作成日:平成 27 年 6 月 17 日 学校法人 神戸滋慶学園 神戸製菓専門学校 平成 27 年度 第 1 回学校関係者評価委員会議事録 議事録作成者:波連 良子 1. 開催日時 平成 27 年 6 月 13 日(土) 12:55~14::55 2. 開催場所 神戸製菓専門学校 501 教室 3. 参加者 学校関係者評価委員 濵田 正二 業界関係者(兵庫県洋菓子協会 相談役、(有)エトワール(洋菓子)会長) 小竹 睦夫 業界関係者(兵庫県菓子工業組合 常任理事、(株)二つ茶屋(和菓子)代表取締役) 大西 達也 業界関係者(株式会社元町ケーキ 代表取締役) 澤野 卓浩 卒業生代表(株式会社ジェイ・ボウ・シャン 店長) 荷福 峰子 保護者代表 島 誠一 地域関係者(ANAクラウンプラザホテル神戸 セールスアンドマーケティング部営業部長) 土井 玉男 高等学校関係者(兵庫県立姫路飾西高校 元学校長) 学校側参加者 斎藤 満知子 学校法人神戸滋慶学園 常務理事 武田 寿子 神戸製菓専門学校 校長 才田 宗二 神戸製菓専門学校 事務局次長 丹埜 裕 神戸製菓専門学校 製菓本科 学科長 松尾 浩司 神戸製菓専門学校 製菓衛生師科 学科長 水口 敏 神戸製菓専門学校 製パン本科 学科長 松田 慎介 神戸製菓専門学校 お菓子専科 学科長 4. 会議の概要 (1) 常務理事挨拶 (2) 校長挨拶 (3) 委員紹介 (4) 平成26年度自己点検・自己評価結果報告 及び平成27年度重点目標の説明 (5) 質疑応答及び審議 5.会議内容 (1)斎藤常務理事 挨拶 学校関係者評価委員の皆様には、ご多忙の中、ご出席を賜りまして厚く御礼申し上げます。 文部科学省から2年制の製菓本科が職業実践専門課程認定学科として認定されました。 本日は、昨年度の本校の取り組みを発表させていただき、 「自己点検・自己評価」について委員の皆様 から評価を頂き、皆様からのご意見を、学校運営に反映していきたいと考えておりますので、忌憚の ないご発言をお願いいたします。本日はどうぞ宜しくお願い致します。 (2)武田校長挨拶 皆様には、ご多忙の中、委員会にご出席いただき、誠にありがとうございます。 本日は、今回新しく就任いただいた委員の方、そして開校当時からいろいろサポートしてくださっている 先生方、みなさまに支えられ本校も13年目を迎えました。卒業生が仕事を通じてキャリアを積み重ね、豊 かな人生を歩んでいけるようなサポートができる学校でいたいと考えております。皆様からご意見をいただ き、さらに良い学校を目指していきたいと思います。本校は「職業人教育を通して社会に貢献する」とい う大きな使命を持っております。今後共ご指導宜しくお願い致します。 (3)委員のご紹介(才田) 新しく委員に就任された方をご紹介します。 大西 達也 様 株式会社元町ケーキの代表取締役。 荷福 峰子 様 本校製菓本科1年生の保護者。 澤野 卓浩 様 卒業生で株式会社ジェイボウシャン店長。 (4)進行説明(才田) ・進行方法/評価シート記入方法説明 ・平成26年度自己点検評価・自己評価結果報告及び平成27年度重点目標の説明 初めに新しく就任頂いた委員のご紹介と本校の教育理念についてご説明いたします。 ・「職業人教育を通して社会に貢献する」ことをミッションに掲げ、その実現のために「3つの教育理念 (実学教育、人間教育、国際教育)」と「4つの信頼(学生・保護者からの信頼、高等学校からの信頼、産 業界からの信頼、地域からの信頼)」を、開校以来掲げています。 ・教育力、運営力向上の取組みとして、学園グループには教職員の質的向上のため滋慶教育科学研 究所(JESC)を設置し、様々な研修を実施しています。またJESCには製菓分野のグループ校8校で、 食文化教育部会を設置し、教材作成やFD研修、学生コンテストなどを実施しています。 ・平成26年度に製菓本科(昼間部2年制)が職業実践専門課程認定学科として認められ、企業との連 携をより密接に行い、実践的な職業教育の質の確保に努めています。 (5)自己点検評価・特記事項説明への学校関係者評価委員からの意見 1)教育理念・目的・育成人材像 ・「教育理念」が明確に設定されている。 ・先生方が学生に対して「将来どうなりたいか」の質問をよくして頂いているようで、色々将来について 考えているようです。 