平成28年度1学期終業式 式辞実録 (7月20日) 1学期が今日で終わります。 1 年生は,期待と不安の中で始まった中学校生活でしたが,たった 3 ヶ月半で,随分成長しましたね。辛いことにも我慢して、良く励ん でいる成果です。校長として本当に嬉しいです。しかし、入学式の ときに僕が皆さんに言った、「幼い心を捨てる」については、残念 ながら何人かが、小学生のような発言や行動をいまだに繰り返して いますね。 今は、周りの友達は、一緒に笑ったりしてくれているかもしれま せんが、成長している友達は、実は心の中では「なにやってんだ」 と、残念がっているはずです。 早く、その幼い心を手放すことができればと、大いに期待してい ます。2学期に向けて励んでください。 2 年生,3 年生もそれぞれ中堅学年,最高学年として、確実に成長 してくれていると感じています。特に3年生、体育祭は見事でした。 ありがとう。夏休みが終わると、文化祭がありますね。リーダーと して活躍の場が待っています。 1 年生が、「やっぱり先輩はすごい」「あんな先輩になりたい」と 思わせる、自発的な行動を期待します。2学期に向けて更に励んで ください。 5 月には森源太さんが、あきらめないことの大切さを、みんなに本 気で伝えてくれましたね。 できるか、できないか。駄目か、駄目でないかは、自分が決めて いるのです。皆さんには、そしてあなたには、驚くほどの能力があ ります。しかしその能力のスイッチを入れるのは親でも先生でもな く自分です。 夏休みは、こうした自分の体のスイッチを入れる、絶好の機会で す。そのために、何かにチャレンジしてください。無理だと思うこ とのほとんどは、やればできます。例えば夏休み中に本を50冊で も100冊でも読むことだって可能です。 できるかできないかを考えるより,どうやったらできるかを考え て、夏休みを迎えてください。 今日の終業式の式辞の最後は,読み聞かせをします。 ★日本一心を揺るがす新聞の社説 3 「命の使い方を知った人生の旅」を読み聞かせ このお話は、みやざき中央新聞の社説です。図書室の校長先生お 薦めの本コーナーにある、「日本一心を揺るがす新聞の社説」とい う本の中にあります。 この話の最後に登場する、古市佳央さんが、皆さんのために 8 月 26 日 に 廿 日 市 中 学 校 に き て く だ さ い ま す 。 全 校 登 校 日 で す 。 楽 し み にしていてください。 それでは,健康には十分気をつけ,くれぐれも事故にあわないよ うに有意義な夏休みを過ごしてください。 2 学期,元気な皆さんに会えることを心から楽しみにしています。 終わります。
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