10 月 28 日(日)、「繋(つなぐ)Make our future」 というスローガンのもと青

校
報
二戸市立金田一中学校
第 16 号
H24.11.1
10 月 28 日(日)、「繋(つなぐ)Make our future」
というスローガンのもと青藍祭が行われました。
総合的な学習の発表は、1 年生が「自然」、2 年生が「社会」、3 年生
が「ふるさとに生きる」をテーマにして半年間にわたって学んできた
ことを、様々な表現方法で行いしました。1 年生は、劇と映像を組み合
わせて、楽しみながら環境の大切さが一層伝わるように工夫していま
した。2 年生は、職場体験学習を通して「人の気持ちを考えること」
「礼
儀正しくすること」
「目標をもって取り組むこと」などを学んだという
ことでした。3 年生は、地元で活躍する方々から「誇りをもって仕事を
すること」
「勉強することは将来の選択肢を広げること」
「努力次第で
未来は変えることができること」などを学んだ、ということでした。
教室展示では美術や家庭、書写など教科や総合などの作品が展示され、
たくさんの方にご覧いただきました。PTA展も布絵教室での作品の
ほか、手作りのかご、フラワーアレンジメントなど多彩な作品が今年
も寄せられました。PTAバザーも盛況で、例年どおりの売り上げを
達成しました。ステージ発表では二戸地区「わたしの主張」に出場し
た○○○○さんが熱のこもった弁論を披露しました。続く吹奏楽部は、
県大会銀賞の発表曲「トム・ティット・トット」やジブリメドレーな
どの曲を楽しくレベルの高い演奏で披露しました。3年生男女有志に
よるダンスも共演し、拍手喝さいを浴びました。昼の時間には総合文
化部による野点(お茶会)も行われ、優雅な所作で訪れた人たちをお茶
とお菓子でもてなしていました。
午後に行われた合唱コンクールでは、どの学級も表現力の豊かな合
唱で、歌声で心と心を繋いで一つなったことを実感しました。審査結
果を待つ間には、地区独唱大会で優良賞を受賞した○○○○くんの「涙
そうそう」と○○○○さんの「おお ひばり」の演奏もありました。審査の結果、最優秀賞は 3 年 B 組
「虹」
、優秀賞は 2 年 A 組「君と見た海」、優良賞は 3 年 A 組「IN TERRA PAX」
、2 年 B 組「翔
る川」が獲得しました。最優秀指揮者賞は 2 年 B 組の○○○○くんが受賞しました。
最後に行われたのは生徒会引き継ぎ式でした。式では、生徒会役員や部長という役に就いていた3年生
から、これまでその役で頑張ったことや自分が後輩に託す思いを自分の言葉で語りました。感極まって涙
を流しながら語る生徒も多く、会場は感動で包まれました。1・2 年生とも、自分たちが伝統を引き継い
でゆくことをしっかり感じ取ったことと思います。
この日、全校が一つに繋がって、青藍祭を成功させることができました。ご指導いただいた多くの関
係者の皆様やご協力いただいたPTAの皆様に深く御礼申し上げます。また、たくさんのお客様においで
いただき、心より感謝いたします。ありがとうございました。
【生徒の青藍祭感想より】(一部抜粋・3年生男子)
(中略)学級の合唱はB組に負けたことよりも 2 年生に負けたことがくやしかった。今思えば 2 年生よりも
練習の量が少なかったと思う。今年は反省することが多かった。そして、一番の思い出が引き継ぎセレモニー
だった。部活では2年生によく助けられた。中総体前も3年生が2年生や先生にすごく迷惑をかけた。けれど、
中総体ではチーム一丸となれた。いろいろなことを思い出した。今年の青藍祭は3年間で一番思い出に残った。
楽しく青藍祭をできた。ようやく 2 年生に引き継いだので、今から受験に向けて勉強を頑張りたい。
県中学校新人大会ソフトボール競技が一関市東山町唐梅館
総合公園で行われました。本校は 1 回戦宮古第一中学校と対
戦しました。1 回表に 1 点を先制されましたが、その裏に俊
足の一番小田嶋選手のバントヒットを足がかりにすぐに追
いつき、3 回裏には 2 点を挙げて勝ち越しました。しかし、
4 回と 5 回に1点ずつ返されて同点に追いつかれました。金
中は最終回にチャンスをつくり、2 アウト 2・3 塁から 1 年
生○○○○○選手の内野ゴロが 3 塁手のエラーを誘い(本人
は「アウトになる」と思ったそうです)
、4-3で劇的なサ
ヨナラ勝ちを収めました。2 回戦は過去優勝 3 回を誇る強豪
▲劇的なサヨナラ勝ちで喜ぶ金中ナイン
東和中学校と対戦しました。東和中はわずかな隙も見逃さず、着々と得点を重ね、結局 12-0 で 5 回コ
ールド負けを喫しました。大会後、○○○○キャプテンは、「1 試合目は個人個人が持ち味を出して、連
携もしっかりできました。2 試合目は強い相手に完敗でしたが、最後まであきらめずに打とうとしました。
課題はどんな相手でも右打者は強く打ち、左打者はバントなどができるように細かい技術を磨くことで
す。
」と話していました。地区大会から意欲的に練習を行い、指導していただいている久保コーチも「攻
守とも大きな成長が見られた」と驚くほどでした。冬に鍛えて春には一層の飛躍を期待しています。
10 月 31 日(水)1~3校時に、3年A組が家庭科の学習の一環で金
田一保育所さんを訪問して、ふれ合い体験を行いました。まずは、
2・3 歳児、3・4 歳児、5 歳児のクラス別に三つに分かれて、園児たち
に自己紹介とあいさつをしました。保育士さんから説明とだっこの
仕方など指導を受けた後で、散歩や外遊びなどで園児とふれ合いま
した。最初は、緊張してなかなか子どもへ近付けなかった生徒も、
園児一人が近付いて手をつなぐと次々と生徒の回りに他の園児も集
まり、自然と一緒に遊び始めました。
「子どもとの関わりがどの生徒
もよくできていた。
」と保育士さんからお話をいただきました。核家族化で小さい子どもをあやしたりす
る機会が少なくなってきており、生徒にとって貴重な体験となりました。ご協力いただいている金田一
保育所さんには心より感謝いたします。3年B組の保育実習体験は 11 月 7 日(水)に行われます。
二戸市小中音楽会に参加しました
10 月 24 日(水)に第 40 回市内小中音楽会が二戸市
市民文化会館大ホールで開かれ、本校から3年生 46
名が代表して出場してきました。市内のどの学校も
レベルの高い演奏でした。特にも仁左平中学校は全
校生徒 40 名が最後の音楽会ということで有終の美を
飾るべく、気持ちのこもった合唱を披露しました。
本校も「大地の歌」
「FIGHT」の 2 曲を表現力豊かに
歌いあげました。特に「FIGHT」はまとまりがあって
素晴らしく、会場から大きな拍手をいただきました。
【審査委員の講評より】
きちんとまとまった音楽で、とても力強く歌い上げている。全体的にパワフルで素敵でした。曲想
をとらえて、ていねいにまとめ上げている。女声の歌い方もとてもよい。男声もよく歌っている。
ピッチがくずれないようになるともっとよい。(表情に楽しさがもっと表れるとよし。)