命 草 - 株式会社シナノ電子技研

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電子部品製造のシナノ電
子技研︵松本市、武田覚暦
ネット化︵IOT︶分野へ
社長︶が、モノのインター
本格参入する。センサーか
ら得られる情報をサーバー
く、センサーを遠隔制御で
経由で受け取るだけでな
自で開発、販売を始めた。
きる双方向のシステムを独
受注につなげる。
製造業向けのシステム構築
IOTのシステムは、設
ー、センサーが感知したデ
備に取り付けられたセンサ
ータを送るゲートウェイ
と、データを受け取るサー
バーをインターネットでつ
鶴長
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シナノ電子チ支研
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専用のアプリで見られる。
ンサーを取り付ける場所も
る﹂︵武田開智取締役東京 備 に 取 り 付 け た セ ン サ ー や
が見込めるためだ。現在設
せ、同社はアプリに適した ス テ ム に し て 、 顧 客 が 全 国 多い大規模なシステム受注
る。アプリ開発は専業に任 も応用した。﹁汎用的なシ
ど必要な機器を提供する。
システム構築とセンサーな に広がるビジネスに育て
から、設備の稼働状況や作
電子機器受託製造サービ 営業所長︶ため、3月から 作業員のウエアラブル端末
ス︵EMS︶が主力の同社 開発を始め実用化した。
第1弾として年内に神奈 業員の動きなどをデータ化
のサーバーやパソコンも開 川県内の保育園に園児を見 し 収 集 す る サ ー ビ ス を 準 備
だが、以前は自社ブランド
サー機器費用︶が350万
発していた。2012年に 守るためのシステムを構築 し て い る 。 初 期 費 用 ︵ セ ン
ゲームセンター向けに、ゲ する。気圧、気温、風向・
ーム機にセンサーを取り付 風速など6つのデータを常 円 、 シ ス テ ム 利 用 料 が 1 カ
響を及ぼしそうな数値に達
通年1月期の売上高は1
け、無線でコインや硬貨の 時収集し、園児の健康に影 月5万円とする予定だ。
ンサー、ゲートウェイの初 力のEMSは﹁作業賃収入
すると親に警報を出す。セ 億 5 0 0 0 万 円 だ っ た 。 主
期費用は如万円で、サーバ が中心なので、売上高が伸
今後は工場の生産管理シ
という。IOT事業はシス
テム構築と必要な機器も販
得を目指す。温度や二酸化 む。3年以内に同事業で年一
開発したIOTシステム 炭素︵CO2︶の濃度など 間 売 上 高 5 億 円 を 目 指 し た
ノ
はM2Mストリームの技術 集めるデータが幅広く、セ い 考 え だ 。 二 丸 忠 靖 ︶
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ア
異状を感知する温度設定を という機能も内蔵してい
システムでは、センサーが 要 な ﹁ ダ イ ナ ミ ッ ク D N S ﹂
例えば製造業の生産管理 操作を円滑に行うために必 た実績もある。
えられるようにした。遠隔 を開発、全国⑩店に納入し ステムなど製造業の顧客獲 売 す る た め 売 上 高 が 膨 ら
トフオン︵スマホ︶端末の 操作でセンサーの設定を変 す る ﹁ M 2 M ス ト リ ー ム ﹂
データはパソコンやスマー ある。同社は端末から遠隔 売上金集計などをしやすく 1カ月5000円だ。
なぎ構成する。サーバーの 製品によって変える場合も 投入数などの情報を集めて ーなどのシステム利用料は びにくい﹂︵武田取締役︶
双方向型でIOT参入
シナノ電子技研が
開発したIoTシ
ステムに取り付け
るセンサー
野
2015年11月101](火曜U)
日本経済新聞