年8月29日 2 学校関係者評価委員 氏 名 所 属 齋藤友久 碧南クリニック 林屋裕二 みずのクリニック 透析センター長 桜井泰弘 介護老人保健施設いずみ 内山貴博 医療法人 並木会並木病院 作業療法士 熊澤 愛知県理学療法士会 輝人 事務長 欠席 理学療法士 理事 加納崇希 若田接骨院 山田賢太郎 医療法人いつき会いつきクリニック一宮 加藤由里 辻村外科病院 欠席 柔道整復師 リハビリテーション科 臨床工学技士部長 言語聴覚士 3 出席教職員 氏名 亀山洋一郎 法人本部長、校 松永安紀子 法人本部長補佐、教学部長 鈴木 事務局長、総務部長 武 長 中村新一 臨床工学科 学科長 山田伊久子 言語聴覚科 学科長 奥地伸城 理学療法科 専任講師 田中敏彦 作業療法科 学科長 鬼頭 柔道整復科 学科長 宏 太田晃二 3 職名 総務部総務課 課長 委員会次第(概要) (1) 開 会 (2) 校長挨拶 (3) 委員長の選出 評価委員全員のご了承をいただき、亀山校長を委員長に選出した。 (4) 平成26年度自己評価報告 出席教職員から「平成26 年度 学校自己評価表」の点検・評価項目達成状況及び取組状況につ いて、課題及び改善策等を報告した。 (5)学校関係者評価委員による意見等 基準1 教育理念・目的・育成人材像 ・学生便覧に明記しているとのことですが、ホームページから教育理念は汲み取り難いと思 う。高校生でもよく理解できる表現で一言キャッチフレーズのようなものがあると更によ いと思う。 ・卒業生を預かる側にも、何に重点をおいた指導をしていたかわかるとよいと思う。 基準2 学校運営 引き続き努力してほしい。 基準3 教育活動 <臨床工学科・言語聴覚科> ・社会のニーズに合わせたカリキュラムを積極的に取り入れているところが学生の将来を考 えており、評価できる。授業評価や教員に対する研修を実施しており、教える側の教育にも 力を入れており、学生に対する真摯な姿勢が大変よい。また、学生個々に対する指導が充実 しており、保護者との連絡も密であり、極力リタイヤをさせないという学校の姿勢が良く伺 える。 <理学療法科・作業療法科> ・理学・作業ともに全体的に教育体制が整ってきていると思われる。しかし、理学について は定員増加に伴う質の低下が見受けられるので、体制を見直す必要があると思われる。 特に国家試験の合格率は学校の評判に繋がる。合格率を上げるためには基礎科目を中心に 1.2 年から生徒に意識させていく必要がある。また、その際、生徒の現状把握をし、個別に 対応していく必要がある。その結果、全体のレベルが上昇し、より良い学校になっていくと 思われる。 基準4 学修成果 ・就職率の向上については、求人側としては国家試験に不合格になれば不採用としなければな らず、より合格率の高い学校から採用を考える。又、実習などを受け入れる時もより優秀な 学校を受入れようと考えるため、合格率は 100%に近い目標を目指す必要があると考える ・中退防止については、学生の学力不足の面は入試の時点からの問題と考えられる。より多く の学生の中から選ぶ必要があるのではと思われる。 国家試験対策の推進について、大学等に比べ、言語聴覚士になるために来ている専門学校で あることから現状は早期から個人毎にチェックし、目標意識を高めることが必要である。 ・各学科とも状況を把握しそれぞれに合った対応ができていると思う。生徒が抱える問題も、 精神面、学力不足、コミュニケーション不足でなじめないなど、多岐にわたると思われる。 そういった問題を面談や生徒達とコミュニケーションをとっていく中で、早急に気付き、対 していってほしいと思う。 基準5 学生支援 特に意見等はありませんでした。 基準6 教育環境 特に意見等はありませんでした。 基準7 学生募集 入学実績の無い高校等に対し情報提供を広げていったほうが良いと思われる。 AO 入試と学校推薦入試が大きく枠をとることで、国家試験合格率や卒業生率が低下しないよう、 推薦枠や一般入試枠を広げたほうが良いかと思う。 電車広告は電車での移動時にゆっくり見ることができるので、宣伝効果は大きいと思う。 基準8 財 務 ・収入に関しては予算どおりに達成されており、支出に関しても予算内に収まっている。 帰属収入収支差額比率が 20%超と全国平均を大きく上回っている一方で、人件費、管理経費 の節約にも努めており健全な決済内容と判断される。 基準9 法令等の遵守 引き続き努力してほしい。 基準10 社会貢献 引き続き努力してほしい。 以上、評価委員より示された提言等については、所管部署においてこれを踏まえ改善策を検 討するものとする。
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