2) 学校運営 ・努力されていると感じる。 ・適切に運営されていると思う。 ・誠実な理念・運営方針だと思う。 3)教育活動 ・教育課程(カリキュラム)、キャリア教育について、外部の意見は反映されているのでしょうか。 ・国家試験合格率が100%の年もあったと思うので、100%を目指して頑張ってほしい。 ・製菓衛生師科は卒業後に受験資格を取得するので、卒業後の国家試験対策講座が開講されていた のは、大変有難かった。 4)学修成果 ・卒業生の就職先企業からの評価が高いようで、安心しました。 5)学生支援 ・先生方が学生ひとり一人に声をかけて下さっているのが、本人からの話からよくわかります。 ・退学者については、カウンセラーの活用など学校側がより良い環境を提供していたとしても、生活環境 の問題も複雑化しているので、大変難しい問題であると思います。 ・卒業後の再教育プログラムを希望されている方はいますか。 6)教育環境 ・きちんと整備されていると思います。 ・在学中より設備が充実していると感じました。 7)学生の募集と受け入れ ・これからも学生さんの集まる学校でいてほしい。 8)財務 ・適切であると思います。 9)法令等の遵守 ・ホームページで公開していて、適切であると思います。 10)社会貢献・地域貢献 ・適切で、できていると思います。 【平成 27 年度重点目標の説明】 ・「社会人基礎力」を強化するため、キャリア教育を入学前から卒業までのフローで実施する。 ・業界や各委員の意見をカリキュラムに取り入れ、業界の求める人材を育成する。 ・学生ひとり一人の課題に対し、担任、学科長、キャリアセンターのチームで見ていく。 達成計画・取組方法 ・各部署間で立てた事業計画を、事業計画会議で、全教職員が共有する。 ・毎月の運営会議、全体会議で事業計画の状況を確認する。 (6)質疑応答 土井委員:自己点検の評価は、どのようにされていますか。 才田次長→学生、講師からの意見を取り入れた上で各セクションごとに作成し、自己点検評価委員で会議 に諮り、項目ごとに評価を行っています。 土井委員:国家試験の合格率、中途退学率、就職率について若干低下しているように思いますが、是非 とも資格をとって卒業し、学生さんには希望する就職先に就職をしてほしい。 才田次長→ 国家試験については、放課後勉強会を定期的に開催する等対策を講じており、100% 達成に向けて対策をしたいと考えています。中途退学防止のため、学生の変化を見逃さないよ う担任、副担任、学科長が連携をし、対応を行っています。就職は担任とキャリアセンターが 連携し、今後も希望先への就職が達成できるようしっかりとフォローしていきます。 大西委員:就職率100%も大切ですか、離職率を下げることもとても大切だと感じています。 武田校長→4月、9月のオリエンテーションのプログラムに就職セミナーを入れ、卒業生に講師と して話をしていただいており、今年の卒業生は、結婚後も仕事を続けており、仕事を続けるこ との大切さを学生たちに話してくれました。 島委員:社会に出るときに即戦力となれば重用される。学校教育の中で即戦力となる人材を育てていた だきたい。 才田次長→社会人基礎力をもち、社会で即戦力となる人材育成に努めていきたいと思います。 荷福委員:これだけ学生のために考えているということを子どもにも教えていただきたい。 澤野委員:就職した最初の3年間は、技術を身につけることに集中していて、あっという間に過ぎた。 現在は、人を育てるという立場になり、マネジメント力が必要だと痛感している。9年目の今、 一番大切なことは、体力であると感じている。体力があれば、精神的にも強くなれると思う。 才田次長→澤野委員は9年前に卒業し、業界で、頑張っておられ、嬉しく思います。以前に一度、就職セミ ナーで「就職に対する心構え」を話して頂きました。これからも学生の目標として、頑張ってほしいと思 います。 武田校長 各委員の皆様から、貴重なご意見を頂きありがとうございました。 今後の学校教育に一つひとつ反映し、実行していきます。 今後共よろしくお願いいたします。 才田次長 本日はありがとうございました。 次回は、2月頃を予定しておりますので、よろしくお願いいたします。 以上
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