IoT技術研究会の設立に向けて ~現状の理解

IoT技術研究会の設立に向けて
~現状の理解~
2015/5/28
キャッツ株式会社 プロダクト事業本部 竹田 彰彦
JASA 状態遷移設計研究会 委員長
スキルマネージメント協会(SMA) 理事
東京工業大学 大学院理工学研究科 通信情報工学 非常勤講師
http://www.ric.co.jp/expo/iotm2m/
2020年、500億、
194兆円の経済価値
組込み産業はデバイス屋で済ます?
Google、amazonに持って行かれる?
2
数の違い?
M2Mは閉じた世界
IoTはオープンな世界?
3
M2Mのまともな定義が出てきた。
アクションを自動実行
4
違いはない?
バズワード化には同意
でも単なるはやり言葉として流せない
メディアはバズワードで記事を書き、
ITベンダーはバズワードで集客す
る
http://qiita.com/toruuetani/items/cb85781e127b2959c1c3
5
監視システム、プラント制御
これはIoT?,M2M?
新しくない、閉じたシステム
人を介在しない
⇒M2Mくさい
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スマートバス
スマートシステムのセンサー追加
は、GWで管理する。
GWが大事だと言っている。
7
Thingsは物理的なものにとらわれ
ない?
要するに情報か?
ちゃんと定義されてるの?
8
IoTからM2Mに進化する。
状況把握からモノと人の通信までがIoT
モノ同志の通信、自律稼働がM2M
9
初めて、サービスらしいものが事例で
出てきた。
これは、IoTだな。
10
拡張やメンテナンスの問題
あるあるだよな~
11
そうそう相互ネットワーキング
System of Systems?
IotはビジョンでM2Mは実現手段?
http://www.ogis-ri.co.jp/rad/r-01iotc.html
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モデルに見えてきた
Thingsやmachineはモデル化
する必要がありそうだ。
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結局、IOTって何?
クラウド視点
独自解釈
ビジネスモデルの違い
:
ビッグデータ=
サーバーの使用量
JASAで議論するのは、
③のEdge Computing以下
の階層
https://daue6ehqissah.cloudfront.net/breakouts/2014/H-ARC-01_Cisco-IntelIBM_FINAL.pdf
デバイス視点
情報の鮮度、粒度
電力確保
拡張、保守
:
デバイス視点で
IOTを定義
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IoT技術研究会の設立に向けて
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結局、どうなのよ?
IoTとM2Mは同じ?違うの?
このまま、勝手な解釈で言いの?
ちゃんとした会話ができるの?
システムが作れるの?
・クラウド側は情報を集めたい、
ビッグデータからはそのうち
何かが見えてくる。
・デバイス側は、情報を渡せば
何かいいことが起こるはず。
• まずは、バズワードに流されないで、
イメージを共有しよう。
⇒サービスとか構成を・・
• そして、モデルで表現しよう。
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IOT技術研究会
http://iot-jp.com/
・国際標準?の勉強会からスタート
・OICのメンバーとしてIIOTが参加。⇒OIC状況のヒアリング。
・IOTの7レイヤが公開されているはず。
・IICの活動紹介(watchしておく)
まずは、専門の有識者を招いて、
セミナーを打つ。
●IIOT:OIC状況
●シスコ:IOT7レイヤ
(注)プロトコルの議論はしない。
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思いをぶつけて議論しよう。
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IOTとM2Mは、M2MはIOTに包含される?IOTの進化型がM2M?
Things=もの=センサー+無線タグ?、情報がもの?
Machineも「もの」?アクチュエーター(制御)がついたもの
スマートxxは、machine?全てインターネットを介した会話?
センサーネットワークとは ⇒ センサーとインターネットの接続?
インターネットを介さないで、センサー同志、機器同志が会話する必要
はないの?

センサー間の相互ネットワーキング、それも異種の・・
などなど
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イメージ(サービスと構成)で共有しよう。
GW
GW
GW
GW
・セルの中にいろいろなセンサーが配置されている、これらのセンサーは逐次verupされて増
設されたり、劣化して故障したりする。基地局の位置にGWがある。
・センサー情報(外部路面などor車の状況など)から、車に制御をかける場合は?
・車車間で追尾するシステムはインターネットを介するの?
・ADAS(Advanced Driving Assistant System)は?
・遅延はどこまで許容できるの?誰が設置するの、保守するの?
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モデルで共有しよう
IoT/M2Mに向けたモデル連携(モデル間インタフェースの研究)
・センサーやマシーンをモデル表現する。モデルの分類。
・同一モデルのI/F、異なるモデルのI/F検討
・モデル間I/Fとして、最低限交換すべき情報はなにか?
⇒IoTの世界では、急激に新たなセンサーが増設される。
たぶん、古いver/故障などはメンテされずにそのまま放置される。
システムとしては、放置センサーは切り離して無効化したい。
しかしながら、それをクラウド側で制御するのは無理。
必然的に、センサーが、もしくはセンサー同志が自律的に行う必要がある。
⇒IoTベースのセンサーネットワークは、細胞のように自発的に淘汰される
構造をもつ必要がある。(増殖は工事が伴うが・・・)
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IOT技術研究会
JASAとSMAが合同でWGを立ち上げる
【目的】
・IoT/M2Mを定義しよう
・IoT/M2Mのアーキテクチャを議論しよう
⇒ものの観点、情報の観点、レイヤの観点、サービスの観点・・・
⇒拡張性、検証、ツール化の観点・・・
・thingsやmachineをモデル化しよう
・モデルの連携、融合/分離/隔離/廃棄の仕組み
を議論しよう
・必要なスキルを検討しよう
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混沌とした、バズワードに流されないで、
組込み業界(日本/JASA/SMA)から、
IoTを定義し発信しよう。
 一緒にIoT/M2Mを議論しませんか?
 研究会への参加、協力をお願いします。
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「 IoT技術研究会の設立に向けて」
2015/05/28 発行
発行者
一般社団法人 組込みシステム技術協会
東京都中央区日本橋浜町1丁目8-1
TEL: 03(5821)7973 FAX: 03(5821)0444
URL: http://www.jasa.or.jp
本書の著作権は一般社団法人組込みシステム技術協会(以下、JASA)が有します。
JASAの許可無く、本書の複製、再配布、譲渡、展示はできません。
また本書の改変、翻案、翻訳の権利はJASAが占有します。
その他、JASAが定めた著作権規程に準じます。
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