生体分子を解析する手法

PH-3-Ⅲ-02
生体分子を解析する手法
担
斉藤
当
者
一般目標
(GIO)
到達目標
( SBO s )
事 後 学 習・
復 習 等
オフィスアワー
必修
1 単位
貢一
授業の形式と各回の内容
授業の形式
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
後期
生体分子、化学物質の姿、かたちをとらえるために、それらの解析に必要な方法に関する基
本的知識と技能を修得する。
【クロマトグラフィー】
1. クロマトグラフィーの種類を列挙し、それぞれの特徴と分離機構を説明できる。
2. クロマトグラフィーで用いられる代表的な検出法と装置を説明できる。
【分光分析法】
1. 紫外可視吸光度測定法の原理を説明し、生体分子の解析への応用例について説明できる。
2. 蛍光光度法の原理を説明し、生体分子の解析への応用例について説明できる。
3. 赤外・ラマン分光スペクトルの原理と、生体分子の解析への応用例について説明できる。
4. 電子スピン共鳴(ESR)スペクトル測定法の原理と、生体分子の解析への応用例について説
明できる。
5. 旋光度測定法(旋光分散)、円偏光二色性測定法の原理と、生体分子の解析への応用例につ
いて説明できる。
6. 代表的な生体分子(核酸、タンパク質)の紫外および蛍光スペクトルを測定し、構造上の特
徴と関連付けて説明できる。(知識・技能)
【核磁気共鳴スペクトル】
1. 核磁気共鳴スペクトル測定法の原理を説明できる。
2. 生体分子の解析への核磁気共鳴スペクトル測定法の応用例について説明できる。
【質量分析】
1. 質量分析法の原理を説明できる。
2. 生体分子の解析への質量分析の応用例について説明できる。
【X線結晶解析】
1. X線結晶解析の原理を概説できる。
2. 生体分子の解析への X 線結晶解析の応用例について説明できる。
【相互作用の解析法】
1. 生体分子間相互作用の解析法を概説できる。
薬学に関連した実践的分野における分析化学であると認識して、前向きに勉強を進めてくだ
さい。「分析技術の臨床応用」とも関連が深いことから、両方の科目を照らし合わせながら学習
を進めることが望ましい。
講義は、基本的に復習することなく理解できるように進めていきますが、理解不足なところ
はサブノートやテキストを活用してください。また随時質問を受けるので疑問点を残さないよ
う事後学習を行うことが望ましい。
講義のある曜日(金曜日)の 16 時から 18 時。メールによる質問・相談は随時受け付けます。
受 講 心 得・
準備学習等
回
第 3 学年
項
講義形式
目
内 容
クロマトグラフィー(1)
クロマトグラフィー(2)
分光分析法(1)
分光分析法(2)
分光分析法(3)
分光分析法(4)
分光分析法(5)
分光分析法(6)
核磁気共鳴スペクトル
質量分析
X線結晶解析
相互作用の解析法
まとめ
クロマトグラフィーの種類、特徴と分離機構
クロマトグラフィーの検出法と装置
紫外可視吸光度測定法の原理
蛍光光度法の原理
赤外・ラマン分光スペクトルの原理
電子スピン共鳴(ESR)スペクトル測定法の原理
旋光度測定法(旋光分散)、円偏光二色性測定法
生体分子(核酸、タンパク質)の紫外および蛍光スペクトル
核磁気共鳴スペクトル測定法の原理と生体分子の解析への応用
質量分析法の原理と生体分子の解析への応用
X線結晶解析の原理と生体分子の解析への応用
生体分子間相互作用の解析法の概要
演習問題
成 績 評 価
の方 法
成 績 評 価
の基 準
教 科 書
萩中
参考書 など
「生体分子を解析する手法
定期試験の成績および受講態度で成績を評価します。
定期試験の点数が原則 60 パーセント以上を合格とする。
淳「ベーシック薬学教科書シリーズ
分析科学」(化学同人)
講義用サブノート」